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鎌倉殿の13人|見逃し配信/公式フル動画を1話から無料視聴する方法!再放送日程や感想も

鎌倉殿の13人見逃し配信を無料視聴する方法

この記事にはプロモーションが含まれています

2022年1月9日(日)から放送が始まった小栗旬(おぐり しゅん)さん主演NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』。三谷幸喜さんが脚本を務めることでも注目を集めていますね。

こちらの記事では『鎌倉殿の13人』の第1話から最新話までの見逃し配信/フル動画を無料で視聴する方法を紹介していきます。

ひまわりくん

鎌倉殿の13人コメディ要素もあっておもしろいね!

たいようさん

大泉洋さんの源頼朝役もハマってるね♪

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目次

大河ドラマ『鎌倉殿の13人』見逃し配信/公式フル動画を視聴する方法

NHKの大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の見逃し動画を視聴できるのは、下記の2つです。

NHKプラス
・NHKオンデマンド

NHKプラスは総合・Eテレの番組を放送中から放送後1週間、無料で見逃し配信を見ることができるサービスです。

無料で視聴するにはNHKの受信契約者もしくはその家族である必要があります。民放の見逃し動画を見られるTverのようなサービスです。

ただNHKプラスは放送後、1週間経ってしまうと見れなくなってしまいます。そこでおすすめなのがNHKオンデマンドの『まるごと見放題パック』になります。

『まるごと見放題パック』は990円のサービスなのですが、無料でお試しできる方法があります。

それは『鎌倉殿の13人』を、

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大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の見逃し動画を無料で視聴する手順を画像付きで解説!

ここからは画像付きで『鎌倉殿の13人』を無料で視聴する手順を説明します。

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③決済方法を選択し送信すれば、U-NEXTのアカウント登録が完了

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STEP
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U-NEXTにログインし、視聴したいNHK作品を選択します。

まるごと見放題で視聴できる作品には「NHKパック」の表示があります。

「▷〜を再生」をクリック

「NHKまるごと見放題パック」を選択し、990Pを利用すれば、無料トライアル中に0円で視聴できます。

「NHKまるごと見放題パック」は登録日から月末までの契約になるので注意が必要です。

もし無料トライアルで解約する予定であれば、早めに「NHKまるごと見放題パック」の自動更新の解除をしておくことをオススメします!


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ひまわりくん

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たいようさん

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ひまわりくん

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たいようさん

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ひまわりくん

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ひまわりくん

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たいようさん

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ひまわりくん

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たいようさん

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大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の出演者・キャスト

鎌倉殿の13人の出演者・キャストをご紹介します。

北条一族

  • 小栗旬 /北条義時
    伊豆の若武者(主人公)
  • 坂東彌十郎/ 北条時政
    義時の父
  • 片岡愛之助 /北条宗時
    義時の兄
  • 小池栄子 /政子
    義時の姉
  • 宮澤エマ/ 実衣
    義時の妹
  • 宮沢りえ /りく
    公家・牧宗親の妹。時政の後妻。
  • 田中なずな /くま
    りくの侍女

源氏・奥州

源氏

  • 大泉洋 /源頼朝
    鎌倉幕府初代将軍
  • 菅田将暉 /源 義経 (九郎)
    天才軍略家
  • 太田恵晴 /千鶴丸
    頼朝と八重の息子
  • 野添義弘 /安達 盛長 (藤九郎)
    頼朝の従者
  • 江口のりこ /亀
    頼朝の愛妾
  • 迫田孝也/ 源範頼
  • 金子大地/ 源頼家
    頼朝の嫡男
  • 南沙良 /大姫
    頼朝の愛娘

鎌倉

  • 栗原英雄/ 大江広元

東国源氏

信濃

  • 青木崇高 /木曽 義仲
    頼朝のライバル
  • 秋元才加 /巴御前
    義仲の愛妾
  • 市川染五郎 /木曽義高
    義仲の嫡男、大姫のフィアンセ

甲斐

  • 八嶋智人 /武田信義
    甲斐源氏の棟梁

平泉

奥州

  • 田中泯 /藤原 秀衡
    奥州の覇者

坂東武士

伊豆・伊東家

  • 新垣結衣 /八重
    義時の初恋の人。伊東祐親の娘。
  • 浅野和之 /伊東祐親
    義時の祖父
  • 山口祥行 /河津祐泰
    伊東祐親の長男
  • 竹財輝之助 /伊東祐清
    伊東祐親の次男
  • 梶原善 /善児
    伊東祐親の下人
  • 芹沢興人 /江間次郎
    伊東祐親の家人
  • 坪倉由幸 /工藤祐経
    伊豆の武士
  • 高岸宏行 /仁田 忠常
    伊豆の武士
  • 吉見一豊 /堤 信遠
    伊豆の実力者

相模国の武士

  • 佐藤B作 /三浦義澄
    三浦党の惣領
  • 山本耕史 /三浦義村
    義時の盟友
  • 横田栄司 / 和田 義盛 (小太郎)
    義澄の甥
  • 國村隼 /大庭 景親
    坂東の大物
  • 山口馬木也/ 山内首藤 経俊
    相模の有力武士
  • 阿南健治 /土肥 実平
    相模の豪族
  • 中村獅童 /梶原景時

武蔵

  • 中川大志 /畠山 重忠 (次郎)
    武蔵の若武者
  • 佐藤二朗 /比企 能員 (藤四郎)
    武蔵の有力武士
  • 堀内敬子 /道
    比企能員の妻
  • 草笛光子 /比企尼
    頼朝の乳母

上総

佐藤浩市 /上総広常

下総

岡本信人 /千葉常胤

京・朝廷・平家

朝廷

  • 西田敏行 /後白河法皇
    日本一の大天狗
  • 鈴木京香 /丹後局
  • 矢柴俊博 /平知康
  • 山崎一 /牧宗親
    りくの兄

平家

  • 松平健 /平 清盛
    平家の総帥
  • 小泉孝太郎/ 平 宗盛
    清盛の後継者

頼朝の協力者

  • 杉本哲太 /源行家
  • 小林隆 /三善康信

市川猿之助/ 文覚
謎の僧

  • 大野泰広/ 足立遠元
  • 新納慎也 /阿野全成
  • 米本学仁 /工藤茂光


鎌倉殿の13人の見逃し動画はこちら /

大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の放送概要と再放送情報

鎌倉殿の13人の放送概要はこちら!

NHK大河ドラマ
鎌倉殿の13人

2022年1月9日〜
毎週日曜
総合:20:00〜20:45
BSプレミアム・BS4K:18:00〜18:45
公式HP>
公式Twitter>
公式Instagram>
wikipedia>

スタッフ

【作】
三谷幸喜
【音楽】
エバン・コール(Evan Call
【ロゴ】
佐藤亜沙美
【語り】
長澤まさみ
【3Dマップ】
シブサワ・コウ

再放送情報

再放送
NHK総合:毎週土曜日
午後1:05〜1:50(13:05〜13:50)
NHK BS4K:毎週日曜日
朝8:00〜8:45


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大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の感想

鎌倉殿の13人放送前の感想や見どころ

特に小池栄子演じる北条政子が、今まで小池政子がなぜいなかったのかと思うほどしっくりくるキャスティングだと思いました。むしろ年齢的にも今が最もこの役に相応しいといったところでしょうか。風貌、キャラクター、どこを取ってもぴったりだと思います。大泉洋扮する頼朝とのシーンがどのように展開されるか楽しみです。大泉洋さんは真田丸のときもしっかり者の妻役の吉田羊さんととてもいい夫婦役を演じておられたので、そういう関係性がうまくはまる方なのだと思います。
【見どころ】
近年、大河ドラマは戦国時代と近代の繰り返しだったので、まず鎌倉時代というのが新鮮です。三谷幸喜氏の脚本であれば、独特のウィットに富んだ台詞回しでドラマがテンポよく進み、ぐいぐい引き込まれていくことは間違いないと思います。三谷作品おなじみの顔ぶれも多く、安心して見られると思うので、今からとても楽しみです。
40代女性

大泉洋さんと小池栄子さんが夫婦役を演じるということで、番宣でも楽しくトークしていたのでどんな夫婦になるのかとても楽しみになります。また、ナレーションを長澤まさみさんが担当するようで、今まで演者として見てきた女優さんなので、楽しみの一つになりました。新垣結衣さんも大河初出演というのも話題性があり、あまり時代劇では見た事がないのでどんな演技を見せてくれるのか期待しています。
【見どころ】
脚本が三谷幸喜さんということで、ストーリーの展開が予測できない部分やどんなところにコメディー的要素をプラスしてくるのかが楽しみになる感じで1分1秒見逃すことが出来ないドラマになる感じがします。また、出演者の豪華さにも驚かされ、主演の小栗旬さんがどんな北条義時を演じていくのかもとても期待したいと思っています。
50代女性

久しぶりに面白そうなタイガドラマになりそう駄。やはり戦乱や時代の節目に関するドラマが良いようだ。特に源平の入れ替わりと言う大転換期の話は面白いのではないか。一つ気になったのはキャストに大泉洋が起用されていることだが、彼のキャラクターが時代劇に合うものか疑問だが、彼の新しい時代劇での能力に期待したい。
【見どころ】
日本の転換期ともいえる鎌倉幕府の成立を扱ったドラマであり、日本の成り立ちが理解できる番組になる。三谷幸喜の脚本ならば面白いに決まっている。時の政権も生みの苦しみを必ず伴うもので、鎌倉幕府も長く続いた平安時代の終わりを告げる戦乱を経て誕生したわけで、明治維新までの武家政治の幕開けとなるものとして興味深い。
60代以上男性

三谷幸喜脚本ということで、どちらかというと重いというより適度に軽いエンターテインメント性の高い大河ドラマになると思うので、重苦しい雰囲気が漂う令和という時代に観るに相応しいと思います。相変わらずタイトルのネーミングも絶妙で、鎌倉殿とは将軍のことですが、彼をどういう個性あふれる面々が取り巻くのだろうと思わせてくれます。小池栄子の北条政子役はピッタリのキャスティングです。
【見どころ】
平安鎌倉期はあまり馴染みのある時代ではありませんが、朝廷から武士へと権力が移行していく日本史においてかなり重要なポイントとなった時代です。脚本は三谷幸喜なので、彼がこの時代をどう彩るのか楽しみで、きっと成功すると思います。キャストはさらに期待を抱かせる顔ぶれで、特に注目すべきはほぼテレビに馴染みのない歌舞伎界の重鎮・坂東彌十郎。彼が主人公である北条義時の父として重要な役をどう演じるのか見ものです。
40代男性

第1話「大いなる小競り合い」:2022年1月9日放送の感想・一部ネタバレあり

歌舞伎役者の坂東彌十郎さん演じる父上は存在感も抜群で、なおかつコミカルな演技もお茶目で今後の活躍に期待したいと思いました。当初、大泉洋さんの源頼朝への配役は意外であり、どのように頼朝を演じるのか気になっていましたが、すっかり独自の頼朝像が出来上がっており、違和感なく受け入れることができました。男臭い武士の社会の中で、小池栄子さん演じる北条政子や新垣結衣さん演じる八重といった女性達の存在は、非常に重要だと思いました。二人ともそれぞれ個性のある役柄ですが、これから女性としてどんな風に時代を生き抜いていくのかが大変楽しみです。
30代女性

頼朝の時代でも生活があったと思わせる描き方が面白かったです。義時の姉の政子役の小池栄子さんが、一目惚れした頼朝に、色目を使って誘惑したり、義時の父の時政が、京で美人の妻を見つけてきたと自慢するくだりなど、それらを知った義時役の小栗旬さんが困り果てたり呆れる表情がなんとも良く、生活感がにじみでてました。一方で、流された頼朝が置かれた弱い立場や周りに煙たがれる存在であったこと、そして、平清盛や義経がどのような状況にあるか全体感がわかる説明もあり、複雑な登場人物をしっかりと伝えてくれて、初回として非常にわかりやすい内容で楽しめるました。
50代男性

「真田丸」に引き続き、三谷幸喜監督の大河ドラマだったので楽しみにしていました。政子が頼朝の注意を引こうと蹴鞠をするシーンや頼朝から政子のことを聞かれた義時の返事は面白かったです。「真田丸」同様、会話のテンポが良く一瞬たりとも見逃せないと思いました。平家の世の中をひっくり返すことに現実味を感じられない主人公が今後どうやって頼朝と接近していくのか、子供を殺された八重がどうなってしまうのかは個人的に気になったので、次回以降も見ていきたいです。鎌倉、室町時代はあまり好きではないのですが、史実としてではなくドラマとして楽しめたらいいなと思いました。
20代女性

北条義時の人物像をよく知らなかっただけに平家の治めていた世の中になんの不満もなかったのに情熱家の兄の宗時の勝手な思惑で源頼朝と繋がり世の中を変えていったとは驚かされました。捕らわれて監視されている不遇の頼朝のイメージだったのに憎い相手である伊藤の娘の八重とイチャイチャしていたとはビックリで、更に義時の姉の政子ともイチャついてしまう呆れた諸行にはイライラさせられ、八重を密かに想う義時の心中は複雑だと感じられるのに、頼朝を助けてしまう行動を命懸けでする度量の大きさには感心させられ、逆に歴史上名前が大きく伝えられる頼朝は品の有るように見せかけたダメンズだなと思いました。
30代男性

NHKの大河ドラマと言えば、これまでは重厚な感じがしていました。 特に時代が古いものはそんな風に思っていましたが、 『鎌倉殿の13人』は重厚というよりも軽妙という方がいいような感じで、 良い意味で、ドラマが進むにつれて観ているこちらの肩の力が抜けて行きました。 それにしても、源頼朝の大泉洋は顔が「頼朝顔」だ!と笑ってしまいました。 登場人物の中にいたお笑い芸人「我が家」の坪倉が体をぼりぼりと掻く様子は、いかにもと感じました。 政子を演じる小池栄子の達者な演技も楽しく見ることができました。 これからのドラマの展開が楽しみです。
60代以上男性

第2話「佐殿の腹」:1月16日放送の感想・一部ネタバレあり

源頼朝に翻弄されるみなさんが滑稽でもありかわいそうでもありました。義時が頼朝と政子がふたりで湯河原にでかけたことを知り、行ってきまーすー!と出ていくところは舞台のようで面白かったです。特に今回は彼を今でも思ってる八重がかわいそうでしたね。今回は八重のところにまさか政子が乗り込んでくるとは、かなりの覚悟と根性がないとできないことだと思いました。新垣結衣さんのはかないかわいさと小池栄子さんの気の強い美しさが対比になっているように感じました。いろんな事態が起きているのに義時のお父さんは後妻のことばかり気になっているのはちょっとかわいかったです。
40代女性

北条義時の存在感が徐々に出てきた感じがしました。八重との別れは即ち伊東家と別の道を歩みそれに代わって北条と今後命運を共にする展開になるなと強く感じさせました。政子の自分が頼朝を支えていくのだという強い意識も十分伝わってきて今後激動の時代を頼朝と北条氏は進んでいく事になるなとドラマを見ている人に感じさせてくれる展開のうまさを感じました。ドラマの最後で源頼朝が不退転の決意で今後の事を進めていく自分の理想を義時に語る決意そしてその決意を真剣に受け止めようとする義時の姿に誰しもぜひ続きをみたいというストーリー仕立てになっていていいドラマに仕上がっていると感じました。
50代男性

第1回の放送を見た時は、セリフがあまりにも現代的過ぎて、少し違和感があったのですが、2話目ともなると早くも慣れてきました。また、源頼朝の本心が最後の方で分かり、いよいよ物語が本格的に動き出す気配がして見ているこちらはわくわくしてきました。印象的なシーンは、政子が伊東家の八重を訪ねて、二人で話すシーンです。政子がどういう意図でこういう行動に出たのか分からず、だからこそ想像の幅が生じて、ドラマを見終わった後、あれこれと思いめぐらす楽しさを味わえました。あとは、頼朝の人間観察力というか人を見極める目の鋭さには驚かされました。しかし、彼の生い立ちを考えればそうならざるを得なかったことも十分考えらえるので同時に納得もしました。義時の正直さも良いと思います。みんな頼朝に気を遣ったり、腫れ物に触るような扱いをするのに、義時だけが「(うちから)出て行って下さい」と率直な物言いをしたので、それで頼朝も彼にのみ本心を打ち明けたのでしょう。来週以降が一気に楽しみになりました。
30代女性

非常に印象的だったのがラストシーン。のらりくらりとしている頼朝だったが、実は平家の世に腸が煮えくり返っているようなラストシーンでの発言は印象的だった。また、頼朝の心内を知った上、挙兵の意思に関して、頼朝に「兄にも言うな」と念を押された義時が「はっ」と力強く頼朝に承諾の返事をするのは心がアツくなる。ここで始めて頼朝と義時に厚い信頼関係が結ばれたようだった。この場面以外では、政子が八重に頼朝への想いを断ち切らせる説得シーンは凄かった。一歩も引かない政子が後に尼将軍と言われる男勝りになる片鱗を見せてくれたような気がした。
50代男性

最後まで観終わった後の感想が「うわあ、義時がすっかり頼朝にたらしこまれてしまった!」でした。頼朝が平家を打倒するためには北条の力が必要でそのために政子と縁を結ばねばならないということは、政子に本気で惚れたのではなく政略結婚したいということですよね。「義時、それでいいのか?」と問いたくなりました。八重との縁では伊東を後ろ盾にすることはできなかったから「もう一度会いたい」という八重にも頼朝は会おうとしなかったんですよね。八重は子供を殺されたことを知らないままで格下の従者に嫁ぐのだから不憫でなりません。でも八重はある程度頼朝の「後ろ盾が欲しかった」という真意を見抜いているようですね。八重や政子に慕われるほど頼朝って「いい男か?」と疑問に思います。これは都人効果なんでしょうか。
50代女性

第3話「挙兵は慎重に」:1月23日放送の感想・一部ネタバレあり

冒頭で飢饉があったというナレーションがあったにも関わらず、狩りなどをして生活しているのはなんだか楽しそうでした。いろいろあった頼朝ですが、結局政子と結婚し娘まで産まれていてびっくりしました。父の時政も後妻のりくさんからにおいが‥と言われてしまったところはウケました。平清盛の勢力が増して後白河法皇の権力も薄まってきたタイミングで頼朝の夢枕に出てきたところが怖かったです。後白河法皇の怨念のようなものを感じました。タイトルの「挙兵は慎重に」という通り、頼朝が兵を上げるのにいろいろ思案しているところが印象的でした。それを焚きつけるようにする政子もまたすごいですね。
30代女性

今回はいよいよ源頼朝が挙兵に向けて突き進む過程を描いていたためドラマ自体に緊張感がありました。さらに頼朝の慎重な性格が描かれていたのに少し驚きました。以仁王の令旨が来た時点で挙兵するかと思いましたが、協力者の源頼政の人望のなさに気が付き挙兵を一時見送る慎重さを見せます。今回のドラマで、、かなり冷静な頼朝に対して、挙兵を促す北条宗時や政子の対照的な動きも描かれていました。今回の注目ポイントは北条義時だと考えます。領民の数を推定し、動員兵力を割り出す理論的な側面を持つ義時がいずれ頭角を現す事になりそうな雰囲気がドラマから伝わってきました。
50代男性

平家につく大庭景親と伊東祐親、頼朝に旗揚げしてもらいたい若者たちとそれぞれの密談が対照的でしたね。女性たちも頼朝が決起したいと見抜いている政子に時政に名をあげてもらいたいりく、父の言うなりになるしかない八重と女も色々あるんだという描かれ方でした。八重を北条の館と川を挟んだすぐ近くに住まわせるなんて、そこまで追い詰めたら娘が自殺するとか祐親は考えないんでしょうか。頼朝と政子と娘を眺める八重に満面の笑みで手を振る政子は「何を考えているのか」と言いたいところです。八重の嫉妬が相まって娘に危害が与えられる危険性だってあるかもしれないのに、そんなこと政子は考えないんでしょうね。時政の貢物がいもやきゅうりやなすって「農民同士のおすそわけじゃあるまいし」と突っ込んでしまいました。
50代女性

今回のタイトルは「挙兵は慎重に」と言うことで、以仁王の挙兵の令旨に揺れる源氏の渦中が描かれてました。源氏の棟梁源頼朝を演じるのが大泉洋さん、脚本が三谷幸喜さんとあってこれまでの各話は掴みどころのない作品だと感じていましたが、大事にあたって勢いや場に流されずドライな決断をする源頼朝は本格派歴史ドラマとしての迫力とリアリティが十分で一気に引き込まれてしまいました。個人的に秀逸だったのは新垣結衣さんの演技隣家の団欒を寂しそうに見守る様子は胸が締め付けられるほどのリアリティがあり、史実を踏襲しながらも現代人の感情移入に配慮したこれぞ三谷大河と言える面白い回だったと思います。
30代男性

最もインパクトがあったのは、以仁王と頼政の謀反があっという間に制圧され失敗した後に、時政と義時が御機嫌を伺うために参上したものの、持参した野菜を足蹴にされ、2人が虐げられるシーンだ。2人の悔しさが滲んでいて、腸が煮えくり返る思いだろうが、そこを抑えに抑えている姿が印象に残った。面白かったのは、頼朝が寝ている枕元に現れた後白河上皇。コメディータッチのお笑いカットかと思いきや、このシーンは後に頼朝が言う「大義名分」の一因になると、これは伏線だったのかとの若干の驚きだった。ラストシーンでは慎重に慎重を重ねている頼朝がいよいよ挙兵かと思え、北条家をはじめ源氏側が一体になった雰囲気だった。本線とは別に、女の戦いも少々面白かった。父に命より伊東の下人と所帯を持つ八重が対岸の北条家を心配してみると、北条家では小さな子供と遊ぶ頼朝の姿、それを微笑ましく見守っている政子。政子は八重が自分たちを見ていることに気づくと礼を尽くすものの、最後にはドヤ顔をする点なども三谷幸喜作品らしさが見て取れた面白いところだった。
50代男性

第4話「矢のゆくえ」:1月30日放送の感想・一部ネタバレあり

男性陣が戦に向けて準備を進める中、女たちの動きもそれぞれでしたね。勝つことを前提に、その後に立てる屋敷について考えているりくのどっしりぶりには頭が下がりました。誰も何にも話してくれなかったと怒っている実衣には同情します。政子が何かできるか考えてしまうのは当然だと思います。八重は挙兵をめぐってのキーパーソンになっていましたね。義時が心を許して簡単に打ち明けてしまったことに呆れました。八重の立場からすると父と頼朝の板挟みになってしまうと予想できない義時はダメですね。義時は、八重が頼朝や政子を憎むとは露ほども考えなかったようで女心がわからない人ですね。期せずして八重に利用されてしまった形の江間次郎がかわいそうでした。
50代女性

前回の義時の兵の数の計算には見事だと思ったが、実際には兵がなかなか集まらないので観ているこちら側まで心配になりました。でも、もっと心配になったのは頼朝のメンタルの弱さ。総大将があれでは、命がけで無謀と思われる戦を仕掛けようとしている北条を初めとする人たちが可哀想すぎます。一方、八重の機転はかっこよかったと思います。最初は義時から聞いたことを父にそのまま伝えていたので、伊東佑親はそれも見越して川向うの江間の家に八重を北条の監視役として嫁がせたのかと思っていたのですが、義時の言葉に八重も心を動かされたんですね。その義時の言葉が坂東に生きる民を思う気持ちから出た正直な思いだったのはとても見ていて良いと感じました。この気持ちをずっと忘れずに義時には成長していって欲しいです。最後、義時たちの軍勢の一人が放った矢で始まった源平決戦の戦がどうなるのか。ネットとかで調べればすぐに分かるとは思いますが、ここはあえて調べず次回の放送を待ちたいと思います。
30代女性

義時の話していた頼朝に加勢するであろうとされた人数は3桁を遥かに越える軍勢となるはずだったのに、まさかの親族の寄り合いみたいな集合体となるとはビックリで、それも若々しさは全くなく、平家を打倒すると意気込んでいた宗時と父親の時政にいたっては多い人数と浮かれている姿に呆れてしまい、確かに平家の支配する時間が長かったために戦を忘れているのだなと感じました。頼朝もまだ慕っていた八重が挙兵を止めさせて自分の元に戻そうと画策した行動が浅はか過ぎて悲しく、頼朝と政子が上手くいっていると義時が話しても信じないとは恋の病に陥っているのだなと切なくなりました。義時の説得で八重の情報が情報を提供したことで戦いに挑む事になりましたが、あまりにも少ない人数でどこまでいけるのかと実際に現場に向かった義時の緊張感が高くなっているだけに心配な気持ちになっています。
30代男性

