2022年4月11日から放送が始まった黒島結菜さん主演NHK朝の連続ドラマ小説『ちむどんどん』 。
こちらの記事では『ちむどんどん 』の第1話から最新話までの見逃し配信/フル動画を無料 で視聴する方法を紹介していきます。
沖縄が舞台の朝ドラ。美しい自然を画面越しにみたらきっと行きたくなっちゃよね!
この記事がおすすめな方
『ちむどんどん』を見逃しちゃった! 『ちむどんどん』をもう一度見たい! 『ちむどんどん』を自分の好きなタイミングで見たい! 『ちむどんどん』を無料で動画をフル視聴する方法を知りたい!
目次
NHK朝ドラ『ちむどんどん 』見逃し配信/公式フル動画を視聴する方法
NHK朝ドラ『ちむどんどん 』の見逃し動画を視聴できるのは、下記の2つです。
・NHKプラス ・NHKオンデマンド
NHKプラスは総合・Eテレの番組を放送中から放送後1週間 、無料で見逃し配信を見ることができるサービスです。
無料で視聴するにはNHKの受信契約者もしくはその家族である必要があります。民放の見逃し動画を見られるTverのようなサービスです。
ただNHKプラスは放送後、1週間経ってしまうと見れなくなってしまいます。そこでおすすめなのがNHKオンデマンドの『まるごと見放題パック』になります。
『まるごと見放題パック』は990円のサービスなのですが、無料でお試しできる方法があります。
それは『ちむどんどん 』を、
U-NEXTのNHKオンデマンド の「まるごと見放題パック」で視聴する方法です!
U-NEXTは日本最大級の動画配信サービスのひとつ。特典も満載で、初回無料体験でももらえるポイントを利用し「NHKまるごと見放題パック」を無料で楽しめます。
NHK朝ドラ『ちむどんどん 』の見逃し動画を無料で視聴する手順を画像付きで解説!
ここからは画像付きで『ちむどんどん 』を無料で視聴する手順を説明します。
STEP
U-NEXT NHKオンデマンド登録方法STEP1
「今すぐ観る」をクリック
STEP
基本情報・決済方法登録
①カナ氏名・生年月日・性別・メールアドレス・パスワード・電話番号を入力 ②無料トライアルに申し込むのところで1000Pプレゼントになっていることを確認 ③決済方法を選択し送信すれば、U-NEXTのアカウント登録が完了
U-NEXT NHKオンデマンド登録方法STEP2
STEP
「NHKまるごと見放題パック」をポイントで購入
U-NEXTにログインし、視聴したいNHK作品を選択します。
まるごと見放題で視聴できる作品には「NHKパック」の表示があります。
「▷〜を再生」をクリック
「NHKまるごと見放題パック」を選択し、990Pを利用すれば、無料トライアル中に0円で視聴できます。
「NHKまるごと見放題パック」は登録日から月末までの契約になるので注意が必要です。
もし無料トライアルで解約する予定であれば、早めに「NHKまるごと見放題パック」の自動更新の解除をしておくことをオススメします!
U-NEXTの解約方法についてはこちら
あわせて読みたい
【U-NEXTの解約方法】タイミングは?ポイントはどうなる?画像付きで手順を解説!
こんにちは。国内最大級の21万本の動画ラインナップで人気の配信サービスU-NEXT。 無料お試し期間が31日間というのも魅力のひとつですね。 そんなU-NEXTの解約方法はど…
それでは、U-NEXTってどんなサービスなの?U-NEXTからNHKオンデマンド見放題パックをお得に利用する方法などを詳しく紹介しますね。
U-NEXTおすすめポイント
無料お試し期間が31日間と長い 無料お試し期間中に「NHKオンデマンド見放題パック」が無料で楽しめる! 「NHKオンデマンド見放題パック」以外にも無料期間中にU-NEXTのすべての見放題作品(アニメ・映画・ドラマ・雑誌など)を楽しめる。
NHKオンデマンドは、NHKで放送されたいろいろな番組を見られるよ。
U-NEXTなら「NHKオンデマンド見放題パック」をお得に利用できるよ!
U-NEXTの概要
U-NEXTの基本情報はこちら。
項目 詳細 月額料金 2,189円(税込み) 無料お試し期間 31日間 無料お試し期間内の解約 可能 ポイント付与 登録時通常600ポイント・この記事のリンクからは1,000ポイント付与 見放題作品数 22万本以上 動画種類 映画・ドラマ・バラエティ・漫画・雑誌 端末へのダウンロード 可能 アカウント 1つのアカウントで最大4人まで同時に作品を視聴
2021年11月現在の情報です。詳しくはU-NEXT公式ページをご覧ください。
NHKオンデマンドまるごと見放題パックとは?
NHKオンデマンド見放題パックとは、NHKのドラマや、ドキュメンタリーなど、過去のNHKのコンテンツを月額990円で視聴できる人気のサービスです。
NHKのドラマといえば、大河ドラマや朝ドラが思い浮かびますよね。NHKオンデマンド見放題パックなら、鎌倉殿の13人はもちろん、こうした過去の名作も見放題です。
NHKオンデマンド見放題パック
【NHKオンデマンド見放題パック】
月額利用料 990円 放送終了後まもない最新番組から過去の番組まで、NHKオンデマンドで配信されているすべての番組を視聴可能。
U-NEXTのNHKオンデマンド
\ 31日間無料体験を楽しむならコチラ/
無料期間中の解約OK!>>
ちむどんどん の見逃し配信も楽しめる「NHKオンデマンド見放題パック」をお得に利用できるのは、U-NEXTだけ。
登録時にもらえるポイントでNHKオンデマンド見放題パックが利用できる
U-NEXTの新規登録時には、通常600ポイントがプレゼントされます。
この記事内のリンクからU-NEXTの無料トライアルに登録すると、通常600円分のところ、1,000円分のポイントが付与されます。 この1,000ポイントを、NHKオンデマンド見放題パック、月額利用料の990円にまるごと充てることで無料視聴ができます!
▼1000Pがもらえるリンクはコチラ▼
ということは、無料お試し期間に、NHKオンデマンド見放題パックも無料で契約できるってことだね。
無料期間は31日間だから、番組をたっぷり楽しめるね!
注意!
NHKオンデマンドまるごと見放題パックは月ごとの契約になります。(購入日から月末までが月額利用料の対象) 初期設定で「まるごと見放題パック」は自動更新の設定になっているので、U-NEXTの無料体験が月をまたぐ場合は料金が発生してしまうので注意が必要です。
U-NEXTをおすすめする理由は、これだけではありません。まだまだお得が満載なんです!
無料お試し期間が最長
U-NEXTは、無料お試し期間が31日間もあります。一ヵ月まるまる無料期間なので、その間に、NHKオンデマンド見放題パック以外の動画を、たっぷり楽しむことができます。 動画配信サービスが自分に合っているのかを判断するのにも、充分な期間ですね。
見放題作品が豊富
U-NEXTの見放題作品数は、なんと22万本!日本最大級です♪ 映画、ドラマ、スポーツ、音楽ライブ、オリジナル作品など、あらゆるジャンルの番組がラインナップされています。
動画以外の作品も豊富
U-NEXTは、動画以外に140以上の雑誌も読み放題!ポイントを利用すれば漫画も読めます!映画やドラマ、アニメには原作漫画があることが多いですよね。映像との見比べや原作ならではのエピソードを楽しむこともできますね!
ダウンロードでオフラインにも対応
U-NEXTは、スマホやタブレットにデータをダウンロードすることができます。これなら好きな場所で、好きな時間に、通信費を気にすることなく、思う存分動画ライフを楽しめますね!
無料でアカウントを3つ追加できる
U-NEXTでは、ひとつアカウント契約すると追加で3つまで合計4アカウント利用することができます。契約者を「親アカウント」として、新しく追加するアカウントを「子アカウント」とします。
ひとつの親アカウントと、3つの子アカウントで動画を同時に視聴できるので、とってもお得!
家族4人で利用すれば一人当たりワンコイン!一人暮らしなら遠方に住んでいる家族を追加するのもいいですよね♪
契約後にはNHKまるごと見放題パックをポイントで利用できる
無料お試し期間が終了して、U-NEXTを契約すると、毎月1,200円分のポイントがもらえます。
NHKオンデマンド見放題パックの月額利用料は990円。 毎月もらえるポイントを利用して、NHKまるごと見放題パックを視聴すれば、実質無料となります。
このポイントはユーザーが使い道を自由に決められます。もちろん一般映画作品の最新作をレンタルしたり、また電子書籍の購入に充ててもOKです!
無料体験でサービスに満足して、継続するユーザーが多いのもU-NEXTの特徴!独占配信される作品や最新映画もいち早く配信されるのでなかなかやめられないのです。
1,200ポイントもらえるから、210円おつりがくる計算だ!
ポイント貯まりすぎた時の使い道はこれ
最新の映画を映画館で見れる、実際に使ってみて良かったのはこの方法でした!
映画クーポンは1500ポイントで交換できるのでおすすめの使い道です^^
利用できる映画館
・TOHOシネマズ ・イオンシネマ ・松竹マルチプレックスシアター(MOVIX ピカデリー 東劇) ・なんばパークシネマ、大阪ステーションシティシネマ ・ユナイテッド・シネマ ・109シネマズ ・コロナワールド ・オンラインチケット予約「KINEZO」
\ちむどんどん の見逃し動画はこちら /
NHK朝ドラ『 ちむどんどん』の出演者・キャストとモデルは実在するのか?
ちむどんどん の出演者・キャストをご紹介します。
沖縄
比嘉家
黒島結菜 比嘉暢子(ひが のぶこ) 主人公 沖縄本島北部のやんばる地域にあるひなびた村のサトウキビ農家に生まれ育つ、四兄妹の次女 稲垣来泉 比嘉暢子 の子供時代 仲間由紀恵 比嘉優子(ひが ゆうこ) 暢子の母 大森南朋 比嘉賢三(ひが けんぞう) 暢子の父 暢子が小学生の頃に急逝 竜星涼 比嘉賢秀(ひが けんしゅう) 暢子の兄で四兄妹の長男 浅川大治 賢秀の子供時代 川口春奈 比嘉良子(ひが りょうこ) 暢子の姉で四兄妹の長女 小学校教師 土屋希乃 良子の子供時代 上白石萌歌 比嘉歌子(ひが うたこ) 暢子の妹で四兄妹の三女。末っ子。 布施愛織 歌子の子供時代
比嘉家を取り巻く人々
宮沢氷魚 青柳和彦(あおやぎ かずひこ) 暢子の幼なじみで新聞記者。 幼少期に父の仕事の関係で東京から村にやって来て、一時期滞在していた。 山田裕貴 石川博夫(いしかわ ひろお) 良子の友人で小学校教員。 前田公輝 砂川智(すながわ さとる) 豆腐店の息子で四兄妹の幼なじみ 暢子のことが好きだが気づいてもらえない。 山路和弘 前田善一(まえだ ぜんいち) 村唯一の商店「共同売店」の店主。地域の役員で長きにわたり比嘉家を見守る 高田夏帆 前田早苗(まえだ さなえ) 善一の娘。暢子の友人。 片桐はいり 下地響子(しもじ きょうこ) 暢子たちが通う高校の音楽教師。 石丸謙二郎 比嘉賢吉(ひが けんきち) 暢子たちの親戚(大叔父)。サトウキビ農家。 渡辺大知 喜納金吾(きな きんご) 製糖工場の息子。 良子に片想い、積極的にアピールする。 きゃんひとみ 新垣のおばぁ 比嘉家と親しくしている。 あめくみちこ 安室のおばぁ 比嘉家と親しくしている。 川田広樹 マスター 若者たちが集うハンバーガーショップのマスター 戸次重幸 青柳史彦(あおやぎ ふみひこ) 和彦の父。 東京の大学教授で民俗学者。 田中奏生 和彦の子供時代
東京
銀座「アッラ・フォンターナ」
井之脇海 矢作知洋(やはぎ ともひろ) 暢子が働くイタリアンレストランの厨房の先輩。 高嶋政伸 二ツ橋光二(ふたつばし こうじ) 暢子が働くイタリアンレストランの料理長で暢子の上司。 原田美枝子 大城房子(おおしろ ふさこ) 暢子が働くイタリアンレストランのオーナー。 横浜生まれの沖縄移民2世。
東洋新聞
飯豊まりえ 大野愛(おおの あい) 青柳和彦の同僚で恋人。 上京した暢子と出会い、仲良くなっていく。 山中崇 田良島甚内(たらしま じんない) 和彦と愛の上司。
養豚場
中原丈雄 猪野寛大(いの ともひろ) 清恵の父。男手一つで清恵を育てた。 賢秀が働く養豚場の経営者。 佐津川愛美 猪野清恵(いの きよえ) 放浪の旅に出た暢子の兄・賢秀が出会う女性。
鶴見
片岡鶴太郎 平良三郎(たいら さぶろう) 鶴見での沖縄県人会会長。 両親が沖縄出身で、自身は鶴見生まれの沖縄二世。 長野里美 平良多江(たいら たえ) 三郎の妻で沖縄県人会をサポートする。 三郎同様、沖縄出身の両親を持つ沖縄二世。 志ぃさー (藤木勇人 )金城順次(かねしろ じゅんじ) 暢子の下宿先の大家 鶴見で沖縄食堂兼居酒屋「あまゆ」を営む
主人公・比嘉暢子のモデル
『ちむどんどん』の主人公・比嘉暢子のモデルとなる人物は実在するのでしょうか?
