雪女と蟹を食う|ドラマの見逃し配信/公式フル動画を全話無料で視聴する方法!重岡大毅主演
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2022年7月8日(金)から始まるジャニーズWESTの重岡大毅さんが主演を務める『雪女と蟹を食う』。
「人生に絶望した男とセレブ妻。2人を結びつけたのは蟹」
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目次
『雪女と蟹を食う』公式フル動画/見逃し配信を無料で視聴する方法
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『雪女と蟹を食う』の作品概要・放送日はいつから?
雪女と蟹を食う
2022年7月8日〜
毎週金曜日
深夜0:12〜0:52(24:12〜24:52)
テレビ東京系列
原作 | Gino0808 『雪女と蟹を食う』 (講談社「ヤンマガKC」刊) |
脚本 | まなべゆきこ、イ・ナウォン、灯敦生 |
監督 | 内田英治、柴田啓佑、松本優作 |
音楽 | Teje |
主題歌 | ジャニーズWEST 「星の雨」 (Johnny’s Entertainment Record) |
EDテーマ | ヒグチアイ 「悪い女」 (ポニーキャニオン) |
関連サイト | 公式HP> 公式Twitter 公式インスタグラム wikipedia |
『雪女と蟹を食う』の出演者・キャスト
雪女と蟹を食うの出演者・キャストこちら
- 重岡大毅(ジャニーズWEST) :北 役
- 入山法子 :雪枝彩女 役
- 勝村政信 :雪枝一騎 役
- 久保田紗友 :マリア 役
- 淵上泰史 :巡健人 役
雪女と蟹を食うの放送局と放送地域
放送局 | 放送地域 |
---|
テレビ東京 | 関東広域圏 |
テレビ大阪 | 大阪府 |
テレビ愛知 | 愛知県 |
テレビせとうち | 岡山県、香川県 |
テレビ北海道 | 北海道 |
TVQ九州放送 | 福岡県 |
雪女と蟹を食うの感想
第1話「死にたい男とセレブ妻」:7月8日放送の感想・一部ネタバレあり
原作を漫画で読んでいたので、主人公役の重岡さんの冤罪で追い詰められた感や人生に迷い、死を感じるような感じと雪枝役の入山さんの色の白い人形のような雪女感があまり原作と似ておらず、別物として見ないと同じものとして見ると少しがっかりするが、映像が少し古い感じでかつ綺麗で原作に寄せていてすごいと思った。また、主人公が犯罪を犯してのにすぐ謝ったり、彼に賛同して一緒にドライブで北海道を目指す急展開がすごい内容だと思う。原作ではかなり長い話だったのでどこの話を省略してどの場面をピックアップして放送していくのかこれからが気になった。
ジャニーズWESTの重岡大毅さん主演ということで視聴しました。これまでドラマで様々な役を演じられていますが、今作では特に普段の重岡さんの明るく熱いイメージとは真逆の役柄だったと思います。冒頭から主人公が人生に絶望し首を吊ろうとして泣くシーンがあり、どん底からどういう展開になるのか気になりました。今回が第1話なので、雪女と出会い、旅がスタートしたばかりでしたが、元は普通の幸せな人生を送っていた主人公が、どうしようもなくなって犯罪に手を染めていることを途中で何度も後悔し、泣いて自暴自棄になる不安定な心情と、彼を不自然なくらい冷静に受け止める雪女との対比が見どころのドラマだと思いました。今後の展開や雪女の秘密が秘密が気になります。
重岡くんの情けない男ぶりと無邪気な姿に心を揺さぶられました。痴漢冤罪で何もかも失った男が強盗に押し入った家で出会った人妻彩女も妖艶で美しいですが何を考えているのか読めません。強盗の男と寝て、さらに一緒に北海道に行こうとするなんてちょっと尋常ではなさそうです。死のうとしていた男がお金持ちの美人と旅行は楽しそうにも感じますが、ラストで彼が言っていたように結局は寂しさが押し寄せてきてしまうのかなと思いました。
主演の重岡大毅さんが、普段バラエティーで見ている表情とあまりにも違うので驚きました。死にたいと思いながら、死ねずにオロオロと泣き崩れるところや、わけがわからないと、情けない感じで泣いてしまうシーンがとても真に迫る演技で印象的でした。謎の美女が本当に雪女というイメージに合っているなあと思いました。二人で佐野ラーメンを食べるシーンが、二人とも緩んだ表情になり、楽しい雰囲気も出ていて、少し軽い気持ちになりました。まっすぐな道を車が走っていく映像が綺麗で良かったです。