最も印象に残ったのは、頼朝の変わり身の早さだった。思ったように兵が集まらないので、義時が頼朝にお願いする形で頭を下げるように進言すると、そんなことできるかと言わんばかりの頼朝だったが、実際には「お前だけが頼りだ」と上手く何人も言いくるめる姿には義時も唖然としていたが、見ている私も笑えた。平家方についている伊東祐親の娘・八重に「頼朝挙兵」を口にしてしまう義時はやってしまったとの思いで見ていたが、最後には八重が矢文で挙兵すべき時を頼朝たちに伝えるのは注目だった。それから、挙兵の日取りを決める竹御籤の件では、北条時政の妻・りくも結構な策士で面白い人物だなぁと思った。
50代男性

源頼朝のイメージが変わりました。昔のNHK大河ドラマで描かれた頼朝のイメージは、義経に嫉妬する陰険なイメージがありましたが、このドラマでは大泉洋のキャラのせいか、笑える頼朝です。八重に子供を産ませておきながら、伊東祐親ににらまれたせいか、政子にちょっかいを出して、義時に、どちらを選ぶのかと怒られても、ひょうひょうとしているのが可笑しいです。又、平家討伐の挙兵をする気がないと言ってみたり、本音を明かさない掴みどころのないポーカーフェイスの表情にも大泉のコミカルなキャラが、にじみ出ています。4話では、いざ挙兵を決めても、兵が集まらず、頼朝が、土肥、宇佐美らの手を握って、頼りにしていると頼み込むのが、武将らしかならぬ、なりふり構わない姿なので、笑えました。
60代以上男性

第5話「兄との約束」:2月6日放送の感想・一部ネタバレあり

源平合戦がついに始まって、時政が敵を煽るつもりが、逆に煽られてしまっていたところが面白かったです。八重の頼朝への想いが切なくなりました…。後ろにも伊東の兵があり、頼朝の逃げ場が無くなってしまったところはハラハラしました。宗時があっけなく亡くなってしまったのが悲しかったです…。宗時はやたら頼朝挙兵を押し進めていたイメージが強かったのですが、北条の世を作りたいという思いで頼朝を利用していた、ということが分かって驚きました。タイトルの「兄との約束」を果たせる日が来るのか、次回もどういう展開になるのか楽しみです。
20代女性

山木兼隆を倒したとしてもあくまで伊豆の目代を打倒したのみで 平家に対抗できる勢力を確立したわけではない源頼朝にとり 大きな試練が待ち構えるというのが今回のドラマの中心となりました。今回の焦点は歴史的にも有名な石橋山の戦いが詳細に描かれて いたのがポイントだと考えています。またようやく鎌倉殿の13人衆に後になる梶原景時が登場し どんな形で頼朝と出会うのか興味がわいてきました。石橋山の戦いでは、敗北する頼朝。兵力の差を補えず、頼みにしていた三浦一族が悪天候で戦いに間に合わなかった 歴史的な事実をわかりやすく表現してくれている感じがしました。 北条宗時と北条義時の会話は、主役は源氏でも平氏でもなく坂東の武士たちであるという当時の武士の正直な気持ちを非常に適切に表していてると感じました。
50代男性

頼朝に再会した八重さんが嬉しそうでかわいかったです。「そう?」といって家に上がってしまう頼朝も頼朝ですね。。ついに戦が始まり、とても緊迫感ある展開でした。特に時政が相手を挑発しようとして挑発されてしまうところがおや?と思いました。戦に負けて森で身を隠していた頼朝にも夢枕してしまう後白河法皇の執念深さはすごいですね。これは毎週必ず出ることになるのでしょうか。ラストでのお兄ちゃんの死はぞっとしました。1話で子どもを殺した梶原善さんでなおかつ川だったこともあり、その時の恐怖が思い出されました。とてもかっこいいお兄ちゃんだったのにここでの死は悲しくて仕方ありません。
30代女性

毎回、後白河天皇が頼朝の夢に出てくるのが笑えます。もはやミニコント?と思っちゃいます。それにしてもせっかく敵から逃れたのに仲間割れしそうになって、ちょっと頼朝のわがままが過ぎる気がします。あきらかに北条家の力が必要なのに源氏の棟梁というプライドだけでは勝てないのをもっと自覚してほしいです。兄の三郎の本音はなかなか筋が通っていて良かったです。それだけに三郎が討たれたのが残念です。次回は三郎の死の知らせを受けて北条家内にひと悶着ありそうで気になります。八重と今の夫の関係も気になりますが、どう考えても八重の頼朝への想いが強いので言い負けてしまうのでしょうね。予告で政子と八重の対面もあったのでそれも楽しみです。
40代女性

最後は衝撃的な展開でした。終盤までコメディ部分、クスッと笑ってしまうようなシーンもあったので楽しい感じで見ていたのですが、主要人物であろうと思われてた方が亡くなってしまう展開になり、驚きました。少し前のシーンから死亡フラグ的なものたっていたので、まさかね、って思って見てたら本当に亡くなってしまうとは。主人公を奮い立たせる、いい意味でかき乱す存在だっただけに、悲しかったです。戦慣れしていない主人公がうまく描かれていた今回から、次週、死亡したことをうけてどう変わっていくのかが見ものです。今回は戦闘シーンも多く、大泉さん演じる源のコメディ部分とシリアスな部分を演じ分けていたのも楽しめた回でした。
30代男性

第6話「悪い知らせ」:2月13日放送の感想・一部ネタバレあり

少しずつ13人の御家人たちが登場している。梶原景時は台詞はなかったが、存在感は抜群だった。源頼朝の弱さがあまりにむき出しなのが少し気になるが、兄の死を悟った北条義時の覚悟が見えて、武家のトップへの道筋が現れたのを感じた。子どもをなきものにされた八重姫が今後どんな動きをするのか。源頼朝が北条義時のサポートで武士の棟梁へと上り詰めていく未来がしっかり見えてきた回だと思った。後白河法皇の存在を夢枕や幻影でしっかり表現しているのは今後への布石なんだろうと思う。戦は関東だけで起きているのではなく、その後の都での対立にも繋がっているということをよく表現されていると思う。
50代女性

片岡愛之助さん演じる北条宗時が討たれてしまったことを家族である北条時政・義時親子が知ることになるシーンで、悲しみの情が湧いてシリアスな部分も多かった放送回だと思います。そんな中、三谷幸喜さん脚本一流のコミカルシーンの中心を占めていたのは、今までも度々大泉洋さん演じる源頼朝の枕元に立っていた、西田敏行さん演じる後白河法皇でしょう。今回は相模から安房へ逃れる船上で一瞬現れかけた上、敗戦で一時は挫折しかけていたものの、最後に源頼朝がやる気を取り戻して諸将を前に再起の宣言をする時にも現れて大いに笑わせてもらえました。
30代男性

八重の息子が亡くなっていたことが分かり気の毒でした。政子たちに会いに来てたけど、もう自分の幸せを考えて?と思っちゃいます。甲斐の武田のところへ行った小四郎たちですが、父親が心が折れたと諦めたのは笑えました。頼朝を裏切りそうで裏切らない感じもどうなるか興味しんしんです。梶原が見逃してくれたのは意味ありげだったのでどんな伏線があるのかも楽しみです。兄の死が明らかになり、頼朝が仏像を取りに行けと言わなければと改めて感じました。やる気をなくしていた頼朝がせめてやる気になってくれたのが良かったです。今回後白河上皇はちょっとだけの登場だったので残念です。逃げる船の桶の水に映っているって考えた三谷さんさすが。
40代女性

頼朝は相変わらずの我がままのお坊ちゃんで、周りのみんなが頑張ってるのにへなへなしてるのが見ててだんだんイライラしてきます。ただ、それだけに義時や時政たち坂東武者たちの頑張りぶりがかっこよく見えます。今回は特に時政の戦闘シーンにびっくりしました。弓で義時が狙われてるのを知って、刀投げて弓の射手を倒しちゃうし……やるじゃん、父上って感じです。一方、新田殿が伊豆山からの帰りに北条館に寄って頼朝の観音像があったので持ってきてそれで時政と義時が宗時の死を悟るというのはすごくやるせない場面でした。また、八重がようやく千鶴丸がもうこの世にはいないことを知り、今後どのような行動をとるのかが気になります。あと、最後の方、上総広常という人物が出てきましたが、この人物の今後の動向も気になりますね。それから、ドラマ後のゆかりの地を紹介する大河おなじみのコーナーで今回初めて、石橋山で頼朝が隠れていたという洞窟が今も現存していることを知って行ってみたいなと思いました。このコーナーも来週はどこを紹介してくれるのかドラマと併せて楽しみにしています。
30代女

今回最も印象に残ったのは、宗時の死を知ってしまった時の父・時政と弟・義時のとてつもない悲しさを押し殺すような姿だった。そして「三郎(宗時)がやろうとしていたことをお前が引き継ぐんだよ」と義時に言う時政の言葉も身に沁みるようだった。相変わらずおどおどしている様子の頼朝で、負け戦に及び腰になるものの、「もはや佐殿の思いを超えてしまっている」との義時の言葉に「お前たちだけで何ができる、率いるのはわしじゃ」と奮い立つ頼朝の姿も印象に残る。ラストシーンでは今後のカギを握るだろう武者・上総広常の登場には目を惹かれた。また、本線とは別で、戦に大敗した頼朝が部下に自害の仕方のレクチャーを施されそうになるところは笑いを誘うところだった。
50代男性

第7話「敵か、あるいは」:2月20日放送の感想・一部ネタバレあり
50代女性

ドラマの最後に義経が登場してきてワクワクしましたが、兄の阿野全成も登場しましたね。二人ともなかなか曲者のようで、阿野全成の政子たちを助けようと「風を起こす」と仰々しく印を結んでおいて失敗して「今日は風は起きないようです。逃げましょう」というオチには大笑いしてしまいました。八重にも政子にも心底思われているというのに、頼朝はさっそく浮気をしていて「おいおい」と突っ込みたくなりました。しかも浮気相手の旦那に殺されかけるという間抜けぶりに対し、浮気相手の亀は「ついでに私の夫も殺して」と頼む始末で、見た目も性格も頼朝とお似合いなのかもと感じました。頼朝、戦以外でも色々と運がいい人みたいですね

50代男性

北条義時たちが、大軍団を持つ上総広常を引き入れようと一生懸命説き伏せているのに、当の源頼朝は、間男になって人妻と遊んでいてなんか真剣味が足りないなと思いました。その情事が、討ち入りから逃げのびることのキッカケになり、なんて、ラッキーな男です。そんな、間抜けな雰囲気なのに、大軍団を率いて遅れてきた上総広常にビシッと言う源頼朝は、さすが、器がでかいです。上総広常は、わざと遅れて、源頼朝の器を計ったという、その駆け引きが面白いです。そして、奥州から、ついに、源義経が登場してきました。劣勢だった源頼朝たち源氏がこれから勢いを増すと思うとワクワクしてきます。

20代女性

今回のお話では、頼朝が天に守られているという感覚が印象に残りました。頼朝が穴にいた時に見逃してくれた梶原殿も、頼朝側についてくれたらいいな~と思いました。これから先、味方についてくれるように期待してます。今回も八重がかわいそうだと思いました…。八重は報われて欲しいです…。全成が風を起こす!と言って九字を切ったのに失敗したところが笑いました。頼朝はまた新しい女の人を連れ込んでいてちょっと呆れました。でもそのおかげで夜討ちに合わなくて済んだなんて…本当に天に守られているんだな…と実感しました。最後の義経登場でテンションが上がりました!義経も、演じている菅田くんも大好きなので、次回が楽しみです!

50代女性

何といっても源頼朝と上総広常が対面する場面が最も印象に残った。平家方と源氏方を天秤にかけていた上総が遅参して頼朝の前に現れた時の頼朝の男らしい発言は、いつもの姿とは違い目を見張るようだった。その様子に器の大きさを感じた上総が「これで平家も終わったぞ」と声高らかに叫ぶシーンも沸き立つような思いだった。上総のその考えに至らしめた頼朝の運を味方につけているような姿も凄いと思わざるを得ない。しかしながら、戦の最中で命を狙われているという危険な状態にもかかわらず、気に入った女性・亀と床を共にする頼朝には「いい加減にしなさいよ」と叱ってあげたい気分だった。今回は上総広常を演じる佐藤浩市さんの演技、迫力が光る放送回だった。

30代女性


今回のお話は、上総介広常役の佐藤浩市さんが渋くてめちゃくちゃかっこよかったです!梶原景時も同じく渋くてなかなかでした。第7話は渋いおじさま方の存在が光ってたおじさま回でしたね。一方の頼朝は、何しとるんじゃいって感じでしたね。何の気まぐれか漁師の妻に手を出して、その夫に乗り込まれ、それに気付いて先に逃げていたのでその後やって来た大庭の味方の夜襲から逃れることが出来て、どれだけ運が良いのだか。そんな頼朝でもやる時はやるんですね。広常と頼朝の対面シーンは観ているこちら側も緊張したけれど、頼朝の堂々たる大将ぶり。結果、広常おじさまが頭を下げる羽目に。義時もさぞホッとしたことでしょう。2万の大軍勢も味方になり、義経も奥州を発ちました。いよいよ平家討伐が本格化しますね。楽しみです

第8話「いざ、鎌倉」:2月28日放送の感想・一部ネタバレあり
50代男性

源頼朝と武田信義は同じ源氏の名門として 妥協しつつ、どちらが源氏の棟梁として 全国の武士の先頭に立つか激しく争っていたのが ドラマからよく伝わってきました。 また源頼朝は確かに武家の棟梁だったわけですが、 源頼朝と上総広常との宴の席でわかるようにあくまで 坂東武者の協力があってこその頼朝だったのがよくわかりました。 多くの直属の兵を持っているわけではない以上、あくまで 武士たちが平家打倒に立ち上がるからこそ頼朝の存在が 際立ったという事だと考えます。また今回、梶原景時や、畠山重忠などさらに 頼朝の加勢が増えますます頼朝の勢力が拡大してきているのが よくわかりました。 

40代女性

みんなの力を利用しつつ、権力は自分がちゃんと握っている頼朝はやはりさすがです。プライドが高いけど、武田が今度は味方に付くことも見越していたし。それにしても義時の父への言い草はちょっと可哀そう。誰でも良かったって言うのは絶対に本人に知られない様にしてねと思っちゃいました。でもお互いに完全に信頼してない感じが面白いです。義経もなかなか豪快な人物で富士山や海に寄り道していてどうなることやらと思いました。今度は伊東側がピンチですが、八重も殺そうとしている父親は愛がこじれてる気がします。頼朝が気に入らないのは分かるけどもう少しお互いに折れていたらうまく行っていたのにと思います。

50代女性

いよいよ鎌倉入りを前に多種多様なメンバーで意思の疎通が難しい様子が非常にユニークに描かれていた。先週に続いて義経が登場しているが、自由奔放さと手段を選ばない非道さを合わせもつキャラクターが後々の悲劇を予想させる。武家の棟梁として意識が高くなっている反面、亀の前を鎌倉まで連れてきてしまう頼朝の二面性もよく描かれていたと思う。八重姫と北条義時のその後が非常に気になるラスト。源平合戦をどのくらいの期間で描くのかわからないが、丁寧かつスピーディーなストーリー展開が非常に面白く、次の放送まで興味が強く引き付けられるのは脚本家三谷幸喜氏の手腕だと思う

30代女性

頼朝の勢力が増えていよいよ戦が本格的になるなと思いました。菅田将暉さん演じる義経の爽やかな笑顔がたまりません!義時がいろいろと頼朝のために奔走して頑張っているのものの、頼朝がわりと自由な行動をしているのが気になりました。でもお父さんが義時に「佐殿に出会えてよかったな」と声をかけたように、彼にとっては人生を大きく変えた人に間違いないと思いました。頼朝が亀と逢びきしているために政子に会えないというのも彼らしいエピソードだと感じました。久しぶりに頼朝に会うためにきれいにしていた政子さん、本当にかわいくて女!という感じがしました。

50代男性

上総広常を味方につけて、坂東武者たちがどんどん加勢して源頼朝軍の勢いが増してくるのが生き生きと伝わってきます。平家側についていた畠山重忠を快く許し、先陣に立たせたのは、源頼朝が、若武者でかっこいい畠山重忠を先頭で見せることで、優雅に鎌倉入りをするという作戦だと思います。上総広常が先陣を取られて少しむくれて酒を飲みなながら、馬に乗る姿が、面白く描かれてます。源頼朝のうまさが光ったのはこれだけではありません。甲斐源氏の武田信義が、今度は簡単につくと見るや、北条時政でも大丈夫だろうと使者に送る時勢を見る力が凄いです。結局は、北条時政は、武田に会うのが嫌で、飲んだくれていたのですが、遅いと見るや、信頼の厚い北条義時を武田に送り込み、源頼朝軍を短期間に膨れ上げ、手腕の凄さが光った回です。

第9話「決戦前夜」:3月6日放送の感想・一部ネタバレあり
60代以上女性

平家軍が逃げ出したのは時政のおかげだった?!たくさんの鳥が飛び立ったのを源氏軍が攻めてきたと勘違いして兵を引いた。という説は聞いたことがありますが、ここは三谷幸喜の時政いじりのようにも感じます。北条親子が特に優秀でなく、人のいい庶民的な人々だったと描かれているのがこのドラマの面白いところ。カリスマ性のある頼朝に惹かれ、いつか付き従うようになるのが無理もなく思われ共感してしまいます。八重が襲われるシーンには緊張感がありました。相手が息子を殺めた善児なのも衝撃。しかし頼朝の子を産んだ娘がここまで許せなかったのかと祐親の心中を思うと重苦しい気持ちになります。現代の親子関係とはもちろん違うので同じように判断できませんが…。どこまでも明るい義経の登場は頼朝には吉事でしょうが、癖の強さを考えると義時の苦労がまた増えたかも?毎回怒涛の展開で目の離せない大河です。

50代男性

源頼朝から伊東祐親を倒せと命じらましたが、おじである伊東祐親をなんとか助けようと、北条義時が必死になって説得するが、伊東祐親も頑固でなかなか折れずに、切り合いになりながらも、二人の間に戦いたくないという絆のような信頼がとても伝わってきたシーンで良かったです。さらに、三浦義村も伊東祐親を親戚だからと体を張って守る姿がかっこよかったです。源頼朝には会わない約束だったのに、源頼朝を支えたいと頼んできた八重を、政子が心の中では快く思ってないのに、源頼朝の正室としてどんどん構えます。その前の弟である北条義時が必死で八重の願いを聞いてあげて欲しいと懇願した時の政子がヤキモチでブイブイ怒るシーンの次に見るとそのギャップで面白いです。

30代女性

善児さんが江間さんをサクッと殺してしまい恐怖を感じました。最期まで八重を助けようとしていて愛を感じました。政子が八重をかくまうことに対してめちゃくちゃ嫌な顔をしていたのがすごかったです。ふたりがまた対面して佐殿をお助けしましょう、と言い合う日が来るとは思いませんでした。この二人はまだまだ因縁がありますね。八嶋さん演じる武田がちょっとコミカルで面白かったです。義経が頼朝との再会シーンは感動というか、満面の笑顔の菅田将暉の怖さも表現されているようにも思いました。兄弟の証を何か、と言われて顔!似てる!と言った時はめちゃくちゃ笑ってしまいました。似てないですよね。

40代女性

殺されかけた八重でしたがなんとか無事で伊東の父も政子たちの口添えで許されたので良かったです。それにしても八重と政子のやりとりもなかなか見ごたえがありました。頼朝を通じての女の友情?が芽生えているのでしょうかね。義時も義時の父も坂東武者と頼朝の間で気を使って大変だなぁと感じました。ただ頼朝も戦いの中で孤独を感じているようで意外だなぁと思いました。義経との再会がありましたが、義経が涙を流して喜んでいるのに頼朝や義時がすぐに信用していないのは笑えました。最後は持参した手紙もあり信用してもらえ頼朝も喜んでいたので良かったです

60代以上男性

富士川の戦いの後、頼朝は追討軍を出し一気呵成に勝負を決めたかった。しかし、追討軍を出すことはできなかった。その理由は、兵站が十分に整っていなかったことにある。援軍の将たちのほとんどが、食料の確保が十分にできておらず、追うに追えない状況だったのである。今回の内容は、兵站の重要性に注目した。今までの大河ドラマでは、戦の場面は派手に取り上げ時間をかけて撮影していた。しかし戦をするためには、兵站が整備されていなければ始まらない。地味なことではあるが、腹が減っていては戦えないし、士気も上がらない。今回は、視点を変えてくれる内容で面白かった。

第10話「根拠なき自信」:3月13日放送の感想・一部ネタバレあり
50代女性

「経験もないのに、自信も無かったら何も出来ない」と言う義経。この変な自信過剰ぶりが後に禍を生むとは気づかずに。千葉上総介はいつも正しいと思えば、短気をおこして合戦を開始させてしまいました。亀の前の八重いじめと政子いびりが始まりました。八重はともかく政所の気に触ることをしてどうなるか私は知ってるので小気味いいです。イビっていられるのも今のうちです。これも全て頼朝が悪い。褥に亀の前を呼んで政子を裏切り八重を悲しませる。褥にいるのが政子なら八重も傷付かなかった筈なのに、頼朝の女癖が悪いのが1番の罪ですね。源氏と平家の争いと女たちと頼朝の恋愛。風変わりな弟の義経の存在。相変わらず誰が主演なのか分かりません。

40代女性

今回はたっぷり人間劇が見られました。戦いのシーンも見ごたえがありますが、細々としたところでそれぞれの個性が見られて楽しいです。りくも兄を教育係にして政子たちに作法を教えていて楽しそうでした。八重は亀に素性を知られわざと頼朝と亀が居る寝所にお酒を運ばされてましたが、政子とは会わない約束だったので断った方がいいのにと思いました。女の意地の張り合いは戦国の時代でも同じなんだなぁ。それにしても義経は一度も戦いに出たことがないのには驚きました。ただ戦略家ではありそうなのでこれから活躍しそう。プライドが高いところは頼朝と似てるかも。

50代男性

最も印象深かった場面は、源義経が軍師としてのずば抜けた能両区の片鱗を現した常陸国の佐竹と頼朝軍との戦が膠着状態になったところだった。誰も考えつかないような戦略を披露すると皆一堂に唸り、見ていても若いながらやるなぁとの気持ちになった。政子の膝枕を要求するエキセントリックな姿、若輩者なのにオレ様キャラのような口のきき方は若干カチンと来るものの、それをも凌ぐ才能の大きさに、彼は非常に魅力的に映る。それから仮御所にいる亀のいやらしさも印象に残る。八重の素性を聞き出して、頼朝と床を共にしているところに酒を八重に持ってこさせるといういやらしさに若干引いた。

40代女性

今回の見どころは数々あれど、わたし的には、亀のしたたかさというか意地悪というか‥。当初、八重をどうして佐殿に会わせようとするのか、もしかして、亀は、佐殿のことを深いところで本当に愛していて、佐殿どう八重の仲立ちをしようとしていたのかと思ってしまいました。しかし、八重が持ってきた御膳を受け取るときあの亀の顔ったら。今の言葉で言うと『マウントを取る』というのでしょうか?「してやったり」の顔。江口のりこさんの演技がとても光ります。やはり江口さんはこういう役どころでなくちゃ!と叫びたいくらいう「あっぱれ」でした。これからの女同士の闘いも楽しみです!