結論から言うと、比嘉暢子のモデルとなる特定の人物は明らかにされていません
『ちむどんどん』は、羽原大介さんによるオリジナル作品。
時代背景を考えると、沖縄返還後に鶴見に上京し、生活してきた人々を参考に作られたキャラクターなのではないでしょうか。
\ ちむどんどん の見逃し動画はこちら /
NHK朝ドラ『 ちむどんどん 』の放送概要と再放送情報
ちむどんどん の放送概要はこちら!
NHK朝の連続ドラマ小説 『ちむどんどん 』 2022年4月11日(月)〜 毎週月曜〜土曜 ※土曜日は1週間の振り返り 総合:8:00〜8:15 BSプレミアム・BS4K:7:30〜7:45公式HP> 公式Twitter> 公式Instagram> wikipedia>
4月11日~15日に放送予定の第1週(第1話~第5話)のみ、 【BSプレミアム】【BS4K】での放送時間は下記の通りとなります。 【BSプレミアム】 月曜~金曜 午前6:30~6:45 月曜~金曜 午前6:30~7:45(再放送) ※第1週のみ、午前に2回放送があります。 【BS4K】 月曜~金曜 午前7:30~7:45
スタッフ
作 羽原大介 音楽 岡部啓一、高田龍一、帆足圭吾 主題歌 三浦大知「燦々」 語り ジョン・カビラ
再放送情報
再放送 【毎週月曜〜土曜】 総合:午後12:45〜13:00 【毎週月曜〜金曜】 BSプレミアム・BS4K:23:00〜23:45 毎週土曜 BSプレミアム・BS4K:午前9:45〜11:00 (月曜〜金曜分を一挙再放送)土曜版の再放送 (1週間の振り返り) 毎週日曜 総合:午前11:00〜11:15 翌・月曜 総合: 午前4:45~5:00
NHK朝ドラ『ちむどんどん 』の感想
ちむどんどん 放送前の感想や見どころ
沖縄出身の黒島結菜さんが、沖縄を舞台にした朝ドラの主人公になります。2022年は沖縄の本土復帰50年になるので、そこに焦点を当てながら、4兄妹の生き方を描くのが見所です。暢子は4人兄妹の次女で、東京で家族の絆や故郷の食事に励まされたながら働き、沖縄料理店を開くのです。ちむどんどんは胸が高鳴ることを表します。 4兄弟の成長と沖縄の美しい景色と料理の紹介に期待したいです。
沖縄の料理をメインにスポットを当てた作品であることもとても新鮮で魅力的です。沖縄のやんばると人々と料理と本土、その歴史や軌跡、繋がりを深く知ることもできるし、ますます沖縄に魅了されるのではないかと予感しています。家族とふるさとを大切にする物語の中で起こるちむどんどん、観る側にも回を進めるごとにちむどんどんが派生してきて温かさと元気をもらえるのではないかと注目しています!
沖縄返還50年の年に、沖縄を舞台とした「ちむどんどん」は家族愛に溢れた笑って泣けるファミリーストーリーとなっています。主演はこれまでも朝ドラの経験のある黒島結菜さんです。彼女の母親役にはなんと仲間由紀恵さんが、父親役は大森南朋さんが演じるなど豪華な顔ぶれとなっています。物語はまだ沖縄がアメリカの統治下にあった1960年代から始まります。ヒロインが様々な人と出会う中で成長する姿を応援しながら見たい作品です。
第1週「シークワーサーの少女」:4月11日〜15日の感想・一部ネタバレあり
沖縄の青い海と空が美しくて癒されました。まだ本土に復帰前の沖縄ということで家電も何もない時代ですがみんな家族が仲良くて幸せそうだなと感じました。特に印象的だったのは飼っていた豚のアババがラフテーになってしまった食卓です。にーにが食べないで!と叫んでちょっと悲しくなりましたが、それが命を「いただきます」ということだという教育がストレートに伝わってきました。那覇でみんなで食べたレストランでの食事も当時としては高級だとは思いましたがハンバーグなど身近な食材だったのがよかったです。最後にお父さんが倒れてしまい、どうなるのか心配です。
沖縄の美しい自然や素朴な暮らしや戦争の爪痕を感じる始まりでした。比嘉家の6人は貧しいけれど、仲良く幸せに暮らしています。家族みんなで食べるから食事がおいしいと暢子が言うのを嬉しそうに見ている両親が素敵です。でも、母は戦争を思い出して泣くこともあり、父は戦地から帰ってからサトウキビを育て、借金もしています。東京から来た青柳親子との交流も温かいもので、暢子に西洋料理のおいしさを教えて、東京に憧れるようになったきっかけになりました。父が子供たちのために無理をして働き、遂に倒れてしまいました。この時は、父の三線に合わせた歌声やヤシの実の歌がずっと流れていて、思い出として描いていると感じました。父が元気になることを祈っています。
ヤマトンチュの男の子が初めはなじめなかった山原村での暮らしだが、のぶ子ちゃんの4兄弟と少しずつ親しくなっていく様子がとても良いと思った。また山原村での子供たちの遊びや食文化が分かるのも面白い。そして驚いたのは日本に返還前の沖縄なので、流通している通貨がドルであること。コーラを買うときにドルで支払っているシーンは正直ショックだった。食いしん坊ののぶ子が様々な食べ物を本当に美味しそうに食べるのが、見ているこちらに幸せな気持ちにさせてくれるのも良い。ただ、楽しいシーンだけでなく、戦争で痛手を受けた悲しい過去を挟みこんでいるのも、この朝ドラの魅力だと思った。
今週印象に残ったのは3点。まずは何といっても主人公・暢子の父・賢三が倒れてしまった週末。学校で遊んでいる比嘉家の子供たちのところに連絡が行き、心配そうな顔をしながら走って自宅に帰る様子に目が離せなかった。賢三を演じる大森南朋さんがたった一週間でお役御免かと思うと非常にもったいない気がした。また、『ハゲタカ』の時からのファンとしては何とか生き延びて欲しいと思わずにはいられなかった。2点目は、戦争当時のことを思い出して夜中に縁側で月を見ながら涙する暢子の母・優子、そして彼女にそっと寄り添う賢三の姿は感慨深いうえ、非常に印象的かつ綺麗な映像だった。3点目は笑えた場面。青柳父子を自宅にもてなす比嘉家の面々。その食卓には御馳走のラフテーが上がっていて、そのラフテーが実は長男の賢秀が育てていた豚の1頭・アババだと判明した瞬間の比嘉家の様子に笑えた。微妙に五浦層にしている両親、屈託なく「じゃあアベベは正月だね」と言ってしまう末っ子の歌子、焦ってもどうにもならないのに「食べないで」と叫ぶ賢秀。彼らの様子がコメディータッチで笑える面白さだった。しかし、この場面で子供たちに命の大切さを諭して、感謝の気持ちで食事を頂くことを伝える両親も素晴らしいが、両親の言うことを素直に受け入れる4兄姉妹も素晴らしい子供たちだと思わずにはいられなかった。
沖縄の素敵な風景と美味しそうな料理、そして自然の恵を見て楽しめる始まりで、朝から爽やかな気持ちになれました。主人公の暢子の家族が温かく、心が洗われるようでした。最後には父親が倒れてしまい、これから家族がどうなってしまうのか不安でたまらなくなりました。暢子の元気さ明るさ、そして食に対する熱い思いが子役さんの素晴らしい演技からひしひしと伝わってきて、これから暢子がどのような運命を辿っていくのか楽しみで仕方ありません。また性格のバラバラな四兄弟たちがどのように成長していくのかも合わせてとても楽しみです。
第2週「別れの沖縄そば」:4月18日〜22日の感想・一部ネタバレあり
父親が亡くなってしまった衝撃で、大黒柱を失ったことで大きく生活が揺らいでしまう展開は胸が痛みました。子供たちのためと必死に働く母親の姿、それでも追い付かない借金の催促など追い込まれている状況ながらも子供たちの存在の大きさに何度も救われました。生活の苦しさを軽減するために暢子が1人東京の遠い親戚の家に行く決意をする姿は小さいながらに家族への思いの強さに胸が熱くなりました。しかし、出発当日に兄妹の絆によって再び家族で暮らす決意を固める姿は涙が溢れました。そこから7年という月日が経った展開によって苦しいながらも助け合って生活したのだと思わされ、兄妹たちがどんな成長を果たしたのか次週も目が離せないと感じました。
とてもテンポが良いドラマです。もともと経済的にゆとりのない家なのにお父さんが急死、お母さんが一家を支える為に奮闘するシーンが印象的です。男性達に混ざって仲間由紀恵さんが力仕事で生計をたてるお母さんを演じているのです。そんな中でも明るくたくましく生きている子供達の姿と沖縄の美しい風景にとても癒されました。またお母さんが少ない稼ぎから何とか用意した体操着をブタがボロボロにしてしまったシーンは可愛そうだけどちょっと笑ってしまいました。主人公の少女は一度は家計を助けるために東京行きを決意しますが、やはり家族と離れたくないと沖縄にとどまる事に決めたようです。今後沖縄でどのように成長していくのかとても楽しみです。
借金問題で右往左往し、心が揺れまくる比嘉家の面々に注目の週だった。父・賢三が亡くなったことでさらに困窮する比嘉家。母・優子が何とかして子供たちを育てよう、夫・賢三が建てた家を守ろうと奮闘する姿が痛々しかった。一時は父・賢三に続き、母・優子もか!と思った。東京の遠縁の者から「子供を一人預かる」との手紙で、暢子が行くことになる展開は予想できたが、そもそも長男である賢秀、そして長女である良子が自己犠牲になることを言っていたものの、いざとなったら尻込みして「アベベ(飼っている豚)の世話が、「学級委員だから」と理屈コネコネで拍子抜けだった。それから貧しい比嘉家をバカにする、賢秀の同級生の孝志の言動には非常にムカついた。これに対して、東京に帰る和彦の言葉「俺が守ってやる」とその類の幾つかの言葉に、今後主人公・暢子の人生に大きく関わってくるのかなと感じられた。
第2週では、まさかの父親賢三が亡くなるという衝撃のスタートでした。比嘉家のお話はまだまだ続くと思っていたので、まさか父親が亡くなるとは思いませんでした。それからは母親の優子一人で子供4人を育てますが、借金問題など子供達の衣服も買えない等父親を亡くした代償はとても大きいと感じました。そんな中、私が1番心に残ったシーンはやはり22日放送の回です。東京に子供を一人預けるという苦渋の決断をした母親の優子ですが、のぶこの本当は行きたくないけど行かないといけない気持ち。家族と離れたくない気持ち。色んな気持ちを抱えての出発日となりましたが、のぶこ役の稲垣さんもとても演技がうまいなと思いました。結局東京には誰も行かず、また家族5人で暮らしていった比嘉家ですが今後どのようになっていくのかもとても楽しみです。
父親が亡くなり、あまりの急展開に心が痛くなりましたが、子ども達が明るくて本当によかったです。暢子が東京へ一人行かされるのかとハラハラしましたが、結局行かずにすんで本当にほっとしました。しかし気になるのが賢三の遠い親戚の存在で、これから彼女が何か関わってくることがあるのかととても気になります。主人公が大人になり、これからますます見逃せないです。和彦は東京へ戻ってしまいましたが彼とは手紙のやり取りなどしているのか?海外に留学すると言っていた和彦があのあとどのように東京で過ごしたのかこれから明らかになるのかと楽しみです。
第3週「悩めるサーターアンダギー」:4月25日〜29日の感想・一部ネタバレあり
就職の話が決まった暢子ですが、その後色々あって結局就職の話を断って万々歳です。兄・賢秀も真面目に働きだしたことですし、これからは明るい未来が比嘉家には待っているのかと楽しみなのですが、そう簡単にはいかなさそうでドキドキします。良子は憧れの人と結ばれるのか気になり、歌子は個性的な教師に目を漬けられましたが、この先のことが気になります。女らしさとか、自分がしたいことなど、色々な悩みを抱えている暢子。青春だと思います。見ているこちらもちむどんどんして、若かりし頃を思い出して心がホンワカしました。暢子が女の子から女性へとどのように変貌を遂げるのか、これからも見逃せないです。
海辺での件で、賢秀が暢子の就職先である眞境名商事の息子・英樹をフルボッコしてしまい、暢子の就職が暗礁に乗り上げてしまうが、最後には彼女から三行半を眞境名商事に叩きつける展開は少々スッキリする思いだった。また、この元凶となった賢秀も注目だった。兄・賢秀はうねだらしているだけのじぶたれものの様相をしていたものの、母・優子は賢秀を優しく介抱してあげたり、大事に扱っている姿を目にすると最初は違和感があった。しかし、実は彼は見えないところで家計に貢献しているのだろうと思っていたら、やはりと思えるシーンの出現で納得。賢三の写真の前に稼いできたカネを備える賢秀を見た良子と歌子に理由を尋ねられると、恥ずかしさからか「博打で勝った」と言うところなどは少々お茶目だが。「男は黙って」というのを地で行っているようなこの時の賢秀は若干カッコよく見えた。
父親の死から7年経ち、高校生となった暢子は進路についてこのままで良いのか悩んでいた矢先に兄が就職先の社長の息子とトラブルを起こし、さらに暢子自身もトラブルを起こし採用取り消しとなりました。あの時だから仕方ないとは言え、女性を馬鹿にしたような会社の態度にはイラッとしたので暢子や母の優子が強い態度で出たのはスカッとしました。暢子の姉、良子がダンスパーティに行くためお給料で新しい服と靴を買った事を後悔し、母に謝ったり自分の事を恥じたりしているシーンには胸が苦しくなりました。家族のために我慢をせざるを得なかった良子には幸せになって欲しいと感じました。
