2022年7月7日(木)から始まる飯豊まりえさんが主演の『オクトー~感情捜査官 心野朱梨~』。
感情が色で見える、「目に見えない“感情”から凶悪事件の真相に迫る」
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オクトー~感情捜査官 心野朱梨~
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目次
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『オクトー~感情捜査官 心野朱梨~』の作品概要・放送日はいつから?
『オクトー~感情捜査官 心野朱梨~』
放送局:読売テレビ・日本テレビ系
2022年7月7日〜
毎週木曜日
23:59〜24:54
「オクトー~感情捜査官 心野朱梨~」の出演者・キャスト
メインキャスト
- 飯豊まりえ :心野朱梨
- 浅香航大 :風早涼
- 山中崇 :雲川幸平
- ニシダ・コウキ(ラランド):南条貴広
- 日比美思 :北村聡子
- 臼田あさ美 :甲本祐希
- 松井玲奈 :心野紫織
- 豊本明長(東京03):心野陽介
- 船越英一郎 : 平安衛
第1話ゲスト
- 本田望結 : 宇野渕咲子
- 芝大輔(モグライダー): 岩田川俊介
- 浅野竣哉 : 神城ユウマ
- 岸田真弥 : 岩田川
第2話ゲスト
第3話ゲスト
第4話ゲスト
徳永えり
『オクトー~感情捜査官 心野朱梨~』の作品紹介
感情の色は、嘘をつかない
愛や悲しみ、また怒りや嫌悪感などすべての事件には動機となる感情がある。 取調室において、そうした 感情を見ることで真犯人を見つけ出す心野朱梨。 彼女には、人の感情が “色”で見える特殊な力がある。 人の“感情の色”が見える変わり者の女性刑事が感情見え見えのエリート崩れ男性刑事とバディを組んで、 目に見えない感情から真犯人を見つけ出す 新感覚の刑事サスペンス
引用元:https://www.ytv.co.jp/8octo/intro/
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『オクトー~感情捜査官 心野朱梨~』の見どころ・感想
第1話「恋人の死に【期待】を抱く女」:7月7日放送の感想・一部ネタバレあり
相手の目を見ることで、心理状況が色で見える捜査官という設定のストーリーでしたが、ちょっと想像していた内容とは違い物足りない感じでした。飯豊まりえさんの過去のトラウマから、特殊な能力が身についたようだが、見ている側としては感情を色で表して線の絵柄を描いていくが、その状況と実際の捜査の結びつきが曖昧で、今ひとつスッキリしないストーリー展開でした。今後の展開で、彼女の特殊な能力と捜査が一致することがハッキリするのか、期待したいです。
第1話のゲストの本田望結ちゃんが、今時の少女らしい咲子を好演しているのが印象的でした。主演の飯豊まりえさんも、感情が色になって見える捜査官という難しい役どころを、しっかり演じてくれていてぐっと引き込まれました。警察庁から東神奈川署へと異動してきた風早の存在が気になります。朱梨の存在がきっと何か大きな事件に繋がるのではないでしょうか。今まで刑事ドラマとはひと味もふた味も違うこのドラマ。どんな結末が待っているのか楽しみです。
心野朱梨さん、初回から何とも言えない切なさを感じました。「人の感情が見える」という才能は、人の心の闇まで何でも全て見透かせてしまえそうですが、実は朱梨さん自身が、自分でも見透かすことのできない深い心の闇を抱えているのではないかという気がしました。業務の時は淡々とした表情をしていた朱梨さんが、甲本祐希先生にだけは笑顔を見せていたので、甲本先生には少しでも自身の心の内を明かすことができているといいなと思います。
色が観れるというのに興味があって観ました。初回は、風早と朱梨がバディを組んで初仕事でした。咲子が数字にこだわっていて、その歪んでる感情を朱梨がときほぐしていきます。風早がなんだか怪しいです。朱梨に近づく理由があるのか気になります。平安は何か企んでそうだし。朱梨の両親の事件等、朱梨の過去ももっと知りたい。姉の紫織の様子も気になるし、無言の姉に話しかける朱梨が辛いシーンでした。彼女が風早を信用しているみたいだけに大丈夫か心配で、次回まで待つのが辛いです。
感情が色でわかるってどんな事だろうと思ってましたが、色だけでなく形によって、色の濃さによって変わるんですね。オレンジ色は温かみがある色だと思ったら、警戒心かある色で、好きな人を、思い出すときはピンク色の濃いものが出てくるのは驚きました。スケッチブックに書いてくれるのがわかりやすくていいですね。結局咲子は心中したのは恋人でもなんでもなく、SNSでいいねを取るために命の危険を犯していたなんて、そこまで承認欲求が激しい事には驚きました。刑事として風早がちゃんと捜査をし、心野が今までの色から咲子の感情を読むと言う、なんだかんだ言いながらもいいコンビだなと感じました。心野がこの能力を持ったのは過去に何があったのか気になります。