30代女性

今回は、平家との戦ではなく、坂東の平定が中心でしたね。佐竹氏は常陸の国を長く治めていたのは知ってましたが、源氏の流れに縁を持つとは知りませんでした。それにしても、義経は今回残念でしたね。せっかくいい戦略を思いついたのに上総介さんに手柄持っていかれてしまって……。彼が早く活躍出来る時が来るといいと思います。あとは、鎌倉の仮御所で色々ありましたね。亀さん、めちゃくちゃ意地悪。八重さんに対しても、政子に対しても。あれじゃ後で家をぶち壊されても同情出来ません。実衣さんは、頼朝の弟の一人とちょっといい感じの雰囲気でした。あの二人には、これから何か進展があるのでしょうか。色々と注目すべき人物が集結し始めて、人間関係も複雑になってきて、これからどうなるのかハラハラしてしまいます。

第11話「許されざる嘘」:3月20日放送の感想・一部ネタバレあり
30代女性

冒頭から義時が八重さんに結婚を申し込んで断られてしまいかわいそうでした。ボロ泣きしてる義時が愛おしくて仕方ありません。。いよいよ鎌倉御所ができて本格始動、という感じがしました。義経が兄弟の文を勝手に破り捨ててしまうところはゾッとしました。それを頼朝に咎められるところは少年のような印象でした。政子が男の子を産むように言われているところはその時の時代ならではというところだと思いました。父と兄のことで八重に声をかける義時が本当に優しくていい男だなと思いました。それなのにあっという間に殺されてしまうとは…。善児さんがまた暗躍しそうで怖すぎです。

50代男性

頼朝が平家討伐に京に向かわないことを不満に思うを通り超えて不貞腐れる義経の様子は子供のように思える。しかし、彼の中身の腹黒さを発揮した今回の放送だと思った。兄弟の義円をそそのかして、平家討伐にはやる源行家と共に京へ向け出立させるところ、そしてそのことを頼朝に黙っているだけではなく、義円の頼朝に対する文を破り捨て、証拠隠滅を図る様子は、まさに手段を選ばぬ悪行を感じることを禁じ得なかった。また、印象に強く残るのが、伊東の親子の様子だ。恩赦で祐親と祐清が放免され、一瞬ではあるが八重とも雪解けの入口に立った様子は安堵感があった。また、今まで厳めしい顔しかしなかった祐親が柔和な表情になるところも何だかホッとするようだった。しかし、その伊東祐親・祐清親子に舞っていた運命にはガツンと頭を殴られたような悲しい結末に胸を痛めた。

40代女性

話のオープニングですっぱり義時が八重にフラれてなかなか驚きの始まりでした。面と向かって断られたらたしかにショック大きそう。それでも自分のもらった元の所領に移らせてあげようとしているので義時は優しいです。誰かもっと良さを理解してくれる女性が現れてほしいです。それにしても兄の三郎を殺めた善児を捕まえたのに殺さずに伊東親子を殺害させるとは、なんだか腹立たしい気持ちでした。しかも梶原が部下にしてたしまだ何かやらかしそうで怖いです。清盛が亡くなったので大きく今後が動きそう。後白河法皇は権力戻ってきたので嬉しそうだったなぁ。

50代女性

義経が無邪気な狂気と才能を持った若者だと思っていたのですが、今回はブラックさ全開でしたね。「人を操るダークな義経の誕生か!」と心躍らせていたら、頼朝がすっかりお見通しでずっこけました。頼朝は義経を「息子のように思っている」と義経に告げていましたが、彼がどこまで本気だったのかと気になるところです。後半、頼朝は伊東親子を死に追いやるという冷酷さを見せただけに、兄弟でも心を許しているのか怪しい感じがあります。梶原景時は伊東親子暗殺といういかにも彼らしい役目を果たしましたね。暗殺実行者の善次は最後の最後に景時に殺されると思っていただけに、生きのこったことが意外でした。阿野全成の予言じゃ、生まれてくる頼朝と政子の子にとって凶な人物じゃないですか。先が気になります。

30代女性

ついに鎌倉に御所が完成し、坂東に武家政権の基盤が出来ましたね。でも、色んな人たちが集まって、なんだか人間模様が複雑になってきましたね。それぞれの思惑が絡み合い、なんだか不穏な感じ。見ているこちら側はハラハラしてしまいます。伊東佑親父子も結局自害を装って暗殺されてしまうし……しかも、下手人はかつての伊東の下男。彼がまだ生きているのが怖いです。しかも、梶原景時に今度は仕えることになったし。もしかしたら、あの男が、鎌倉幕府成立以降の頼朝の息子たちの死に関わって来るのではないか、そして、あの男の最後の主となるのが義時になるのではないか、そんな不気味な先読みまでしてしまいます。それはさておき、来週はついに亀の前事件ですね。どんなふうに描かれるのか楽しみにしています。

第12話「亀の前事件」:3月27日放送の感想・一部ネタバレあり
30代女性

頼朝の世継ぎをめぐって女性同士の戦いが繰り広げられるのが怖くて仕方ありませんでした。宮沢りえさんと小池栄子さんという圧の強い女優さんだからこそよりその怖さが伝わってきます。義時はふられたのに八重さんの面倒を見てあげているのに八重さんは鎌倉殿のそばにいたい、と言い出しており、もう義時が不憫で見ていられなくなりました。一方で頼朝の愛人問題はついに政子の知るところになりましたが、亀のことを「あの顔の薄い女ね」と怒るところはちょっと笑ってしまいました。怒って亀の家を破壊する義経たちにも恐怖を感じました。もとはと言えば浮気をした頼朝も悪いので、やりすぎたとはいえ義経とりくの兄を罰するところもちょっと独断すぎるなと思いました。時政も伊豆に帰る、といって出て行ってしまったのはコメディみたいでした。

50代女性

今回は痛快でした。「あの顔の薄い女」こと亀が調子に乗りすぎて、八重を傷つけ政子のプライドも潰した亀。まさかそれに義母のりくと義経まで絡んでいるとは思いませんでした。これは史実にあることでしょうか。義経はかなりの素行不良で大河ドラマでの『義経』とは全く違います。源氏の頭領なら側女を持っても構わないと開き直る頼朝に言うりくの言葉は更に痛快でした。これで更に頼朝、義経の兄弟がイヤになりそうです。これはドラマの罪です。北条時政が怒鳴ったのも痛快でした。時政が父親として政子を思うのは当然。これが本当なら武将としては失格でも父親として尊敬します。亀は男なら誰でも良いんですね。義時には早く八重を吹っ切って欲しいです。

50代男性

今回は、りく、政子、八重、亀と女の戦いが見どころだった。自分と夫の時政には思ったほどの事をしてもらっていないと感じているりくの策略は政子を困らせてやろう位の小さなものだったが、人の下世話な話は足が速く、大惨事を引き起こすまでなってしまうのは目を惹かれた。頼朝の態度に不満で鬱憤がたまっていた義経が亀の館の倒壊、そして引火させ全焼に導く生き生きとした表情が彼の狂気を漂わせていた。また、この件で大激怒した頼朝にも然り。弟であるが故、義経を謹慎とするが、義経を止められなかった、りくの兄・牧宗親に大鉈を振るう決断、家臣の者たちが止めようとするのも聞かずに怒りの通達には、義経と同様、頼朝にも狂気の沙汰を感じた。

40代女性

今週は、昔の昼ドラのように男と女のドロドロ劇でした。『鎌倉殿…』では、意外な内容まで史実に沿っているらしいので、今回の出来事も実際にあったことなのではないでしょうか。だとしたら、1000年程の時が流れても、愛憎劇って現代とあまり変わっていないのかな?と、思わず苦笑いしてしまいましたよ。確かに誰が悪いと言ったら、原因を作ったのは頼朝自身です。悪いことをしたという自覚があるからこそ、逆ギレ気味にあんなに激高したのでしょう。やはりこの辺も、現代人とはさほど違いがないように感じました。だからこそ今回の大河は、身近な気がしています。

40代女性

比企たちも加わり御所が都っぽくなってきた感じがします。比企尼にとっては可愛い頼朝なのでしょうね。それにしても亀の存在が政子に知れ大事になったので人の悪意が加わると本人が思った以上になるなぁと感じました。義母のりくも面白がってはいたけど、政子が浮気をされて不憫という気持ちはあったようで女心はほんと複雑だなぁと思いました。亀は上総にかくまわれているみたいだけどこれからどうなるのだろう。平六は亀を手に入れたら頼朝の上を行ったことになると謎の理論を持ち出していたので笑えました。上総が字の練習をしている様子が可愛かったです。

第13話「幼なじみの絆」:4月3日放送の感想・一部ネタバレあり
50代男性

鎌倉にいる源頼朝にとり 京都の平家の勢力と共に 同じ源氏の木曽義仲 さらには奥州にいる藤原秀衡の 動きがかなり気になっているのが 強く伝わりました。 今回は同じ源氏でもある武田信義が頼朝に、木曽義仲の動きについて 警戒すべきだと伝えた事から当時は、たとえ同じ源氏であっても 状況次第ではお互いが対立相手に なりえる厳しい時代であったのだなと よくわかりました。 当時のやり方が、身内から人質にとる 事で相手からの攻撃を防ぐ手法が行われていた事を考えると木曽義高が今回、 源頼朝と木曽義仲の間の紛争を 避けるため鎌倉に出向く決断をした事はやむ負えない事と思えました。 

30代女性

青木さん演じる木曽義仲と秋元才加さん演じる巴御前がかっこよくてとても目をひきました。これからの活躍がとても楽しみになりました。義時が八重さんの家に通いつめているのに八重には怖い、と言われてしまいちょっと不憫です。こんなに一途なのに振り向いてもらえないなんて…。坊さんふたりがお経?を唱えているところはかなりカオスでした。とてもインパクトがありました。義経が女性にもてあそばれているようなところがかわいくて仕方ありませんでした。頼朝が亀のところに会いに行ったら政子がいた!というシーンは笑ってしまいました。亀が政子につっかかるところは敵対心というより愛を感じていいなと思ってしまいました。

40代女性

義仲に会いに行くことになった義時たちですが、義経が比企の娘と一夜を過ごして寝過ごしていたので笑えました。まぁ、頼朝の謹慎が解けてないのに行こうとしていたので良かった気がします。また勝手に戦いを仕掛けてたら大変ですもんね。巴御前の登場もありましたが、強そうな女子でした。伊豆に立ち寄った頼朝の前に政子が現れたのは驚きでした。ただ亀が思った以上に文学的で女としての風格を見せつけていたのは驚きました。途中から政子が指南する感じになっていて館に戻って来たりするのかなぁとも思っちゃいました。あと八重のプチストーカーと化していた義時はラストでやっと真心が通じたのか八重に受け入れてもらえたので良かったです。

60代以上女性

源頼朝は、亀という妾にうつつを抜かし、舅に愛想をつかされるようでは、鎌倉殿としての面目丸つぶれです。御家人たちの心が離れていくのも、無理はありません。この先、上洛を果たすことができるのか心配になってきました。それに比べて頼朝の従兄弟の木曽義仲は、精悍で凛々しく感じました。これでは、源氏の棟梁の座を奪われかねません。巴御前役の秋元才加さんも、迫力があってかっこよかったです。義時は八重への思いが一途で、食料を持ってせっせと通うところが、いじらしかったです。でもやっとその気持ちは、八重に届いたようでした。

50代男性

ラストシーンは超感動的だった。頼朝を招き入れてもどちらでもよい、八重さんが嬉しそうでいてくれれば自分は満足だと伝える義時、そんな義時の健気さに心を開いたように「お役目ごくろうさまでした、お帰りなさいませ」と口にする八重、その言葉を聞いた義時が涙を浮かべ「只今帰りました」というところは最高のシーンだと思わずにはいられない。過去の放送回でこれほど感じ入ったシーンはなかった。また、木曽義仲の男気にも心打たれた。「自分を頼って来た者を無下にできない」と自分の息子・義高を人質に送り出す展開はハッとさせられる。それから亀の場面も印象的だった。今や御台所となった政子ではあるが、学がないことなどを指摘して、政子の考えや行動を諭すところはキリっと姿勢を正すような印象を受けた。

第14話「都の義仲」:4月10日放送の感想・一部ネタバレあり
20代女性

出演者や重要人物が少しずつ増えてきて、物語も進んできて戦場面が多く面白くなってきたなと思いました。ちょっとずつ周りの者たちが裏切ったり、好き放題したり、戦もうまくいかなかったり難題が続き、何かを犠牲にしながら立ち向かっている場面が多く、今週はいつもとシーンが全然違うなと思いました。これから戦が始まってしまうにあたり、上総介広常がキーパーソンになってくるんだと思いました。八重さんと義時のシーンは、義時は本当に八重さんのことが好きなのだなと優しさが溢れ出てるシーンは良かったです。来週が楽しみです。

50代男性

何といっても男気のある木曽義仲の悲劇が最も印象的だった。彼は義を果たすために忠実に動いているにもかかわらず、周りの人間のエゴでズルズルと敵視される沼に落とされ、最終的には身内の源氏に討伐されようという展開には辛いものを感じた。義仲のような人間がきちんと当時評価され、守られていたらとの思いが湧いてくるようだった。ラストシーンでは鎌倉が真っ二つに割れるような状態で、緊迫感があった。特に三浦父子のところで御家人たちが話し合いをするシーンでは、刀すら抜いての一触即発の状況には目を見張った。「鎌倉が二つに割れる夜が始まる」とのナレーションに、来週の放送は非常に興味深いと思った。緊張高まる放送回だったが、大姫の許嫁として源義高がお目見えになった時の北条政子の手のひらを返したような態度には笑えた。

30代女性

木曽がついに動き、平家を都落ちさせましたね。だけど、木曽の軍勢も結局は、統率が取れていなくて京での評判はがた落ち。武士というものがあの当時どれだけ都人に恐れられていたのかが分かりやすく描かれていたと思います。もしも義仲がもっとリーダーとして配下の者を束ねられていたら、或いは京での行儀作法をもっと知っていたらと思うと残念でなりません。一方、鎌倉では義仲の息子義高と頼朝の娘大姫が仲良く過ごしていて、それが微笑ましい光景でした。でも、まさか義高が蝉の抜け殻好きとは……。クスッと笑えるシーンでしたね。ただ、それだけに義仲と頼朝の軍勢が戦わなくてはならなくなってしまい、見ていて義高が切なくもなりました。更に、坂東の御家人たちにも不穏な動きがあって、色んな意味で次回どうなるか気になってしまいます。

50代女性

市川染五郎が演じる源義高がとても凛として美しく、可愛らしい大姫ともお似合いで微笑ましかった。この二人が迎える残酷な未来を今回の大河ドラマでどのように演出されるのかとても気になっている。また、頼朝の命で九郎義経が京の戦の先陣を切ることになったが、頼朝はこの時すでに九郎を遠ざけたい気持ちがあったのだろうか。待ちに待った出陣に自信満々で出かけていく弟を見送る頼朝の目が複雑で、印象的だった。鎌倉での静かな変動の時期に、小四郎の妻となった八重のおなかが大きく膨らんでいてびっくりしたが、八重の表情が柔らかくなっていて幸せそうでほっとした。

40代女性

なんか頼朝って器が小さい?と思っちゃいます。たしかに義仲は田舎っぽさ丸出しで政治には向いてないけど、それなりに朝廷側も扱ってお世話役つけたらよかったのに。義経が義仲を討伐しに向かったのを聞いて息子が義経が不憫と言ってのけるほどの強さがあるのに敵に回したらもったいないです。義経は頼朝への忠誠心を見せているけど、頼朝は自分が支配したいだけにしか見えないのでこれから裏切られたと思うようなことにならなければいいなぁと思っちゃいます。義時は八重と正式に結婚するみたいで良かったです。子供まで後半には授かったようだったのでいつの間に?と驚きました。

第15話「足固めの儀式」:4月17日放送の感想・一部ネタバレあり
20代女性

義時と八重が結婚できてよかったです。少しずつ頼朝のやり方に不満を持ち始めていて、作戦会議しているところが本心が出てきており生々しかったです。憎しみを抱いていることもあり、出演者の皆さんの表情などが勇ましく見えました。しかし上総介と頼朝が絆が深まり、御家人たちも結束が見えてきたかと思った矢先、最終的には上総介が殺られるとはどんでん返し過ぎて、酷すぎると思いました。サイコロをしている時と上総介が殺られる時の義時が悲しくて、観ていてこっちまで辛くなってしまいました。いつどこで人から恨まれ、殺されるか分からない時代があったのだと思うと怖くなります。そして佐藤浩市さんの演技は圧巻でした。

30代女性

今回は、衝撃的な話でした。以前、大江殿が言っていた「気になる事」というのは、上総広常のことだったのですね。確かに、彼が率いる大軍勢が加わったからこそ、鎌倉殿は力を付けたのだから、最もなことだとは思います。でも、あんなに好人物だったのに。義時も慕っていたのに。広常だって頼朝を認めていたのに。なんだか悔しいです。それにしても、広常を演じた佐藤浩市さんの演技、素晴らしかったです。あの最期の表情がものすごく切なかったです。そして、その死をぐっとこらえて見つめる義時役の小栗旬さんも見事なものでした。義時は、この広常の死をどう乗り越えて成長してくのでしょう。来週以降も見守りたいと思いました。

50代男性

鎌倉で起こるクーデター、これに纏わる駆け引きや裏工作、幾重にも張り巡らされた計画は見応えがあり、面白かった。コメディアンのような頼朝だったが、今回は彼の恐ろしさが最後に現れ、体をのけぞらせるように圧倒された。頼朝追放計画を着実に実行しようとしている御家人たち、それを裏から手を回すように自分の息がかかった上総広常や三浦義村などを送り込み、御家人を抑えようとする義時、この対立で事は終わると思っていた。しかし、最後には大きな衝撃が待っていた。御家人の動き、義時の動きを予測して頼朝と大江広元が計画していた「上総広常殺害計画」が明らかになった場面は非常に見応えがあった。また、今までの人のよさそうで、漫画のような頼朝だったが、今回の件では恐ろしい男だと思い知らされた。

60代以上女性

源氏同志の戦いに納得のいかない御家人たちが、源頼朝を失脚させようと企んで、謀反を計画しました。しかし、あろうことか、見せしめのために、上総広常一人を殺すというあまりに残虐な仕打ちはショッキングでした。上総広常という人物は、人間が大きくて立派な人に思えましたから、残念でなりません。謀反人というレッテルをつけられて、人の命が、これほど簡単に奪われたということは衝撃でした。平家を討伐するという目的を果たすために、上総広常が犠牲を強いられたように思いました。義時が言うように、鎌倉殿は恐ろしい人です。そこまでしないと、天下は取れないということなのでしょう。

40代女性

義仲が後白河法皇を人質にしたけど、働いたのにひどい扱いをしたので仕方がないと思っちゃいました。それにしても頼朝は策略ばかりで少しは人間味を見せてほしいです。万寿の儀式で義仲の息子は万寿をかばってくれたのに。てっきり謀反人の見せしめは彼だと思ったけど、まさか上総になるなんて。義時が上総に頼んだのも仕向けられていた感じでなんだか誰を信じていいのか混乱してきそうです。平六は冷静だけど、梶原はひとつ間違えば自分が殺されているかもしれないので何か思っていることがありそう。上総が残した書き物に頼朝のためにことが書かれていてほんと切なすぎます。政子が今後御家人たちのことを聞き入れてくれる感じはあったので良かったとは思います。

第16話「伝説の幕開け」:放送の感想・一部ネタバレあり
20代女性

冒頭で前回上総広常が殺されてから義時の失望感が見えました。八重さんの義時を送り出すところは妻として懐が広い人で義時を戦へ送り出す姿勢は頼もしいなと感じました。義経と義仲のお互いの作戦を立てながら相手の様子を伺うところは本格的に見えました。義経の戦に対しての強い思いと少し強行突破的なところは見ていて圧倒されました。また巴御前も義仲に対する生半可の気持ちではないのだと思いを強く感じました。義経に対して景時たちや兵たちと意見が合わなかったり不満を抱えたままで、それが今後の戦に対してどう命運が分かれるか気になります。

30代女性

ついに義仲打倒、そして平家打倒の戦が始まりましたね。戦となってからの義経は、活き活きしていて、観ているこちら側も興奮させられました。やはり源義経は、戦の天才ですね。多少、慣例破りなところはありますが、それも兵の消耗などを考えれば合理性があります。梶原景時は、その点について負い目を感じている様子。ですが、普通の人に考えつかない戦略を思いつくのが天才ですから、仕方がないですね。義経の戦略は時に後白河法皇まで巻き込み、しかし法皇さまも楽しそうで、快く義経の言う通りに動きます。結果、福原の平家軍は大打撃。この先、どのように戦が描かれるのか楽しみにしています。

40代男性

木曽義仲は番組ほぼ冒頭で退場となりました。そして一ノ谷の戦いになるのですが、後白河法皇に和議の手紙を出した上で攻めるだとか崖の上で馬から降りて馬だけ先に行かせて後から人間が降りるなど源義経の非常識とも言える手が炸裂します。作戦以外にも坂東武者以上の今日の粗さもあってか八幡大菩薩の化身と言われ敬われつつも恐れられ、策謀を巡らせる辺りが後白河法皇に気に入られるなどタイトル通り伝説のような活躍っぷりです。ただ自身が思うがままに活躍出来ていることからかこれまで以上の傲慢さが見えます。ここまで登ると後は落ちるだけとも見えるのが恐ろしいです。

50代男性

今回の放送は、何と言っても源義経の天才軍師としての姿が非常に印象的だった。御家人たちの中では名将との名の高い梶原景時すら寄せ付けないような奇策を打ち出す義経はもちろん凄いと思うが、凡人なら彼の歯に衣着せぬ言い方に忌々しく思ってしまうだろう梶原景時が義経の才能を素直に認める姿が心に残った。また、戦ができることで目を爛々と輝かせる義経を演じる菅田将暉さんの気がふれたとも感じられるような演技には目を惹かれた。そして衝撃的だったのは、自害を覚悟した直後に額を弓矢で射抜かれて亡くなる木曾義仲の姿だった。今回は北条義時の活躍の場がなかったなぁと思えたが、こんな放送回もあるだろう。

50代女性

前回の御家人騒動を引きずりつつ…の、始まりでした。上総介の最後は衝撃でしたから…思い出しても泣ける。そして今回こそ木曽義仲と九郎義経の対決が見られるのか?と思ったら、あっさり終わってしまいました。あれ?もう終わり?みたいな。義仲の見せ場は?巴御前はこのまま生死不明?と戸惑っているうちの平家討伐、福原です。ってか法皇さま、相変わらずタヌキです。そしてもう鵯越?って、あんなんでいいの?みたいな。まあ展開上、そこはあまり重要じゃないのかもしれませんが。飛ばしてくれたなぁ…三谷さん。その割に今回、義時の存在感が薄かったような。最後のほう、梶原景時のあれはまだ義経への羨望ですかね?今後どう変わるかが不安です。

第17話「助命と宿命」:放送の感想・一部ネタバレあり
40代男性

冒頭の義経の後白河法皇とのシーンではまたしても義経の台詞から不穏なものを感じました。その後の検非違使任命など見れば見るほどですが、もう後は落ちるだけなような気もします。そして義高ですが、彼自身の言動から一角の人物であることが感じられ、それだけに頼朝が恐れるのも仕方がないように思えます。頼朝に逆らっては鎌倉では生きていけないと言われていましたが、その頼朝を今回結果としてすべて自分の言動のままに動かしたのは政子であり、今回の事で彼女自身がそのことをより強く自覚することとなったと思います。このことがどのように影響していくか気になります。

50代女性

今日こそ平家滅亡?義経大活躍?と思ったら、義経の出番は最初だけで(しかも白拍子に夢中?)前回の後始末的な話でした。頼朝と御家人の間には何とも言えない、ギスギスした?雰囲気が…。そして揉める木曽義仲の息子の処遇。巴御前が無事だったのは良かったけど、大変ですなぁ小四郎。義高には嫌われてるし、どうするの小四郎…みたいな。非情になりきれず悩んでる間にも御家人たちの様々な思惑が…大変です。で、結局、義高は…残念です。大姫可哀想。そしてドサクサに紛れて殺された武田の…忠頼さん?凄く可哀相です。とにかく今回は悲しい展開で終わりました。

60代以上女性

義高が10代の若さで、はかなくも命を落とすことになるという、運命の非情さを感じました。義高の鎌倉脱走が、成功さえしていればと無念でなりません。大姫の身を挺した願いも叶わず、許嫁を殺されて、さぞかしショックだったことでしょう。坂東武者たち御家人は、鎌倉殿に楯突いたら、生きていけないということを承知で、不満を抱いても、従わざるをえない関係だったのだと思います。頼朝は、自分が源氏の頭領だということを、強く示す必要があったとはいえ、義仲、義高、上総広常と、次々に源氏の仲間内を軽々しく殺してしまうことに納得がいきません。

40代女性

義経が検非違使になったみたいだけど、後白河法皇からの官位を頼朝に言わずにもらっては後から揉めそう。後白河法皇は頼朝のことは忘れろと言っていましたが、ほんと調子のいいお方です。比企の娘との婚儀は忘れているのかな、官位の前祝に来ていて踊り子たちに見入っていたし、そこにたぶん静御前もいたのでしょうね。義経のターンが冒頭だけだったので次回が楽しみです。大姫が自害覚悟で義高の命乞いをしていたのは健気でした。頼朝は政子が吹き込んだと思ったようでしたが、ほんとそんなことをさせたのは頼朝だと思います。そもそも義仲が自分の誠意を見せて嫡男を人質にしたのさえも分かってないし、源氏の棟梁だと言うならもっと人柄の良さを磨いて欲しいです。