今週は急な展開で貧しい家庭の子供たちが7年後に短大卒業や、高校生活をしている普通の母子家庭になっていた。自分としては、7年間の生活の過程を知りたかったのだが?後々ドラマで振り返る場面があると思うのでそのシーンに期待します。ところで今週のハイライトは暢子が就職先の社長の息子にケンカを売られて、見事にケンカに勝ち、就職先を断ってしまったことです。暢子の夢とは?やりたいことは?を本気で考える良い機会だったと思います。ところで長男の賢秀は、何をやりたいのか今一伝わって来ないが、そこそこお金を稼ぎ出していると思われるが、アルバイト?よりも賭け事なのか?来週に期待したい。
子役が居なくなって寂しいです。でも、一週間で新しい俳優さん方にも慣れてきました。賢秀くんがアホになってしまっていたのにはビックリしましたが、間違ったことでケンカはしないし母の姿を見て肉体労働を始める辺りは子供の頃の真っ直ぐさと前向きな気持ちは変わってないんだなと思うことができて嬉しかったです。一方、暢子役の黒島さんは、とてもきれいに食べますね。上品で生々しくなく食べるので、食べるシーンが沢山あっても気持ちよく見られます。比嘉家の子供たちはみんな張り切って演じているので、気持ちがいいです。兄妹それぞれのドラマになっていくようなので、ストーリーの繋がりが難しくなっていきますけど、お話がどう繋いで展開していくのか楽しみです。
第4週「青春ナポリタン」:5月2日〜6日の感想・一部ネタバレあり
一週間を通じて主人公の暢子が自分のしたいことを模索するも分からずに悩むところから、最後にはやりたいことが見つかる姿にとても清々しい思いがした。その大きな要因となる「北部産業まつり」の料理コンテスト、様々なアクシデントを暢子たちを襲うが、それをアイデアでクリアしていく展開は予想通りなものの痛快。心配なのは長男の賢秀である。自称実業家の我那覇という男にすっかりと騙されて、かき集めたカネを渡してしまった彼の来週放送の姿が非常に気になる。暢子が小学生の時、借金の件で東京に行くことになったものの、最終的には沖縄に残ることになったかつてのシーンのように、比嘉家の借金問題・金銭問題がさらりと流されてしまい、視聴者にはその辺を全く伝えてくれないという可能性も考えられる。比嘉家を苦しめている金銭問題に触れずにスルーしてしまう製作者サイドはいかがなものかと思うが。そして、智の件も目を惹かれた。フライドポテトが成功したら「給料アップを考える」と言っていた店長だったが、最終的に智に吐き捨てた言葉は「悔しかったら自分の店を出してみろ」と。「考えると言っただけだ」と言い訳する店長を見ると、まさに政治家の発言を彷彿させる。今週は男性陣の危うさの一方、女性陣が輝くような週となった。
就職活動がうまくいかずもやもやしている暢子は同級性の正男さからブツブツ言ってないでまず動くと言われ、北部産業まつりに出店する料理部の助っ人として亡き父から教えてもらったやんばるそばで勝負する。麺にシィークワサーを練りこみ自信作のやんばるそばが出来上がる。おいしそう。しかし料理部のどんくさい子がおだしをこぼしてしまう。どうするピンチ山原高校料理部。麺はあるがスープない。暢子の料理手帳からナポリタンからヒントをえてちょっとおしゃれなスパゲティを完成させる。私も食べてみたい。沖縄にはまだ行ったことがないので本場の沖縄そばを食べてみたいと思った回でした。
眞境名商事の就職を断り、将来への不安を抱えながら、やりたいことがなくすっきりとしない暢子が高校の料理部への助っ人参加から、夢を見つけ、前向きに物事を捉えられるようになっていく様はとてもよかった。これまでの出来事が比嘉家や暢子にとって暗く、重いことの方が多かったのでやっとすっきり週末を迎えられて、一視聴者としても安心した。暢子だけでなく、賢秀のろくでなし加減は治るのか、良子の煮え切らない恋の展開、歌子の歌への思い、幼馴染の智の商売への夢や暢子への思いなど、同世代の若者たちが切磋琢磨して、今後どのような成長を遂げるのか楽しみです。
先週の放送で就職が決まりかけていたのに、それを自分から断ってしまった暢子は、再び進路について悩み始めます。そんな中で迎えた産業祭り。調理部の友人から手伝いを頼まれた暢子は、特製メニューやんばるそばを考え出し、祭り当日、それは大好評になるものの、調理部の後輩のミスで肝心の出汁がダメになってしまいます。しかし、そこからが暢子の真骨頂で、彼女は残った材料からナポリタンを作り出すことを考えます。今週は、暢子の調理する姿が活き活きしていて、見ていて楽しかったです。「ちむどんどんしてきたー」もいっぱい聞けて、こちらまでちむどんどんさせてもらいました。面白かったのは、暢子の妹でシャイな歌子と熱心な音楽教師下地の追いかけっこシーンです。下地は、歌子の音楽の才能に惚れ込むあまり、比嘉家にまで押しかけてきて、ちょうどそこの居合わせた暢子がちゃんと歌子のことを説明してあげれば良いのになと個人的には思いました。まあ、説明したところで下地先生は引き下がりそうにないですけどね。産業祭りに参加して、ついに暢子は、自分のやりたいことを見つけます。しかし、兄が詐欺に遭い、比嘉家の家計は大ピンチ!来週も目が離せません。
相変わらず一攫千金を狙って真面目に仕事をしないにーにが心配でした。そして怪しい人からお金を騙される始末。。流石にお母さんもにーににだけ甘すぎて絶句です。片桐はいりさん演じる下地先生が歌子を追いかけ回すところはコメディ要素が強くて面白かったです。料理部の助っ人として張り切る暢子が作ったヤンバルちゃんぷるーは美味しそうでしたが、その後にリメイクしたナポリタンは本当に美味しいのかな?と気になりました。就職も決まりかけてたのに東京でコックになりたい!といきいきと叫ぶ暢子は天真爛漫でいいなと思いますが、相変わらず比嘉家の家計の行方が気になってしまいます。
第5週「フーチャンプルーの涙」:5月9日〜13日の感想・一部ネタバレあり
キリコがインビジブルではないんじゃないかと薄々思っていたのですが、自分のカンが当たっていて嬉しかったです。ということはキリコは悪い人ではないのか?弟のキリヒトはただの悪人なのか?今後その辺りが明らかになっていくのが楽しみです。また、個人的にDAIGOさん演じるローズのキャラがかなり好きなので、この先の登場も期待しています。お姉キャラがハマっていて面白いなと。高橋一生さんの演技あ正直あまり好きではないのですが、今回の役はイメージに合っていてそこまで違和感がないのもいいですね。柴咲コウさんは昔から好きですが、今回もさすが!といった演技力で美しさも◎ですね。何はともあれ次回の放送も楽しみです。
今週の『ちむどんどん』で印象に残ったのは、音楽教師下地先生と歌子が音楽室で話すシーンでした。まず、下地先生が紹介したベートーベンの名言が良いなと思いました。個人的にはメモとりたいと思ったくらいです。あとで調べてみようかな。それから、下地先生は歌子を励まします。「例えこの先どんなことを言われようと、あなたはあなたの好きなように歌いなさい、それがあなたの音楽です」「例え誰かに聞かせるわけでもなく、聞いているのが森や虫たちだけであろうとも歌いたい時に歌いたい歌を歌いなさい」と。ちゃんと話し合い、理解し合えばとても良い先生でしたね。これから歌子がどんな人生を歩むのか気になります。
最も注目だったのは、比嘉家の借金問題。暢子が小学生の時に一度問題として浮かび上がって来ていたが、その後この問題に関して描かれていなかったので、今回はきちんと描かれていることを願っていた。もともとあった借金をさらに爆増させた張本人・賢秀の態度、そして姿を消すと、あまりにも身勝手な賢秀に嫌悪と言うより憎悪を感じた視聴者も多いのではないかと思う。しかし、急転直下、諸悪の根源のような賢秀が東京でボクサーとしてデビュー、一輝に比嘉家の借金問題および暢子・東京行き問題を解決してしまうという展開には、あまりにも脚本が乱暴だと疑問を持たざるを得ない。
ニイニがついにやりました!ボクシングでKO勝ちして、これからの活躍が期待されます。しかし有頂天になってまた何かしでかさなければいいのですが、心配です。これからは妹の暢子が東京に行くので、暢子は一人ぼっちではなくニイニに会えるはず。感動の再会になればいいなと思います。東京には親友の早苗も行くので、寂しさはあまりないかと思います。一方歌子は、響子先生が別の学校に赴任になるので、寂しくなりますが歌は続けてほしいです。きっと彼女は立派な歌手になれるはずです。そうなれば東京でまた暢子と会えますし、楽しくなりそうだと思いました。
詐欺師に騙されたことにそようやくきがついた賢秀、怒りでハンバーガー屋の店長に詰め寄りお店で暴れて、お店の備品等こわしてしまう。母、暢子が翌日ハンバーガー屋に謝りに行くが、こわれた備品、今日営業できなかったたらその休業保証もしてもらうと言われ、詐欺にあってお金がないのにまたまた借金を増やしてしまう。長男でお父さんからがなくなる時、母さんと妹をたちを頼むぞと言われたのになにやっているのかにぃーに。その翌日賢秀は姿を消す。倍にして返す問手紙を残し。これで借金が増えた比嘉家は叔父さんから暢子の東京行は認めないと言われてしまう。賢秀から大金が届くボクサーになってファイトマネーを送ってきて比嘉家の借金はゼロになり暢子は東京に行けるようになりました。来週からは東京編スタートです。
第6週「はじまりのゴーヤーチャンプルー」:5月16日〜20日の感想・一部ネタバレあり
暢子がいよいよ東京に出てきたことでシェフへの夢が近づいたことにワクワクした週でした。しかし頼りの綱である兄・賢秀が東京でもお金にだらしなく、他人に迷惑をかけている姿に今後の暢子の人生にどう関わってくるのか不安が募りました。しかし、偶然聞いた三線の音色から出会った平良や平良に紹介してもらったレストランなど、暢子の引き寄せる力には驚かされました。どこか楽観的である暢子ですが、それが良い流れを作り出している展開に惹きこまれます。今度もどんな引き寄せの力でシェフへの夢に近づいていくのか目が離せません。また、暢子が作る料理がどう成長していくのか、そしてどんなレパートリーが増えていくのか期待しています。
念願の東京に来て初日は親友と一緒に銀座のレストランに行くとはなかなか豪勢なスタートでしたが、その日に泊るところもまだ未定、とはかなり無謀な上京だったなと改めて思いました。しかもにーにまでボクシングをとっくに辞めていて借金もしていた、という悲しい現実がもうひどすぎです。たまたま鶴見でいい人に会って救ってもらったからいいものの、結構いきあたりばったりだったんだなと思いました。レストランでの試験も一度はナポリタンで不合格をもらったのに二ツ橋さんがリベンジを許してくれて合格、というちょっとうまくできすぎた展開だったのが気になりました。そしてにーにが妹のお金を盗むところはさすがにないです…。
印象に残った人物は3人。まず暢子だが、あまりにも上手く行きすぎ。横浜では飛び込んだ平良家の主人・三郎に御世話になり、下宿先、就職先まで決まると言う展開に、とんとん拍子に事が進みすぎだという感じだ。次に兄の賢秀。ボクシングで成功したと思っていたら、実はジムの人たちから借金しまくって実家に送金していたことが判明すると、何だコイツはと思えた。果てには暢子の財布からお金をくすねて行き、競馬で散財、これにはさすがに腹立たしさを感じ、使えない兄貴だと思わずにはいられない。どこまで行ってもダメなヤツだなと思える状態だった。最後に姉の良子だ。石川のことを想いつつ、比嘉家の借金問題解決のために製糖工場の御曹司・喜納金吾との打算的結婚が迫って来ると言う危機。朝ドラなのでこれはないと思うが、どのように回避するのか注目だ。
暢子は故郷のやんばるを出て右も左もわからぬまま東京にきて、運良く平良三郎と出会い下宿先やアルバイトまで確保してくれたのは有難い巡り合わせだなと感じました。そして就職先まで紹介してくれて、レストランで働く夢が叶って良かったです。試験では賢三との思い出の沖縄そばを振る舞うと見事合格できたのはちゃんと受け継いでるんだなと実感しました。これから暢子がどう成長していくか楽しみです。一方比嘉家では賢秀が相変わらずの性格っぷりで、良子は健吾との縁談を進めると家族が裕福になるのに博夫のことを諦めきれないというもどかしい気持ちがあるシーンも切なくなりました。これからそれぞれどんな展開になっていくのか気になりました。
暢子の就職先がどうなることかと心配でしたが、意外とあっさり合格できてほっとしています。しかしオーナーが意地悪そうな人で、これからイジメられそうな雰囲気がプンプンします。今週の予告に出ていた和彦君ですが、出演はなく次週なのかと期待しています。東京へきて兄の賢秀がしでかしたことを知って暢子は呆れているかと思いきや、やっぱり寂しさが勝ったようでニイニに抱きつくシーンは感動しました。それなのに賢秀は妹の金を盗む本当に困った兄です。沖縄では良子が縁談を受けるかどうかと気になるところで、次週も絶対に見逃せないと思いました。
第7週「ソーミンチャンプルーvsペペロンチーノ」:5月23日〜27日の感想・一部ネタバレあり