第2話「愛する夫が心中したのに【喜ぶ】女」:7月14日放送の感想・一部ネタバレあり
今週はなんといっても、橋本マナミに尽きます。怖かった。話の最初から、彼女が犯人だと解ったが、夫と上の階の住民を殺し、早く家に帰って執筆したいと願い、黒いレースの手袋で、楽しそうにタイプして、小説を書きあげ、満足気なところは、まさにサイコパス。美人だから、猟奇さが引き立ちました。感情の色、緑は自然、木々のイメージだから、穏やかな、リラックスなのかと思ったら、プルチックの感情の輪では、恐怖を意味。勉強になった。奥さんが隣の家にいるのに、隣の奥さんと隣の家で不倫するって、そりゃ、バレます。隣の奥さんより、実の妻の方が美人だし、隣のご亭主の方が、夫よりイケメン。見た目の悪い者同士が不倫。これが不倫の実情、離婚の原因なのだろうと思った。。
小説家である千弦の夫と上の階に住む吹田と一緒に死んでいるのが発見され、事情聴取をしていると黄色である喜びの感情が出ていることに疑問を持った朱梨たちはさらにいろいろ調べてみると不倫していたことが発覚しそれを千弦に伝えても喜びのまま、賞を獲ったことを話すと赤色の怒りの感情が出て喜びと怒りが混ざると自尊心という排除したい気持ちにいきついたのは凄いなと思いました。実は吹田と浮気してると思いきや隣人の鳴島と浮気していて千弦は音を排除したことへの喜びの感情だったとは驚きました。また朱梨は15年前に親が殺されてしまいその直後から感情を読み取ることができるようになったという過去が明らかになり紫織だけなにも見えないから引き出す必要があると言い風早は少しずつ理解を示している様子でした。
心野が感情の色が見えるようになったきっかけが、両親が殺され、目の前で姉が自分を庇って刺されたショックのせいだった事はかなり衝撃でした。姉に感情がないのはそこからなんですね。心野はかなり辛いのに、姉の為に刑事になったとか、精神的に色んなものを抱えてる気がします。今回は小説家の女性が犯人ということでしたが、上の階の女性ではなく、隣の女性と旦那さんが不倫していたなんて、確かに辛いです。聞きたくもない音が聞こえてくるわけですし。隣の不倫女性をあえて殺さず、騒音立てた上の階の女性と旦那を無理心中にさせた所は恐ろしくもありました。小説を書くために音がない世界へ行きたい千弦なのに、一番聞きたくないダンナと不倫相手の音を聞きながら小説はかけませんが、そこまでするなら離婚するとか他の手はあったのにプライドが許さなかったのでしょう。
鈴本千弦が犯人なのは明らかでした。小説家だから騒音が嫌だったのもわかるし、不倫も許せません。動機はけっこうすぐわかりました。しかしまさか不倫相手が隣の女性だったことには驚きました。冷静に考えれば離婚して静かな家にでも引っ越せばいいのに、殺して排除するしかないくらい騒音などにイライラしていたのかなと思いました。排除できて喜びしかないのが見えるのはなかなか辛いなと思いました。心野朱梨が感情が見えるようになったきっかけである15年前の事件について、平安衛や雲川幸平など、それぞれが何か考えているみたいでとても気になります。平安衛はわざわざ風早涼に特命して探っていて怖いです。姉の心野紫織が逆に感情をなくしてしまったけれど、それがいったいどういう状態なのかいまいちわかりません。しかし命は助かったから感情も取り戻せるといいなと思いました。感情はうそをつかないから、それが見れるというのは楽というかラッキーなんじゃないかと思ったけれど、見ない方が知らない方が幸せということもあるから大変なことだなと思いました。
千弦さんの旦那さんと上の階の女性を殺した理由が恐ろしかったけど、過去にも実際にご近所同士の騒音トラブルで殺人事件が起こっていたりするから、やっぱり毎日毎日騒音を聞かされている方は、頭がおかしくなるくらいにはストレスが溜まるんだろうなって思う。ましてや千弦さんは家で仕事しているわけだし、そのへんをもう少し旦那さんが配慮してくれたり、浮気なんてしなければ起きなかったことなのになとは思います。ただ千弦は小説が一番大切だったからこそ、邪魔者を排除できて嬉しかったんでしょうね。
第3話「あおり運転に見えた謎の【信頼】?」:7月21日放送の感想・一部ネタバレあり