第2話「死より残酷な死」:7月15日放送の感想・一部ネタバレあり
人生に絶望した男・北は、死ぬ前に北海道でカニを食べるため、強盗に入った家の人妻・彩女と車で不思議な旅にでます。周りから見ると大人の夏休みとして楽しそうに見えますが、自殺したいと願う北と死んでほしくない彩女のゆっくりした時間が素敵だなと思いました。観光するところも日光の街並みや中禅寺湖、会津若松など素敵なところでした。人妻と身体の関係になって罪悪感もありながら、自分の存在や愛を確かめているようでした。
北と彩女って一体どんな関係と言えば良いんでしょうね。北が心の中で悩むのもよく分かりますね。一旦彩女の家に強盗として入ったけど北の目的だった奪った金で蟹を喰うと言う事に対して私も行くと言ってついてきちゃうんだからこれは北じゃなくても理解不能ですよね。また北に抱かれる事に抵抗もしないし逆に自ら北を求めてたりしましたからね。彩女は人妻だけど北に恋愛感情を抱いてしまったのかな。もちろん北にも同じ事が言えますけど。
楽しそうに2人で食事をしたり、旅行をしたりする様子と、北がこの旅の終わりと同時に訪れる再度の絶望を感じるギャップが切なかったです。強烈に惹かれ合う2人ですが、抱き合っていてもむなしさを感じるのはまだどこかで心を許し合っていないせいでしょうか。誕生日が同じなんていうのもできすぎている気もしました。せっかく北さんがプレゼントの指輪を買ったタイミングでなぜか左手の薬指に結婚指輪をしている彩女さんの意図が見えません。見せつけられてしまう北さんが自暴自棄になってしまうのもわかります。2人の逃避行の行方に目が離せません!
『生きている限り救いなんかない』。北のつぶやきに砂漠のような心が感じられ、胸がいっぱいになりました。ご当地巡りを楽しんでいるような彩女ですが何かに追い詰められている気配があり、二人の笑顔に胸が締め付けられます。彼女が怖がる男は誰なのか。彩女の背景が知りたくなります。ご当地料理は美味しそうで、特に登場した日本酒はそそられました。中禅寺湖の美しい風景はなぜか終末を感じさせます。ご当地Tシャツが可愛い重岡君。やはり彼には笑顔が似あう。蟹を食べる時彼の心はどんな状態なのか。目が離せないドラマです。
彩女さんがあの体調の悪い状態に慣れているって、どういうことなんでしょうね。単にストレスでしょっちゅう熱を出して体調が悪くなるのか、何か病気を抱えているのか。おそらくは物語が佳境に入るまで真相はわからないんだろうけど、どうしても銀山温泉に行きたいって言われたならば、北にはそれを叶えてあげることしかできないですよね。そして銀山温泉に向かっているってことは、もう山形まで来たのか。本当にカニを食べたあとに、2人はどうなってしまうのだろう。
第3話「」:7月22日放送の感想・一部ネタバレあり
彩女さんがついてくるって言った時点ではなくても、少なくとも福島辺りで、彩女さんが北と一緒に死のうと思ってついてきてくれたと気がついてよかったと思うけど、たしかに彩女さんが言うように、北は自分は死ぬのに、彩女さんは元の世界に戻って行くんだって思いながらも、ずっと優しかったんですよね。過去の北は、彼女さんにあんな態度をとっていたように、きっと家族や親友にも酷いことをしてきたんだろうけど、伝え方が不器用だっただけで、根はきっと今みたいに優しかったんだろうな。
熱にうなされても自暴自棄になる彩女さんをみて自分と重ねてしまう北さんが切なかったです。痴漢の冤罪で誰からも信用されていなかった北はかわいそうに感じましたが、彼自身も周りの人を信用していなかったからだろうなとも思いました。それに気づいた彼の気持ちを考えるとつらいです。彩女さんが「北海道に行って蟹を食べる」ことだけではなくて「死ぬ」ということまで北の言葉に同意していた、という言葉はとても衝撃を受けました。人生についてどうでもいいと思っていた2人が出会ったことで生きることに意義を見出せるのかますます気になって仕方ありません。