40代女性

三谷さん脚本だから?というわけではありませんが、人の冷たさや汚さをどこまでも見せられた回でした。義仲の息子、義高は最初から死ぬのを覚悟していて政子たちが救おうとするのを拒んだのに考えを変えてくれたのに結果的には殺害されることになり残念です。しかも義時が時間稼ぎに探索させた方へ逃げたのも切なかったです。義時を信用できなかったのは仕方がないかもしれないけど、色んなことが組み合わさってのことなのでほんと命運としか言いようがないのでしょうね。せめて父の義仲の文を読んで父の大きさを感じた瞬間があったことが救いです。大姫と頼朝の関係がこれからどうなるのかが気になります。

第18話「壇ノ浦で舞った男」:放送の感想・一部ネタバレあり
20代女性

大姫が義高を殺されてからかなりショックを受けていて、八重が励ましてるところは愛おしく思いました。義経は自分の意見を通し自分中心で考えているため景時たちも呆れている部分がみえ、戦の前に衝突するけど一致団結して戦に行くのはすごかったです。そしていざ戦いになると義時軍たちと義経軍で挟み撃ちの攻撃をするが、ここでも義経の自由奔放さが裏目に出てしまいました。そのため女性がそして子供まで海に飛びこんでしまったところはとても悲しかったです。戦のあとの義時と義経のシーンは虚しくなりました。特に義経は戦にしか役に立たないという場面です。義経が宗盛に兄弟の話を聞いた場面もなにか感じたんだろうなと思います。義経と頼朝は似たような性格だからこそ対立してしまうんだと思います。最後宗盛とその息子を会わせたところはよかったです。そして義経は法皇の方につく決心をした場面は少し悲しくなりました。

40代女性

梶原がなんだか腹ただしいです。義経が梶原に心を許しているのに頼朝にちゃっかり告げ口していて、いつも裏切る感じが嫌すぎ。いつか同じ目に遭えばいいのに。自分の身がやっぱり一番可愛いのかな。義経だって義理人情もあるのに。ラストでは義時が義経の魅力を感じていたけど、義時が動くとまたややこしくなりそうとも思うけどなんだかジレンマな終わり方でした。比企の娘が来ていて静と義経を見ていたのでちょっと可哀そうでした。きっと両方好きなんだとは思うので気にしないであげて?と思っちゃいました。平家が滅亡したのを泣いて喜んでいたけどなんだか色々画策ばかりした頼朝を見ているので嘘くささを感じました。そこで泣くぐらいならもっと他のことで情見せたらいいのに。

50代女性

ようやく今回こそ壇ノ浦、源平合戦最後の地です。義経、跳ばしていきます。ルール無視の独壇場です。そして平家…潔すぎです。最期だからとそんなアッサリ命を投げ出すなよ、と言いたくなります。そんな感じで終幕…悲しいです。これで終わっていいの?と思ったら、やはり疑問を投げかける小四郎。答えて強がってみせる義経。戦いでしか役に立たないんなんて…自分の事、よく分かってるじゃん、みたいな(笑)どちらにせよ悲しいですね。一方、鎌倉では何やら不穏な雰囲気。景時も尻尾が出てきたか?という感じです。京では分かっているのかいないのか?相変わらずタヌキな法皇さま。このままいくと次回は義経の最後でしょうか?気になります。

40代男性

とうとう始まった源平合戦の最後の戦が行われました。今回も嵐の中で船を出すことで進行速度を稼いだり非戦闘員である船の漕ぎ手を射殺すことで相手の船を立ち往生させたりと凄まじいものでした。そんな誰よりも優れた男だからこそ、三種の神器の宝剣や幼い帝を海に沈めるという愚かな行為を読むことが出来なかったのかもしれません。それらの犠牲を多少のものと言いつつこの先何と戦えば良いのかとい義経は何とも言えない顔をしていました。それに対する頼朝は涙を流しておりそこに偽りは無かったのに結局疑いを晴らすことは出来ませんでした。しかし手紙を代筆した宗盛は二人の仲違いを狙っていたのでしょうか。

第19話「果たせぬ凱旋」:5月15日放送の感想・一部ネタバレあり
60代以上女性

義経は、平家討伐という偉業を成し遂げた功労者であるはずなのに、歴史の中では、報われない人物だったのだと思います。義経は、後白河法皇に翻弄されて、京を離れることができませんでした。兄弟の間に亀裂が入り、頼朝の怒りを買うことになったのは、皮肉なものです。後白河法皇という人物は、飄々としていて、何を企んでいるのか全く分かりません。伊予守と検非違使は兼任できないという決まりごとを変えてまで、義経と頼朝が対立することを狙ったのでしょうか。義経にしてみれば、頼朝に理解してもらえず、不幸としか言いようがありません。

40代女性

頼朝が義経を信じてないのがありありと感じました。許そうとしても相手が謝らないみたいに言っているけど、なんだか嘘くささがあって腹ただしいです。義時がもっと仲を取り持てばいいのに。なんだか後手後手な感じで切ないです。梶原もあんなに義経を褒めてたのに酷評ばかりするにほんと自分の身がみんな可愛いだけにしか見えません。妻の里が義経を襲せたのに頼朝からの刺客みたいに行家が言っていて、挙句、行家も裏切るし意味が分からない感じの回でした。義時たちに会いに来たのに頼朝にはもう繋いでもらえそうになく気の毒でした。八重が言っていたみたいに頼朝が意地を張らなければ仲直り出来たのにと思いました。

50代女性

今日は義経討伐か?と思ったら、その前段階でした。法皇さま…相変わらずタヌキです。手段を選ばないのか?やたら頼朝と義経の仲を裂こうと色々画策してくれます。でも結局、頼朝怖いのか…みたいな。腹ただしいです。義経は…まあ、悲しいですね。信じてもらえてないものね、兄弟なのに。そして強いがゆえの弱味というか、誰も着いてきてくれれません。昔からの仲間以外は。こっそり鎌倉に戻っても頼朝に会える訳でもなく。まあ、悲しいですね。兄弟なのにね。小四郎のお父さんの言う通りですね。そして小四郎は義経に、真っ直ぐ過ぎる、かぁ…そうかもね。てか、もっと力になってあげられないのか?次回はいよいよ…かな?

50代女性

武家の頭領源頼朝より後白河法皇の方が一枚も二杯も上手でした。頼朝義経兄弟がタッグを組み大きな力になることを阻む様に義経には頼朝追討を、頼朝には義経追討を命じても何の矛盾もない。義経の正妻が静御前に嫉妬して2人がいるところを襲われたことを「頼朝の刺客」と言って頼朝を倒すことを唆した叔父の源行家。名前だけは知っていましたが、こんな器の小さい人物だとは思いませんでした。行家を味方につけた者は必ず負けると言うのも納得できました。友達と仲直りしたい子供同士の喧嘩に例えて頼朝に「人を信じること」を説いた八重。頼朝は八重にだけは頭が上がらないですね。義経の出番がそろそろ終わりますね。

20代女性

やっと鎌倉殿と義経は和解になりかけてた矢先、法皇様からの命令で京へ帰れなくなってしまったことを知った鎌倉殿は怒りとなり八重さんにも相談したときに、子供の方が信じる気持ちが強いからいずれかは仲直りするという助言は八重さんらしいなと感じました。義経は妻と愛人をほっておいて話し合いさせたところは驚きましたが、気持ち的には静御前の方を愛してるのは分かりました。頼朝たちの父上が亡くなってその供養のために鎌倉に戻りたいと嘆願したものの法皇たちの見事な演技に義経は騙されてしまったところ、そして義経は鎌倉殿を討つという選択になってしまったのは、兄弟なのに分かち合うことができないのは悲しくなってしまいました。また最後に義経は戦いがなかったらどう生きていけばいいのかという義経の中で何かを失ったような気がしました。

第20話「帰ってきた義経」:5月22日放送の感想・一部ネタバレあり
60代以上女性

静御前の舞は、義経への想いと覚悟が溢れていました。静御前が、義経の子どもを産んだことで、赤子は殺されてしまいました。母親から我が子を取り上げただけでなく、幼い命をも容赦しないという何という酷い時代だったのでしょう。義経に対しても、義経を生かしておくことは、脅威だったのかもしれませんが、義経の首を前にして涙を流すくらいなら、義経を討つ必要はなかったでしょう。秀衡が生きていたら、状況も変わっていたかもしれませんが、平氏討伐の功労者である義経が自刃したのは、納得がいきません。義経は、才能があったが故に災いしたのかもしれません。

50代女性

さて、ようやく平泉。義経最後の地です。諸事情は歴史で分かっているので割愛。頼朝は藤原兄弟の仲の悪さをつこうとします。命じられるまま、平泉に向かう小四郎。もう義時と呼ぶべきでしょうか?しかし義経、のんびり暮らしております。もう鎌倉はどうでもいいとの事。しかし義時は信じません。色々と画策します。全部解っていた筈なのに、感情が許さなかったのでしょうか?結局、破滅へと向かう義経。全て受け入れたような笑顔が憐れです。義時に「鎌倉の攻め方」を教え、帰るよう促します。「梶原なら分かる」と…。今回は義時が非情に見えました。

40代女性

もっと知力があるものが欲しいと思っちゃいました。奥州藤原氏の兄弟が仲良くしていれば義経が戻って最強だったのに。統率していた秀衡が亡くなったのも痛かったです。頼朝も義時と善児を一緒に向かわせてたけど、どちらかに何かあってもいいようにしていた気もします。義時の兄を殺した善児なんかと一緒にいたらいつ裏切られるか分からないので観ている側は心配です。義経に敵意が亡くなっていたのにわざと静御前がどうなったかを話していた義時も怖いです。義時の策だと見抜いていた義経がせめて溜飲を下げてくれましたが。何とか一矢報いて欲しかったけど、ラストはそこまで自分が邪魔だと思われていることに疲れたのでしょうね。奥州のためを思ってはいたので死んでも報われない展開になりそうなのも切ないです。頼朝が後から義経の首に語り掛けてたけどなんの感情も湧きませんでした。どんどん自分が冷たい権力者になって孤独になっていっているのが分かっているのでしょうかね。

50代女性

義経が平泉に行っていました。正妻が一緒だったので静はどうしたのかと思っていたら、義経の子を宿して殺されていました。それを聞いていて「いい気味」だと言う正妻のさと。勢い余ってる京都の刺客は自分が手配したと告白すると、激怒した義経が刺してしまいました。私は普通の主婦なので、愛人がいると言うことが許せません。帝や将軍など必ず後継が欲しい立場なら別。だから頼朝も大嫌いです。今回の静御前は余り魅力的でもありませんでした。政略結婚のさとのほうがまだ面白味がありましたね。三谷さんが義経は逃げ延びてジンギスカンになったと書けば良かったのに。この時代は無闇矢鱈と人が殺されてしまうのは仕様が無いけれど、残念ですね。大姫の気持ちを軽んじる父親の頼朝は最低ですね。

20代女性

大姫や万寿が大きくなられたけど、大姫は義高が殺されてからトラウマなのは可哀想でした。義時は義経を取り戻すため奥州に向かったが、義経はまるで別人になり畑作業をしたりしまいには、鎌倉には戻らないし奥州に手を出すと鎌倉殿と戦うとは驚きました。そして静御前は義経との子供を授かっていたことにもビックリしました。子供は産んだもののすぐに引き取られて殺されたのは可哀想で義経も辛かったろうと思います。そして里から話されたことやいろんなことの今までの辻褄が合い、また義経らしい姿に戻り、天才的な作戦を考え、そんな姿は天性の塊だと思います。義時に伝え義経は命を絶ち、それが鎌倉に伝わり頼朝が泣くシーンは感動的でした。

第21話「仏の眼差し」:5月29日放送の感想・一部ネタバレあり
20代女性

義時は義経が死んで辛そうな様子は見てる側も辛そうに思いました。そんなときに鶴丸という男の子がきたとき八重は少し思い出したかのような顔だった気がします。義経の戦ぶりや存在感を改めて知ったシーンも寂しげに感じました。頼朝が法皇様の恩賞を断る意図が気になります。万寿と金剛は微笑ましかったけど、頼朝が八重に昔の思い出話をしたシーンは本当に空気が読めないなと思いました。そんな義時は頼朝と比べてしまうけど、八重が義時を選んで本当に良かったと伝え、抱きしめるところは信頼し合ってて1番いいシーンでした。金剛が八重に対してヤキモチを焼くけど八重は金剛が1番大事だよと伝えたのはほっこりします。しかし八重が鶴丸を助けるために川へ入ったが、そのまま亡くなってしまったようで信じられませんでした。

40代女性

義経亡き後奥州藤原氏が一瞬で滅んでて切なかったです。しかも首を差し出してきた御家人も主殺しで殺しててほんと頼朝って非道です。忠義が大事とか言うけど、人のこと大切にしてない人に忠義って尽くせないと思うんですよね。ただ行動の是非を自分が決めようとするなというのは覚悟が出来ているなぁとは感じました。天が決めるから罰が下るまでは突き進むのみって、周りの人が不幸になることも入っていたのかなぁ。八重が川で溺れ死にましたが、優しすぎるといけないのかも。義時はまだ知らないので来週の悲しみが目に浮かびます。大姫がだいぶ成長してたけど、ちょっと変わった女子になっていて笑えました。

50代女性

八重さんが他の子供たちの面倒をみるのを寂しく思う金剛が「金剛だけじゃダメなのですか」と訊きました。鶴丸は両親を亡くした気の毒な子供だと言い聞かせ「1番大切なのは金剛」と抱き締めた八重さん。自分の思いを打ち明けた金剛と言い聞かせて自分の子供は特別だとちゃんと伝えた八重さん。そのシーンに感動していたのに、まさか八重さんが亡くなってしまう何て。鶴丸の構って欲しいから人のイヤがることをするのは悪いことだと分かってる金剛の利発なこと。三浦義村が言った「小四郎も運が悪い」とか何て酷い奴なんだろうと思いました。そもそも子供を最初に預けに来たのは義村です。源義高のことで心を病んでいる大姫も気の毒です。戦もないのにまた大切な命が無くなってしまいました。

50代女性

平泉制圧。法皇さまも口出ししたいけれど、頼朝に牽制されて出来ません。一方、鎌倉は平穏な雰囲気。てーか北条家、あんなに弟妹いたんだ?みたいな。なのにりくさん、産んでるし。北条父はメロメロですね。大姫は何やら可笑しな方向へ?…思春期でしょうか?そして今回は八重の話でした。前回予告からそんな感じでしたけれど。千鶴丸の面影があったり、頼朝も何故か八重に絡むし。で、川です。子供はやっぱり八重が助けに行きますよ。で、八重さん…やっぱり?みたいな。悲しいですね。仕方ないですけど、毎回誰か死にますね。そして次回は法皇さまかな?

60代以上女性

阿修羅如来は本当に迫力あるものでしたが、阿修羅如来がまさに来た当日に、八重が流されなくなってしまうなんて。何かバチが当たらないかと心配していた話が現実になるとは、本当に悲しいことです。八重は鶴丸が流されそうになっている場面を見て、亡くなった息子を思い出してつい助けに行ってしまったんでしょう。今回は義経がなくなった余韻がありながらも、何事もなく終わるのかと思ってましたのでかなりショックですし、義時に早く知らせてあげたかったです。大姫は嫌予感を察知していたのでしょうか。阿弥陀如来の包容力はまるで八重のようで、周りのショックは計り知れないと思います。金剛、鶴丸の今後も見守りたいです。

第22話「義時の生きる道」:6月5日放送の感想・一部ネタバレあり
20代女性

私はとても満足と言った八重の言葉を義村から聞いて義時はとても辛かったと思います。そして金剛も悲しいけど、鶴丸を恨むな、八重を敬って、してきてくれたことを思い出せと言った時の義時の決意がみえました。頼朝の上洛が決まって義時に着いてきて欲しいと言ったが、義時は相当落ち込んでるにも関わらず命令とは可哀想でした。後白河法皇と頼朝の対面の空気感はすごかったです。戦のない世を作るという頼朝には意外でした。八重が今まで子育てしていたけど、義時が代わりに面倒みてるのは大変そうだったけど、政子が心配して様子を見に来たのは優しいなと思いました。政子なりの元気づけ方で良かったです。そんな政子に義時は少し元気なった様子でした。後白河法皇が亡くなり頼朝が征夷大将軍となったけど、比奈を迎え入れると義時と再婚させるつもりだったけど、八重の思いが強いから義時は断ったのは良かったです。金剛が喧嘩をしてしまったけど鶴丸を守るためだったことに金剛の成長もみえました。これから戦がまた始まると見込んだ景時は義時に伝え、次回からまた波乱がありそうなので楽しみです。

40代女性

政子がさらに男子を出産していましたが、長男もいるので後継ぎ問題も色々出て来るのかなと思っちゃいました。義時がみなしごたちの世話で忙しいみたいでしたが、後妻をもらえばいいのに。すぐに八重を忘れろとはいいませんが、平六が言ったように女性で負った傷は女性でしか埋められない気もします。同じ気持ちになれないのは分かるけど、癒しは必要だしまた新しく生きる希望にもなっていいと思うんですよね。後白河法皇が亡くなりもはや敵なし状態でしたが、また謀反が起こりそうで気になります。頼朝にもう少し人望があればほんと良かったのに。比企は謀反がどっちに転んでも得しそう、面白がっていましたが意地が悪いなぁと思いました。

50代女性

21回の八重、20回の義経に続き、今回は法皇さまが逝っちゃう?と思ったら、案外あっさり逝きましたね。傷心の義時親子、ガンバレ。なんか上総介が死んだ辺りから、段々と義時も頼朝もどうでもよくなっていますけど。でも主要キャラだから仕方ないのね。で、頼朝は征夷大将軍です。政子さまと一緒に喜んでますね 。一方、板東でも色々な動きが?頼朝の側女の予定が義時の後妻の話になったり。金剛と鶴丸のほんわかした話もありましたけど、蘇我兄弟、いよいよの登場です。工藤は仇討ちされるのか?と思ったら、ただの敵討ちと違うの?板東、割れてます。次回どうなる?

40代男性

あの妖怪のような後白河法皇も死んで征夷大将軍になるなど頼朝は我が世の春ですが、気になった女に対して手を出そうとしたところで止められたりと政子には相変わらず弱いようです。しかしその中でも御家人達の中から謀反を起こそうという人間が出てきたりと中々きな臭いです。その間主人公である義時は、亡くなった八重の代わりに子供を立派に育てることに注力しており、何もなければそのまま中央から外れていくこととなるのでしょうが今回の謀反騒ぎに自身の父親が関わってくるということで良くも悪くも政治の舞台に立たざるを得ないようです。今回の事件はどのようになるのか気になります。

60代以上女性

母を亡くした幼い金剛が、痛々しく思えました。義時が言うように、八重が亡くなったのは、天罰かもしれません。後白河法皇が崩御して、頼朝が征夷大将軍となり、時代が大きく変わっていくのが分かりました。政子も心から、この時を待ち望んだに違いありません。しかし、頼朝を良く思わない武士たちが存在することも確かで、権力闘争は、いつになっても絶えることがないように思えました。そして、婚姻に自分の意思はなく、政略結婚が当たり前の時代に生まれなくてよかったと思いました。武士は、自分の家の地位を盤石にすることしか考えていないのだと思いました。

第23話「狩りと獲物」:6月12日放送の感想・一部ネタバレあり
30代女性

頼朝のセリフに「今までは天の導きが聞こえていたが、昨日は聞こえなかった。次は無い。」という言葉があり、それが印象的でした。今回のことは本当にたまたま助かっただけであり、この先、この世で自身の行うべきことはあるのだろうか、と先行きに不安を持つ姿は今までの頼朝に無い華奢さを醸し出していて、観ているこちらも心細くなりました。今回の曽我兄弟の起こした事件により、頼朝は北条に懸念を抱くも、義時に北条を信じてもいいのか、と念を押す姿は今までの豪胆な姿とは違うものがあり、頼朝の時代が終盤に向かっている雰囲気が漂っていました。立派な頼朝、愉快な頼朝、心細げな頼朝など様々な面を演技し、表現する大泉さんに見入り、感傷に浸りながら観てしまう回でした。

50代女性

前回から何やら陰謀が渦巻いています。危なげな蘇我兄弟…の、烏帽子親を務めた北条父。利用されそうな雰囲気です。そんな中で巻狩りの準備は進み、いつの間にかイケメンになった(笑)万寿は獲物が取れません。華を持たせようと色々画策する大人達。その思惑を知りつつ、喜んで見せる万寿。こちらもイケメンな金剛は、獲物を仕留めたのに内緒に。2人とも、健気です。そんななかでも頼朝は相変わらず女好きです。でもそれで陰謀から逃れて助かるのだから運は良いです。で、蘇我兄弟、頼朝を討たずに終わったけど…結局、処断されるのね。北条も関わってないという事で収めて。義時やるなぁ。しかし、鎌倉では何やら新しい陰謀が…?次は頼朝の弟さんが討たれるのかな?という感じの予告でした。

20代女性

万寿は初めて参加する巻狩りに苦戦してるようでした。なかなか採れない中、金剛が一瞬で採ったことはかなり悔しかったと思います。そんな時、周りが死んでる鹿を細工してまるで万寿が殺したかのように仕向けたけど万寿は気付いていていつかは自分で採れるようになりたいという気持ちは良かったです。政子に報告すると採れるのは当たり前と言うものの内心は嬉しそうでした。茂みの中に比奈と義時が行きイノシシから逃げるシーンは迫力がありました。曽我兄弟は頼朝を殺すためにやってきたが、まさかの頼朝ではなく祐経が代わりに殺されたと知り曽我は悔しそうだったのが印象的でした。鎌倉では実衣たちや比企たちが跡継ぎの話してるのはすごいなと思いました。比奈は義時のそばにいたいという一途な気持ちは義時にも伝わったと思います。

40代女性

比奈をまだ狙っていた頼朝に笑えました。義時もあいまいな返事するから悪いと思うんですよね。ラストは比奈が義時をぐっと来させていた感じがしました。思ったよりハートのある女子なので応援してしまいました。万寿や金剛が成長してたので楽しみが増えました。二人の嫁取りとかもそろそろ描かれるかな。とりあえず今回は頼朝を討とうとしてた兄弟を阻止できたけど、そのおかげで色んな火種が残った気がして心配です。時政や比企、範頼とみんな頼朝が疑っていきそう。前よりもさらに人を疑う感じになってきたので冷たさを感じました。政子とは再会を喜びあっていたので夫婦の絆は強まっていたらいいなぁ。

50代女性

万寿は狩りも出来ない。周りに責められて気の毒でした。相変わらず女好きの頼朝は、寝所に身代わりを置いて女のところに忍んで行って命拾いしました。この話が本当なら運が良いと言うより、凄くカッコ悪いです。曽我五郎が言った通り頼朝は坂東武士に嫌われていると思います。自分が治める国で謀反など起きる筈はないと言っていましたか、内心はこわくて堪らない様です。比企能員に叱咤された源範頼が危険になります。政子の妹の実依でさえ万寿が死んだとしたらのことを考えているのには驚きました。来週も誰かが殺されそうです。三谷さんは源頼朝を歴史から陥れる為にこの本を書いたのでしょうか。

第24話「変わらぬ人」:6月19日放送の感想・一部ネタバレあり
30代女性

範頼に伊豆への流罪を決めることがとてもはやく過ぎていきました。範頼を罰することはもう決めていることであり、誰の言うことにも耳を貸さないという気迫に溢れている頼朝。範頼の弁明も虚しく、範頼自身も兄は自分を許す気はない、と早々に諦めてしまっていることが悲しく感じました。さらに、伊豆で政から離れ、いきいきと暮らしている範頼が大姫の死により呪術の疑いをかけられ、関わった者と共に殺されてしまったのには切なくなりました。頼朝のやはり生かしておくのではなかった、という言葉が恐ろしかったです。

50代女性

前回からの、範頼に対する疑惑が…?とりあえず鎌倉に戻った頼朝と万寿。無事を喜ぶ政子。範頼の件は結論が出ず。ひとまず幽閉に。義時は比奈と暮らし始めます。しかし頼朝と範頼のすれ違いに加え、義時まで頼朝の心が掴めなくなってきてるのは…この先が不安。まあ大姫の縁談の件もありつつ、京へのぼりますが、怖い女の人が…。誰だっけ?鈴木京香?丹後局?歴史的には知らないけど。大姫、ビビります。で、思わず逃げて三浦に会うのね?そして倒れる、と。呆気ない最後でした。可哀想ですが、八つ当たり的に殺された範頼さんと村人さんはもっと可哀想です。次回は頼朝?