まさか南条貴広があおり運転の事件に絡んでくるとは思いませんでした。あおり運転で暴行加えているところをビデオに写っている証拠があるのにやってないと言うのには理由があって、他に調べてほしいことがあったからだったと知って、意外でした。南条貴広が雛見すみれにつきまとっていて怪我をさせたのを警察に訴えても隠そうとして最悪だと思いました。純粋に恋愛を楽しんでいただけと言っていたけれど、一方的に見えたし、優しくしたからといって付き合えるわけではないのに、人それぞれの考え方が違うって怖いなと思いました。やり方はどうあれ、しっかり捜査してもらって解決できたのでよかったです。そんな警察官ばかりならいいのにと思います。また風早涼に内偵させている平安衛が心野朱梨と知り合いで、心野紫織の病室に来た時は驚きました。本当に心配してるのか、心野紫織の様子など近くで監視しているのか、怪しく見えます。雲川幸平も怪しい動きをしてるように見えます。いったい心野家に何があったのか早く知りたいです。
ゲストの若林時英くんがなかなか良かった。挑発したり、笑ったり、沈黙したり。どれもしっかり表情がついていて、解りやすかったが、怒りと悔しさが織り交ざり、警察を批難する部分は、うっすら涙を流し、とても良かった。ストーリーはあおり運転、暴行事件、ストーカー事件と進んでゆくが、流れにつじつまが合っていて、早い展開がとても小気味よく感じた。課長代理役の山中さんは、毎回さすが、癖のある見せる演技で、何か裏がある感ムンムンである。警察庁次長の平安さんが注意するよう風早さんに指示をだした。彼の怪しさの理由にはとても興味がある。そして、今回、突然、お姉さんの病室に、平安さんが現れ、ちょっとビックリの展開だ、知り合いなのに、何故内偵させているのだろう。そこも徐々に明らかになるのだろうが、楽しみである。
感情が色で見えるのは、普段の生活ではかなりきつい事ですが、取り調べとなると本当に役立つものです。ライバルの男を殴っている映像があるのに、犯行を否定した鳥飼。否定したときに出た色が、嫌悪と信頼。わざと防犯カメラの前で殴ったのなら何か隠蔽された犯罪を暴いてほしいのかなとは思いました。ただ、それが風早の同僚の南条刑事が鳥飼の幼馴染に行った犯行だった事でかなりの驚きでした。殴られた被害者がなにかやっていたと思ったのですが、刑事の犯罪で隠蔽していたものとは、全然想像していたものとは違いました。取り調べでの信頼の色は心野達に向けていたものと刑事への嫌悪感だったんですね。風早も隠蔽されたものを告発しようとしてここに飛ばされてきたのですが、警察の隠蔽体質はドラマだけであってほしいとは思いました。
あおり運転の犯人が信頼の感情を出していることでかなり違和感を感じていましたが、事件の真相が警察の同僚の犯行が判明するという思いもよらない展開になり衝撃的でした。言葉とは裏腹の本音の感情を読み取れる心野だからこそ真相にたどり着けたのかなと思います。風早が内部の告発をしていた過去も相まって、より警察の闇を感じるストーリーでした。警察官も人間なので魔がさすこともあるかもしれませんが、それを隠ぺいする体質を見るのはやはり嫌な気分でした。
今回は、あおり運転の事件から南条の犯罪が分かりました。ストーリーの意外性に驚ましたが、良い展開です。南条が良い人のように見えただけに、演出が良かったと思います。ですが、真実は闇に葬られてしまい残念です。風早が少しずつ感情が出てきて、朱梨も風早を頼りにしてるから、ちょっとだけ絆が深まったみたい。なんだか平安が怪しく感じてきました。映像の感情の視覚化は、何度観ても良いです。色んな感情の色に期待しつつら次の展開が楽しみです。
第4話「笑う殺人看護師と悲しまない遺族の謎」:7月28日放送の感想・一部ネタバレあり
犯人の麻美役の方の演技がすごくて、見てるこちら側は全然感情が読み取れませんでした。まさか、母親を人殺しするまで恨んでいたとは、最後の最後に驚きました。麻美の母親が警察に駆けつけてきた場面は、いい母親だなと思ってましたから。心野が見たはじめの喜びの感情がその意味と言う事にびっくりです。被害者遺族のかんなも代理人ミュンヒハウゼン症候群って、介護している私が好きってことでしょうが、母親が殺されたのに家族が殺された哀しみの感情がないなんてすごく寂しいことですね。
平安衛と風早涼が親子だったことに驚きました。すべての家族が愛でつながっているわけじゃないと言っていたので、過去に何かあったのか気になります。その平安衛や風早涼のことを雲川幸平も調べていて。どう関係しているのか知りたいです。快楽殺人者のようにふるまっていた佐久巻麻美も母親から教育虐待されていて親子関係に悩んでいました。葛木花恵も実の娘の葛木かんなから高齢者が飲んではいけない薬を飲まされていることに気づいていて、子供が殺人者なんて死ぬより辛いと親子関係を終わらせたいと思っていました。そんな2人の思いが合致してしまって、事件は起きてしまったんだと悲しく思います。佐久巻麻美は殺人者になることで人生をコントロールしていた母親から自由になれて喜んでいる姿を見て、とても胸が締め付けられ涙が出ました。そうまでしないと終われない親子関係があることが悲しいです。みんながみんな幸せなわけではないし、親ガチャ当たりハズレという時代だから余計に怖く感じました。しかし少なくとも心野家はいい家族だったと思います。家族が殺されてもいい理由なんてないけれど、少なくとも理由は知りたいと私も思いました。