比嘉家借金問題の解決、清算のために自分が犠牲になり、金吾と打算的結婚を決めた良子の行く末が気になった週でした。想い人の博夫に直接気持ちを聞くも、煮え切らない様子で、良子の愕然とするような絶望が伝わるようでした。いざ、比嘉、喜納両家の顔合わせの場に姿を現す博夫、そして公開プロポーズ、良子と博夫の結婚と安心感がありました。このきっかけとなった、歌子が一人で博夫のところへ行って、後押しするような言葉をかけるという行動は何気に Good Job だと思いました。それに対して問題児は今週も賢秀です。良子につきまとう男がいるとふかして、金吾の父・銀蔵から手切れ金名目でカネをくすねようとするなんて!もはや詐欺と言う犯罪者ではないかと憤りまで感じるほどでした。どさくさに紛れて、両家の顔合わせの場から逃げ出した賢秀ですが、手切れ金名目のカネの行方はどうなったのか気になります。
暢子が東京で働き出し、新しい仕事を覚えていく中で賄いの重要性を知り、自分も作らせてほしいと懇願する姿に料理に対する熱意を強く感じました。しかし、そこからオーナーと料理対決となり、負けたらクビという展開にどうなってしまうのかと不安が募りました。案の定、負けてしまった暢子ですが、クビを回避して賄い作りも任せてもらえるようになった展開に暢子の作る料理の可能性を感じてもらえたのだと思いました。島で培った感性と独創性が徐々に垣間見える中でどう成長を遂げていくのか目が離せないと感じました。一方で良子の結婚、結婚するにあたって見られた歌子の大胆な行動力などそれぞれに新境地を開拓していく姉妹たちに惹きこまれました。相変わらず賢秀だけは変わらず悪気なくお金への執着を見せる姿は不安が募り、それぞれの幸せの邪魔はしないでほしいと改めて痛感した週でした。
初めての仕事だから居眠りしたり寝坊したりするのは新人ながら大胆な行動をするなと思ってしまった部分もありました。周りに励まされながらもなんとか10日間を乗り越えたと思った矢先、オーナーにペペロンチーノ対決を申し込むとは度胸があるなと思いました。しかし暢子は自分が納得するものを何度も何度も作り直して頑張ってる姿は応援したくなりました。幼い頃に優子から教わったソーミンチャンプルーからヒントを得て作ったけど、現実はオーナーの方がとても美味しく最後にシークワーサーをアクセントにしたのは流石ですが、それをちゃんと認めた暢子の性格も素晴らしいと思います。一方良子は博夫と結婚したいけど、お互いの気持ちを最優先にし過ぎたためすれ違ったところもあったけど、なんとか結ばれて安心しました。歌子の智への気持ち、賢秀の今後の行方、まだまだ波乱なことがありそうだと思います。
このドラマはヒロインは暢子ですがそれよりも気になるのは暢子の兄の賢秀です。家族みんなからニーニーと呼ばれていますが、やることなす事「えーー‼」とビックリしてしまっていましたが今は何してくれるんだろう?と期待感さえ出てきています。ネーネーが結婚を迷っていた時もネーネーに寄り添うのではなく自分のお金儲けをやってのけていました。あれはダメなのでは?結局ネーネーは好きだった人の方と結婚したけどお金持ち家族はニーニーに取られたお金については何も言ってこなかったんでしょうか?昔は交通費も高額だったように思うけどサラッと関東と沖縄を行ったり来たりするニーニーが本当に気になります。
東京に出てきた暢子がてんやわんやで何とかレストランで働き始めたと思ったら自らクビをかけた戦いをオーナーに挑み、結局負けるなど本当に慌ただしいドラマですが、主人公が可愛すぎてそれもどこも許してしまう自分がいます。賢秀は結局ろくでなしですが、誰も彼を咎めることなく受け入れてしまうところが沖縄のおおらかな雰囲気らしく、良子が結婚するなどこれからまた色々な問題が勃発するのだろうと思って楽しみです。そろそろ歌子が歌手に向けて始動するのかと期待が持て、これからも見逃せない毎日なりそうです。暢子とオーナーとの関係がいつ判明するのか、ワクワクが止まりません。
第8週「再会のマルゲリータ」:5月30日〜6月3日の感想・一部ネタバレあり
オーナー・大城と暢子の文化、伝統などの造詣の深さという点での天と地との差を痛切に感じました。大城の様子を見るとあまりにも暢子が薄っぺらく見えました。しかし、東洋新聞社に奉公に行き、少しでも無知が解消されて、奉公のきっかけを作った淀川に合格点をもらうシーンでは清々しさを感じました。また、印象に残ったのは、東洋新聞社の田良島です。和彦の記事があまりにも不甲斐ないので、再取材&記事の再提出を命じますが、二度目の時はほとんど自分が手直ししたのにもかかわらず、そんなことを一言も口にせず、全ての手柄を和彦に譲る田良島にはイケメンぶりを見せつけられました。
暢子が新聞社で働き始めてどうなるのかと心配していましたが、どうにかレストランに戻ることができてホッとしています。これからも学び続ける姿勢を忘れないでほしいです。良子は出産し、女の子を生みましたが、良子は美人なのできっと可愛く成長することだろうと想像し楽しみです。歌子はオーディションがダメでしたが、少し強くなれたように思います。彼女はこれから事務の仕事をしながら歌手を目指すのでしょうか?それとも全く別の方向に進むのか?彼女のこの先もワクワクします。しかし賢秀が問題ばかり起こしており、このままでは訴えられないかといつも冷や冷やしています。
突如、オーナーの命令で新聞社で働くこととなった暢子ですが、料理とは関係ない新聞社でなぜ?と疑問が高まりましたが、料理人=料理を作る人から成長が見られない暢子に伝えることの大切さを教えるためなのだと感じました。新聞社での経験を経てレストランに戻った暢子がお客様からの質問に対して自身が持つ知識を伝える姿に成長を感じられ、オーナーの表には見せない優しさを痛感しました。しかし、次週はまた新たな試練がオーナーから与えられるようで、暢子に期待するからこそなのか、それともやめさせるためなのか。真意に目が離せないと感じます。他にも幼馴染の和彦との再会が描かれていましたが、二人の関係性がどう変化していくのかという点も期待が高まった週でした。
暢子は今まで料理を作ることしか頭になかったため、教養や言葉遣い、知識を学ばせるため新聞社でボーヤさんとして働かせるのはオーナーの考えでいいと思いました。そこで和彦と再会したのは驚き、暢子の下宿先にも住むことになり今後この2人がどうなって行くのか楽しみです。ボーヤさんの仕事をすることで田良島さんから料理は食べてもらう人のため、新聞は伝えたい人に書くためと共通することを教えてもらい、視野を広げることができた暢子はまた成長したなと思いました。そして和彦も失敗はあったけど、記事ができて良かったです。歌子はオーディションを受けるためあと一歩勇気が出ない中、暢子の後押しは良かったけど、熱が出て落ちてしまったのは悲しかったです。しかし良子の出産の時に歌を歌いこれからも歌い続けることを決心したのは良かったです。賢秀もこれからどうなるか楽しみです。
和彦くんとの再会は今後何かが起こる予感しかせず、とてもちむどんどんしました。また、普通では困難だと思うことでも、がんばってやろうと言えるのぶこは毎回すごいなと思いました。今週も和彦くんが担当した案件の追加取材のために、朝まで必死に投書を探し抜く姿は印象的でした。また、新聞社での仕事がレストランの仕事にどう通ずるのかわかりませんでしたが、相手を思って仕事をすることの大切さはどの仕事でも同じなんだと改めて考えさせられました。一層成長したのぶこが今後レストランでさらに成長し、活躍していくのが楽しみです。
第9週「てびち!てびち!てびち!!」:6月6日〜10日の感想・一部ネタバレあり
料理に向き合う暢子が見られるも、変化を求めるあまりにレストランの基本の味まで影響を及ぼしている姿に不安が募りました。そこからオーナーによって屋台おでん屋の立て直しを命じられ、そこでもアレンジされたおでんを作り出し、それによって固定客がつかないという悪循環に陥る姿にどう立て直していくのかと目が離せませんでした。暢子に関わる人たちの言葉や亡くなった父親の言葉を思い出し、基本を忘れていたことに気づいて再び意欲を取り戻す暢子の姿に胸が熱くなりました。基本をベースとしたおでんを作り出し、それによって大盛況となる展開やオーナーに認められて再びレストランに戻ることになり、賄い・前菜担当になるという展開に暢子の成長を感じさせました。特別に暢子に試練を与えるオーナーは暢子に期待しているからなのか、それとも身内である思いが働いているのか。オーナーと暢子の関係性が変化することで見えてくる新たな展開に期待が高まった週でした。
今回の出向先となるのは「おでんの屋台」ということに予想外の驚きがありました。奇抜で斬新な料理が自分の持ち味と信じて疑わない暢子、最初は目新しさもあり、客も足を運んでいましたが、閑古鳥が鳴く日々になり、迷走する彼女の姿を目にすると応援したい気分になりました。そしてやっとたどり着いた結論は「基本を大切にすること」という原点で、これを悟った暢子の表情が明るく、印象的でした。そして料理人として、ひいては人間としてワンランクアップした印象を受けました。暢子以外に印象に残ったのは賢秀です。また怪しげな商売を始めたなと思える登場で、彼の裏には、あの詐欺師・我那覇が付いていたことにも若干驚きでした。賢秀自体分かっているのかと思っていましたが「紅茶豆腐」が健康食品だと本気で思っている件を見ると、賢秀はまともな健康食品を売っていると信じ切っているんだと、これにも若干の驚きが隠し切れませんでした。そしてやはり最後には騙されると言う展開は思っていた通り。今回は激しく凹み「俺は邪魔者、縁を切ってくれ」とまで言う賢秀、そろそろ目覚めてくれればいいがと思えるのでした。暢子と会話することで、父・賢三との思い出がよみがえり、元気になって行く賢秀の姿に安心するような微笑ましいような気がしました。ただ、彼のことだからまた何かやらかしそうな気がしますが。
暢子が新しい味を取り入れようとするあまり、その店の定番の伝統的な味をないがしろにするのを見たオーナー(実は大おばさん)がおでん屋さんに修行に出した週でした。イタリア料理の味でおでんを作るという痛い内容でしたが、いろいろな人の意見を聞くうちにもともとの基本のだしが大切だと主人公が理解していきました。特に父親のテビチの作り方とそれにまつわる兄とのエピソードを思い出したのが、感動的だったと思います。新しい味を求めるのも良いが、それでは人は飽きてしまう。基本の素朴な味で、かつ、その日の状態にあった味付けで出されたおでんが美味しいという味わい深い話でした。
暢子が屋台のおでん屋さんで修行しお客さんにあった料理を提供することの大切さを学んでいたと思います。房子の過去のことも少しづつ分かってきました。戦前・戦後を生き延びた逞しさと辛かった経験があるのだと思うと暢子に対する厳しさはやはり愛情なのかなあと思います。暢子のお父さんとの関係がどうなんだろうといろいろ想像してしまいます。沖縄では姉の良子がお里帰りです。帰ってくれててよかった!またにーにーがお金を無心をしてきたときピシャッと渇をいれる姿がスカッとします。おかあさんも歌子もこれくら言えばいいのにと思ったり。でもお母さんのにーにーのことを本当に大切にしているんだな、長男ってそんなに大切なものなのかなあと思ってしまいます。暢子がテビチーを作ってにーにーを励ますシーンは家族っていいなあと思うと同時に本当ににーにーに響いているの?とも思い心配です。ちゃんとまともに働いて欲しいです。今回騙されたことで目が覚めるのかと期待したいですがそんなことも無さそう。また養豚所に行ってましたがここのオーナーが優しすぎませんか?普通なら断りますよね。にーにーの素直な人柄なのか再雇用されてますがまた一波乱有りそうです。来週は高嶋政伸さんのことがメインのようなので楽しみにしたいです。
賢秀が我那覇に騙されていて、暢子が呆れないことに驚きでした。ここまでくると、もう比嘉家族が愛おしくなってしまいます。人を疑うことを知らない彼らは、きっとこれからいいことが待っていると思います。たしかに借金ばかり抱えていますが、暗くならずに前向きで素敵な家族です。暢子はイタリア風おでんをやめて正解でしたね。基本は大事です。今回はそのことに気付けただけでも成果があったと思います。これから暢子はどのようなシェフになるのでしょうか。そしていつになれば恋の話が始まるのかと首を長くして待っているのですが、もうそろそろかと楽しみです。
第10週「あの日、イカスミジューシー」:6月13日〜17日の感想・一部ネタバレあり
東京へやってきた優子と歌子。検査の結果が気になっていたのですが、何もなくとりあえずホッとしていました。しかし歌子は原因がわからないとイライラしており、その気持ちわかるなーと思ってしまいました。今の境遇に満足できない歌子はもう死んでしまいたくて、そんな娘を優子が殴ろうとしたのには驚きました。いつも温厚な優子も怒るんですね。しかし歌子を温かく包み込み、最後は歌子は生きていてよかった!と吹っ切れたようです。暢子はストーブ前を担当し、これからますます楽しみになります。
歌子が子どもの頃から度々熱を出すことがとても心配でした。やっと大きな病院で検査を受けることになりホッとしました。賢秀に貸すお金があったらなぜもっと早く検査を受けさせなかったのかという疑問は残りますが房子の紹介で東京で受診する事になり本当に良かったです。しかし歌子の気持ちは複雑で想いを寄せている智と暢子の仲睦まじくじゃれあっている姿を目の当たりにしたらショックなのは仕方ありません。暢子の鈍感さにちょっとイライラしてしまいました。しかし歌子が重病ではなくて良かったです。優子の母親らしい言葉で歌子が前向きになってくれて良かったです。
