つまらない住宅地のすべての家|NHK夜ドラ見逃し配信/公式フル動画を1話から無料視聴する方法！再放送日程や感想も井ノ原快彦主演

刑務所からの脱獄犯が近くにいるかも！と見張りをするという話はわかるような気がしますが、脱獄犯は女性ですしそこまで凶悪な感じがしないのに…という違和感がありました。丸川さんの正義感だけで突っ走っているような気がしますが、このことからご近所さんたちのいろんな闇が判明していくところは面白そうな気がしています。特に丸川家も実は奥さんが家出してしまったという大きな問題を抱えており、その事情が明かされる過程が楽しみです。松山さんの秘めた恋の行方も気になっています。

この話がドラマの「となりのちから」に似ているなと思いました。主人公の丸川の周りはいろいろな事情を抱えている人が多く、今回の逃亡犯の事件でそれぞれの事情がぱれて、かえって近所の人とのつながりが出来てよかったのではないかと思いました。また、サスペンス要素もあり、それぞれが秘密を抱えている気がします。今週はそれぞれの家の紹介や事情を知ることで終わってしまいましたが、来週はどうなるのか楽しみです。また、京野ことみさんが出ているのが懐かしかったです。

埼玉県のごくありふれた住宅地に、刑務所を脱獄してきた女が現れるかも？！ということで、これまで殆ど没交渉だった地域住民をあつめて監視体制を作ろう、という自治会長のウザい中年男を井ノ原快彦さんが演じており、その絶妙な”ウザさ”を軽妙に作り上げています。地域住民も、ごく普通でありながら、どこかクセのある人物ばかり。まだ第一週、4話のみなので、一時間ドラマだと第一話が終わったところ、でしょうか。登場するキャラクターの全ての概要がうっすら見えてきた程度なので、今後の展開がすごく楽しみです。しかし、設定で埼玉県の”つまらない住宅地”として登場するのが実際に上尾の住宅街なのですが、埼玉県民として「つまらない」と言われてもそれをさらりと受け止める寛容さは、やはり埼玉だからこそなのだなと思って観ています。

埼玉のありふれた”つまらない”住宅地に、もしかしたら脱獄した女子受刑者が逃げ込んでくるかも？！という情報に自治会長の冴えない中年男が立ち上がりました。ちょっとめんどくさくてウザいその男丸川を演じているのが井ノ原快彦さん。彼の呼びかけで、これまで当たり障りない付き合い未満の関係だった住人達が関わりあうことで、見えてこなかったものが浮かび上がってきます。ミステリー仕立ての日常系ドラマです。その脱獄犯は目的を達成することができるのか…そして、なぜ彼女はその町を目指すのか…原作はありますが、あえてドラマでその結末を見てみたい、と思わせる良作です。

自治会長の丸川さんはいい人なんだろうけど、息子がいうように空気がちょっと読めてなくて他の家の人たちをどんどん巻き込んでしまってるなーと思いながら見てます。最初は単調なドラマだと思っていましたが、だんだん各家庭の秘密やその人がどんな人なのかわかってきて13日放送の回の頃には来週が楽しみになってました。どの家にもクセがありそうな気になる人物がいるのですが一番気になっているのは、三橋家。二階に誰かいそうですが南京錠がいつも出てくるので怖くも感じます。

丸川の明が奥さんの職場に行ってしまうあたり、やはり奥さんのことが気になって仕方ないのでしょうね。松山さんがようやく山崎さんを煮込みのお店に誘ったのに弟が来て2人きりになれなくて本当にかわいそうでした。丸川の息子くんが日置さんのお父さんのお見舞いに行く、というのを明が全力で拒否するところは彼の固定観念がかなり強いところをうかがえるようでした。三橋家の息子が引きこもりのようですが、両親が何を考えているのかわからず不安で仕方ありません。

埼玉の片隅の”つまらない住宅地”に少しずつ脱獄囚の日置昭子が近づいてくる気配が濃厚になってきて、自治会長の丸川（井ノ原快彦）は周囲を巻き込んで大騒ぎを始めます。それまでほぼ没交渉だったはずの住人達は少しずつ言葉を交わし、見張りに参加することでお互いを知るようになっていく、という序盤が描かれていました。年齢も性別もバラバラな人々は、一見穏やかに暮らしているようでいて、その内面には様々な問題や葛藤を抱えていたのです。その背景を少しずつ小出しにするように、丹念に描いているのは巧いなぁ、と思いました。ことに、まだ脱獄のその目的も定かではない日置昭子を演じている菜葉菜さんが切迫した表情で懸命に逃げる姿がとても良いです。なぜ彼女が罪を犯したのか、少しずつ判ってくるのでは、というミステリアスな展開が始まりました。来週も楽しみにしています。