今回の殺人事件もまた切ないというか悲しい気持ちになりました。悲劇のヒロインになるために母親に薬をもるような娘のために自分の命を差し出す母親。自分の夢を押し付ける母親を傷つけるために殺人を犯した娘。どちらも悲しい人でしたね。ただもし自分がその人たちと同じ立場だったらと考えると、悲しい人なんて言えないと思いました。度々家族の話や遺族がどう思うかというワードが出てきましたね。朱梨のことばかり思っていましたが、どうやら風早にも繋がっていたようですね。まさか風早が平安の子どもだったとは驚きでした。これからの展開が楽しみになりました。
親子関係はその親子にしかわからないものだけど、縁を切る以上にどちらかが死なないと終わらない親子関係っていうのは、悲しい事実ではあるけれども、やっぱり存在するんだろうなって思います。麻美さんは生まれた時からずっとお母さんに支配され続けてきて、とっくに限界を迎えてしまっていたから、何をしたら最大級の地獄を与えることができるのかってずっと考えていたんだろうし、花恵さんの一言が背中を押してしまったんだなって思う。
今回も殺害の裏に隠された複雑な感情を紐解いていくストーリーがとても面白く惹きこまれてしまいました。看護師が殺害した、という事実は変わらなくても、その裏に隠された親娘の苦い過去が判明したことで改めて人親子関係の難しさを感じました。麻美さんが母親の話をした時に「喜び」の感情が出たのはお母さんへの信頼かと思ったら、虐待されてきた母親への恨みの裏返しだったということに驚きました。「喜び」の感情が必ずしもポジティブな背景から発せられるものではないことに気付かされました。そしてさらに風早の父親との関係も複雑なようで今回のストーリーにリンクするところがありました。次回も楽しみです!
第5話「葬儀で人質事件! 【驚き】続ける犯人」:8月4日放送の感想・一部ネタバレあり
殺人事件だと思って犯人は誰か見ていたら、まさか全然違う結末で驚きました。しかし話を聞いて殺人でも大事にもならずよかったです。潮田昴はただ出棺される前に両親を会わせたかっただけで、とても親孝行だと思いました。葬儀場に来る途中のトンネル事故に巻き込まれ、なかなか来ることができない父親の時間稼ぎをするために、立てこもりをしてしまいました。別れた後もずっと望月暁子のことを思っていた父親を思う気持ち、生きているうちに会わせられなかったからせめて葬儀で会わせたいと思う気持ちなど、言葉にならない気持ちになりました。まさかその立てこもりで一緒に縛られていた小野寺大伍が、15年前に両親を殺した犯人とは驚きました。心野朱梨は見たくなかったかもしれないけれど、小野寺大伍の目を見たから、また犯人の目の色を覚えていたから、今回気づくことができたんだと思います。しかも元警察官で、雲川幸平が話しかけていたことにもびっくりしました。今でも平安衛に会っているということは、まさか本当に黒幕なのではと思ってしまいます。そうすると息子である風早涼のことも気になります。
今回のゲストはビックだった。浅利陽介くんと片桐仁さん。この時間帯のドラマで、こんな有名人を呼ぶなんてビックリでした。演技については申し分ない。特に、浅利君はほんとうに上手い。彼の演技に魅せられました。ただ、問題はお話の内容です。父親を告別式の出棺に間に合わせるために、告別式終了時に親族を監禁するなんて。しかも、実は、故人の長男で、故人の家族には内緒で、故人の病院で事務をしていたなんて。日本の告別式の前日にはお通夜をするのが一般的。父親を呼ぶなら、お通夜からだろうから、告別式には間に合うだろうと思うし、遺産問題とか別として、故人の生前に、家族であることを打ち明けるべきだろうとも思う。このドラマは感情、心の色とその意味の解読が面白い。だから普通の事件じゃなく、変わった犯罪が望まれるのもわかるが、犯人、感情の動きが異常ではなくて、ストーリー設定が異常だったから、話の内容に入っていけなかった。
潮田さんが立てこもりにやってきて驚いていたのは、中に入ったら意外な人がいたとかではなく、致し方なく時間稼ぎのために立てこもりをしなくちゃいけなくなった状況に驚いていたんですね。色が見えると言っても、解釈が難しいなって思いました。そして潮田さんが素性を明かしていなかったし、明かしたくなかったから、これしかお父さんとお母さんを会わせる方法がなかったんだろうけど、やっぱりそれだけの為に犯罪者になるっていうのは、ちょっと理解できないかな。