40代女性

今回は大姫を説得するために政子や全成が亡き婚約者、義高の霊を呼び出す芝居をしてたシーンぐらいしか笑えるところがなかったです。範頼は比企にそそのかされただけなのに比企は関わってないフリをしていて腹ただしいです。特に嫁の道が言いくるめてたのでほんと女は怖いなぁ。後白河法皇に使えてた局もなかなか意地悪だったし、大姫が可愛そうでした。巴御前に合いに行ってせっかく元気になったと思ったのに病気で死んでしまったのも切なかったです。範頼も結局、殺されたしなんだか自分を慕うものをどんどん殺しているような気がしてしまいます。

20代女性

頼朝が死んだと思い込んでいたため、範頼は頼朝に呼ばれ誠心誠意謝ったのは良かったです。しかし頼朝は許さず怒っていた時、比企尼がやってきて範頼との仲を説得したけど頼朝の意志は固く叩くシーンは虚しくなりました。範頼はなんとか殺されずに良かったです。大姫は亡くなった義高のことが忘れられずにいて、全成たちは義高のことを忘れさせるようにするけど失敗したのは残念でした。大姫は巴御前に会いに行き、義仲のことは忘れ前向きに考えてる、義高のことを少しずつ忘れかけてるのなら背中を押してくれてるというのは大姫に突き刺さったと思います。丹後局は大姫たちに覚悟があるのかと突き放したのは凄かったです。大姫は耐えきれず逃げてしまい病に倒れ、死んだら義高に会えると言い残して20歳でこの世を去るのは辛かったです。しかし頼朝はまだ諦めないという意志の表れは凄かったです。範頼も殺されてしまい今後どうなっていくのか気になります。

50代女性

範頼が殺されるとばかり思って居たので、生きていてくれて良かったと思いました。大姫は縁談に気が向かないと言うより、初恋の人で許嫁だった義高殿が忘れられないのですよね。イタコの真似をしてもすぐバレてしまいました。三浦義村が隠居すると宣言。相変わらず自分勝手な奴です。私は八重を殺したのは義村だとも思っています。人を信じられなくて、人を殺しすぎて更に臆病になった頼朝。自業自得ですが、政の道具にされる大姫が可哀想です。戦いは起きませんでしたが、やっぱり今回も人が死にました。あの世で義高と会えたでしょうか。結局、頼朝は範頼を殺しました。頼朝の終わりも近づいています。

第25話「天が望んだ男」:6月26日放送の感想・一部ネタバレあり
50代女性

頼朝は範頼が死んでからいつもの元気もなく、兄弟の僧侶の占いに怯える日々。今までの活力ある頼朝はどこへ行ったのかというくらい怯えてました。確実に死が近づいていると感じたから政子や義時に、鎌倉の未来を託したのでしょう。今までの義経や範頼、義仲の死は壮絶なものでしたが、それとは対象的な頼朝の病死。ずっと近くでお世話になった人の前での静かななくなり方が、泣けました。きっと物事を成し遂げ、鎌倉の今後を北条家に任すことで、肩の荷が降りたのでしょう。

50代女性

とうとうこの時が来ました。頼朝は「馬から落ちて死んだ」と言われていますが、将軍が馬から落ちて死ぬなんてと思っていましたが、脳梗塞か何かでしょうか。それとも誰かに毒を盛られたか。子供が生まれたのに、結婚したく無いという頼家。この残念な女好きのDNAを継いでしまいましたね。1192作ろう鎌倉幕府、全くいい国なんかじゃ無く、気に入らなければ殺してしまう疑心暗鬼な将軍の成れの果てでしたね。日本の偉人の中から源頼朝が消えそうです。やっと来週から北条の世の中になる序章ですね。

40代女性

頼朝の嫡男、頼家がさっそくDNA発揮?していて笑えました。お坊ちゃん感丸出しだけど、義時に相談してくるあたりは可愛いかも。三浦が絡んでいて女絡みの指南だけはちゃっかりしているあたりもさすがと思っちゃいました。頼朝が不安ばかりを抱えて誰も信用できなくなっているのがなんだか切なかったです。比企の悪い噂を時政が流していたのは驚きましたが。時政を馬鹿にしている感じがあったのでちょっとした意地悪がしたくなったのでしょうね。ラストに頼朝が馬の上から落ちて倒れましたがすぐに亡くなったのかが気になります。

50代女性

前回は頼朝が自分の死期が近いのでは?と感じ始める…という所で終わりました。で、今回はいきなり〜の、夢落ち?自分の死顔見ちゃう?で、権力者の常、最後は占いに頼る、と。赤が駄目とか、過去を振り返るなとか?仏事も疎かにしてはいけないから、出かけて餅を喉に詰まさせたり。あ、その前に巴御前に会ってしんみりしてますね。で、過去は振り返っていけないと慌てて。でも結局、後は頼家に任せて自分は大御所になると決めた。と義時に告げ、馬で帰るところで…死期が来る、と。悲しいですね。次回はどうなるのでしょう。

20代女性

比奈は義時の立派な妻になってました。頼朝は毎晩死ぬ夢を見てしまい、全成の予言を信じ誰も信じられなくなっていました。頼朝は全てのことに敏感になっており特に比企を警戒していました。比企尼の様子をみた頼朝は何かを感じた様子でした。しかし寝ていたのは驚きました。りくは比奈のことをあまり気に入らない様子だし時政が八重と勘違いした時の空気はすごかったです。巴御前は義仲のことで頼朝に会いたくないというのは気持ち分かりますが謝ったのは驚きました。頼朝とりくが話すシーンは珍しいなと思いました。そして政子は頼朝と結婚して退屈な時はなかったといいにこやかに話すところも良かったです。そしてこれからも頼家を支えてやって欲しいという切なる思いだなと感じました。

第26話「悲しむ前に」:7月3日放送の感想・一部ネタバレあり
20代女性

頼朝はもってあと数日と宣告され、義時は景時と重忠に亡くなった時の準備をするように言い、覚悟を決めたような感じでした。しかし政子は受け入れることができない様子でした。時政は頼朝の死を目前に受け入れられなかったけどりくが喝を入れてるところはかっこよかったです。北条と比企の間に入るように三浦にお願いすると義村は少し嬉しそうでした。次の跡継ぎの争いや亡くなった時の準備など事前にやることは大変なんだなと思いました。政子は現実を受け入れれないまま実衣に対して御台所が務まらないと言ったのは正気を失ってる様子でした。そして亡くなってしまい政子はとても悲しそうでした。頼家が次の鎌倉殿に決まると時政からの怒りや実衣からの妬みなど身内の中でも亀裂が入ってしまい、しまいに義時は鎌倉から離れると言いどうなってしまうのか不安です。

50代女性

軽めの痙攣があったあと、力無く馬から落ちた頼朝。即死だとばかり思っていたら意識不明の重体と言う感じで横たわっていました。自分の命は狙われているとストレス三昧の日々を送っていたので、脳梗塞か何かの病気だと思います。後継者争いがありましたが、歴史では頼家と知っているので、義円さんは残念だと思いました。実衣の気持ちも分からないではありません。頼家は妥当だと思いますが、気性が荒いのと女癖が悪いのは心配ですね。来週から義時がやっと主役になるのでしょうか。

40代女性

頼朝が亡くなる前に色んな動きがありやはりみんな自分の立場が一番心配なんだなぁと改めて感じました。生前から後継者は頼家と名指ししていた感じはあるのでそんなに揉めなくても?とは思いました。義時も頼朝に仕えてただけという感じなのが意外でした。引っ張り込まれた感はあるけど、引き返せないくらいに中枢にいるのに今更無責任な気がします。政子の説得もあり頼家を支える側になるみたいだけど、時政もりくの言いなりなので今後は親子でも揉めそう。なんだかチーム北条だったのに妹も冷ややかになったしギスギスした感じでこれから進んでいくのが切ないなぁと思います。

50代女性

死んだと思われた頼朝ですが、瀕死ながら生きてました。悲しむ政子をよそに、色々と策謀が…。ま、当然と言えば当然ですが。誰を次の鎌倉殿にするか?で揉めます。葬儀の準備も進みます。義時は頼朝の願い通り、頼家を次の鎌倉殿にすべく動き出し、けれど北条父は頼朝弟を還俗させ、次の鎌倉殿にしようと画策します。でも義時に反対され…ここにも遺恨が残る、と。結局、頼家を次の鎌倉殿に据え、役目は終わったとばかりに義時は鎌倉を去ろうとします。それを止めたのは政子が見せた頼朝の仏像でした。ここでそれを出すかなぁ?義時、断れないじゃん。で、次回です。

50代女性

頼朝は落馬したことになってましたが、義時がそう噂をさせたのでしょう。それに気づいた金剛は頭いいですね。頼朝がなくなる前に髪をきり仏門に入るということは知らなかったのですが、ちょんまげの中に政子があげた仏様が入っていたことは今後政子に鎌倉を託すという事にも感じました。義時も政子もお互いがいなければいけない存在で、二人で頼家を守ってくれそうです。義家が継ぐことで比企家には文句は言われそうもないですが、家族とのいざこざは今後も続きそうです。

第27話「鎌倉殿と十三人」:7月17日放送の感想・一部ネタバレあり
50代女性

頼朝が亡くなったのは残念ですが、ともかく頼家です。父を超えるとか言ってますが、うーん…頼りない。梶原を信頼してる所とか、何か危うい感じです。ちなみに私は義時親子推しですが(笑)で、比企と北条が対立。女同士の対立も激化。比企と北条の対立に御家人達も加わっていきます。で、本当は5人衆だったのが勝手に増えて12人?最後は義時で13人なのか…。でも頼家はそちらより、若い者達を登用したいのですね。まあ、そうなるよね。うるさい御家人より、話の通じる若い者のほうが扱いやすいもんね。でもなぁ?うーん、これ、次回はどうなるんでしょう?

60代以上女性

梶原景時の賢さと怖さ。政治の裏側を見る思いで面白かった今話。北条と比企の人集めの様子には大笑い。特に年寄りを率いれようと名前を上げるも死んでいるか、もう死にますと言った三浦義村の返答は受けました。こうして13人が集まり、いよいよタイトルに行き着いたという思いです。頼家をめぐって本妻と側室の争いも迫力満点。本妻・つつじ役の北香耶は、「バイプレーヤーズ」で中国人ジャスミンをやっていた頃から気になっていた女優さん。大河出演、しかも次期将軍の妻をやれるほど出世したのかと感慨深いものがありました。

40代女性

頼家が選んだ5人衆で何が出来るの?と思っちゃいました。自分と同じ年代とやっていくのがリードしやすいのは分かるけど、独裁がエライわけではないので勘違いしてる気がします。13人の中に政子が入っているのかと思ったけど違ったので残念でした。早くも頼家の正室と側室の女の戦いも始まっていて今後気になります。全成は鎌倉殿になれなかったけど、これからどういう立場になるのかな、嫁は琵琶習っている場合ではない気がします。義時は比企や父、時政をまとめるのに大変そう。でもどちらも嫁がなかなかたき付けているので女って怖いなぁと思いました。

40代男性

頼朝が死んで息子の頼家が新しい鎌倉殿となりましたが、御家人達は彼を支えるよりも如何に自分たち一族が繁栄するかを選択したようです。鎌倉殿への訴訟を選定する人間も5人だったのが13人まで増えたり、頼家がそれとは別の自らの手足となる近習を5人準備したりとえらいことになっています。これは命令系統が2つあることになり日々の業務で問題が出るのは明らかです。ましてやトラブルが発生したなら、果たして迅速な対応が出来るのでしょうか。

60代以上女性

源頼朝が亡くなったときに、頼家は18歳で家督を相続したようですが、経験もなく、まつりごとを任せるのは無理というものでしょう。13人の宿老が頼家を支えるという考えは良いと思いましたが、当の頼家が信用していないのでは、先が思いやられます。同じ世代の人をそばに置きたい気持ちも分かりますが、御恩と奉公で成り立っているのですから、そこは鎌倉殿にしっかり決めてもらわなければなりません。後鳥羽上皇役の尾上松也さんが、この期に及んでどう出てくるのか面白くなりそうです。

第28話「名刀の主」:7月24日放送の感想・一部ネタバレあり
20代女性

13人という人数が多い中揉めていて景時は呆れていました。頼家は頼時たちを味方にしているが政子は頼家を不安そうに思っていました。朝光の言っていた陰口を影時の耳に入り謹慎してもらうといい緊張感のある雰囲気でした。頼家は景盛の妻ゆうに惚れてしまい譲って欲しいというと盛長は頼朝が悲しむし鎌倉殿という名に傷がつくというとそれでも首を切れといって険悪の中、政子が頭を冷やしなさいと言ったのはかっこよかったです。しかし周りは景時が気に食わない人間が増えてきており署名を集めているとりくが時政に最後に署名させその部分だけ切ったのは賢いなと思いました。頼家は景時に対し謹慎の処分を下してしまい、その噂を知った後鳥羽上皇は景時を京にくるように誘うと行くことを決め鎌倉を離れてしまいました。これからどういう展開になるのか気になります。

40代女性

13人の宿老が評議をしてたけど確実に少ない方が決めやすそうと思っちゃいました。頼家は女癖も悪くて安達の妻を欲しがってたけど、今はそんなことをしている場合?と思っちゃいました。頼朝の時の亀みたいにいい意味で成り上がれる裁量があれば面白いけど。妻を譲ってくれないからと安達親子を殺そうとしたのはほんとひいちゃいます。梶原は御家人から嫌われる形で任を解かれたけど、頼家のためを思って動いていたので少し切ないです。でも単独でなんでもやりすぎるのは良くないですよね。義時とはうまくやっていたとは思ったけど、上皇からの手紙は見せなくても良かったかも。認めてくれる人間がいて力を出したいのは分かるけど、明らかにラストに討ち取られる方向だったし、何やら比企と時政に動きがあるようだったのでどんどん不穏なことが起こりそうで気になります。

50代女性

前回から少し時間が経ったのかな?改元して正治 元年になりました。でも13人衆、まとまりがない です。頼家は不満を募らせます。そんな中、政子の次女が亡くなり、13人衆の1人、中原さんが辞めることに。12人に減りました。一方、頼家は何と父の元側近、安達さんの嫁に手を出して…それは駄目では?でも安達親子の首をはねるとか、物騒です。ていうか女好きにも程があるでしょう?結局、政子に叱られましたけど。それとは別に陰謀が…。梶原さん、危ういです。まあ、そうなるよね?義時は何とか穏便に事を収めようとしますが、何せ今までのアレやコレやが。当人も分かっていますよね。今まで憎まれ役だったんですから。でも同情はしないです。この人のせいで義経が死んだのだから。次回は、どうなるのでしょう?

60代以上女性

見せしめと称して身内を殺すことで、不満を持つ者を一掃するという、何という時代でしょう。どんなに忠誠を尽くし、才能があっても、上のものに気に入られ上手くやっていかなければ、生きていけないのだと思います。しかし、頼家の耳に入ったら、事がややこしくなるばかりで、ろくな事になりません。梶原影時のような人材が、なぜ殺されなければならないのかも分かりません。景時は、幕府に忠義を尽くしてきたのに、さぞ悔しい想いをしたことでしょう。

30代女性

頼家には、先週からがっかりさせられてばかりです。いくら何でも御家人の人妻に手を出すとは……。頼家は、「父上も同じことをしていたではないか」と言いますが、頼朝が亀に手を出し、亀が人妻だったと知ったのは事が済んだ後。しかも、亀の夫は、漁師でした。御家人と漁師では、やはり訳が違います。そもそも、御家人たちあっての鎌倉殿であることをまるで理解していないので、こうした騒動が起こるんですよね。これじゃ、さすがの頼朝の懐刀の梶原景時だって、こんな主に仕えてられるかって思ってしまって当然です。ただ、彼の場合の去り方は見事です。今のやり方では、御家人たちは頼家から離れていく一方。それでは、鎌倉幕府が崩壊しかねないので、或る意味、上総広常を犠牲にしたように、今度は自分が鎌倉のために犠牲になろうとしたのかもしれませんね。なんだか「新選組!」の時の山南敬助が自らの死を以て、新選組という組織を盤石なものにしようとした時のことを思い出します。また、最後の方の雪景色は、義経が京都から去る時の風景に似ていて、切なかったです。

第29話「ままならぬ玉」:7月31日放送の感想・一部ネタバレあり
30代女性

梶原景時の討伐が冒頭に首桶が少し出てきただけで終わり、あっけなくて驚きました。そして、この問題が一段落ついたかと思いきや、すぐに比企、北条の駆け引きにより、鎌倉に暗雲が立ち込めることに。義時もこの不穏な空気を感じ取り、父に釘を刺しに行くも効果は無く、またもや鎌倉から一人いなくなってしまう空気が漂う話になっていました。義時からの諭しに人を信じてみようとしていた頼家に、この北条の企てがどう影響してくるのか不安になる展開でした。

40代男性

比企と北条の勢力争いは鎌倉殿の後継者を巡って苛烈になってきましたが、北条の取った手が全成に頼家に寝込むように呪詛をかけるというのは、あの頃は真面目な手段なのでしょうがどこかを可笑しかったです。結局呪詛は取りやめ人形も回収したものの回収し忘れがあるあたり次回で全成がえらいことになりそうで心配です。頼家にしても父親譲りの人間不信がせつの訴えのおかげで少しはましになったと思ったところで叔父が呪いをかけていたと知るなど中々ハードです。ギャグパートがベタでも意外と面白かっただけに心配です。

30代女性

今回は女性をどう丸め込むか、こちらの味方にひきこむかを、男性陣で話しているシーンがあり、どこか上から目線で丸め込もうとしていながら実は女性もそれをわかっていそうな演出で笑ってしまいました。最近のNHKの作品はかなり趣向を変えてきているなという印象でした。また、頼朝亡き後、勢力図や世の中が少しずつ変わってきつつ、変化について周囲が慣れてきている様子も比較的強くなってきているような様子でドキドキしてきました。

50代女性

梶原さん、意外とあっさり死にました。宿老のご老人方も次々といなくなり、歯止めの減った頼家はやりたい放題です。比企と北条の対立も激化。比企は早く頼家の後を一幡にしたいようです。でも北条父(りく?)は…呪うのですか、頼家を。アナタの孫なのに。同じ孫なら頼家の弟がいい、と。でも頼朝弟に呪わせたら駄目でしょう。その間にも台風被害で苦しんでる民を放って遊んでいる頼家。頼時の意見も聞きません。女好きも相変わらずなのね。それとも新しい子が可愛いのか?一方、比企のせつさんは頼家を心配しています。政子さまに相談してアドバイスをもらったり。健気です。そして北条父は呪詛がバレて義時に叱られました。そうこうするうち、頼家が征夷大将軍になり、せつさんは想いが通じて一幡が嫡男に。ある夜、義時は頼家と語らう事に。頼朝の話などするうち、頼家の本音が聞けます。で、頼家は周りに心を開こうと努力し始めたのに…頼朝弟、次回で呪詛がバレる?

40代女性

三浦の父が亡くなり、安達も亡くなりと寂しくなった感じがします。頼時は改名させられてて気の毒でした。初が平六仕込みなのが笑えます。夫婦になっても大丈夫なのかな、義時が女ごころをアドバイスしていたのですが、女にきのこをあげたら喜ぶってまだ信じているのが驚きでした。良いことを教えてもらったと喜んでいたのは可愛かったけど。頼家と節は少しいい関係になったので良かったです。全成に危険が迫っている気がして来週も楽しみです。

第30話「全成の確率」:放送の感想・一部ネタバレあり
30代女性

今回は、すごくショックでした。前回の話が終わった後の予告を見て、何となく全成に死亡フラグが立っているような感じはしたのですが、その話の運びがあまりにも理不尽極まりなかったです。比企能員も汚い手を使いますね。頼家を呪詛するよう頼むのに実衣のことを持ち出すなんて。あれでは、優しい全成のことですから、呪詛せざるを得ないではないですか。ただ、唯一救われたのは実衣と政子の姉妹仲が元のように仲良しに戻ったことです。そして、姉として実衣を守ろうとする政子の気概が素晴らしく思いました。

50代女性

全成(新納慎也)さんと実衣(宮澤エマ)の二人は殺伐としたこの物語の世界で唯一といってもいいほどの癒しパートだったというのに、今回その二人に大きな悲劇が訪れてしまいました。比企(佐藤二朗)の企みによって陥れられ、妻と思うあまりに呪詛をしかけ、これまで占いも当たらず呪詛も効かなかった全成なのに、なぜか今回に限って大ヒットしてしまい、逃れようのない窮地に陥れられてしまったのです。「お前は赤が似合う」という、愛の告白は忘れられません。もう一度、二人を会わせてあげたかった…。そして首桶が怖すぎます。

30代女性

全部佐藤二郎のせい!そう思えるようなエピソードでした。欲を見せず、実衣を愛し続けた全成の最期。これまで自信なさげだった彼が、本当の力を見せた瞬間でもありました。小四郎らの尽力で流罪に決まった時は少し安心していたのですが、佐藤二郎のせいで。そんな比企と北条の対立が取り返しのつかないところまで来てしまったことも示されましたが、今のところ完全な悪役である比企能員も、退場間際にはこれまでのように「人の良さ」が描かれるのでしょうか。いずれにしろ、来週も楽しみです!