今週は、良く熱を出す体の強くない歌子が母親とともに上京してきた。子供のころからずっと豆腐屋のサトルニーニーが好きで、もらった手作りメダルを大人になった今でも大切にしているほどの気持ちがあって。でも、そのサトルがずっと歌野の姉の暢子に心が向いていることが気付いていること、今回上京した際にさらに強く感じたこともあったことで体調ばかりではなく心も傷める内容だった。その前には思わせぶりだった退職した会社の男性も、他の社員と結婚する流れになったり。歌子が切なく儚い存在であると思いました。だんだんフォンターナのオーナーさんの素性や過去なども開示されていき、はじめのキツイイメージから変わっていきます。
暢子の成長が見られる中で、シェフである二ツ橋が辞めるかもしれない展開が見られたことで二ツ橋を尊敬する暢子の心が揺らぐのが見られました。また妹・歌子が検査を受けるために東京へ訪れるも、検査の不安から塞ぎがちになる姿に暢子もまた心配で料理に集中できない姿にどうなってしまうのかと不安が募りました。しかし、暢子の受け止める優しさ、愛情が料理に反映し、その料理によって笑顔を取り戻す二ツ橋、歌子の姿から暢子の料理のパワーを感じさせました。レストランでも地位を確立していく暢子、それに驕らず料理に向き合う姿に、今後もどんな成長を見せてくれるのかとますます期待が高まりました。
暢子はストーブの前を任されることになりメニューを考えるのに今まで記してきたノートを見ながら試行錯誤していて暢子の軌跡が見えた気がしました。そんなときに二ツ橋が仕事を辞めて実家に帰るということになりその引き継ぎのため鮮魚でイカを食べていると、昔二ツ橋は房子にプロポーズしたこと、房子は三郎が好きだったけど結婚してしまったことなど理由が分かりました。歌子は東京で検査をするためにやってきたけど原因不明であったり智と暢子が仲良かったり全てに対して嫌になり生きてる価値もないというと優子は立派にならなくても生きてるだけでいいと伝えたのはさすがだなと思いました。暢子が作った歌子が大好きなイカスミパスタを食べて元気になり、また房子は暢子の成長も嬉しいけど賢三みたいにいなくならないか心配していたけど成長が楽しみな様子も分かりました。
第11週「ポークとたまごと男と女」:6月20日〜24日の感想・一部ネタバレあり
シェフの二ツ橋が入院のため不在となり、シェフ代行として暢子が選ばれる展開は驚かされました。更なる成長が期待される一方で、スタッフの誰より新人である立場や女性である立場からうまく同僚との関係性を築けなくなる展開は不安が募りました。またその悩みを兄・賢秀に相談したことで余計にこじれ、「謝っては負け」という言葉に従うように意地を張ってしまう暢子にどうなってしまうのかとハラハラしました。その後、周りの助言から同僚にきちんと謝罪して同じ方向を向いて仕事に打ち込む姿に安心感と共に働く上で料理を作るだけでは駄目なんだと痛感しました。暢子が経験を積んでいることが今後どう暢子の強みとなっていくのか目が離せないと感じました。次週は暢子の恋愛が描かれていくようで、それが料理にどう影響を及ぼしていくのかという点も期待した週でした。
二ツ橋が骨折してしまい暢子がシェフ代行をすることになり、スタッフたちはあまり納得がいかず理不尽に当たったりしてチームが乱れてる時に賢秀から舐められてるから謝ったら負けお礼も言わないことと言われそれを意識すると余計乱れていってしまい房子からシェフ失格と言われ大変そうでした。答えが出ず優子に自分の良いところを聞くとありがとうとごめんなさいを素直に言えることが暢子らしいと言われようやく本来に戻り、フォンターナ全体の雰囲気が良くなってよかったです。良子が教師に復帰することで博夫と喧嘩してしまうけど、夫婦らしい形を見つけていけそうでよかったです。陰ながら三郎や智が暢子を助けてくれるところが1番よかったです。今週のテーマとして仕事や日常を男女関係なく平等に接することの大切さを考えさせられた気がしました。
のぶこのシェフ代行、オーナーの身内ということで良く思わない人もいる中でどういう姿勢で臨んでいくか。失敗もありながらもお母さんとの電話で答えを見つけることができて良かった。電話のシーンでみんなから10円を集めてくれてるところ、あともう少しで答えが出るのに、と焦れるのぶこ、このシーンに感動。本当に周りの人達に恵まれて幸せだなぁと。そして答えも無事に見つかってのぶこらしく、ありがとうとごめんなさいを言えるのぶことしてシェフ代行を続けていったら厨房内の雰囲気がガラッとかわってみんな気持ちよく仕事ができるようになってホッとしました、また一つのぶこが成長できて。さとるものぶこの為にズッキーニ集めてくれてバタンキューのシーンにジーンときました。
暢子の料理長としての成長がみれた1週間でとても楽しかったです。ニーニーから料理長はどーんと構えていないといけない、決して謝るな!と言われた時に思わずそれは違うよ!暢子信じないで‼︎って心の中で叫んでいました。けど暢子は信じてしまいそっけない態度の料理長をしているのを見て、ニーニーは暢子の前に現れないでほしい!って思っちゃいました。けど、暢子の周りにはほんとに心優しい人が多く、困っている時にたくさん支えてもらっている姿(お店に来た人がみんな10円玉を出して電話しているの修子に暢子に届けているシーン等)人に恵まれて生きているなぁと思いました。沖縄の言葉はまだ違和感がありますが、毎朝とても元気がもらえました。
二ツ橋シェフの入院から突然シェフ代行を任された暢子でしたが、さすがに年下の暢子がやるのはどうなのか?と思ってしまいました。たとえ暢子に才能があったとしてもそれ以外の先輩たちをシェフが全然育てていなかったことが露呈してしまい、このお店は大丈夫なのか心配になりました。苦悩しながら前向きにもがく暢子の姿はよかったのですが、結果的に解決策がありがとう、ごめんなさいを言うこと、というオチも少しあっけなさすぎてもったいないなと思いました。
第12週「古酒くーす 交差点」:6月27日〜7月1日の感想・一部ネタバレあり
ようやくと言うかやっとというか、暢子が自分の気持ちを初めて口にして気が付いたのですが、正直、成人女性がここまで気が付かないものかなぁと思ったり。和彦も暢子のことが気になって結婚を渋っているのかまだ謎でした。仕事と結婚に区切りを付けられない愛が一人だけ違う次元で悩んでいて、ちょっとかわいそうでした。賢秀の方は相変わらずブレていなくて腹が立ちながらも面白いです。愛される人はこういう人なんだろうなぁと思って見ています。
お互い全然気にしていなかった暢子と和彦君が突然恋愛模様になったのはちょっと急に感じてしまいました。和彦くんは愛ちゃんという長年付き合った彼女がおり、結婚の話も進んでいるのに…。にーにも恋の予感もあったのに今度は自分が騙されてしまうような形になってしまいかわいそうでした。だからと言ってオーナーの大事なワインを飲んでしまうのもどうかと思いますが…。いじましい恋をしている若者たちを周りの大人たちがどこか面白がっているところも印象的でした。
この週から主人公たちの恋愛模様を描くようになってきたので、面白くなってきたと思います。主人公の暢子は「料理が恋人」と言ってはいるけどきっと和彦のことが好きなんだろうなというのは今まで見てきてなんとなくわかっていました。けれど和彦には恋人がおりこの先の恋愛関係を見るのがとても楽しみです。朝ドラ視聴者が思っているような展開ならないことがよくあるので、今回も和彦ときっと結ばれるんだろうなと思いながら見ていますが、もしかしたら智と結ばれる展開もあるかもしれないと予想できるので、どっちの展開になるのかが楽しみです。
和彦に結婚が近づくことで動揺する暢子の姿が見られ、好きという気持ちに気づけない姿にヤキモキしました。また、和彦も結婚に迷う理由が暢子であることを素直に口にできない姿に優柔不断さを感じ、お互いに歩み寄れない展開に目が離せませんでした。はっきりしないために暢子は智を、和彦は愛を傷つけている展開に胸が痛みました。気持ちをはっきりさせるためにと平良やオーナーが気持ちに気づかせる気遣いに心震え、改めて恵まれている環境である暢子を感じさせました。次週は和彦への好きの気持ちに気づいたことで仕事に影響が出る暢子の姿が見られ、和彦への気持ちに決着をつけることができるのかと期待が高まった週でした。
第13週「黒砂糖のキッス」:7月4日〜8日の感想・一部ネタバレあり
和彦と愛との結婚がどうなるのかドキドキが止まらないストーリーで、暢子と和彦が見つめ合うシーンではどうなるのか胸キュンものでした。しかし智がかわいそうで、彼は必死で頑張って暢子にプロポーズしようとしているのに、早く智への恋心はないと暢子がはっきりと断ってくれたらいいなと思いました。一方歌子や良子、優子にあまり進展がなく、歌子は唄をはじめましたがこれが将来的に何か大きなことへと繋がっているのかと気になります。
魅力的だなと思っていたフォンターナのオーナーがこの回でさらに魅力度UP。突然、シェフ3名が辞めて店は窮地に追い込まれる状況となりました。そこでオーナー自ら厨房に立つと宣言。なるほど、そうきましたかここでオーナーの実力が見られるのかとワクワク。大方予想していたものの、的確な指示、手の甲にちょっと乗せて味見をする仕草、包丁捌き、てきぱきと料理を仕上げていく様子はなんとも爽快でくいるように見てしまった。厨房の外までそれが伝わってくるようなシーンでした。また、このオーナーは普段は着物に長羽織というお召し物ですが、この時ばかりはコックコートとシェフハットでビシッと決まってりりしかったですね。このギャップもまた人物像に深みと厚みを持たせたように感じました。二ツ橋シェフが心奪われるのも仕方ないですね。
和彦への恋心を自覚した暢子ですが、レストランでのトラブルによって料理への思いがさらに強まり、和彦への思いを断ち切る姿に二人の関係がどうなってしまうのかと不安になりました。暢子が思いを断ち切ろうとしても和彦も暢子への思いから愛との結婚に消極的であるという、和彦のはっきりしない態度は結果的に暢子と愛の二人ともを気づつけてしまうと感じます。暢子と愛の友人関係としての良好さ、また二人とも仕事で転換期を迎えていることから女性の社会進出を描くにあたって和彦の立場はどうなっていくのかと次週への期待がますます高まりました。
暢子が未だに智にはっきりしない態度にモヤモヤしてしまいました。どうしてその気がないのに逃げるような真似をするのでしょうか。智もあそこまではぐらかされてちゃんと話をしようとしないのはすごいと思います。そして和彦も何がしたいのかよく分かりませんでした。暢子に惹かれているようでありながらも、愛に対してはっきりせず、キスにまで応じてしまうところは男として最悪だなと思いました。どんな結末になってもスッキリしない気がします。
和彦くんと暢子が気になる愛さん。そんなことも知らずに暢子と結婚したいと思っている智。自分の気持ちに気づいてしまった暢子。愛さんに正直に伝え、きっぱり諦めるといったものの、和彦君が迷っている様子。和彦君は暢子に気持ちを伝えられるのか、愛さんは身を引くのか、暢子は本当に結婚願望がないのか気になる。4人の気持ちがそれぞれでドキドキする。特に好きだったシーンは、4人で朝まで愛さんの仕事を手伝いようやく記事を完成させ、4人で海に行ったところ。このシーンを見て、青春だなぁ、となんだか懐かしく少しうらやましい気持ちになれた。
第14週「渚の、魚てんぷら」:7月11日〜15日の感想・一部ネタバレあり
愛がついに和彦と別れてせいせいしました。愛にはもっといい人がいると思います。和彦が暢子のことを好きだと知っても、怒らない愛は天使です。暢子も仕事に生きると言いながら未練がましい気がして、愛をこれからも応援したいです。でも愛はパリに行ってしまうんですよ。だから今週で彼女の登場は終わりかと考えています。智もかわいそうで、これから暢子とはぎくしゃくしてしまうんだろうと予想しています。和彦と智がバチバチになりそうで、心配です。
にーには相変わらず昔から変わってなくて、早く本当の相手に気づいてほしい!翻弄されっぱなしでしっかりしてよーと怒りたくなってしまうほど…。すぐ近くに本当の運命の相手がいるよ、にーに頑張れってウズウズする。私は今週の放送で愛さんが本当に良い人で尊敬する。私なら何もかもを笑顔で受け止められない。本当は泣きたくて怒りたくて寂しくて色んな気持ちがあったはずだけど穏やかに広い心で受け止めてる姿がすごく印象に残った。でも自分の夢に向かって前向きに進んでいく姿が凛として素敵な女性だなと感じた。和彦は最後まで自分の気持ちを愛さんに正直に言っていなくて少し男らしくないなーと。愛さんが全て分かってて受け止めてくれたけど、自分の口から好きな人がいるとはっきり伝えるべきだったと思う。曖昧な態度は見てて腹が立ったが、これからのぶことどうしていくのか気になる。さとるは残念だけどこればっかりは仕方のないこと。結婚や、のぶこの夢に対する考え方の違いが明らかで幼馴染み止まりかなと…お母ちゃんの再婚もどうなっていくのか、昔のお父ちゃんとお母ちゃんの出会いの話なども予告に出てきてすごく楽しみ!