いつもの聴取とは違う、葬儀場での事件はまた新しい感じで面白かったです。潮田と暁子先生は親子だとは思っていましたが、父親のためだけに起こした事件だった事に驚きました。突発的な事件に会いながらも冷静に潮田や暁子先生の旦那さんの心の色を読み取っていた心野の姿は、迫力がありました。状況がどんどん変わっていく展開もすごく見応えがあり面白かったです。一緒にいた小野寺は様子がおかしかったですが、まさか心野の両親を殺した犯人だとは。本当なのでしょうか。
たまたま心野が居合わせた葬儀でまさかの立てこもり事件が起こり、犯人が「驚き」の感情を表していることに謎があり、それを解き明かしていくところがスリリングでした。今回は突入してきた風早さんがとてもかっこよかったです!亡くなった母親に事故で遅れている父親をなんとか会わせたいという気持ちから立てこもり事件を起こすのはちょっと強引すぎる設定かなと感じてしまいました。葬儀スタッフだった片桐仁さんがいたのが気になっていたのですがやはり15年前の事件に関わっていたんですね…。彼の存在もこれからどう解き明かされていくのか楽しみです。
第6話「記憶喪失の殺人犯が隠す【恐れ】の謎」:8月11日放送の感想・一部ネタバレあり
朱梨が見る感情の色が予想と違う容疑者の心の動きを示す時、そこに事件の真実が潜んでいる。今回の容疑者は事故を起こして記憶喪失になっているというのがみそ。状況が複雑になり面白さが深まりました。苦手な聞き込みを一人でする、行動力と強さが出てきた朱梨にちょっと感動。それもバディとなった風早の力が大きそうです。朱梨の能力に半信半疑だった風早ですが今や信じ、尊敬するしていそう。二人の関係の深まりが15年前の事件解決を進めるカギとなりそうです。
心野紫織が涙流しました。感情が少しは戻ったのかなと楽しみです。風早涼が15年前の事件を調べようとしてくれているので、何か進展があったらいいなと思う反面、もしかしたら自分の父親である平安衛が深く関わっているかもしれないと思うと辛い思いをするかもしれないなと思いました。15年前の犯人はすでに捕まって亡くなっているのに、犯人と同じ色が見えた小野寺大伍はいったい何者なのか気になりますし、平安衛がそれを預かって本当に真実を明らかにしようとしているのか気になります。今回の事件もまさか三隅が犯人とは驚きました。大切な人をかばいたい気持ちはわかるけれど、罪をかぶったところで三隅の気持ちなどは救われないと思いました。三隅も円山宗吾を尊敬しすぎてしまい殺人を犯してしまって、円山宗吾は色の区別がつかなくなった自分の代わりに目になってくれた三隅を大切にしていて、お互いがお互いを思うあまり起こってしまってとても悲しい気持ちでした。心野朱梨と風早涼の2人にはそうならないようにこれからのことに乗り越えてほしいです。
最初はいくら記憶喪失といえども、あの口調と態度が腹立たしかったけど、最終的に弟子をかばっていたって分かってしまうと、円山が病気になってからは心が入れ替わったかのように、人が変わったっていうのは本当なんだなって驚きました。そして風早さんは、段々お父さんである平安がなんか怪しい動きをしているんじゃないかって気がつき始めたけど、本当に現時点では誰が味方で、誰が裏切り者かわからないので、風早さんがしっかり、朱梨を守って欲しいです。
尾上寛之くんの演技が素晴らしかった。交通事故で記憶喪失になった華道家、だんだん状況を把握してゆく設定。しかも、過去の脳梗塞のため、色覚異常になっている設定。複雑な役どころだったが、そこを上手く表現していた。感情の色を強調され、クレヨンを食べるシーンは迫真の演技だったし、記憶が戻り、弟子を必死で守ろうとするところは、本当に真剣かつ、せつない演技だった。ドラマ自体も半分すぎて、心野家の事件の謎解きも始まりつつある。先週出てきた、片桐仁演じる小野寺大伍がキーマンのようだ。そこに課長代理の雲川 幸平と警察庁次長の平安衛が絡むのだろうが、三人とも悪そうなので、今のところ、どうなるのか、想像もつかない。
華道家の円山がゴーストがバレてしまい、菱田を殺したとはとても思えず、緑に異様に食いついておかしくなっていたのも、実は色覚異常だったのかとあとから思えば納得です。心野はあの状況と色の感情だけでよくわかりましたね。そして円山が庇っていたのは弟子の三隅で、病気で色覚異常になった時にずっとそばにいてくれたのが三隅。三隅は自分の目の変わりをしてくれた。という師弟愛にグッと来ました。三隅も円山には感謝の気持ちが大きく、だからこその殺人だったって所が哀しくもありました。心野は昔の犯人らしき人物に会って動揺はしてましたが、しっかりいつもどおり捜査してましたね。それも両親の事件の真相に迫る為であり、姉の感情を取り戻すために自分をすり減らして頑張っている姿は心が痛くなります。姉ももう少しで感情が戻りそうな気配があって、昔の事件の進展に期待したいです。
第7話「動機なき殺人。全ての感情を捨てた女」:8月18日放送の感想・一部ネタバレあり