40代女性

全成が頼家を呪詛していたことがバレましたが、頼んだ時政が名乗り出ようとしたのにりくが止めてほんと女って怖いです。しかも何の関りもないと言い出すしどこまで根性が悪いのと思っちゃいました。時連の改名話は必要?、時房を「トキューサ」と聞き間違うくだりは笑えましたが。全成がさらに比企にそそのかされ結局討ち取られたのが切なかったです。最期になぜか凄いパワー?、雨風どころか雷まで起こしていて驚きでした。実衣のことを思っていたのも健気でした。

50代女性

蹴鞠はもういいと言われた公家の人、時蓮改め時房との会話中に呪い人形?を見つけます。何故か病気で寝込んでいた頼家に比企が頼朝弟・全成の仕業だと。義時は何とかしようと動くけど、結局は流罪。そして利用されて謀殺。いつものパターンです。歴史物だから誰かの死は確定されているけれど、悲しい最後は嫌ですね。仕方ないのだろうけど酷い。全成の最後を義時に聞く実衣さん、涙が止まりません。そして義時は…怒ります。もう頼家いいです。そのまま病気で消えてください。比企もいらない。次回で滅びていいです。

第31話「諦めの悪い男」:8月14日放送の感想・一部ネタバレあり
20代女性

頼家の体調が悪くなっていくと周りは後継者の事ばかり考えている様子でした。全成の息子の頼全が殺されてしまい、それに怒った実衣を始め北条たちは比企と戦をしようと決心したけど義時は日本を一幡と千幡のふたつに分けようと提案すると比企は即却下し鎌倉殿は一幡だけでいいと言うと義時は戦をする決心をしていました。義政はもう一度比企に和解を頼んでみたけど結局和解する事ができず滅ぼす決意をしました。比企は三浦が味方すると言ったけど三浦と北条の結束は固く結局比企は殺されてしまい、道はせつ達に逃げなさい言い立ち向かったシーン、政子はこれで良かったのかと聞くとこれしか方法はなかったと言ったシーンも良かったです。しかし最後頼家が生き返ってしまい今後どうなるのか気になります。

50代女性

義時は後継者問題や全成の事もあり、比企には憤ることがあっても、比企家とうまく行くように提案をしましてましたが、あっさり拒否された事で義時の腹は決まったようでしたね。時政もなんとか穏便に話し合おうとしても比企は話ならずに、比企が殺される事は仕方のない事のように感じました。後継者の育ての親同士が戦うのは、その時代は仕方ないですが、一幡まで殺そうとしていた義時は、昔の義時では内容でした。兄の考えどおり坂東武者でトップになる為には、もう何でもする義時になった気がします。

50代女性

毎回が神回の評判が高い本作ですが、今回はまた大きなクライマックスである”比企の乱”をドラマチックに作り上げてくれました。頼家が倒れたことで鎌倉幕府内部のパワーバランスが崩れ、勢力を二分していた比企と北条ががっつりと対立姿勢を明白にし、一触即発の状態になりました。その真ん中にいた義時の表情が素晴らしく、権力を手にした者としての迫力が滲む眼の光が、優しかった”小四郎”の面影を消してしまい…もう、戻れないところまで来てしまったのだなぁと思わせてくれたのです。守るべきは”北条”であると言い切った義時の覚悟のほどが伝わってくる芝居の凄みは素晴らしかったです。また、対立した比企能員を演じた佐藤二朗さんの怪演ぶりも、彼の芸歴の中で最高の芝居だったのではないでしょうか。コメディのイメージがある佐藤さんですが、こうした芝居がめっぽう巧い、それがよく知らしめられたのではないかと思います。一時の平穏が訪れていたはずの鎌倉に起こった嵐のような内紛はそうして鎮圧されて行き、北条の一党独裁が始まる、その最初の一歩が恐ろしいほど冷酷な展開で語られました。そして時政が語った「勝つためなら何でもする」という坂東武者の矜持も凄い説得力でした。史実なので、次に何が起こるかは明らかですが、吾妻鏡の行間を埋めていくかのような三谷幸喜さんの脚本はずっとずっと目が離せないままに、物語は進んでいくのです。

30代男性

北条と比企の権力争いが激しい。鎌倉、室町と将軍は飾り的な要素が強い。もっと将軍に強い権力があれば、時代はかわっていたのかなと思う。特に同族、親類の争いが多い。もっと協力すれば、長く権力維持ができたのに。比企の俳優さんはやっぱ最後もコミカル要素が他のドラマより少ないけど、出してくるよな。結局最後強いものが上手に帳尻合わせをして、当たり前のように歴史を刻んでいくんだな。でも、建前は合議制。日本の悪しき風潮だな。

60代以上女性

13人のうちまた一人、比企能員の命が消えました。仲間だろうが女性、子どもだろうが、容赦せず、首をハネることはいとも簡単で、何ともやりきれませんでした。そうやって力のあるものが残っていくのでしょう。三浦義村は、その点、流れを読んで立ち回っている知恵者のような感じがしました。北条の本気度も伝わってきましたし、義時もこれまでの慶時とは、全く別人のように見えました。しかし、頼家が息を吹き返すとは、誰も予想だにしなかったことでしょう。頼家の怒りが目に見えるようです。

第32話「災いの種」:8月21日放送の感想・一部ネタバレあり
60代以上女性

仁田の死が衝撃的でした。仁田なりに板挟みで悩んだ末の自害だったのでしょう。真面目で忠実な武士を失ったことは残念でなりません。善児は、名前に似合わず非情な殺し屋というイメージでしたが、一幡によって、善人の心を取り戻したかのように見えました。しかし、義時は、たとえ幼くても生かしておくべきではないと判断したら容赦しません。北条がてっぺんに立つためには、手段を選ばず、徹底的に遂行することを心に決めているように見えました。

40代男性

何故か復活した頼家ですが結局は最後までトラブルメーカーのまま終わったという印象でした。変われる機会は幾つもあったのにそうなれなかったのは残念でなりません。そしてあの凄腕の暗殺者であった善児が一幡を殺すことにためらうのは意外でした。とはいえ既に二代目も育っているので今後も諜報や暗殺はあるのでしょう。そして千幡改め源実朝が三代目の鎌倉殿となったのですが、善哉に比企尼の呪いのようなものが降りかかるのですがどうなるのでしょうか。

50代女性

比企が滅んだのは、頼家が死ぬからと頼家を一人にしないように、自ら火を放って滅亡したと言う理由は、納得できるわけありませんよね。仁田は自ら比企に手をくだしたので、頼家に比企が誰に殺されたと聞かれて怯えてましたが、仁田自身板挟みで悩んている様子。義時が仁田の話を聞こうとしない所は変わってしまいましたね。嫌な予感がしてましたがやはりあたってしまいました。一幡が生きてると知り義時は黙ってないと思いましたが、本当に殺そうとするとは。沢山人を殺してきた善児が一幡を殺せず泣いていた所は印象的でした。義時のおろそしさがより増した回でした。

40代女性

頼家に滅ぼした比企のことをどう話すのか興味深々で見てしまいました。政子が話していたけど、自分で比企が火をつけて死んだというのは無理があると思っちゃいました。もはや誰も信じられないでしょうね。一幡を泰時が助けてたのは良かったけど、結局義時に伝えて殺したみたいなので気の毒でした。まだもうひと展開あって生きているかもとは思いますが。比企の尼が善哉のところに出てきたけど亡霊なのかな?、次回は義時の兄、三郎の形見の品が映っていたので善児が殺害したのがバレてしまうのかが気になります。

50代女性

史実があったうえで、ここまで物語を掘り下げ、そして盛り上げるとは、三谷幸喜さんの作劇は恐ろしいなと思いました。比企の乱の後で目を覚ましてしまった頼家(金子大地)の悲劇と、その遺児である一幡の行方が大きなポイントになりましたが、ここにきて善児(梶原善)が全てを持って行った感が凄まじく、この時のために今までの彼の働きがあったのかと呆然としてしまいました。取り返しのつかないことをしてしまった北条一族でしたが、既にその権力を脅かす者はおらず、義時(小栗旬)を押し留められるものもまたいません。ただ、彼に対して面と向かって「おかしい」と言えるのは息子の泰時(坂口健太郎)のみ。将来への禍根を含みながら物語は粛々と進みますが…毎回が神回で心臓がもちません…。

第33話「修善寺」:8月28日放送の感想・一部ネタバレあり
50代女性

鎌倉に対抗する朝廷側、後鳥羽上皇(尾上松也)の暗躍っぷりがじわじわと効いてきていて、ここから承久の乱が確実に来るのだということが伝わってきます。それをまだ知らないまでも、義時(小栗旬)が抱える闇がどんどん深くなっていく中で、とうとう頼家(金子大地)が討たれ、実朝の時代がやってきます。しかしまさか、ここで善児が退場することになるとは予想していなかったので、衝撃が大きすぎて…そしてその原因が”一幡”にあったとは、それもまた大きな悲しみになって胸に残りました。こんな感情を彼に抱くことになるとは思いもしなかったので…三谷さんの作劇、構成の巧みさに驚かされ、そして天才を超えて神だなと思った回でした。

30代女性

源実朝が政治的指導者となり時政はリーダー的に動き始め三浦をはじめ御家人たちは敬遠し始めていました。りくは裏で平賀に後鳥羽上皇のところに行かせ実朝の正室を迎えることを進言してくるようにしていました。頼家の手紙を義時たちは受け入れないことにしました。また頼家は鎌倉殿は自分だという気持ちは変わらず、いつか北条を滅ぼす意志が強いようでした。泰時は義時にまだ頼家に対して罰を与えるのかと不満に思っていました。政子の本心は実朝には鎌倉殿になって欲しくなかった和歌を教えてあげて欲しい三善に言ったけど仲章の方に分配が上がり、また政子は頼家を気にかけてたけど母とも思っていないと怒りをあらわにしていました。

50代女性

今回は実朝がいわゆる「鎌倉殿」になり、北条父は執権別当?とやらになっていました。政子さまは頼家を心配するも、頼家は北条を許さず、政子さまの事ももう母とは思わないとか。政子さま、可哀想です。一方で北条に不満を持つ御家人たちも増えています。三浦が義時に忠告します。色々大変ですね。そんな中、頼家が京と連絡を取っている事が発覚。もう見逃すことはできないという義時。止めようとする泰時。そして義時は善児の所で兄の遺品を見つけます。あ〜、とうとう知ってしまいました。でも義時は「自分には何もいう資格はない」と善児を責めたりしません。悲しいです。義時も善児も自分のことをよく分かっていて、でも止められない。そんな感じがします。そして頼家の最後と、善児の最後が…。歴史って先が分かっていても悲しいです。

40代女性

まだ実朝がどんな性格なのかが分からないけど、頼家がラストで討たれたのでこれからどうなるのかが気になります。それにしても善児のことを師匠と言っていたトウが善児のとどめをさしていて事情が気になります。父と母の恨みとのことだったので誰の子か気になります。時政が権威を振るっているのでみんなから反感を買っていそう。義時も立ててるけどどこかで決裂しそうな気がします。りくがほんと時政を操ってる感があって女子ってほんと怖いです。ゆくゆくは自分の息子への期待もあるみたいだしどこまでも逞しいなぁ。

50代女性

善児は結局、義時の命令に逆らえずに千幡様を殺してしまったということなんでしょうか。そしてまた、義時は北条の為に善児を使って頼家を殺そうとしましたが、頼家は結構強いんですね。巴御前が後ろから斬りつけた所は、結構鳥肌が立ちました。結局女性に殺されたという事ですからね。そして善児も復讐で殺されてしまいました。結構義時の命令により、人が沢山殺され、頼朝に似てきましたね。兄を殺したのが善児だと気づいていたので、結局は善児は殺される運命だったかもしれません。頼家が殺された事で政子と義時と亀裂が入る気もします。

第34話「理想の結婚」:9月4日放送の感想・一部ネタバレあり
40代女性

実朝がなかなか無口で心配です。それにしても二階堂の孫娘、のえ・・・怖すぎる。あんな裏の顔があったとは。八田が裏表なしと評価してたけど、やっぱり平六に見極めてもらった方がよかったかも。義時がきのこをまた嬉しそうに出してきたのは笑えました。喜んでいたのえは良さげだと思ったけど、ラストの悪ふざけしてるところは衝撃でした。時政の息子がどうやら毒殺されたみたいで気の毒です。上皇側もなかなかしたたかで九条も密かに復活を狙っているので面白くなってきたなぁと思いました。

50代女性

成長著しい実朝(柿崎勇人)の代になり、その祖父である北条時政(坂東彌十郎)はやりたい放題の天狗となり、武蔵の覇権をめぐってにわかに畠山(中川大志)と対立して、不穏な空気が漂うようになっていました。そのさなかに、実朝の御台所を京から出迎えるための交渉が始まり、さらにやもめとなった小四郎(小栗旬)にも新たな縁談が持ち上がりました。しかし、その相手である”のえ”を演じるのは菊地凛子さん。一筋縄ではいかないだろうなぁと思ったら、やはりとんでもないタマでした…。怖過ぎる流れのなかで、唯一の癒しは和田殿(横田栄司)と巴(秋元才加)のやり取りだったのです。ほんの短い時間でしたが、そこで鍋を囲んでいた実朝のホッとした顔が忘れられません。

60代以上男性

義時と泰時の確執が面白いです。義時が頼朝から預かった観音像を持つ資格がないので、泰時に渡す場面は、義時が頼家、一幡はじめ一族を殺したことに後めたさから逃れるための免罪符を求めているのがわかる。それでも泰時には義時が許せないようで、比奈を離縁させた義時が、すぐに、のえという後妻を貰うのを批判する気持ちも理解できる。一方、時政の横暴に畠山が怒り、義時と時政も対立して畠山を討伐した時政が、義時に追放されるのは皮肉だ。又、後鳥羽上皇も、北条政範を殺して平賀朝賀を鎌倉にスパイとして送り込みますが、時政とともに平賀も自害し、義時と後鳥羽上皇の対立がエスカレートしていくのが興味深いです。

40代女性

このところ、毎回、誰かが亡くなったり、鎌倉殿の地位をめぐって、重苦しいシーンが続いていたので、今回は久しぶりにオープニングから、肥溜めに落ちて臭いという設定の瀬戸康史さんが和ませてくれて良かったです。それにひきかえ、小栗旬さんは立場的に周囲に対して常にうるさく言わなければいけないために、いつもピリピリしているうえに、これから絶対に引っ掻き回しそうな雰囲気の菊地凛子さんの登場により、坂口健太郎さんとの関係も悪くなり、相変わらず落ち着かないなと思いました。そんな中で、柿澤勇人さんが初めて鹿肉を食べるシーンでは、いかにも初めて肉を食べる人の戸惑いがよく表現できていたと思いました。

60代以上女性

執権となった北条時政の横暴ぶりには、不満が出るのもうなずけます。息子の政範が16歳の若さで亡くなったのも、陰謀によるものだったのではないかと推測してしまいます。しかし、泰時だけは、正義感が強く、何が大切かよく分かった心の清い人物のようで安心できます。義時の後妻のえは、二面性があり、ひとくせあるような描かれ方でした。脚本家の三谷さんは、義時をのえによる毒殺説で、終わらせようとしているのかもしれません。今後ののえの立ち振舞いに注目したいと思います。

第35話「苦い盃」:9月11日放送の感想・一部ネタバレあり
30代女性

のえは義時に子供ができれば欲しいけど今で泰時がいればそれでいいと言っていたけど男を産んで跡取りが欲しいのが本心でした。りくは政範が亡くなって憔悴しているようでした。重保は平賀が毒を盛る計画を立てていたことを聞き義時に話し、平賀は逆にりくに対して重保が毒を盛ったといいりくは畠山を討てと激怒していました。義村にのえを紹介すると指に飯がついており食べながら縫い物をしないといい少し気になる様子でした。畠山は息子が疑われ平賀も討たないことに怒りいつも冷静な畠山が怒っているのは初めて見ました。義時から説得された時政だけどりくからも説得され板挟み状態でした。畠山はもしかすると執権と戦になるかもしれないと覚悟している様子でした。

50代女性

畠山の息子が政範の死の真相を伝えてくれたからこそ、毒をもられて殺されたと言うことがわかったのに、りくはどうして平賀の方の話を信じてしまうのでしょう。娘婿だからなんでしょうか。畠山が政範を殺す理由もなく、平賀は政範を殺す動機もあり、京ににげてしまった。冷静に考えれば平賀朝雅が嘘をついているとしか思えません。義時はそれを知りながらも上皇の親族だから平賀を処罰することはできないという所は、理不尽ですね。畠山が声を荒げたのも当たり前です。時政はりくに押される形で、畠山と戦うことに決めましたが、決めたあとの時政の顔はもう、昔の面影はなく恐ろしい顔になっていました。実朝は鎌倉殿になり、悩んていましたが、和田の家でのリフレッシュと占いのおばあさんに言われたことで救われたはず。簡単に印を押さないのではないでしょうか。畠山は今まで鎌倉の為に働いていたのに、追われる身になるなんて納得行かないです。ただ、りくの暴走はとどまらないのでしょう。

60代以上男性

酒癖が悪く、野心のある、のえが、義時の前では淑女を取り繕う二面性を知って、泰時が嘆くのが笑える演出だ。藤原定家の「明月記」によれば、のえは、いずれ義時を毒殺し、権力を奪う為に一族と組んで幕府に伊賀の変という反乱を起こす。一方、京都から、実朝の嫁になる千世が来ても、りくは政範が死んだのがショックで、次は自分が殺されると時政に言うのは異常だ。畠山は重保から政範が酒席で倒れたが、前の晩に平賀が、汁にたらせばよいのかとの、やり取りを聞いて、重保が真偽を問いただしたのに、誤魔化されたと義時に打ち明けた。やはり毒殺だったようだ。平賀が、りくに、政範が畠山重保に毒殺されたと言うのが卑怯だ。愚かにも真に受けた、りくが時政に告げ口したのが畠山の乱の原因にもなるようだ。一方、義時は平賀に遺体を持ち帰らずに埋葬したのは毒殺を隠蔽したのではと疑うのも無理がない。義時が、時政に報告するが時政が耳を貸さず、畠山を討つというのは不条理だ。義時は実朝の下文がないと兵が起こせないというので、時政が、いずれ邪魔になった実朝を殺そうとする伏線になるようだ。しかも、三浦義村も畠山には警戒していると義時に言うのは、時政に取り込まれようだ。政子が義時に言われて、りくに会って、畠山が政範を殺した噂を否定するが、りくは、政子の前では、本心を隠して、とぼけるのがタヌキだ。ドラマでは、りくが畠山討伐に一番、執着しているが、「愚管抄」では時政が執着したと書かれ、ドラマの描写とは少し異なるのが面白い。疑われた畠山重忠が義時に平賀を呼べと言うが、義時は上皇側の平賀に手を出せないのが苦しい。義時は時政に畠山討伐を思いとどまれと言うが、りくは納得しない。時政が強引に実朝に下文に花押を押させたのが狡猾だ。畠山重忠は義時に時政と戦えと言うが、義時は答えられないのが苦しい。一方、実朝が北条一族を嫌い、僧侶の陳に命じて船を作って宋に逃げる計画もあったという「吾妻鏡」の記述は興味深い。

40代女性

山中崇さんの悪人ぶりには本当に驚きました。呆れるほど計算高く、宮沢りえさんに近づいて、あることないこと吹き込めば、その後にどんなことが起きるかを予測して、ほぼその通りになったのだろうと思います。そのような状態での中川大志さんの怒りは理解できます。ただ、この時代は、たとえ事実とは違っても、時には命を奪われたり、追放されて二度と表舞台には出て来られなくなってしまったりするので、怖ろしい時代だと思いました。それにしても、坂東彌十郎さんはいつまで経っても、宮沢りえさんの尻に敷かれてばかりだなと呆れてしまいました。

60代以上女性

息子が亡くなり、りくが憔悴しきっていて哀れでした。平賀朝雅は、政範に毒をもったのは、畠山重保だなどと、ぬけぬけとよく言ったものです。りくは、根拠のないことを鵜呑みにしてはいけません。一番いけないのは、りくの言いなりになっている時政でしょう。次回は、畠山との戦は避けられない様子です。忠誠を尽くしているのに、疑いをかけられて討たれるなど、とんでもない話です。巫女役の大竹しのぶさんの存在感がすごかったです。

第36話「武士の鑑」:9月18日放送の感想・一部ネタバレあり
60代以上女性

坂東武者の鑑と称され、御家人たちからも尊敬の念を集めていた畠山重忠は、最後の最期までかっこよかったです。義時との対決は、見せ場がありました。あの1対1の勝負においては、畠山重忠の勝利でした。しかし、畠山にとって大事なことは、謀反の疑いを晴らすことだったのだと思います。あのような立派な御家人を討ち取るなどもってのほかです。もはや北条時政に執権を任せておくわけにはいきません。義時の本気の目が怖かったです。

50代女性

御家人に信頼があつい畠山は時政とりくの策略により、戦いたくない畠山と戦うことになったわけですが、北条も三浦も本当はやりたくない戦い。畠山も理不尽な事で息子が殺されたりしなかったら戦いたくなかったんでしょう。畠山の戦など誰がしたいと思うか。と言う叫びは本当に心に響きました。義時との一対一の戦いも殴り合う形で、最終的には義時にドドメを刺しなかった事は今までの色んな思いがあるからだと思います。直接死ぬ場面はなくてもすごみのある最後でした。畠山と戦をしたことで、義時は父親とりくに制裁を下すべく稲毛を駒に使うなんて恐ろしいです。ただ、時政がりくのいうがままやりすぎたせいで、畠山が亡くなったのは本当に理不尽で、義時がそこまで怒りに震えるのも仕方ないです。

40代女性

「もうちょっと生きようぜ!生きていれば楽しいことがある」と和田が畠山重忠に対して言っていましたが、確かにその通りだなと思いました。でも、そんな言葉は畠山重忠には届かなかったようで、戦を本気で止めようとしている義時にも向かっていってしまったので、ハラハラしました。戦が長いたり、権力争いが激しくなると、こんな風に身内で命を奪い合うようなことまで起きてしまい、実にもったいないことだと思います。やはり、戦は何も良いことを生まないと思いました。

60代以上男性

時政が実朝を守る為に畠山を討つというと、三浦義村は叔父の仇とばかりに賛成すると、稲毛重成も時政の命に従い、義時と時房は知らなかったとドラマは「吾妻鏡」の内容に忠実ですが、歴史家の中には義時を弁護する為の「吾妻鏡」の曲筆との見解も多いようです。三浦義村は畠山重保、稲毛重成も殺し御家人に、時政と共に恨まれるようです。ドラマでは義時が実朝に畠山重忠と和解するように進言しますが、りくが納得せず、三浦義村は鶴ヶ峰に陣を構えた畠山重忠に、義時は自分を大将にして欲しいと言ったのは、戦を防ぐためだったようです。義時は政子に政事を正しく出来ない者は正さなくてはならないと言ったのは、時政追放の伏線かも知れません。和田義盛が重忠に、やけになるなと言いますが、重忠は筋を通すと言うことを聞かないのが、空しいです。重忠と義時の一騎打ちになり、義時が殴られて負けたかと思いましたが、愛甲に討ち取られたのは、不条理な気がします。重忠が、わずか、130騎で戦いを挑んだと「吾妻鏡」に書かれてあり、重忠には闘う意志なくして鎌倉に向かって騙し討ちになったと言う説もあるようです。時政が御家人の気持ちを収めるために稲毛重成を、いけにえにしたのは残酷です。畠山の所領を政子から御家人に分け与えて欲しいと義時と大江が言ったのも、時政追放の手始めのようです.義時が御家人の訴状を時政に見せて、引退を迫った時の時政の悔しがり方は、見事な演技でした。

60代以上女性

重忠が謀反の罪で命を落としてしまいました。わかっていたことですが 時政にはめられ無実の罪で戦もしたくないのに戦ったのがとても辛かったです。義時と重忠が一対一で戦った姿はとても迫力があり緊迫感でいっぱいでした。重忠を演じている中川大志さんの爽やかな感じが本当に武士の鑑と感じました。全て時政とりくの策略なのに重成の罪として殺されてしまい、この時代の理不尽さをひしひしと感じました。後味の悪い戦でした。改めて義時が非情な悪の心になっていると感じます。

第37話「オンベレブンビンバ」:9月25日放送の感想・一部ネタバレあり
60代以上女性

時政はそこまでして、りくの言いなりにならなければならなかったのでしょうか。可能性があると思ったからこそ、平賀朝雅を鎌倉殿にしようと画策したのだと思います。しかし、それは誤算でした。義時は、たとえ父親でも容赦しないところを、泰時にも見せておきたかったようです。頼朝のそばで見てきたことを、義時も同じようにしなければ、政権は成り立たないということを承知していたのだと思います。義時の顔つきが、以前と全く違って別人のようになってきました。

50代女性

最近、義時がドンドン残酷になってきたような気がします。今回は実父、時政が相手でした。お父さんもなぁ?すっかり「りくさん」のいいなりだから。で、親子対決か?と思ったら、何か皆で仲良くお酒飲んでるし。大姫が一時期ハマっていた呪文?を唱えてみたり。ここで今回のタイトルの意味が分かりました(笑)で、フラグ立ったよ…みたいな。翌日?かな、最近は和田さんちに入り浸る実朝を捉えます。出家するように迫るも、断わる実朝。一方で父の気持ちを知りながら、時政謀反と兵を集める義時。悲しいです。次回は…もう展開が見えてるかな?