暢子、和彦、愛、智の関係に大きく変化が訪れた週であり、暢子、和彦共にはっきりしない態度が愛、智を傷つけている姿は胸が痛みました。一番ひどいのは和彦であり、式場を決めるまで話が進んでいるにも関わらず煮え切らない態度や愛の話を聞こうとしない姿にどうなってしまうのかと不安が募りました。和彦の暢子への思いが確信に変わったころ、愛が仕事でパリ行きの話が浮上しており、和彦を責めることなくパリへと旅立つ決心をした姿に愛の和彦への思いの強さを感じさせ、余計に胸が痛みました。暢子に関しても智のプロポーズを断り、その後いつも通りに接する智ですが、やはり傷が癒えていない姿は胸が痛みます。暢子、和彦の距離が近づいた分、傷ついた二人との関係性に今後にどんな変化が訪れるのか目が離せないと感じます。
和彦と愛は結婚に向けて進んでいて、智も暢子との結婚のため仕事の軌道にのりはじめ順調そうでした。そんな時西郷というお客さんが来て年に一度娘の誕生日に食べに来る場所がフォンターナで思い出の場所を提供することが役割と知った暢子はますます頑張る活力になっていました。相撲大会が行われ優勝したら暢子にプロポーズする決心を聞いた和彦はやっと自分の気持ちに気付いた様子で智は優勝し暢子にプロポーズするけど断られてとても可哀想でした。また愛も和彦の気持ちを知り身を引いた場面も悲しくなります。和彦が暢子に告白しこの2人が今後どうなるか気になるし、やんばるでは優子が再婚話になっておりどのような展開になるか楽しみです。
前田公輝さん演じる智が黒島さん演じる暢子を巡って和彦と対決したが、智が勝って暢子にプロポーズしたが、和彦に対する想いを抱えていたので、断ります。2人の間で揺らぐ暢子を見てモテる女は、罪だなって感じます。一方、和彦は、暢子に対する気持ちに気付き恋人の愛に別れを告げることを決意するが、ちょうど出世話が来たのでフラれる覚悟で和彦と別れました。が、その直後に暢子に告白するのは、内心、こいつ何やってるのかなって感じました。
第15週「ウークイの夜」:7月18日~22日放送の感想・一部ネタバレあり
優子が語る戦争の話や、嘉手刈の話には心が震えました。戦争の話は何度聞いても恐ろしく、二度とあってはならないことだと何度も感じます。そしてその話を聞いて暢子は和彦との結婚を決めました。でもこの間まで和彦は愛と結婚を決めていたのに…。ちょっと複座な気持ちになりました。でも幸せになってくれればいいですかね。良子も博夫と娘と三人で幸せになろうと頑張っています。歌子も自分なりの幸せを探し、これからがとっても楽しみです。
優子が再婚すると知り8年振りにやんばるに帰ると左側通行に変わってたことに暢子は驚いていました。姉妹それぞれの現状報告をしてる中、和彦は沖縄で取材ができることを知り洞窟へ行くと優子と偶然優子と再会しました。和彦は最初嘉手苅に取材を応じてもらうことが出来なかったけど熱意が通じ過去を知ることが未来への第一歩だというと田良島と同じ目をしてると言われ協力してくれるようで良かったです。優子は暢子たちに賢三との出会いや今日までの沖縄のこと戦争のことやなぜ遺骨収集をしているのか話していて受け継いでいくことは大事だなと思いました。房子と賢三は親戚で裏切られた気持ちになったというのも少し分かる気がします。そして暢子は幸せになると決心して和彦と想いが通じ婚約をすることができてよかったです。
沖縄のお盆に集まった子供たちがお母ちゃんである優子の過去の戦争の話しを聞く場面です。沖縄の戦争がどんなに悲惨だったかは知っていたつもりでした。それでも優子を演じた仲間由紀恵さんの演技に戦争被害にあった沖縄の人の心の叫びを聞いた気がしたんです。幸せに暮らしていた優子の家族が戦争により亡くなってしまう現実です。弟がこの手の中で冷たくなっていくのを優子はどんなに辛かったかと思うと涙があふれて止まりませんでした。1人になってしまった収容所で賢三に会った時の気持ちを思うと運命を感じます。沖縄の遺骨収集の話し、遺骨もなくずっと苦しみ続けている人たちがきっとまだたくさんいるんだろうなと思うと、胸が痛いです。沖縄の戦争はいつまでも終わらない気がしました。ラスト暢子と和彦がお互いの気持ちを確認できたこと、そして妹の歌子が自分のやりたい事に向かって進み始めたのがすごく良かったです。どうかみんなが幸せになれるようにと願いながら朝ドラを見る毎日です。
優子さんの再婚話が浮上して急遽沖縄に集まった4兄弟の姿は壮観だなと思いました。和彦君が急遽遺骨採集に関わる人に取材をすることになり、沖縄戦の悲惨な過去を語り始めるところは切なかったです。また同時に優子さんも賢三さんとの過去を語り、4兄弟が神妙な顔つきできいているのが印象的でした。でも沖縄という土地柄、ずっと語り継いでいかなければいけない話なので、もっと小さい時から話しておくべきでは、と思いました。そうすればもしかしたらにーにも働く気持ちがわいてきたかもしれないのに…。和彦君と暢子のプロポーズは美しい沖縄の海でロケーションは最高でしたが、先週の愛ちゃんの失恋があると思うとどうにも祝福ができませんでした…。
これまでずっと4兄弟たちを見守る優しい母という印象が強かった優子の過去、賢三との馴れ初めが明かされて、改めて沖縄戦の恐ろしさを知りました。優子の若かりし頃を演じた優希美青さんの透明感のある姿、今の優子に通ずる優しさと強さがあってすごくいいお芝居だなと思いました。沖縄戦で一緒に逃げた弟が腕の中で亡くなってしまったことから賢秀が弟にそっくりで今まで甘えさせてたのかなと思いました。ラストでは歌子が民謡の勉強会に参加し、暢子は和彦と結ばれて4兄弟が少しずつ前を向いて歩いていければいいなと思いました。
第16週「御三味うさんみ に愛を込めて」:放送の感想・一部ネタバレあり
賢秀はきっと最後までああやってみんなを振り回すのだと思います。そして誰も彼をとがめず、賢秀は終わっていくように思えました。良子は本家に認められて本当によかったです。それにしても、どうしてあれだけ反対していた本家がころっと態度を変えたのか、かなり不思議です。暢子は重子に気に入られたようで、一安心。そこへ久しぶりに矢作が登場しました。彼は何をするためにフォンターナに戻ってきたのか?房子に強い憎悪を抱いていた矢作なので、何をしでかすか怖いです。
暢子と和彦は結婚することを優子に伝えると琉装でして欲しいと言われ実現できるように頑張って欲しいです。東京に帰ってあまゆの皆にも報告し、次は和彦の家に結婚報告をしに行くと2人は重子から結婚は許しませんといきなり言われてしまい、暢子と会う前から事前に学歴や家柄など調べていて和彦と釣り合わないことを指摘して事前用意がすごいなと思いました。暢子は認めてもらうためにはまずは相手を好きになることを賢三から学んだことを思い出し重子にお弁当を作るのは暢子らしいなと思いました。そして重子にあまゆに招待して手料理を振る舞おうとした時に賢秀が食べてしまい呆れるのも無理ないなと思います。和彦は重子に手紙を書き、暢子は御三味作り重子は美味しくないと言いながら食べ続けてたのは印象的でした。良子も石川家の嫁として認めてもらえて良かったし、歌子は智と再会しどうなるのか楽しみです。
暢子の結婚に向けて奮闘する姿をみて、ついわかるわかる!と思ってしまっていました。和彦くんの実家と信子の実家の家柄の違いは変えたくても変えられるものではないのですが、暢子や和彦くんは結婚するために必死になってお母さんと話をしたりしている姿を見て感動しています。また、石川家の実家も古いしきたりにこだわる男性に対してか弱いながらも闘ってくれる姿、そしておばあちゃんたちから認めてもらい石川家の一員になれて本当に良かったと思いました。暢子と和彦くんの結婚に向けた闘いはまだまだ続くのかと思いますが、無事結婚できるようにつながっていってほしいなぁと、思っています。
暢子が結婚するために挨拶に行くと、和彦の母重子が釣り合わないと反対。やっぱり、予想通りの反応でした。料理を受け取るお手伝いさんと暢子、重子とお手伝いさんの会話、和彦と重子のやり取りどれも心に滲みました。特に和彦の手紙を読んで暢子の料理を食べる重子のまずいと言いながら美味しそうな様子に、来週への期待が持てる展開を感じました。沖縄でのネェネの頑張りの結果との対称が面白かったです。いささか無理な強引な展開もありますが、暢子が持ち前の前向きさと料理の腕でピンチを切り抜け成長するところに元気をもらえるドラマです
暢子と和彦が結婚を意識し、和彦の母親へのあいさつに向かうも受け入れられない展開に驚かされました。受け入れられないことで和彦と母親が険悪になるも、認めてもらいたいという暢子のまっすぐな思いに和彦との結婚への決意を感じました。認めてもらう手段に選んだのは料理であり、食べてもらえなくともめげずに作り続ける暢子の健気さに胸が熱くなりました。和彦が料理に思いをしたためた手紙を添えたことで結婚に反対と頑なな母親の気持ちが和らぎ、暢子の料理に手をつける姿に二人の未来の明るさを感じさせました。今後、二人にどんな展開が訪れ、そしてそこの暢子の料理がどのように助け船を出してくれるのか目が離せないと感じました。
第17週「あのとき食べたラフテーの」:8月1日〜5日放送の感想・一部ネタバレあり
矢作さんのせいで借金取りが来てしまってファンターナの品格が落ちる一方で、大丈夫かなと不安になっていたが、三郎さんが一蹴してくれてすごく気持ちよかったです。房子さんと三郎さんが結婚できなかった理由が家の格だったということが明らかになって、房子さんは暢子の気持ちを察して応援しようとしているんだなと思いました。やっとの思いで重子さんがお店に来るところまで進んだのに、借金取りのせいで全てがダメになってしまいましたが、毎日お弁当を届けている暢子の熱い想いが重子さんに伝わることを願っています。来週は結婚式があるみたいなので、楽しみです!