感情がなければ、生きているとはいえない。それは確かかもしれない。今回のゲストは室井滋さん。感情の色が見えない人の役である。いつもは騒がしい役が多い室井さんが、ビックリするほど、淡々とし、無表情で、素晴らしかった。役どころもあるが、室井さんも年を取られた、やっぱり、猫が好きのころが懐かしい。他のゲストにベンガルさん、日野陽仁さんと今回も演技派を揃えて、11時のドラマとしては本当に力が入っている。前半は感情がなければ、不幸を悩むことはないと展開し、感情があるから、生きていると言える。で納める。なかなか上手いストーリー展開だったと思う。今回、最後には、雲川課長代理が動き出した。心野姉妹の事件と関係するようだが、雲川課長代理がわるいのだろうか、平安次長が黒幕のような気がするのだが。とりあえず15年前の心野姉妹の事件が解決するのは最終回だろう。
風早は朱莉の15年前の事件が平安も関わっていたことを知り、雲川が薬物を横領していることを探って欲しいと言われ驚いている様子でした。朱莉たちは成海の事情聴取をすることになるとなぜ殺したのか聞くと殺したかっただけだといい、たしかになにも感情が見えないことが分かりました。その理由は成海にはすさまじく辛い過去がありそのせいで感情をなくして生きてきたといい、朱莉に感情があることで疲れるから自分を守るために捨てたと言うと朱莉は今までいろんな感情を見ていくことで姉のこともいつか分かると思ってきたから辛そうでした。また成海はすい臓がんであることが分かり、成海の旦那が亡くなったのは川瀬が関わっていて怒りや憎しみの感情があったのでないかと聞くと夫が死んで全ての感情が消えたといいとても悲しそうでした。朱莉は姉に対して苦しいと本音を言ってるのは辛くなりました。
このドラマは人の心を奥そこまで読み解くところが面白いですが、今回は感情の色がない女性。様々な壮絶な体験から感情がなくなるまでにいたった経緯はそれは悲しくて辛いものでした。色がないからこそわかる、その人が犯人では無いと言う事。人を殺すときは憎い気持ちが絶対あるはずで、色が見えなくてもそれに気づいた風早は、心野が辛いときに助けになってくれますね。事故なのに敢えて犯人だと名乗り出たのは、奥さんの怒りの矛先になること。そんな人生悲しすぎます。生きる意味のなくした鳴海が、死ぬ前に少しだけ感情にもがいている姿が悲しみだったとか、本当にいたたまれないです。そして心野の過去の事件の解明が待たれる中で、雲川も薬物事件に関わりが急にあがってきましたが、心野の事件とは無関係であってほしいです。
成海さんの言葉を聞いて、感情を取り戻さないほうが幸せなのか、感情を取り戻したほうが幸せなのかわからなくなってしまった朱梨だったけど、結局は成海さんにも優しさや寂しさみたいな感情が残っていたんじゃないかなって私には感じました。じゃないとわざわざ復讐相手だった奥さんに、生きるための憎しみの感情を与えたりしないでしょ。そしてやっぱりどんなに辛くても、お姉さんには戻ってきて欲しいですね。それがお姉さんだけじゃなく、朱梨の為にもなると思う。
感情を見たいと思う気持ちは自分の傲慢なのか、悩む朱梨の姿を見て胸が張り裂けそうになりました。成海道子の壮絶な人生の結末もまたとても悲しいものでしたね。感情を失っている紫織と道子が重なって見えて、紫織は感情を失くしたのではなく捨てたのかも知れません。だとしたら朱梨が紫織の感情を取り戻そうとしてることが、紫織を苦しめることになりますよね。姉妹が笑って話す姿がみたいと思っていますが、その願いが叶うのかこれからも目が離せません。
第8話「最終章へ! 2つの殺人事件が繋ぐ真実」:8月25日放送の感想・一部ネタバレあり
次第に”15年前”の事件がクローズアップされるようになってきました。朱梨(飯豊まりえ)の両親が亡くなった事件と同じ日に起きた、もう一つの殺人事件の容疑者の息子・戸田大和(濱田龍臣)の瞳に宿ったのは”怒り”の赤…。そして風早(浅香航大)にも平安(船越英一郎)との間に思いがけないつながりがあったことが判明しました。彼らが生きてきた長い時間と、それぞれの親に対する感情、自分で選ぶことができなかった人生、そうしたものが押し寄せ、朱梨の目を通して意外な真実が見えてきたのです。昔、守ってもらえなかった子供たちの哀しみが時を経てあふれ、明らかになったとき、巡り巡って朱梨の両親の事件の容疑者に結びつく情報が紐解かれました。失ってしまった15年と言う年月、それはもう取り戻すことは叶わなくても、朱梨は顔を上げて目をそらさず進もうとし始めました。作劇と構成の巧みさに引き込まれる展開で、最終章の導入としては素晴らしい密度であったと思います。
ドラマの内容も佳境に入ってきて、どんどん面白くなっています。15年前の心野さん一家の事件ともう一つの事件の接点はあるのか?今回は、父親が犯人だと思っていた青年が、実は父親は犯人じゃなかったとわかった時の心の痛みを考えると、見ている方も心が痛くなりました。これから風早さんと警視庁次長との親子関係も見どころの一つですし、警察庁次長が心野さん一家の事件とどう関わっているのかも解き明かされていくのが楽しみです。