明が奥さんのことをあきらめきれず、職場まで見に行ってしまうのがはたから見たらストーカーまがいだということをまさか真下さんから気づかされるとは思いませんでした。そしてやっと三橋さんのお宅のお子さんが登場してきましたが、どうして閉じ込めようとしているのかがまだ明かされていないのでそこが今気になっています。あとは長谷川さんのお宅はというか長谷川さんのおばあさんはなぜあれほど頑なに協力しようとしないのか、逃亡犯の日置と何か関係がありそうなのでそれもきになっています。

つまらない住宅地のように見えて各家にそれぞれ問題や悩みがあるようで、自分に置き換えたりしてヤキモキしながら見ています。脱走犯の脱走理由や子供を監禁するらしき夫婦離れていった奥さんとはどうなるのか？とか長谷川建設と日置照子の関係とか増々目を離せません。結局見張りを通してご近所さん達が仲良くなっていきそうなのが良いですね。部屋を貸してるおばさんが夜食に作ってくれる揚げそばが美味しそうで作ってみたくなりました。

脱獄犯の接近にしたがって住宅地のなかでは住人たちが次第に密接になっていき、それぞれの抱えている問題や過去が詳らかになっていく様子が丁寧に描かれており、好感が持てます。大人には大人の事情が、子どもには子供の悩みが…一回15分という短い時間に凝縮されていて、毎回小さなクライマックスがやってくるのも良いですね。井ノ原快彦さんがクソ真面目で頑固でこだわりが強くて、めちゃめちゃウザい自治会長を演じていますが、凄く巧い。そこまで顔芸しなくても！と思うほどの表情が面白くて好きです。

少しずつ住宅地の人たちの問題も明らかになり、いろいろ複雑だなと思いました。山崎さんが実は住宅地を離れて移住を考えていることをしった松山さんが必死に口説こうとしているところがほっこりしました。２人にはうまくいってほしいです。矢島のお母さんがあそこまで白い服にこだわるのかとても気になりますね。長谷川さんと逃亡犯日置さんとの関わりも判明しましたが、彼女が刑務所から逃げたことが長谷川さんの会社と本当に関係しているのか判明していくところが楽しみです。

丸川家を始めとして、その住宅地に住む人々の暮らしや人間関係が次第に明らかになってきました。夫婦、親子の問題がじわじわと描かれてきて、一見平和に見える住宅地に隠れていたさまざまな人間模様が詳らかになっていきます。さらに、逃亡犯の日置昭子の実家と過去にトラブルがあったらしい長谷川家…そこに、昭子の脱走の理由が隠されているのではないかというところまでが描かれていました。昭子は徒歩で、しだいに”住宅地”に迫ってきています。おそらく物語はちょうど半ばです。毎日続きが気になって、ついつい見ちゃうんですよね。

主人公の丸川が妻の苑子に息苦しいと言われるのは丸川が人のことに首を突っ込みすぎるからではないかと思いました。また、今回は逃亡犯の日置の父が長谷川小夜が経営する長谷川建設に仕事を取られたため、倒産したという話が出てきましたが、日置が長谷川に復讐しようと思っていないと私は思いました。それから、警備員の松山はスーパーの店員の山崎のことが好きだと思いました。だから、山崎に移住してほしくないのだと思います。

一見平凡なつまらない住宅地に見えてそれぞれが実は問題を抱えてて脱走犯の見張りを回り番ですることで親しくなってゆく様が面白い。放置されてる姉妹にまわりのおばさん達が気遣う。孤独だった寡婦がお世話で生きがいを見い出す。丸川さんの奥さんのような人は多いんだろうけど真面目に頑張って来ただろう夫が理不尽な目に合ってるようで嫌な気分になる。一番気になるのが可愛い姉妹を妙に見つめる引きこもりの男。幼女を複数人殺害したあの犯人にソックリで何をやらかす気なのかハラハラする。長谷川家と日置家の関係も気になるし松山さんの片思いは成就するのか?とか最後まで見るつもりです。

日置の過去が少しずつ明らかになっていって、ストーリーにも動きが出てきてだんだん面白くなってきたなと感じました。ですがまだ何か住民それぞれに秘密というか何かありそうな雰囲気が感じられて今後の展開も楽しみだなと思います。なんだかんだ住民が見張りに参加しているのも面白いですし、それによって住民同士の繋がりも強くなっていっている、関わりが持てているというのが逃亡犯のおかげというのが皮肉めいていてなかなか面白味があるなと感じられました。