フォンターナの権利書をめぐって巻き起こった騒動がオーナーと三郎さんの過去や暢子と和彦の結婚などを絡めて、気づいたら一件落着していて「あれ?」と思いました。そこにシベリア抑留エピソードを使うのか、というのが驚きポイントの一つですが、そういうところをもっと大切に描いてくれたらいいのに、と感じます。そして良子ねーねーの暴走特急ぶりが酷くて、正反対だったはずのにーにーにそっくりなことを言っていて、そのキャラのブレ具合に大きな違和感を持ちました。フォンターナの問題が片付いたら一足飛びに結婚式?そんなに簡単に物事は片付いていくのかな?見ている側が放置されているようで悲しいというのが正直な気持ちです。
フォンターナの売上金がなくなっていることに気付き登記書までなくなっていたりお店にきてわざわざ文句をいい迷惑をかけたりめちゃくちゃだなと思いました。暢子は黙っておくように言われたけど良子がきてとんだ勘違いをし三郎に知れ渡り助けにいくと権田は三郎に助けてもらったことがあり身を引くことができ無事解決してよかったです。重子は田良島に結婚を反対してもらうように言うとわざと大きな声で言ってることを指摘され次は披露宴で会いましょうと追い払ったのはすごいなと思いました。また房子の過去まで調べており房子も過去や未来を含めて私の人生だと言い切ったのもかっこよかったです。三郎と房子の出会いは屋台を開いてた時に客に絡まれていたところを三郎が助けたのが出会いでした。両思いだったけど住み世界が違うと言われ結局多江と結婚することになりお互い憎んでいると思い込んでいることを知った暢子は会わそうとするけど叶わずフォンターナで披露宴を行うことを決めました。重子に認めてもらい祝福してもらえるのか気になります。
今週はオーナーの房子さんと鶴見沖縄県人会の三郎さんとの間の秘密が明らかになる週で、やっと2人の過去を知ったときは、戦争という時代を生きた人の痛烈な想いや身分の差によって報われなかった想いのやるせなさを感じ、寂しくなりました。三郎さんの登場でフォンターナへの嫌がらせ事件は無事に解決して本当に良かったです。ことごとく諍いを治めていく三郎さんって何者なの?と前々からの疑問が少し解決したような気がします。
先週に引き続き、和彦の母重子のせいで、和彦と暢子の結婚話が前に進みません。見ていて非常にじれったいです。未だに自分の実家がお金持ちであったことに鼻高々の重子が、或る意味哀れにさえ感じます。それ、もうずっと前の話でしょうと。一方、暢子の勤め先は、ヤクザっぽい連中に嫌がらせを受け、閉店間際にまで追い詰められてしまいます。最後は何とか一件落着しましたが、見ていて本当にハラハラしました。その中で、語られる房子と平良会長の昔の恋の物語は、思っていたよりも、ありふれた感があって、もうちょっとひねりが欲しかったかなと個人的に思います。
第18週「しあわせのアンダンスー」:8月8日〜12日放送の感想・一部ネタバレあり
和彦と暢子の2人のことを純粋に応援できない気持ちがあるため、お母さんが結婚に反対していてもあまり応援しようという気持ちにはなれませんでした。和彦とお母さんが本のフレーズを読むくだりは見ていてもいまいち何を伝えたいのかよく分からず謎のシーンでした。やっと結婚を許してもらえて披露宴のシーンは皆が集まって幸せな空気感で、暢子の花嫁姿も綺麗で良かったです。見ていてもう最終回なのかなという気持ちになりました。
披露宴がどうなるのか心配でしたが、無事に終えてよかったです。しかも夢も見つかりよかったですね。これからは沖縄料理を出す店を開くようで、どうなるのか気になります。重子との同居は本当に始まるのでしょうか?そうなれば、お店よりももっと嫁姑問題が心配です。重子はマイペースな人なので、和彦と暢子は振り回されること確実かと思います。離婚なんてことにならなければいいかと思いました。智が暢子の披露宴に出たことでわだかまりもなくなり、また以前のような関係に戻れたらいいなと思いました。
家族の優しさを感じた一週間でした。賢秀、良子、歌子はみんな暢子のために和彦のお母さんに結婚のお願いをして、みんな似ているし、兄姉妹の愛を感じました。普通ならお願いをしに行った家で、兄妹喧嘩なんてありえないと思います。けどそこが面白かったし、きっと思いが伝わったんだろうなと思いました。やっとのことで結婚を許してもらったときは、私も嬉しかったです。結婚式は素敵でした。琉装も初めて見ました。これからの暢子の夢も応援したいです。
暢子だけでなく良子や歌子、ニーニーの必死のアピールと熱意の甲斐あって、重子に結婚を認めてもらえた時は思わず涙がこぼれるくらい嬉しかったです。大好きな人と結婚できることになった暢子の幸せな気持ちを考えるとうるうるしました。結婚式のシーンでは琉装がとても綺麗で似合っていました。沖縄料理を出したときにみんながとても喜んで食べてくれていて、その一つ一つの言葉が暢子の胸に届いたと思います。最終回かと思うくらい感動的な週でした。
重子になんとか妹たちの結婚を許してもらおうと、姉の良子が重子の家を訪れます。さすがに、あれはちょっとお節介だなと思いました。それに歌子も、重子へのメッセージを吹き込んだテープを送るとは、やっぱりちょっと余計なお世話な気がします。だけど、それを聞いた家政婦さんが「暢子さんの家族は愉快な方ばかりですね」と言った言葉は素敵だなと思いました。それから、何よりフォンターナのオーナーの機転の利いた知恵が凄いと思いました。まさか、闇市で出されていた料理を再現して、重子に食べてもらうとは。そして、それが重子に幸せな思い出を蘇らせて、見事、暢子と和彦の結婚を認めるまでに至るのだから、オーナーは本当に策士ですね。金曜日の結婚式は、見ていてとても幸せな気持ちになりました。オーナーがお店の名前の由来にした、ニーチェの言葉も知らなかったので、良い言葉を教えてもらったなと思いました。
第19週「愛と旅立ちのモーウイ」:8月15日〜19日放送の感想・一部ネタバレあり
賢秀の事件がなんとか収まり、これから暢子の店の出て頑張って行かないといけないという時に、まさかの暢子のつわり…。あれはつわりだろうと思うのですが、まさか病気じゃないですよね?病気であれば、開店どころではないのですが、妊娠であれば店は何とかオープンできそうです。暢子は一人で店を開けることは難しいかもしれませんが、和彦が無職となりましたし彼が暢子の代わりに店に立てばいいだけのことです。店を切り盛りする和彦が次回は見れそうで楽しみです!
無事に結婚式を終え暢子は独立することに決めて、房子は暢子に直接アドバイスするわけではないけど暢子に向けて言っているようでした。二ツ橋なり房子のことを気にかけてあげて欲しいや週一は状況を報告してあげて欲しいなど心配もしている様子でした。いろいろ情報収集をしようやくお店を出す場所を決めたときに賢秀がねずみ講にひっかかってしまったことを知り暢子の開店資金のお金を渡すことになってしまいました。それを知った良子夫婦は貯めていたお金を暢子に渡し、なんとか予定通り進めていくことができてよかったです。やんばるでは良子が学校の残飯率を下げるため考えてると優子からヒントを得たようでした。和彦は賢秀の件でクビになってしまい暢子たちは今後どうなっていくのか楽しみです。
早速新婚生活と、自分のお店の開店準備を始めた暢子ですが、またしても賢秀兄貴が、やらかしましたね。しかも、まず、いくら親族だからってご祝儀200万円は高すぎます。それも、引換券だし。その辺りから何か嫌な予感がしたんですが、案の定、詐欺に引っかかってることが判明。しかも、既に母親はその詐欺に巻き込まれていると来て、もうこの展開、いい加減やめてくれないかなと思いました。それで結局、暢子が開店のために銀行からおろしていたお金を手切れ金として兄の代わりに払うことになり、本当に暢子が可愛そうになりました。まあ、賢秀もようやく生前の父親の言葉を思い出し、心を入れ替えたっぽいので良いのですが、出来ればもう少し早くその言葉を思い出して欲しいなと思いました。
またにいにがやらかしてしまいました。暢子が店を出すのを助けたい一心だというのは分かるのです。しかし、なんで、何回も騙されるかなと思いました。暢子も、大事な大事な店の開店資金を、にいにを助けるために持って行くなんて、お人好し過ぎます。思わず、三郎さんいつものようにかっこよく止めてよと願ってしまいました。和彦までも、新聞社を辞めさせられて、どうなってしまうのです。暢子は、和彦との間にたぶん新しい命ができた様子ですし、暢子の夢の店はうまく行くのか心配です。
ニーニーがまた一発ドカンと当てようとして新しいビジネスに騙されてしまい、ネズミ講に引っ掛かり、暢子の開店資金の200万をあっけなく持っていかれ、視聴者としてはもうニーニー!邪魔しないで!となるが、暢子や良子、博夫はやはり家族であるニーニーに加担しており、家族愛を感じさせられる。和彦も仕事を辞めるまでになってしまい一気に生活がガラリと変わり大変そうだが、前を向いて進んでいく姿がとても逞しくてかっこいいなと思う。そんな中暢子が気分の悪さを訴えて終わるが、つわりかな?と思う。新生活、見どころたくさんのようで来週も楽しみ。
第20週「青いパパイアを探しに」:8月22日〜26日放送の感想・一部ネタバレあり
矢作が現れてからどうなるのかと不安でしたが、一件落着して喜んでいます。彼は本当に悪い人ではないので、これからは心を入れ替えて頑張ってほしいと思いました。彼と暢子なら、いいお店がオープンできると思います。暢子は妊娠中ですが、毎日頑張っています。これがお腹の子どもに悪い影響が出なければいいのですが、不安です。暢子も心配ですが、和彦の仕事はどうでしょうか?小さな仕事はゲットできたようですが、子どもも生まれてくるのでこの先のことを考えてほしいです。
矢作さん道を外してしまい、いろいろあったけど最後はオーナーと話し合うことができてよかった。料理人として包丁だけは捨てきれないシーンから、料理に対する愛情が伝わってきました。これからは暢子のお店で再スタートして、お店を盛り上げてほしいと思いました。歌子と智の恋も気になります。歌子と智の仲直りを隠れて見守っているお母さんがかわいかったです。子供の頃から好きだった智との関係に進展があった歌子の恋が実ってほしいです。
暢子は妊娠してることが分かり、房子に相談すると店を出すのは延期しなさいと言われてしまいました。最初は納得言っていなかった暢子でしたが、房子は過去に妹が流産をした経験があったため暢子のためのことを思って言ったことだと分かりました。房子から条件を守るために信頼できる料理人を探していると以前一緒に働いていた矢作が現れ一緒にやらないかと誘うと断られてしまいました。しかしなんとか説得しフォンターナに連れていくと房子から退職金をもらい今までのことを謝ってたのはよかったです。また歌子は緊張でうまく歌えないけど智がなんとかしようとしていたのはかっこよかったです。
まさかの暢子妊娠発覚で、今週は最初からハラハラさせられました。面白かったのは、和彦の母親の重子に、「名前はもう決めてるの?」と聞かれた時、「はい、ちむどんどんです」と暢子たちが答えたところです。重子は暢子のお腹の子供の名前のことを聞いたのに、暢子と和彦はお店の名前のことだと思ってそう答えてしまい、母親ががっくりしてしまうのが笑えました。あと、気になるのは、暢子の妹の歌子の恋の行方です。智もどうやら歌子のことが少しずつ気になり始めたようなので、この二人の恋が成就すればいいなと思いました。あと、印象的だったのは、身重の暢子を心配したオーナーが店を出す条件として、色んなことを提案してきたところです。重い物は持たない、少しでも体の調子が悪いと思ったら休む、信頼出来る料理人を雇うなど、本当に暢子とお腹の赤ん坊のことを心配しているんだなと愛が伝わってきて、ジーンとしました。ああいうことを言ってくれる人がいて暢子は幸せだなと思いました。
いざこれから自分のお店を立ち上げよう、という時に暢子の妊娠が発覚しましたが、なぜこのタイミングなのか…ととても疑問に思いました。もちろん妊娠は喜ばしいですが、お店が軌道に乗ってからでもいいのに…。しかも和彦も無職というタイミングも不安でしかありません。偶然にも矢作さんに再会し、彼が再生していくところがよかったです。特にフォンターナのオーナーがしっかりと彼にお詫びをしたことで少しは彼も救われたのかなと思いました。少しひねくれた人だけど根はいい人で料理人としてのプライドを持っていることが伝わる井之脇くんの演技でした。
第21週「君と僕のイナムドゥチ」:8月29日〜9月2日放送の感想・一部ネタバレあり
清江さんの過去に色々あったようで、今週ではその問題が解決することはなかったのですが、次週には急展開がありそうで楽しみです。そして歌子と智のこともどんどん距離が近づいていて、これから二人がどうなるのかちむどんどんします。暢子はお店がすでにピンチで、ここからどう挽回するのか楽しみです。お腹もめちゃくちゃ目立つようになってきて、今後もっと動きづらくなるでしょう。矢作も厨房だけではなく手伝ってくれるようになりましたし、がんばれ暢子!