まさか15年前にもう一つの鴨井夫婦殺人事件があり、それとつながってくるとは思いませんでした。その鴨井夫婦殺人事件の犯人とされる家長敏則は庭木由香子と一緒にいたことが分かったので無実の可能性があり、心野家事件の犯人とされている綿貫猛司は家長敏則の喫茶店にいた可能性があり、2人とも無実の可能性があるとわかり驚きました。そうするとやはり犯人は小野寺大伍かなと気になります。小野寺大伍と今だ会っている平安衛はやはり悪い人だったのかなと思いました。雲川幸平の話によると、薬物横流し事件の犯人も小野寺大伍と平安衛だと言っていたので、真っ黒だなと思いました。風早涼が昔父さんと二度と呼ぶなと言われたことも怖いなと思いました。鴨井夫婦殺人事件の犯人になってしまった父親のせいでつらい人生になってしまった戸田大和も、無実の可能性があり誰かに殺されただろう家長敏則も、家長敏則のアリバイになったかもしれないことを警察に言えずずっと後悔していた庭木由香子も、みんな負の連鎖みたいで悲しい気持ちになりました。真犯人が許せません。暴力をふるわれていると男性と一緒にいたとは言えない気持ちもわかります。それが原因で亡くなったとおもうと後悔しかないなとつらいです。また風早涼もスパイしていたことを素直に心野朱梨に話せたので良かったです。スッキリとした気持ちで家族と向き合い事件解決してほしいです。
大和くんはお父さんが殺人犯じゃないって分かってよかったけれども、犯人じゃないって分かっても、もうお父さんには会えないんだから、なんとも言えない悲しさとか虚しさだったんじゃないかなって思います。庭木さん親子も我が身可愛さのために家長さんと大和くんの人生を犠牲にしてしまったんだから、一生後悔を抱えていくんだろうけれども、もしかしたら家長さんのアリバイを近藤龍馬が証言していたから、殺人犯に仕立て上げられてしまった可能性もあったりして。
大和は父親が殺人犯だと思い、自分との父親への思い出を思い出すのも辛い様子でしたが、あの優しい笑顔の人が殺人犯だととても思えませんでした。まさか家長が大和の友達の母親の相談にのっていて、鴨居さんの事件のアリバイがあったなんて驚きです。しかも同級生の母親の由香子は旦那の暴力の事で相談していたので、名乗り出れなかった。すごく気持ちわかります。私も暴力受けてましたから。母娘共々言えなかったことを責められません。同級生の子の目から出ている緑の感情で父親の事を恐れていたことはよくかわりました。そしてまた家長の喫茶店にいた人物が、心野事件の犯人で、もしそこに本当にいたのならその人物のアリバイにもなり、そして犯人は小野寺の可能性も出てきました。しかも平安にも関わりがありそうで、色んな事が繋がってますます面白くなってきました。心野の事件に平安が関わっているかも知れない事で風早も今後覚悟がいる展開になりそうですね。
第9話「親子対決! 父の死に隠された警察の闇」:9月1日放送の感想・一部ネタバレあり
やっぱり朱梨が見たあの感情の通り、小野寺が真犯人でしたね。父親である平安と向き合う風早の覚悟は相当なものだったと思います。朱梨の苦しみを間近で見ていた風早が、平安に向けた言葉が心の奥底に刺さりました。憧れの父親だった平安がいくら日本の治安を守るためとは言え、間違ったことをしていたと知った風早は本当に辛かったと思います。そんな風早の姿を見て自分がこのことを公にするという息子に向けた平安の言葉に泣けてきました。
とりあえず心野家殺人事件も鴨居夫婦殺人事件も無事に解決できて本当に良かったです。心野朱梨たちの面倒を見ると言って近づいていたのもやはり監視するためでした。心野紫織のお見舞いに来るたびに罪悪感の色が見えていたという心野朱梨はどんな気持ちで平安衛を迎えて話していたんだろうと強いなと感心しました。そして平安衛にも父親としての心があってよかったなと思いました。風早涼の必死の訴えにつらかったなと抱きしめるシーンはしっかり親子でした。平安衛は心野陽介の手帳から犯人が小野寺大伍だと知り見逃しました。組織を守るためと、心野陽介がずっと追っていた綿貫猛司を逮捕できるからという理由だと素直に言ってくれたのもよかったです。自分のしたことを反省し、平安衛自ら会見で真相を話し全責任を負ったので、なかなかそこまでできないし、すっきりしたなと思いました。あとは小野寺大伍を捕まえるだけと思ったら、アイス食べながら自首してきたのでいったいどういうつもりなのか気になります。動機も薬物横流しの口封じだけではなさそうなので、ドキドキします。