60代以上女性

りくの思惑を時政が叶えようとしている姿がとても哀れに見えてしまいました。時政自身、謀反を起こしても上手くいかないとわかっていたのだと思います。政子や義時など子供たちと酒を呑んで騒いでいる姿は笑顔ですが別れを告げている様に感じました。大姫の唱えていた呪文を皆で思い出しているシーンはとても楽しそうに感じました。りくにのんびり暮らそうと言えずこの様な行動に出るのは北条家の分断を決定的なこととなってしまいました。父親を撃つ決断をする義時の気持ちもとても辛いものだと思います。

40代女性

時政が完全に政治からのけ者になっていて少し気の毒でした。義時はもう少しうまくやってくれたらいいのに。時政がりくの言いなりな感じがあるのでそれがなければよかったのかもとは思います。三浦を取り込もうとしていたけど、平六は義時と仲がいいのできっと告げ口するのだろうなぁと思っていました。ひと時北条のみんなと楽しく酒盛りしてたけど、王姫の不思議な呪文がタイトルの元になっていたんですね。独特のタイトルと変遷が三谷ワールドだなぁと思いました。時政が実朝に出家を迫っていて刃を向けたところで終わったので続きが気になります。

20代男性

義時を中心として宿老たちが一丸になって暴挙を行う時政を追い出し、それに対抗するようなりくの姿が印象的でした。一度権力を手にした者はと思えるような時政の態度には微妙で、眉をしかめたくなります。北条父子が対立に突入すると、複雑な心境でした。復権するためにりくが、時政に授けた策には目を見張ります。やはりどちらかの命が亡くなるのかと心が曇るようでした。重忠の妻が政子と義時の前で領地を突っぱねるシーンは心に刺さる良いシーンでした。これらに比べると、のえの企みなど、かわいらしいです。いざ、時政が動き始めると、強欲なりくと北条一族の板挟みになる時政に辛さを感じました。時政が北条一門と楽しい時を過ごす場面は感慨深く感じました。やはり「さよなら」の意味を持っていたのだと分かり、さらに心に刺さりました。

第38話「時を継ぐ者」:10月2日の感想・一部ネタバレあり
60代以上女性

りくの言う通りに行動する時政がとても歯痒く感じていました。しかし時政は命も無くなることを覚悟していました。謀反人は全て首をはねてきたのに父親だからと助けるという選択は義時にはありませんでした。気持ちでは助けたいと思っていても御家人が北条に反発することがわかっていたからです。とても辛い選択だったと思います。伊豆に流されることになった父親に「最期を看取ることが出来なくなった」と涙を流す義時はこの時ばかりは息子に戻った感じがしました。事の発端である平賀を討たせたのは謀反人とされた畠山の汚名を晴らした感じがしてスッキリしました。

60代以上男性

ドラマは、一貫して、実朝排除は、りくの陰謀との「吾妻鏡」の説に沿っています。時房、泰時に親でも鎌倉を守る為に父を殺すという義時の眼光は凄みがあります。三浦義村は時政に降伏を勧めますが、時政は、動きません。りくが政子に全ての陰謀は自分のせいだと言ったのは時政の命乞いかも知れません。時政は実朝が、時政の願いに従わず下請文を出さないので、実朝を解放しますが、義時は時政を殺そうとし、政子が土下座して時政を許せという演出は、見応えがあります。実朝も義時に時政の命乞いをしたので、命だけは救われたのかも知れません。大江広元らは時政を殺すべきと言いますが三善康信が反対すると、義時が礼を言い、時政に無念だと涙を流したのは、本心なのかも知れません。八田が時政の自害を止めたのは、さもありなんです。のえが、りくに北条と上手くやっていく秘訣を尋ねると、誇りを持つことと言いますが、のえもやがて北条に叛旗を翻し、時政失脚後、実朝は従四位下になり公暁を猶子にしますが、その公暁に殺されるのは皮肉です.義時も、平賀を北条政範を殺した罪で討伐の下文を鳥羽上皇を無視して出したのは、いずれ承久の変の伏線になりそうです。

20代男性

暴走するりくの側に立って、義時ら御家人と相対する時政のことを思うと、複雑でした。焚きつけた張本人のりくを逃そうと、時政が話をするシーンは心を打ちます。もはや生き延びることはないと思っていることが切々と伝わり、胸に刺さりました。また、実朝に最後の言葉をかけるシーンも、特に仏のような表情をする様子がとても印象的でした。時政の首を刎ねなければ示しの付かない義時、身内である時政を助けたい政子や泰時、時房の対比が目に留まりました。伊豆へ隠居で済むかなと少しだけ光が見えた瞬間に、義時の前にトウが現れたので、やはり亡き者にされるのかと胸が痛みました。しかし、何とか生き残れたのは少々安心しました。義時が執権に就いた直後からの彼の命や言動には、また修羅の道が始まったとの気持ちでした。

50代女性

前回、義時を「残酷」と表現しましたが「冷酷」のほうが正しかったようです。正確には、冷酷に振舞っているけど周囲にはバレてるので、まだまだです。分かってないのは息子の泰時だけ(笑)で、今回は父、時政を始末するかと思ったら結局、政子さまや周囲の人たちに負けて伊豆流罪。しかも、りくさんを始末しようとしたのに三浦が邪魔するし。何気に暗殺者を口説いてましたけど。いつか、りくさんを始末しなかった事を悔やむ日が来ないといいけど…。唯一の癒しは実朝ですね。強くて優しい良い子だな、と思います。いい子なのに…歴史って残酷。あ、残酷なのは歴史なんですね。ともかく今回は父と義母を流罪に。あ、親族が1人死んだっけ?そして義時が執権になったのでした。

30代女性

時政と実朝が話しているところを義村が和田を引き止めていたけど結局義時に付くといったのは義村と義時の信頼関係がみえました。りくの必死の抵抗が伝わってきたし、義時も本当は時政を討ちたくないけど覚悟がみえました。時政はりくのために京へ逃げるように伝えまた会えると言った場面も時政の覚悟がみえました。政子は事情を知ると義時に説得しに行ったけど反対していました。実朝は無事解放されたけど政子が必死に止めにいったのはよかったです。時政の処分は伊豆に帰ることとなり義時と時政が最後の別れのシーンは切なかったです。

「ウラ話トークSP」:10月9日放送の感想・一部ネタバレあり
60代以上女性

終盤を迎え今後のドラマの見所や今まで亡くなって行った人物を演じた役者の演技の深みなどをゲストの役者たちが語ってくれました。義経を演じた菅田将暉さんの演技の構成を今更ながら感じることができ役者さんは凄いと思いました。頼朝を演じた大泉洋さんが相変わらず明るく撮影現場を盛り上げていたことが良くわかりました。主役の小栗旬さんがマスクにその時の気持ちや相手役に対してにメッセージが記載されていて笑ってしまいました。三谷幸喜さんが今後のこだわりや義時の最期を語っていましたが、それが驚くような結末のようで絶対観たいと思いワクワク感が止まりませんでした。

20代男性

佐久間プロデューサーが言っていたように最初の頃と現在放送の変遷のことを考えると確かに凄い変貌だなぁと感じました。佐藤二朗さんの演説の部分では「北条を許さない御家人の会」という冗談から始まる件に思わず笑ってしまいました。三谷幸喜さんと佐久間プロデューサーの対談での、お茶の間を震撼させた善児を演じた梶原善さんの話も笑いました。それから「義時が徐々にダークになって行く」という言葉に非常に納得でした。また撮影中に使ったマスクに書かれた文字の裏話は今でもそのシーンが思い出せる面白いアイテムですね。特にSNSでバズった「全部大泉のせい」に関して当の本人が解説すると、自画自賛で笑いを誘いました。普段の大河ドラマ内では絶対に見られない、知れないウラ情報が満載で非常に面白く、見て良かったと思いました。最終回の話に触れた時には、見たくなりました。

60代以上男性

義時が時政に、どうしてあんなことしたの?と尋ねて時政が、りくがねと、りくの責任にしたのが笑えます。「吾妻鏡」では、りくの野望で、実朝を下ろそうとしたとなっていますが、「愚管抄」では時政の陰謀とされていますが、ドラマでは、りくの尻にひかれる時政がコミカルでした。又、小栗がマスクにメッセージを書いていて164枚もあり、その日、一番活躍する役が書いてあり、全部大泉のせいと書かれていたのが笑えます。それでも受け止めるという大泉は、クランクアップで、小栗や栄子らが、泣いて野添とハグして泣いていました。大泉と佐藤が鎧が重いと文句を言っていたそうですが、皆、頼朝ロスがあったようです。泰時は自分がかばって殺された頼家に思いがあったようです。視聴者のツイートでは上總介の死が3万件のツイートが最高だったのは意外です。義時がつらいと言って上總之介と別れたシーンは、頼朝に逆らえない義時のつらい胸の内のようでした。義経役の菅田が、生き急いだロックスターのようで、静御前の舞を見ることが出来なかった義経の思いを、菅田自身が静の舞をロケで確認したというのが、しんみりとした場面でした。又、義経が膝枕した政子役の小池が可愛かったというのが印象的です。後半は、三谷は政子は悪女ではない、妻、母として決断しなければいけない悪女ではなかったと描きたいと言います。ピュアな泰時が全ての登場人物の夢をかなえると言います。義時の人生はダ―テイーになっていき、幸せに亡くなっていいのかという大河ドラマにはないラストシーンになるそうです。小栗と小池から凄いラストですねというメールが来て、やりがいがあったと言うので、楽しみです.小池が、口があんぐりしたとか、小栗が全然イメージしてなかった最後だったと言うので、想像が付きません。

30代女性

今回はドラマではなくウラトークを話してくれるのは貴重だしドラマの大変さなどを語ってくれてますますこの大河ドラマが好きになりました。大泉さんのクランプアップの時に泣いたというのは貴重だなと思いました。大泉さんが体調が悪く小栗さんが頼朝の役を演じたのは知らなかったし分からなかったです。それを小栗さんは研究してたみたいでさすがだなと思いました。今まで出演されていた方々が亡くなった映像は悲しくなったしそれぞれの死に際を鮮明に思い出すことができました。ラストスパートまでどうなるか楽しみです。

60代以上女性

ウラ話トークスペシャルは、キャストたちが和気あいあいとしていて面白かったです。役者の方々が、クランクアップで涙をこぼしたという裏話を聞いて、ますます「鎌倉殿の13人」が好きになりました。脚本家の三谷幸喜さんによると、すでに台本が完成していて、意外なラストシーンが待っているようでした。これまで人を殺めてきたダークな北条義時の最期が、気になって仕方がありません。これまでに放送された秘蔵映像を懐かしく振り返りました。

第39話「穏やかな一日」:10月16日放送の感想・一部ネタバレあり
60代以上男性

実朝の将軍としての姿が寂しい。義時は天然痘になった実朝が亡くなったら後継に善哉をすえると言い、実朝に代わって決済をするので、泰時に自分がいなくてもいいと愚痴を言う気持ちがわかる。源仲章が大江広元を退け、上皇に言われて定家の名前をバックに、実朝に和歌を教えるのも、上皇の義時への牽制のようだ。しかも実朝と千世に子供ができないのも、比企尼に親の仇と教えこまれた公暁につけこまれるようだ。和田義盛が自分を上總之介にして欲しいと実朝に取り入るも、義時に潰されるのも、義時の和田排斥の伏線になりそうだ。八田が御家人でないと国司になれないのかと不満があると政子に訴えるが、義時は、北条家を国司で固め、政子の聞く耳を持たない。一方、義時は平盛綱を御家人に登用しようと実朝に進言するが、実朝が、一旦は断るが、義時の圧力で改心するのが、空しい。その上、実衣は子供ができない実朝に、よもぎを側室にしたらと言うが、実朝は、千世に自分が不能だと打ち明けるのも気の毒だ。義時は義村に守護を2年ごとに代えて御家人の力を削ぐから賛成して欲しいと言うが、三浦義村は承諾はするが、内心不満のようだ。三浦も和田も頼朝の家臣を、いずれ排斥する義時は孤立していきそうだ。

20代男性

いつもと違い、ナレーションの長澤まさみさんが登場というオープニングに若干驚きました。天然痘から復帰した実朝ですが、実質仕切っているのは義時で、自分が必要ないのではないかと口にする実朝に同情しました。和歌のシーンでも同様で、三善康信の姿にも哀愁を感じましたが、実朝の優しさに救われるようでした。これとは反対に、国司を北条の者から出していき、二度と北条に歯向かうものを出さないようにする義時に暗雲が立ち込めるようで、眉をひそめました。さらに和田義盛、三浦義村とあつれきが大きくなるのも同様でした。その上、実朝と義時2人でのシーンでは、義時がますますダークな存在になって行き、目を見張りました。

60代以上女性

実朝は、人がよく穏やかで教養があり、御家人から好かれていたのだと思います。実朝と義時のやりとりには、緊張が走りました。義時は、実朝よりも遥かに実権を握っていたのだと思います。実朝が一人で政をするのが無理なことは、実朝自身が分かっていて、義時に頼るしかなかったのだと思いました。和田義盛も気のいい人物に見えますが、かなり北条への不満が溜まっているようですし、公卿の登場で、暗雲が立ち込めてきました。嫌な予感がします。

50代女性

長澤まさみさんからの突然の始まりには驚きましたが、こういった思考凝らしたサプライズがいいですね。実朝が天然痘から復帰して、確かに鳥の鳴き声の元で稽古と政、題名通り穏やかな一日に見えますが、表立って争ってないだけで色んな思惑を感じました。北条としては三浦が味方だから安泰と思っていても、三浦義村からすれば親友だから都合よく使われると思ってしまうのかもしれません。そして鶴丸を、義時がわざわざ平盛綱と名前をつけさせた所も気になります。義時と実朝の意見の違いの中で義時が実朝にはなった言葉は、今でいうと嫌味ですよね。かなり恐ろしくなってしまいました。私のやることに口を挟むなと実朝に言った言葉に耳を疑いました。実朝はとても優しい人で鎌倉殿としては頼りないかもしれませんね。そんな実朝が子作りで悩みがあったとは驚きました。今回は色んなことあっても、嵐の前の静けさと言う事ですね。

50代女性

今回は「穏やかな一日」というタイトルでしたっけ?…全然穏やかじゃないじゃん!という感じですが。逆に誰も死なないのが怖かったです。嵐の前の静けさ的な…。そして義時、段々悪く、腹黒くなっています。和田も三浦も、実朝さえ、不満がたまっていそうです。こういう時、息子は苦労するんだろうな、と。ガンバレ泰時。ところで、そんな泰時に実朝さん…まさか、そっちの人だったの?いや、いいんですけど。だから子供がいないのか・・・みたいな。だから甥?だっけ?の善哉が養子なんですね。その善哉くんは出家して京に行きました。帰ってきたら何か起きるそうです。でもとりあえず次回の和田さん達が気になります。

第40話「罠と罠」:10月23日放送の感想・一部ネタバレあり
30代女性

後鳥羽上皇は最近調子乗っている義時に対して気に食わない様子でした。和田や八田たちも義時に対して文句を言っていました。平太が連れていかれて怒りを顕にしていた和田に対して義村は北条ばかりが得をするこの世の中を変えると言ったのは驚きました。義時は和田を滅ぼすといい泰時は反対していて政子は1人で勝手なことをしないと義時に叱ったのは素晴らしいなと思いました。また義時のすることを分かっていた政子の読みもすごいなと思います。実朝は戦をしたくない和田には死んで欲しくないと強い思いが伝わってきました。

60代以上女性

義時がどんどん非情に変化していくのがとても怖く感じます。鎌倉を北条が支配するため和田を挑発し謀反を起こさせそうようとしているのがあざといです。政子や実朝が必死に止めようとするのが痛々しいです。誰が止めようとしても義時の頭の中は和田を滅亡させる手立てを考えているのが良くわかります。再び歩き巫女を演じる大竹しのぶさんが出て来ていました。シビアな流れが続く中このシーンと実朝も一緒に大根の葉のスジを除くシーンは笑ってしまいました。

20代男性

義時を狙った泉親衡の乱に和田義盛の身内が図らずも参加してしまったことには、義時と義盛の間に暗雲が立ち込めるようでした。その身内をそそのかした泉親衡が突然姿を消したこと、後鳥羽上皇の画策だと分かった時にはハッとしました。また、甥の胤長が罪人として連れていかれようという時に、和田一族が大挙して押し寄せているシーンは圧巻でした。不満を持った義盛のところへ行き、三浦義村が北条を倒す話をしだすとさらにきな臭さを感じました。しかしこれも義時が和田を戦に差し向ける策だと分かると愕然としました。どんどん義時は暴君になっていくようでなりませんでした。登場人物が本心を隠して暗躍するような展開は、視聴者としては面白いと思いました。和田義盛が源実朝の前に参上した時の2人のシーンは非常に良かったです。思わず涙腺が緩みました。ラストシーンでは、三浦義村、八田知家が和田を裏切って義時につく目がなくなったとの言葉からは絶望を感じ、彼らも姿を消してしまうのかとの気持ちが沸き上がりました。

50代女性

毎回しびれる脚本ですね。ことの発端は泉親衡という人物でそれが上皇の仕業なんて。そのせいで義時は和田を恐れ倒そうとして頼朝といつしか同じことになってしまうと思ってました。実朝のおかげで義時と和田義盛と結果的に和解になったのに、裏ではもう戦いの準備ができていたとは、来週がどうなるのかワクワクします。三浦が起請文を交わした事で和田を裏切れない立場になり北条家はどうなるんでしょう。そんな中で、肘が顎につかないかとか、女装で鎌倉殿に会いに行くとか、おもしろ要素が入っている所がまた面白いです。義時と義盛、義盛と実朝、義盛と義村との今までの関係性を考えたら戦になる事がどんなに辛い事か。いろんな思いが絡み合っているところが感慨深いです。

60代以上女性

和田義盛は有力な御家人であったがために、すべては北条義時が仕組んだ罠ということなのでしょう。北条にとって目障りな存在は、早いうちに滅ぼしてしまえということなのだと思います。三浦義村も相変わらず、強い北条側について、うまく世渡りしている様子でした。一族が生き残るためには、それも仕方のないことなのかもしれません。せっかく実朝が、北条義時と和田義盛の間を取り持ってくれたのに、戦は避けられない様子で残念です。今回も巫女役の大竹しのぶさんの存在感が際立っていました。

第41話「義盛、お前に罪はない」:10月30日放送の感想・一部ネタバレあり
60代以上男性

和田義盛が三浦義村に裏切るなら早く言えというと、義村は北条に味方するというが、「吾妻鏡」では、三浦義村と胤義は、先祖の三浦為継が源義家に仕え、後三年の合戦の後も恩義を受けたので、実朝に敵対できないと和田を裏切って義時に味方したとされたのは和田にとっては、皮肉だ。政子は義時の望み通りだと批判するが、義時は自分に大義名分があると言うが、和田一族を怒らせて謀反を起こさせたのは策士だ。和田に加勢したのは、梶原、大庭、土肥、岡崎ら頼朝の時代から冷遇された一族だ。義時は和田に加勢しようとした曽我、二宮らに実朝の名前で御教書を出せと言う。三善と実朝は、反対するが、押し切られたようだ。実朝は和田に降参を促すと、感激した和田は自分が随一の忠臣だと言うと、義村が義村を討つと、義時が、実朝に取り入った者の末路だというのが、いかにも実朝をダシに使った義時の芝居じみた策略だ。力を持てば、人が恐れて、まとまると頼朝に教わったと義時が実朝に言うと、実朝は義時ではなくて、上皇に頼ると言うのが、驚きだ。

30代女性

義時と義盛は戦はしないと約束をしたのに戦が始まってしまい義盛は実朝には手を出すなと言ったのはそれほど鎌倉殿を慕っていたのが分かりました。巴御前は戦に行くと言ったけど帰還しその時にいないと困ると言った義盛はかっこよかったです。泰時は期待されすぎて戦から逃げようとすると初が水をかけて気持ちを高ぶらせたのもすごいなと思いました。実朝は忘れ物をし大江が自ら取りに行くと名乗り出たのもかっこよかったです。義盛勢はひたすら矢を放ち、泰時勢は身を寄せ合い板を盾にし近づいて戦ったシーンは見応えがありました。実朝が和田が必要と言った瞬間に討たれてしまったのはショックでした。

60代以上女性

和田義盛と実朝の繋がりを利用し義時が義盛を討ち殺しました。非情な行いに悔しさと辛い思いでいっぱいです。三浦と八田は北条に戻るために起請文を吐き出そうとしたところはちょっとクスッと来ました。しかし北条に戻り義盛と対した時のお互いの真剣な眼差しで戦の非情さをより感じました。義時が北条を守るためにどんどん悪になって行くのがとても怖く感じます。これで人がついて来るのか不思議です。実朝と義時の息子である泰時が義時に対し深い闇を抱えたように感じます。今後どのような行動を取るのか気になります。義盛はとても純粋な熱い気持ちを持った御家人で心に残りそうです。

20代男性

腹積もりとは裏腹に、一族や家臣に迫られ、北条との戦に突入してしまう義盛の気持ちを思うと、とても心苦しいものがありました。演じていた横田栄司さんの表情が非常に印象的でした。和田合戦の始まる前の、義盛と巴御前との今生の別れか?と思われたシーンも良かったです。義盛の為人が分かるようでした。また、巴御前を演じていた秋元才加さんの演技も心に訴える迫力がありました。大江広元の死を覚悟しての御所単独突入には、思わず不安がこみ上げました。泰時VS義盛の場面では、泰時のクレバーさに目を見張りました。そして、とうとうやって来た義盛の最期のシーンは強烈なインパクトがありました。合戦後の実朝の決断を聞いた義時が、今度は実朝を手にかけるのか?と暗雲立ち込めるようでした。

30代女性

和田がどうなるのか不安でしたが、祈祷師が言った通り血の海になりました。和田が滅びて義時の思惑通りかと思いきや、鎌倉殿はすっかり心を閉ざして朝廷と仲良くするようです。これは義時の読みと外れました。すっかりショックでこれまで以上に義時を疑うようになった鎌倉殿。歴史的には彼は暗殺されるようですが、いったい誰に殺されるのか?北条でしょうか?それとも朝廷側にうまいように利用されて亡くなるのかと、この先も見逃せません。

第42話「夢のゆくえ」:11月6日放送の感想・一部ネタバレあり
60代以上男性

実朝が泰時に上皇を見習って政事をやると言うのが過激で、泰時が実朝に忠誠を誓うのが不穏だ。米が不作で年貢を三分の一にすると実朝が言うと泰時も支持すると、義時が怒るのも無理ない。早速、御家人の長岡から不満が出ると義時が抑えた。のえは義時に執権を名乗れと言うが、時政の二の舞を恐れているようだ。のえは義時亡き後、泰時に謀反を起こすようで、野心の多い女だ。政子は実朝と義時の関係を心配し、実衣に任せる。陳和卿が、船を作って宋と交易をしようと実朝に言うが、実現しなかった。源仲章が係わっていたとなれば、鳥羽上皇に繋がっているので、ますます義時は許せないようだ。しかも義時が政子に上皇とつながっている実朝を政事から排除すると言うと、政子も義時に従ったのは、頼家の二の舞を恐れて、義時の力が、それだけ強くなったようだ。1217年、船が完成したが、時房とトウが仕掛けをしたせいか、船を海まで曳航できなかった。政子に言われて家督を譲って大御所になると義時に言う。京都から養子をとると言うと、義時は公暁がいると言う。政子は実朝の好きなようにさせると言うので、政子と義時が対立し、泰時は鎌倉が義時一人の物ではないと言って義時が激怒するのが迫力がある。義時が公暁に実朝を暗殺させる伏線になったようだ。

60代以上女性

北条あっての鎌倉を揺るぎないものにするために義時の独裁をとても恐ろしく感じます。こんなに人が変化していく姿を見た事がありません。実朝は自分なりの鎌倉殿になるため後ろ盾に上皇を選びました。宋に渡るための船が出来上がるのを楽しみにしている姿や奥方を優しく船旅に誘う姿がとても愛おしく感じました。しかし船が航海に出ることはなくとても残念です。そして遂に政子も実朝につくことを選びました。義時の孤立は益々進み目つきの鋭さや言動の激しさが増していきそうです。

50代女性

実朝は和田が義時に殺された事で、義時には任せたくありませんよね。鎌倉殿は上皇の言いなりもあり、仲章の策略で鎌倉殿は聖徳太子のように船を作る命令をしましたが、義時は気に入らないでしょう。図面を変えてしまう所には驚きましたが。上皇が関わってきた事で、北条が危うい感じもありますが、執権としてのプライドもあるでしょう。政子に北条のために政子のためにと説得にかかったことが結果的に裏目に出ましたね。政子は考えた末に、頼朝の気持ちに立ち代わり鎌倉を守っていこうとの決心が家督という事になったのでしょう。反対する義時にきつく怒った政子や泰時は義時とはもう対立してしまうのでしょうね。最後時政が幸せそうな余生を送っている場面があり、こういった終わり方もいいですね。

20代男性

実朝が義時を政治の舞台から排除しようと決意、泰時を右腕に就け、義時と対立し始めるシーンには胸騒ぎを感じるようでした。実朝の動きよりも、義時の動きの方がはるかに早く、実朝をねじ伏せるような展開は迫力がありました。雲行きが怪しくなってきた鎌倉に、丹後局が政子の前にやって来たことには驚きました。そして政子を諭すシーンは丹後局の迫力を感じました。実朝が、裏に隠れた後鳥羽上皇のいいなりになっていくことには浅はかだなぁと感じずにはいられませんでしたが、この状態を知り、実朝を亡き者にすることもやむなしという義時にはまた凄みを感じました。実朝、政子、泰時の示し合わせたような義時包囲網には目を見張りました。

60代以上女性

義時が執権となって、より一層顔が険しくなってきました。政で力を持ち、もはや実朝の付け入る空きはないように思いました。船を建造して、力を込めて引いてもビクともしない様子は、実朝の未来を暗示しているような気がしました。後鳥羽上皇を後ろ盾に選んだことで、義時や公暁を敵に回すことになり、イヤな予感しかしません。義時を止められるのは、政子しかいないように思います。時政の穏やかな暮らしぶりが観られて安心しました。