それぞれの家庭の問題が少しずつ明るみになってきましたが、特に大柳さんの矢島家を見る視線がどういう意図なのかが気になっています。日置が白衣を盗んで病院に忍び込んだということはお父さんに会いに行きたかったんでしょうね。自治会で集まって日置のことを通報すべきか、と話し合い、「ルールを守らないと」という責任感がある丸川さんと、日置をかばいたいという真下さんの対比が考えさせられました。真下さんもいろいろ思うことがあったんでしょうね。

長谷川家の小夜は逃亡犯の日置の父を陥れたわけではなく、競争で工事を勝ち取ったことを話していましたので、うわさは恐ろしいなと思いました。でも、小夜が近所の人に歩み寄る姿勢が出てきたのは少しは変わったのだと思います。また、日置が白衣を盗んだりして、父に会う計画を進めていく中で、日置を見た真下が日置の思いを遂げさせてあげたいというのが日置の境遇が他人事でないと思うからで、そういうのは自分にもあるよなと思いました。

日置さんが脱獄してお父さんのところに会いに行った理由が「そんなこと？」という梨木さんと同じ反応をしてしまいました。でも彼女にとってはそれほど重要なことで決死の覚悟だったのでしょう。盗んだスマホにたまたまいとこが出るなんてかなり偶然でしたが、彼が「俺のランドセルを買ってくれたのは昭子ちゃんなんだ」という言葉がとても心に響きました。日置も根っからの悪人ではなさそうなので心が痛む思いです。ご近所さんが全員集合してこれからどうなるのか楽しみです。

逃亡犯の日置が日置の父から２１年前の父の工事の見積もりが誰に漏れたのだろうと思いました。また、日置の刑務所の囚人の峠坂は誰に手紙を渡してほしいのだろうと思いました。それから、主人公の明は明の息子の亮太と立ち聞きのことでけんかしていましたが、亮太は自分のことを心配してくれて本当は嬉しかったのだと思いました。また、日置と日置のいとこの野島が落ち合うことで明の近所の三橋らが息子を監禁しなくてよかったと思いました。

普段あまり接点のないありふれた住宅街であっても、一つ一つの家にはそれぞれのストーリーがあり、困り事があり嬉しいことも起こっているということに気付かされました。家庭の中では困った存在であった三橋家のヒロキ君が親の知らないところで友達を作りその友達から頼りにされているという事を知った時の両親の嬉しそうな表情、ヒロキがリアルの世界でネット上の友達と対面した時のうれしそうな表情が印象に残っています。やはり人というのは、他者とのつながりの中でこそ安心と充足感を得るものなんだなぁと思いました。

日置さんがみつかり自ら出頭したのは案外あっけないと思いました。三橋さんの息子ひろきくんが外出してしまいどうなるかと思いましたが、彼が成長した姿を見ることができて両親ともに変わることができたようですね。峠坂さんの娘さんへの手紙が直接届けることができてよかったです。日置が真下さんに「逃げているときが一番自分らしかった」という言葉が印象的でした。何かの目的のために走り抜けることが彼女の人生では少なかったのかもしれません。丸川家の夫婦の問題は結局も元に戻ることはなかったのですが、以前よりは理解し合える仲になれるといいなと思います。

毎回、15分ほどの短いドラマでしたが、楽しかったです。最初はほとんどつきあいのなかった、ご近所どうし、それぞれの秘密がドラマの中では少しづつ明かされ、また距離が近づいていくところが私が最近みなかった類のドラマで次はどうなるんだろうと思いながら見ていました。まあ、こんなうまいこといかないとは思いますがいいなあと思いました。ちょっと、逃亡犯がきたから当番を決めて見張りをしようという話は強引だし現実にはありえなさそうですが…。日置昭子と真下さんのその後とか、山崎さんと松山さんの恋（？）の行方とか、後日談が気になります。。

主人公の明の息子の亮太が亮太の母の苑子に会いたいと思うようになったのは人とのつながりが大事だと気付いたからではないかと思いました。また、明の近所の山崎は移住する先を松山のところに決めたのではないかと思いました。それから、明の近所の三橋も三橋の子供のひろきが亮太と一緒にゲームのイベントに行くようになってよかったです。また、明の近所の真下は真下の同級生の日置を「いつまでも待っている。」と言ったのが真下は日置のことが好きだったんだと意外でした。