心野朱莉(飯豊まりえ)の両親が殺された15年前の事件の真相が明らかに。今まで見てきて、風早涼(浅香航大)の父・平安衛(船越英一郎)が事件に加担していると思ってましたが違ってました。平安は事件の真犯人が分かっていたにも関わらず、全ては組織の為に隠蔽していたのです。その事実を突きつけた風早の正義と真実を話した平安の正義は交じり合う事はなかったけれど、心の底から話したことでやっと本当の親子になれた気がします。もう一つの15年前の事件も真犯人が見つかって事件は解決しました。これから心野朱莉は真犯人・小野寺大伍(片桐仁)とどう対峙していくのか、楽しみです。
小野寺のことを捕まえることができても、平安の方がラスボスで、平安を改心させるのに苦労すると思っていたけど、まさかのラスボスは小野寺の方だったか。ただ小野寺が朱梨のご両親を殺害した動機は、朱梨が言うとおり、口封じだけが動機ではないかもしれませんね。きっと口封じだけであれば、憎しみとか恐れの感情が見えたんだろうから、あの真っ黒な感情の中に一体どんな感情が隠れているのか、最終回で明らかになるのが楽しみです。
船越さんと浅香さんのシーンは、本当の親子が話しているという錯覚が起きるほど、迫力ある場面でした。たしかに風早が心を込めて父親に説得したからこそ、冤罪の会見ができたんだと思います。警察官は一人ひとりの国民を守る為にあるもので、信念を曲げるなという言葉は力強い言葉で、風早はその言葉で警察官になったのでしょう。ようやく平安は本来の信念を思い出したわけですが、15年は長かったですね。ただ、風早も心野も区切りはついて、小野寺を追えそうです。家長さんや鴨居さんを殺した犯人も分かり大和の父親への思い出も、いい思い出になりそうです。
第10話最終回「【黒い感情】が導く衝撃の結末」:9月8日放送の感想・一部ネタバレあり
やっと朱梨達のご両親の事件の真相にたどり着けてよかったけれども、結局ずっと朱梨とお姉さんの側にいてくれた人たちはみんな、心配なんてしてくれていなかったし、自分の為にずっと側にいたって事だったんですね。なんかすっごく悲しい事実だったなって思います。それに小野寺の洗脳をせっかく朱梨が解いたのに、また洗脳されてそうでしたね。それでも最後、どんな感情かわからないけれども、風早さんと朱梨が何も言わずに通じ合っていたのは、オシャレでした。
途中で15年前の真相を聞いたとき、全部が繋がりました。姉があまりにも感情を持たなかったのは感情をコントロールできる甲本か主治医だったからですね。本当の犯人によってずっと監視されていたと思うとゾッとしました。小野寺の初めの聴取で、朱梨に執拗に質問していたのは、ストーカー気味の気質と言うことろと、自分の思いを伝えたかった。小野寺なりの叫びだったのかもしれません。殺したくない先輩夫婦を殺し、好きな人を刺すことになったのも甲本に上手く使われたせい。感情のコントロールができる人なら確かに簡単なことですね。様々な感情が事件によってぐちゃぐちゃになって黒い感情として出てきた小野寺も辛かったのでしょう。でも、甲本が罪に問えないところはもどかしく、釈然とはしませんでした。甲本の病院にあねが入院したままでいいのか、疑問に残ってしまいました。せっかく深い様々な感情の見せ方が素晴らしかっただけにスッキリして終わって欲しかったです。
感情が色で見えるという設定が、面白くて楽しめたドラマでした。15年前の事件の真相が分かりましたが、なんと、精神科医の甲本が小野寺を操っていたなんて、あんなに優しそうなのに人間って怖いなと思いました。そして、逮捕されていないのが、疑問の残るところです。今回の一番印象的なのは、ラストシーンの朱梨と風早が、言葉のない会話をしていたのが、良かったです。この時の二人の感情は何色だったのか、見せない演出が素敵で、効果的でした。
小野寺が自首してきたことに違和感がありましたが、最終回を見ると彼なりに苦しんでいたのかなと思いました。お姉ちゃんの主治医の甲本先生の存在はとても怪しいなと思っていましたが、やはり事件に関わっていたんですね…。彼女が感情をコントロールできるといったところが怖かったです。甲本先生がお姉ちゃんに感情に蓋をするようにしていたというのも恐ろしいです。お姉ちゃんに少しずつですが感情の色が見えてほっとしました。風早さんとあかりちゃんの「私も同じです」のシーンにキュンとしてしまいました。
ずっと甲本の存在が気になっていましたが、小野寺と繋がっていたとは…。でもずっと信頼をおいていた甲本が小野寺を操っていたことや、紫織の感情を閉じ込めるように仕向けていたことを知っても怯まなかった朱梨が素敵でした。自分の信念を貫いて紫織の感情が見えた時には胸が熱くなりました。どんな感情を抱えていても必死に生きていることが大切なんだと思いました。毎回事件の真相に驚かされる展開で、1話からラストまでグッと引き込まれるドラマでした。
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