第43話「資格と死角」:11月13日放送の感想・一部ネタバレあり
60代以上男性

公暁に三浦義村が実朝の後継者だと約束したのが、火種になりそうだ。義時は京都から後継者を招くといい、義村と対立する。実朝も公暁に跡取りを京都から招くと言い、公暁は裏では義村に不満を言う。実衣も義村と対立するのが複雑だ。そこで、政子が大江広元に京都から後継を選べば御家人同志の争いが避けられると考えたのも理解できる。義時は御家人の評議で後継を決めるべきだと実朝に言うが、実朝は上皇から返事が来たと言い、親王から選ぶと言い、押し切った。政子が上京すると藤原兼子が、政子の持ってきた干しタコを口汚しかと皮肉を言うと、たまには口汚しも良いと政子が言い返すのが可笑しい。兼子が頼仁親王は上皇の兄上で、上皇の息子が後継になるので、頼仁が上皇の後継にはなれないので、自分が頼仁親王と兼子を重んじると答えたのは抜け目ない。実朝が左大将になり、源仲章は関白になり、義時は隠居せよと嫌味を言うのが笑える。その源仲章が、後に公暁に、義時と間違えられて殺されるのは皮肉だ。義時は泰時に讃岐守を断れというと、義時は泰時がいずれ執権になり、自分が目指すものになれる筈だが、源仲章に借りをつくるなと忠告すると、泰時も辞退すると言うのが賢い。公暁は後継者になれないと義村に言うと、義村は頼家は北条の手で殺されたと言い、実朝も真の鎌倉殿でないと言うのが狡猾だ。「吾妻鏡」によれば右大将の昇進で実朝が西園寺公経を応援して上皇の怒りを買ったようで、実朝は四面楚歌になって自分を追い詰めていったようだ。

60代以上女性

実朝が京から養子をもらうと宣言したことであちこちで軋轢が生じてきました。公暁が鎌倉に戻って来て意気揚々と鎌倉殿になると宣言した時にはとても驚き何かが起こりそうな気がしました。あの従順だった実朝が政子の後押しを得て自分の意志で事を進めて行く姿はとても頼もしく感じます。しかし周りが黙っていません。いよいよ三浦も公暁を焚き付け北条と向き合うようになりそうです。政子と兼子との女性同士の対峙は嫌味の応酬で見応えがありました。鎌倉に戻った政子が疲れ果てて寝そべった姿には現代だったら普通の事だとクスッと笑えました。

20代男性

嫡男をもうけることを拒否した実朝の後継者争いが始まるというナレーションから始まり、今回も興味深いと目を惹かれました。公暁と義村の心内と、政子と義時の考えが違い、暗雲立ち込める展開に眉をひそめるようでした。やる気満々の公暁が、実朝に「時期鎌倉殿は京から」と伝えられた時のショックはいかほどかと思いました。直後に「話が違う」と義村に怒りをぶつけるのも当然です。実朝の前に宿老が終結した場面では、お互いの思惑が渦巻くようで目が離せない迫力がありました。京での兼子と政子の談判のシーンも興味深かったです。また、鎌倉での義時と泰時の世情の裏読みも面白みを感じました。義村が言葉巧みに公暁をたきつける場面は、曲者感たっぷりで見ごたえがありました。

40代女性

公暁を鎌倉殿にしたい三浦が仕掛けて来ているなぁと感じました。父の頼家の最期の真実を知ってしまったらなかなか衝撃でしょうね。義時と盟友だったのにずっと野望はあったのが義村らしいです。源仲章と義時の妻、のえの急接近も気になりました。きっとラストに向けての伏線になっているのだろうなぁ。前に時政の息子に毒を盛っていたのを思い出したので義時も毒で殺害されそうな気が。実朝は影が薄い感じがしました。野望がないと人って頼りなく見えるのかな。時房が後鳥羽上皇と知らずにため口をたたいていたけど上皇もお人がお悪い~って感じでした。

50代女性

頼家の子だから公暁は鎌倉殿にあっていないと勝手に義時が決めるのもおかしいです。公暁は鎌倉殿になる事を決心して戻ってきましたが、実朝の考えを話して立腹してましたね。やはり跡継ぎとなると争いになってしまうのでしょうか。実衣と三浦のちょっとしたやり取りや政子と大江の話が今どきな感じで親近感が湧いてきます。実朝の後継者として養子に選ばれるのが上皇の子だと言ってましたが、それだと反対もできにくそうです。かね子と政子のやり取りは迫力ありますね。特に政子の駆け引きは見事でした。上皇様の前でまさか蹴鞠を披露でき、トキューサと呼ばれる人が来るとはなんだか嬉しいです。義時が「俺がなれなかったものになれる」と泰時に話してましたが、やはり泰時に期待しているんですね。公暁が北条を恨んで今後どうなるのか、あの鶴岡八幡宮の悲劇が待っているのかと思うとゾクッとします。

第44話「審判の日」:11月20日放送の感想・一部ネタバレあり
60代以上女性

義時がどんどん悪者になって行く姿にちょっと引いてしまいます。時代の流れだから仕方のないことですが穏やかだった義時が本当に懐かしいです。頼家が亡くなったいきさつを公暁だけでなく実朝も知ることになりました。実朝は本当に優しいです。公暁に詫びを入れ共に手をとりました。しかし公暁の気持ちは解けることはありませんでした。実朝の気持ちが伝わらなくて悲しいです。義時が公暁の行いを利用しようとしているのがとことん恐ろしく感じます。三浦のしたたかな動きも気になります。

30代女性

実朝が右大臣となり京から後継人を出迎えることが決まり、公暁は討たれた頼家や鎌倉殿になれなかった怒りもあり実朝を討つと決めてしまったのは残念でした。のえが仲章から義時のことを聞き出そうとしていてそれを目障りと思っている思っていたりして敵が多いなと感じました。実朝は京に行くつもりと説明すると義時は鎌倉がだんだん滅びていくことに苛立ちをしているのが分かりました。また仲章は義時がやってきたことを知っているため仲章と義時と言い合いは白熱してて見応えがありました。真実を知った実朝も自分を責め謝り公暁と結束したけどどうなってしまうか気になります。

20代男性

公暁が北条一掃を前提とした実朝暗殺計画に三浦義村も参加していて、益々この作品の大詰めに来た感がありました。不穏な雰囲気ですが、視聴者としては目を惹かれました。その後の仲章とのえ、そして泰時が仕入れた公暁の動きなど、水面下でいろいろと暗躍している様子も興味深かったです。さらに御所を鎌倉から京に移すと暗に言い出す実朝とも隔たりが生まれてしまった義時の動向に目が離せませんでした。両陣営の駆け引きも視聴者としては面白さを感じました。拝賀式で、公卿もろとも実朝をも亡き者にしようとしていた義時の計画にはハッとしました。しかし、仲章が義時の放った暗殺者・トウを捉えたのも予想外の展開でした。

50代女性

公暁からすれば父親の後をついで鎌倉殿なりたいと思っていたのに、上皇の親族を後継者にしようとする実朝は許せないですよね。しかも父親はひどい殺され方をされ、実朝は鎌倉殿になったのですから苦労した両親を思うと公暁は実朝を恨むのも仕方ないです。実朝が直接謝った所で公暁の気持ちはおさまったかと思ってましたがより決心が固まった感じがして来週が来るのが怖いです。公暁の思惑を義時は知りながら止めない所が本当に恐ろしいです。確かに実朝の鎌倉を将来なくす発言は義時にしないほうがよかったですね。義時としては北条の為の鎌倉で、それだけのために生きてきたのですから。仲章が執権を欲しがっただけでも殺されかけましたから。終盤になり物騒な感じの中で、政子と実衣の会話が癒やしをくれます。

60代以上男性

公暁が実朝を殺し、御家人らに、自分が鎌倉殿になるのが正当であると宣言し、三浦が北条を討つと義村が言うので、その通りかと思ったが、公暁と実朝は、周囲に翻弄され犠牲になっただけのようだ。源仲章が、のえに頼家が義時に殺されたのかと尋ねるが、のえは否定するが、義時は、仲章を警戒するようだ。義時は体調不良で八幡宮に行かず、源仲章に頼んだという「吾妻鏡」の説がある。源仲章が、人の上に立ちたいという野望を断ち切る為に、義時が仲章を公暁に殺させたとも考えられる。又、実朝は義時に太刀持ちをせよとドラマでは命じ、義時は実朝を殺した公暁を殺す予定だった。「愚管抄」では、義時は実朝に本宮には来るなと言われ、義時が公暁に殺されずに助かったという説があるようだ。義村が公暁に加担するという泰時の心配を聞いた義時は義村に確認する。義村が、否定したが、嘘をつくとき、衿を掴むと言う義時の読みは深いようだ。泰時が義村に三浦は八幡宮に来るなと言ったので、義村が撤退を決めた。実朝が幕府を六波羅に移すと言って義時が怒るのも、実朝暗殺の要因ともいえそうだ。その実朝も、三善から頼家殺害の黒幕が政子と知って北条に振り回されたと思い、義時には邪魔に思うのも理解できる。実朝が頼家の件を、公暁に詫びて北条排除の協力を提案するも、2人の心の隔たりは如何ともしがたく、このドラマでは、義時がすべての舞台裏を知っての策士ぶりが興味深い。

第45話「八幡宮の階段」:11月27日放送の感想・一部ネタバレあり
60代以上女性

実朝が鶴岡八幡宮で討たれてしまいました。公暁が目の前に現れても落ち着いていて歩き巫女の「天命に逆らうな」の言葉を受け入れた感じで悲しいです。そして別れの歌を詠んでいた事もわかり最初からそのようになるとわかっていたのだと思うと本当に辛いです。義時は実朝も公暁もいなくなり思い通りになり悪さが露呈していて怒りが込み上げて来ます。三浦の立ち回りの上手さには機転の速さを感じます。泰時が義時に宣戦布告しこれからの流れがとても気になります。

20代女性

実朝の前に現れ、一言伝え、その場を去っていく歩き巫女に気味悪さと不穏な空気が感じられました。実朝の右大臣就任の儀にて公暁が仲章、実朝を殺害するシーンは目が離せませんでした。仲章の断末魔、実朝のあきらめきった様子の2点は印象的でした。謀反人となってしまった公暁が政子の前に現れて、自分の気持ちを打ち明けるシーンでは、彼の切なさを感じ、痛々しかったです。身を隠すために三浦を頼った公暁でしたが、あっさりと義村が彼を殺してしまう展開はガツンとしたインパクトがありました。自分の思ったようになった義時に対して息子の泰時が啖呵を切っていたので、この2人の行く末が気になりました。

40代女性

とうとう実朝と公卿が退場してしまいました。もしかするとわかり合えたかもしれない二人。周り(主に義時)の思惑によりすれ違ってしまった運命に切なさを覚えずにはいられません。政子の心情を思うと悲しすぎます。そして、義村。義時にとって古くからの盟友で、ずっと義時に寄り添ってくれると思っていました。今回もどんでん返しで義時の味方をするんじゃないかと。失敗はしましたが、まさかここまで来て叛意を表すとは……。態度と胸の内が違うと襟に触れるというクセもしっかり義時には見抜かれており、鎌倉時代のことをあまり知らない私としては義村の行く末が本当に気になります。

60代以上女性

鶴岡八幡宮の銀杏の木の陰に公暁が潜むシーンは、緊迫感がありました。公暁は、仏門で修行していながら、なぜ煩悩に勝てなかったのかと思います。実朝は無念だったに違いありません。源仲章と公暁の殺されっぷりは見事でした。三浦義村は、状況を冷静に判断ができるキレ者だと思いました。義時は、顔つきも話し方も以前と全く違います。ますますダークで怖い存在になってきました。政子も覚悟を決めるしか道はないのかもしれません。

30代女性

ついに実朝が亡くなりました。最期まで幸せだとは言えない生涯を送った実朝。昔の人って大変だっただろうと改めて感じました。常に命の危険にさらされ、戦ばかりで傍から見れば何不自由なく暮らして楽しそうに見えたかもしれませんが、誰を信じらたいいかもわからず辛かったと思います。しかも後継ぎを残せなかったことへの申し訳なさもあったでしょう。天国で兄や父親と幸せに暮らしてほしいと思いました。これからの北条ですが、三浦がどう出るのか楽しみです。

第46話「将軍になった女」:12月4日放送の感想・一部ネタバレあり
60代以上女性

実朝が殺害され鎌倉殿が不在となると義時と上皇の化かし合いが始まりました。二人共、自分が負けるのは絶対許されない感じです。のほほんとしている時房が上皇と蹴鞠で勝負をしているのに安心感が増す感じがしました。実衣が謀反の首謀者として捉えられたのを救ったのは姉の政子です。尼将軍となって義時よりも力を持つことになったのです。義時の暴走を止められそうで安心しました。大姫が唱えていた呪文が再び出て来て政子と実衣が唱え始めるのを見てほんわかしました。しかしまた若干違っていて以前と同じようにナレーションの長澤まさみさんが訂正した事にクスッと笑えました。

20代男性

時元を次期鎌倉殿に据えようと画策した実衣と義村が組んで謀反を起こそうとしているのかと思ったら、実は義村と義時が通じていたことには「そうなのか!」と思えました。そこから時元の自害、実衣の処分と、また近親者が次々と表舞台から姿を消す寂しさを感じました。そんな中、泰時と初とのシーンは微笑ましく、心穏やかになるようでした。また、政子と民衆とのふれあいシーンも然りでした。身内の争いだけでなく、鎌倉と京との小競り合い、そして何より、義時と泰時との攻防も見応えがありました。

50代女性

義時は頼朝よりも怖くなってしまいましたね。頼朝は身内を殺すとしてもどうしても仕方ない理由がある時だけでしたが、義時の実衣への言葉は本当に厳しかったです。実衣の首をはねられるのかとドキドキしてましたが、政子に本音を言ったことで政子は本気を出してくれましたね。やはり二人の絆は深いですし、何でも言い合える姉妹で感動しました。政子が尼将軍になったのは実衣の為もありましたが、やはり民の言葉を聞いたからもあるのでしょう。民に寄り添う人物が上に立つべきだと思いましたので、尼将軍になり義時に自分中心に考えるのではないといってくれた所は、スカッとしました。上皇と義時との駆け引きも時房や慈円の動向も含めて面白かったです。今後上皇が義時をどうするのかが凄く気になりますし、キーマンの義村の動きも今後注目したいです。

60代以上女性

謀反を犯した者に対して、身内に厳しくしなければ、御家人はついてこないというのも最もな話なのだと思います。しかし、政子は、身内が次々に殺されていくなかで、実の妹の実衣には、死んでほしくなかったのだと思います。政子は、腹をくくって尼将軍になる覚悟を決めたようでした。政子と実衣の二人のシーンは、悲しみが溢れていました。後鳥羽上皇と義時が、相手の腹の探り合いをしたり、時房と蹴鞠対決をしたり、三谷幸喜さんの脚本は、所々で和ませてくれます。

60代以上男性

実衣が時元を鎌倉殿にすると言い、義村にが朝廷の宣旨を貰う為に手はずをすると実衣に言うと、実衣は執権は義村だと言う。後鳥羽上皇は義時が将軍を催促すると、上皇は騙し合いだと言う。しかし時元は義時によって謀反のかどで自害すると実衣は、政子のせいだと言う。吾妻鏡では実衣は時元をかばわず、泰時と三善が実衣をかばったので、1227年まで生き延びたようだ。朝時が、時元に宣旨を貰えば次期将軍だと書いた文を持ってきた。泰時が叔母の実衣の書いた文を筆跡が判らないと言ったが、実衣は認めた。しかし政子は実衣の処分を認めないが、大江は耳と鼻を削いで島流しにしろと言う。三善が女子の首をはねた例はないと言うが、義時は、はねろと言うのがピンチだ。 義時は上皇から雅成と頼仁のどちらの親王をよこすか、迷っていると返事が来たと言う。お互いが蛇のにらみ合いのようだ。初が泰時に実衣が夕べ書いた文を持ってきた。泰時は義時が言う事を聞かないと嘆く。政子も泰時に声をかけ施餓鬼に参加する。女子が小さな豪族の行き遅れの政子が立派になって憧れていると言うのが笑える。のえは八重も比奈も北条の仇だから政村が後継がいいと義時に言う。史実でも義時死後、のえは伊賀の変という謀反を起こすようだ。上皇が地頭を妾に代えろと言う嫌がらせが来た。義時は時房に京都に行かせ、摂関家から鎌倉殿に迎えると言う。泰時は時房に義時の言うなりになるなと言う。上皇が時房と蹴鞠勝負すると、兼子が時房に勝つなというのが笑える。上皇は頼仁は出さないと言う。慈円が源氏の血をひく摂関家から選ぶというので、政子も義時も納得する。乳児の三寅が鎌倉に行く。のちの4代将軍、頼経だ。上皇は面白くない。すると、政子は三寅では御家人がついてこない、義時にも任せない、自分が鎌倉殿の代わりになると義時に言い、尼将軍と呼べというのが、決意の程がわかる。まるで鬼のように暴走する義時では鎌倉がダメになると思ったようだ。それで、実衣が政子に情けをかけられ、実衣が義時に首をはねられず、生き延びた理由が分かったような気がする。

第47話「ある朝敵、ある演説」:12月11日放送の感想・一部ネタバレあり
60代以上女性

遂に後鳥羽上皇は、義時追討の院宣を出しました。上皇は、御家人たちは皆從うものと、高をくくっていたようです。おそらく義時も、もはやこれまでと観念したのかもしれません。義時の深い思いや悲しみが伝わってきました。しかし、政子の尼将軍としての演説は、予想に反するものでした。歴史と違って拍子抜けしましたが、小池栄子さんのスピーチは神がかっていました。のえの兄の京都守護、伊賀光季が襲撃された場面を、もっと丁寧に描いてほしかったです。

40代女性

いよいよラストに向けて動き出していて見ごたえがありました。上皇より義時追討の宣旨がありどうなるかと思いましたが、ラストの政子の演説は迫力がありました。妹とも仲直りしていて良かったです。妻ののえが後継ぎの件で義時に不満を持っているので何かやらかしそうなのが気になります。もっと賢い女性かなと思ってたのに少し残念ですが、やはり自分の子供や一族が大事ですもんね。三浦が最後まで様子を見てたので紙一重感を感じましたが、ともかく一致団結して朝廷側を迎え撃つ感じなので良かったです。

20代男性

実衣が「首をはねろって言ったでしょ」と義時に迫るシーンは思わず笑ってしまいました。実衣の言い方にも笑えましたが、義時の「言ってない」という言い方があまりにも面白すぎでした。内裏消失から、京と鎌倉が対立、後鳥羽上皇VS義時の腹の探り合いのような展開は見応えがありました。このツッパリあいで、御家人がオロオロする様子も不安をかきたてました。後鳥羽上皇が義時追討に取り掛かると、状況を見極めて付く方を決める三浦義村の動きが注目でした。その後、鎌倉のために自分の命を捨てようとする義時を見ると、いよいよ大詰めの感があり、寂しさを感じました。政子の超有名な御家人の前での演説、そして御家人が立ち上がるシーンもとても印象的でした。

30代女性

尼将軍になった政子は実衣を助けることができて良かったです。昔の義時は優しくなんでも人の意見を受け入れていたのに変わったと改めて感じました。鎌倉のせいで内裏が焼けたため後鳥羽上皇は義時にかなり怒っているのが分かりました。のえが自分の息子を後継人にするために政子たちに説得していたけど三寅がいたりと思うようにいかない歯がゆそうだなと思いました。後鳥羽上皇は義村を味方につけようしたけど義村は隠さず言ったのは良かったです。義時は鎌倉を守るために戦をせず自ら犠牲になると覚悟を決めた場面は切なかったし義時の本心がみえて感動しました。政子の言葉で鎌倉が一致団結したのはすごいなと思いました。

40代男性

4姉妹兄弟が集まるシーンがコミカルに描かれていて、安心しました。骨肉の争いはもう見たくないです。その後、北条義時が昔を思い出して、「そんな時もあったなぁ」と言った時、心から同感しました。あの頃は和気あいあいとした雰囲気で良かったと改めて感じました。喧嘩するほど仲が良い義時・泰時の親子、羨ましいです。実衣の「望みが大きい過ぎると痛い目にあう」という言葉、重みを感じました。暗躍する三浦義村、相変わらず立ち回りがうまいです。政子の演説、背筋を伸ばして聞こうとしたら通説と少し違う展開に驚きました。政子の優しさと強さが伝わってきました。泰時の言葉の後、坂東武者が一致団結する場面、良かったです。

最終回「報いの時」:12月18日の感想・一部ネタバレあり
20代男性

冒頭シーンで家康(松本潤)が出て来たので、来年の大河ドラマにつながる粋な計らいだなぁと思いました。泰時を総大将として京に進軍する幕府軍が宇治川を渡って来る合戦シーンは迫力がありました。泰時の従者・盛綱の最期には男の意地が感じられ、少々感動しました。しかし、後に彼が生きていたことが分かり、ホッとしました。のえが義時に注いでいた飲み物は怪しいと思っていたところ、義時が倒れることが多くなると、やはりそうだったと明らかになり納得でしたが、悲しいことだなぁと感じずにはいられませんでした。のえが去る前に白状した毒を融通した人物が義村だったことも驚きでした。その後、義時と義村とのサシの場面は目が離せませんでした。そして、義時絶命となるときの政子とのシーンも同様でした。とうとう壮大な大河ドラマが終わってしまう寂寥感と長編ドラマが完結する達成感がありました。

60代以上女性

帝を隠岐に流罪にするなど、義時は余程の決断だったと思います。のえは、義村から毒を手に入れ義時に毒をもったなどというのは、全くの作り話だと思いました。のえの描かれ方に納得がいきません。義村と義時が酒を酌み交わす関係も不思議でした。義時が過去を振り返り、死んでいった人々の顔を思い浮かべ、やりきれない思いがしました。泰時が御成敗式目を作成したことが描かれていて、殺伐とした時代の終焉を予想できました。泰時に未来を託したいという思いです。

40代男性

北条と上皇の戦は割とあっさり北条の勝ちとなりました。その後上皇が罪人のように流されるのは衝撃的でした。その後は義時が三浦の罠で毒を盛られたのですが、あれだけ裏で色々やっていたのになんだかんだで生き残ったのはすごかったです。そして最後は政子に看取られる形で死んだ義時ですが、その時に政子が言った泰時は義時に似ているというのは、権力を握る前のお人好しだった小四郎が義時の本質ということなのでしょうか。そして死んでいく義時がフェードアウトして終わるとはなかなか衝撃的な終わりでした。

50代女性

妻に毒をもられただけではちょっとは消化不良でしたが、最期政子が薬をあげないことで義時が亡くなってしまったところは、そういう終わり方なのかと驚きました。あの仏像は義時の兄の言葉を思いさせ、鶴丸が生きていた事や、義時の最期にも八重を思い出させ、あの出来事がここに繋がるのかと感慨深かったです。義村と義時の二人の親友以上の仲がクスッときましたし、その中でも三浦が今まで裏切らなかった事が鎌倉が続いたという言葉には納得でした。最後までトキューサが癒やされキャラだった事や、泰時が鎌倉を引っ張ってくれる未来が見えて素晴らしい最後で、三谷幸喜さんの凄さを改めて感じました。

60代以上男性

義時の最後は劇的だ。この世の呪いと怒りを泰時の為に引き受けると言って倒れたのが哀れだ。のえは自分が義時から何も相談されないのが不満だが、もはや義時は、のえを信頼していないようだ。義村が背後から泰時を責めて首を土産に京都に行くと言う。鎌倉の軍勢19万に対して秀康は1万余りだと言う。宇治川が渡れず、泰時が筏を作って渡る。義村は上皇の出陣を期待する。三浦胤義と秀康が兵の数を見誤ったと上皇に言うと上皇は出陣を兼子に止められる。義時と政子は喜ぶ。上皇は時房に、自分が利用されたと言い、時房が頼りだと言うのが、図々しい。大江は義時を許すかと言うが、上皇は隠岐に流されることになった。泰時は浮かない顔で、上皇の処遇で、自分らが大悪人になったと言う。すると義時が盃を落して一瞬意識を失う。義時はめまいだと言う。のえが京都の薬草を飲めと言うが、義時が、これを飲んでから体調が悪いと言いながら飲むのが危うい。大江が上皇が復権を狙っていると言う。幼い先帝の命を奪うと義時が言うが泰時は自分がこれから政事をやると言う。義時は運慶が作った像を切り捨てようとするが倒れ、義時は毒を盛られたと、のえに言う。のえがバレたと言うのが驚きだ。政村をつがせたいのかというと、当然だと、のえが言う。義時が、もっと早く気付いておくべきだったというが、のえは自分を無視したからだと言い、死に際は大好きな政子に看取って貰え、毒は義村が用意したと言うのも、驚きだ。

鎌倉殿の13人の見逃し動画はこちら /

本ページの情報は2022年12月時点のものです。
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