今週こそは、歌子と智の恋が進展するかと思っていたのですが、結局あまり進展しなかったのは、少しがっかりでした。途中、智が交通事故に遭ったという電話が入った後は、もしかして、一時命が危うくなって、それを歌子が必死に看病して、それで二人は結ばれるのかなと思っていたのです。けれど、次の日の放送で智はトラックにひかれそうになったのをかわした時にちょっと頭をぶつけたから、とりあえず検査入院ということで一泊入院にとどまったと聞いて、ああ、まだこの二人は結ばれないなとがっくりしました。一方、暢子のお店ちむどんどんは開店して2か月で早くも赤字。まあ、そう上手くはいかないと思っていたのですが案の定でしたね。ただ、良子の食育は上手くいき始めたので、それが今週は一番見ていて良かったなと感じさせられる部分でした。
幾多のトラブルを乗り越えて、ようやく開店した沖縄料理店”ちむどんどん”でしたが、快調な滑り出しから一転、客足がぱたりと止まってしまい、困惑する暢子(黒島結菜)でした。そこに残されたのは重子(鈴木保奈美)の「前に作ってくれたお弁当の方が美味しかった」というひと言でした。東京の人の口にあうことを模索した結果、何かが欠けてしまったのでは、という示唆です。来週はお腹が大きくなってきた彼女が起死回生の手を打つことになりそうですが、和彦(宮澤氷魚)は少しは役に立つのかな?!むしろ矢作(井之脇海)の方がずっと暢子のためになっているような気がした一週間。パパになるんだから、家族として頑張って欲しいなと思います。
開店直前だというのにお店の準備がしっかりできておらず、暢子の経営者としてのリーダーシップが問われているなと思いました。歌子がお店を手伝う展開はやや強引に感じましたが、彼女としても仕事のやりがいが欲しかったのかもしれません。相変わらず良子が頑張る給食の意義がよくわかりませんが、お母ちゃんが学校に来てパペットするところは仲間由紀恵さんのキュートさを感じました。沖縄そばの試食をたくさんしていましたが、ちむどんどんはいったいどんなメニューで暢子がどれだけこだわったのかもっと見せてほしかったです。
暢子の妊娠が判明しても、お店の開店を予定通りに進めていくところなど、気になる点も多いのですが、今週は歌子と悟にーにの関係に変化があって、少し面白かったです。暢子がダメだったから歌子に乗り換えたと言われるのが嫌でなかなか正直になれない悟と、そうではないと願いながらもどうしても暢子と自分を比べてしまう歌子の二人が中学生のようでムズムズして見ていました。そして、とうとう開店した沖縄料理の店『ちむどんどん』で重子が放った感想を聞いて、重子はブレないなと思いました。
第22週「豚とニガナは海を越えて」:9月5日〜9日放送の感想・一部ネタバレあり
頑なに暢子に楯突いていた矢作がとても格好良く感じられました。客の入りが落ち込み支払いや矢作の給料までも支払えない状況となってしまい暢子の見通しの甘さが露呈しました。矢作は元同僚に共同経営を誘われるも断り暢子の店の再建を手伝う決心をしたことにとても安心しました。テーブルの上に置いたお金の紛失に矢作を智は疑いましたが暢子の矢作を信じる姿は真っ直ぐでとても良かったです。清江の過去が暴かれ賢秀がそれを責めたのはちょっと違うと感じましたが必死に探す姿にはホッとしました。
客足が遠のいて切羽詰まった「ちむどんどん」を休業状態にして、メニューの研究に励む暢子(黒島結菜)たちでしたが、その”いまひとつ”な原因が「豚肉が沖縄料理に合ってない?!」ということに気づきました。そしてそこで登場するのが賢秀(竜星涼)のいる茨城の養豚場の豚なんだろうなぁ…という流れがだんだん見えてきます。チンピラが出てきたり、矢作(井之脇海)をやたら悪者にしている暇があったら、もっとちゃんと沖縄料理を突き詰めてからお店を出店すべきだったのでは?!と誰もが突っ込むところですが、残りあと三週間?どこにどういう風に着地するのか、ハラハラしながら見ています。
暢子のお店がピンチに陥り、お店を持つことの難しさがよくわかりました。フォンターナでの食事会でヒントを得たようでした。うまく活用して立ち直っていくのが楽しみです。沖縄から優子と良子がサプライズで来てくれたシーンはほっとしました。赤ちゃんも元気で生まれてきてほしいです。一方で、賢秀たちが清恵を無事に取り戻せるのかも心配です。清恵の暢子のお店への登場でさらに変化がありそうな兆しがあったので、次週も楽しみにしています。
開店して直ぐに閑古鳥がなって店を閉めてしまったけど、暢子の諦めない気持ちがまさっていい方向に行きそうで良かったです。和彦が、今は休んで立ち止まっていいよと優しく助言してくれ、和彦のお母さんも、今は食べなきゃだめと激励してくれたり、料理人の矢作も暢子が自分を信じてくれると感じ、暢子の優しさや人柄が好きて皆んなが支えてくれるそんな暖かい気持ちにしてくれます。なんと言っても、おかあちゃんとねーねの突然の登場で、料理に迷っていた暢子の表情ががらりと変わりました。ねーねの小学校での食育の体験が、暢子に気づきを与えてる回収もみられ、あとは、にーにの豚かなと思ってきたら、最後に清恵がなんと、豚のマークがついた袋を持って登場するなんといいタイミングです。来週は、ちんどんどんが大繁盛と願い待ちきれないです。
清江と賢秀がなかなかくっつかなくてキュンキュンしっぱなしです。そして最後の清江のシーンはいったいどうなっているのでしょうか?やはり暢子と清江の働いている場所は近かったのかな?と思ったり、暢子は清江のことを知らないはずでこれから二人がどういった関係になっていくのかなど気になることばかりです。暢子がお店を再オープンさせますが、それまでにいい豚が見つかればいいなと思います。きっとこの辺が清江と繋がってくるのだろうと期待しています。
第23週「にんじんしりしりーは突然に」:9月12日〜16日放送の感想・一部ネタバレあり
沖縄そばに苦難しているときにたまたま清恵がやってきて暢子は試食してもらいました。清恵から豚肉をもらい使うととても美味しいことに気づき結局猪野養豚場から仕入れできることになってよかったです。賢秀は清恵のことを一途に思い探し回り結局帰ってきて結婚することができてよかったです。ちむどんどんも繁盛していき知らないお客さんだけで満員になったことに喜んでいました。暢子は無事出産し健彦と名付けこれから3人での暮らしがどうなっていくのか楽しみです。
清恵と賢秀にスポットが当たり、回り道をしながらもようやくお互いを大切だと思っていることを確認できたのはすっきりしました。それでも何年も養豚場で働いていたことを暢子たちに内緒にしていたことを打ち明けるシーンは、ナレーションで終わってしまうのではなく、ちゃんと賢秀の口から聞きたかったなと思いました。清恵との関係を深く掘り下げたかったのかもしれませんが、家族を大切に取り扱ってきたはずの「ちむどんどん」なのになぁと思ってしまいました。その後、お店にお客が入るようになり、約束通り三郎夫妻とやってきてくれた大城には胸がじんわり熱くなりました。
店を再オープンさせて客が来るかと心配でしたが、何とかお客さんが来てくれてあれよあれよという間に大人気店になってビックリです。しかも賢秀と清江さんの件も一件落着でよかったです。これからも末永くお幸せに。賢秀は相変わらずですが、優子に言わせれば心が健やからしいです。万引きとかいろいろしましたけどね…。でも真っ直ぐすぎるぐらいの男ですから、清江が苦労するのはわかっていますが、これからも賢秀の面倒をみてやってほしいと思いました。
今まで散々、思わぬ形で詐欺の片棒を担いでしまったりしていた賢秀がまともに見えました。彼が清恵に想いを伝えるシーンなどは、彼の純粋な気持ちがよく伝わって来たと思います。今週は賢秀のいいところばかりが目につきました。そして彼の言動にはホッとするとともに嬉しさも感じました。暢子の方も、清恵の出現で思い通りの豚肉が手に入り、「ちむどんどん」を再開、評判になって上手く行く展開に爽やかさを感じました。また、出産も無事済んで、明るい気持ちになれました。
沖縄そばの豚肉を偶然変えたことにより、理想の沖縄そばができて再オープンしたちむどんどんがあっという間に繁盛する、という展開はあまりにも都合がよすぎてちょっとびっくりでした。看板メニューがしっかりできたとしてもどうやってあそこまで集客がうまくいったのか教えてほしかったです。にーにと清恵さんもうまくいったのはよかったですが、離婚歴を隠していたことだけでなぜ清恵さんがあそこまで自分を責めなければならなかったのか疑問です。
第24週「ゆし豆腐のセレナーデ」:9月19日〜23日放送の感想・一部ネタバレあり
房子との別れのシーンはとても素敵でした。最終回に近づくにつれてちむどんどんが止まらず、どんどんいい作品になっているように思います。暢子の周りには素敵な人で溢れています。一人一人送別会で暢子や和彦に声を掛けるのを見て、暢子たちは愛されていることが伝わりました。沖縄に戻っても、みんなから愛される人であり続けてほしいです。矢作はこれからは自分の店を持ちます。頑張って有名な沖縄料理屋にしてほしいです。そして奥さんと末永く幸せに暮らしてほしいです。
暢子家族が沖縄に帰省したことでここでの生活を真剣に考える様になっていきました。せっかく東京で苦労して立ち上げ軌道にのらせた店があるのに現在の気持ちを優先して行動する暢子にはちょっと戸惑ってしまいます。和彦も息子の健彦も同じ気持ちで良かったです。やっと智が歌子にプロポーズをしました。長いことかかりこのまま言わずに終わってしまうのではと心配しましたがしっかり自分の気持ちを伝えられて良かったです。しかし暢子の空気を読めない天然な部分が目立っていた様に感じます。房子への別れの挨拶ではお互いの思いを告げることができてホッとしました。
暢子の鈍感ぶりには相変わらずドン引きだったけど、やっと智と歌子にも春が来たのか!という感じ。2人が結ばれた後も、割って入るように歌子に抱きついていて、邪魔者極まりない!まぁ公開告白しているのでお構いなしなんだろうけど。今週は沖縄へ里帰り中の暢子家族が沖縄へ移住したいという話だったけれど、個人的にはフォンターナで学んだこと等は沖縄へ持ち帰るよりかは…東京で生かして欲しかったな~。結局お兄ちゃんだけ沖縄を出たことになる(笑)最終回まであと少しのところで、なんだかな~スッキリしないストーリーでした。
暢子は子育てと仕事の両立しながら上京して10年が経っていました。賢秀と清恵も仲良く暮らしており妊娠もして比嘉家の借金も返済できてよかったです。暢子はやんばるに里帰りすることになり優子と一緒に畑をしたりして沖縄の野菜の良さを改めて実感しているようでした。和彦も沖縄の文化にもっと興味を持ち始め結局暢子はやんばるに帰ることにしました。最後房子にも報告し沖縄に行ってもどこにいっても美味しいものを作って食べてもらいなさいと房子なりのエールを送っていました。また智はやっと歌子にプロポーズすることができ結ばれてよかったです。
東京のちむどんどんが順調なのにやんばるに帰省した暢子が「やっぱりやんばるの方がちむどんどんするから戻りたい!」というのはさすがにちょっと自分勝手すぎないか?と思いました。健彦を産み母となり、経営者という立場になっても高校生のままの暢子の描き方には少々疑問が残ります。智から告白を受けた歌子が歌い出すところもちょっとびっくりしました。金曜日にはもう沖縄へ戻ることは決まり、東京での送別会になっているところも唐突すぎて改めてすごいドラマだなと思います。
最終週「やんばる!ちむどんどん!」:9月26日〜30日の感想・一部ネタバレあり
最終回を迎えました。なぜ歌子が助かったのか、それはきっと賢三が助けてくれたのでしょう。そして暢子のフーチバージューシーも良かったのかもしれませんね。最後まで賢三が見守ってくれました。ありがとうございます。ゴリさんがゲスト出演されていてビックリしました。暢子のおばあちゃん姿が印象的で、可愛らしいおばぁです。優子もうれしそうで、家族みんなでワイワイやっていて、何より歌子がその場にいるのがうれしかったです。
建物づくりからレシピ作りや飾り付けなど、家族を含めてご近所の方もまとまって協力してお店を作り上げいく様子はワクワクしました。ついに念願のやんばるでの自分のお店のオープンが叶ってうれしかったです。懐かしい人たちの登場もうれしかったです。歌子が倒れて熱が引かなかった時にはドキドキしました。いいことも悪いことも、本当に数え切れないほどの出来事が起こってきましたが、家族が大集合したたくさんの幸せそうな笑顔は本当に輝いていて素敵でした。
やんばるちむどんどんを開店することになり、沖縄そばの製麺にもこだわったのに前日に納品できないトラブルに見合われるのはかわいそうでした。でも家族総出で徹夜で、という展開はいつもながらの気合で乗り切る方式なのが気になりました。結果歌子は倒れてしまいましたが、いつもの熱とどう違うのかがわからないので戸惑うしかありませんでした。兄弟たちがお父ちゃんに祈って治る、というのも子供時代ならわかりますが、さすがに大人になってからはちょっと痛いですね。最後はみんなで集まって幸せそうな姿が見られたのはよかったです。
つっこみどころ満載で各方面で話題になったこのドラマもいよいよ最終章、最後まで期待を裏切らずつっこみどころがたくさんありました。もはやその楽しみのために作られていたのではと思うほど。困ったニーニー賢秀は、かつての朝ドラ「ちゅらさん」のニーニーを彷彿とさせると言われていましたが、最終回でちゅらさんのニーニーを演じたゴリさんがタクシー運転手役で絡んでいたのが個人的には「来た来た!」という思いで嬉しかったです。あと主人公兄弟の子供時代を演じた子役たちが孫役で勢ぞろいしてましたが、みんな大きくなっていたのが半年の期間を感じて感慨深いものがありました。
房子が沖縄を訪ねてきて優子の姉の安否を伝えました。房子も優子も戦争によって身内を亡くし辛い思いをしていることがとても重くのしかかりました。コミカルな面の多いこのドラマでとてもシリアスな一面を見て心に響きました。暢子が実家を改装し店を開き、家族総出で手伝いました。歌子が倒れ命が危ぶまれるのではと緊張感が走りました。令和の時代に飛んで皆が元気でいることがわかり安心しましたが何故と思うことが多くそれが明かされず終了してしまった感じがします。
\ ちむどんどん の見逃し動画はこちら /
本ページの情報は2022年10月時点のものです。 最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。
その他のNHKドラマおすすめ作品