一緒についてきた人妻は実は死ぬつもりだったとは思いもしませんでした。確かに思い返せば死ぬ前に蟹を食べるといったときにいいですね。と言ってはいました。旦那さんの小説には愛人がいて妻と別れようとしている主人公が描かれていたようですが、奥さん可哀想になってきます。今まで不思議な女性で、本当は霊じゃないかと思ってましたが、違うようです。でも、この女性が現れたことで、北は生きる希望が少しでも持てたかもしれないと思うと、北を死なせないように現れた感じもしました。二人は蟹を食べたあとどうするか見守りたいです。
彩女が北と一緒に行動する中でふたりには恋愛感情が芽生えてしまったのかな。体調を崩し寝込んでいる時も彩女は北を求めていたし北も彩女の気持ちに応えていた。彩女は旦那とはずっとすれ違いの生活で家では常にひとりきりだったから寂しいと言う思いもあったんでしょうね。でも遡って思い返せばふたりの出会いは強盗と被害者の関係から始まっているんですよね。北も彩女の事を不思議に見てますよね。もう北以上に彩女が分からなさすぎて怖いですね。
冤罪なのに誰にも信じてもらえず、身内や恋人にまで軽蔑されてしまった北が不憫すぎて、自殺願望が芽生えてしまったのも仕方ないなと納得してしまいました。とはいえ、普段から恋人をぞんざいに扱っていたのも事実だし、彼女に見限られたのは自業自得かもしれないと思いました。彩女もまた、一見幸せな人妻のようで、夫には一切構ってもらえないという寂しさを抱えていたからこそ、お互いに惹かれ合うものがあったのかなと感じました。今は傷の舐め合いかもしれないけど、ふたりに少しでも救いのある答えが用意されていたらいいなと心から思いました。
第4話「似たもの同士」:7月29日放送の感想・一部ネタバレあ7
北は彩女の旦那さんの実話の蝉時雨を読んで、彩女の背景を知りましたが、それは本当に胸が痛くなるような内容。彩女もそれ読んでいたと思うと辛くなります。彩女を死なせないように必死な北は彩女の為にも死ぬ気はなさそうです。蟹を食べる旅の間、北が笑っていれば彩女は死のうとしないのでしょうか。旦那さんの事を高校の時からずっと好きだった彩女の覚悟は相当に見えますし、体調も良くないときもあって心配ではあります。実話と言って不倫話を小説にして発表している事は、奥さんとして本当に屈辱的で、失敗作と言う気持ちはとってもわかります。北が言うように二人でずっといれば死ななくていいのにとは思いました。そうなってほしいです。
2人とも絶望を感じながらも一緒にいることで満たされている関係がいびつでありながらも美しいなと思いました。彩女さんに「今度手料理を食べさせてください」と言った後の北くんの表情の変化が切なかったです。普通の恋人ではないということを改めて感じさせました。夫の小説を読んでいると知った北に対して「これは失敗作」とバッサリいう彩女さんの複雑な心境が伝わってきました。ようやく登場した夫の勝村さんがいつも以上に怪しくて、しかも北海道にいるようなのでこれからの展開が気になります。
一騎が彩女の高校の教師だったとは意外ですが、彼女が当時からずっと一途だったのに、常に女の影があったところがかなり切なかったです。そして、今も気づいてないとはいえ、彩女が見知らぬ男と心中旅行に出かけているのに、女を横に立たせたまま、妻に誕生日おめでとうと言えてしまう一騎の無神経さにかなり苛立ちました。もういっそ、死が先にあるという事実をなかったことにして、このまま北と彩女が恋人同士として結ばれたほうが、ふたりとも幸せになれるんじゃないかと思いました。
彩女さんの旦那さんの小説の内容が、ほぼ実話って事は、あの彼女が包丁を持ってなんたらって行も本当なのかな?その割には旦那さんにこの小説なんだっけ?みたいに聞かれて、結構普通に会話していたけど、どういう関係になっているのか分かりませんね。そしてさらには旦那さんが時計台の前にいたのが気になる。この感じだと最終的には、旦那さんと鉢合わせして、一緒に死ぬどころか、なんか凄い修羅場になりそうな予感がして、ちょっと怖いですね。
この作品は原作を読んだことがあったので、ドラマになるとどういう仕上がりになるのか気になったので試聴しました。かなり毎回いやらしいかんじなのですが下品ないやらしいドラマになることもないです。夜中にぼーっとみるのに適したドラマかと思われます。そして原作未読の方も読んだことがある方も、暗くてどうしようもない絶望感は同じように感じられたと思います。難しい役どころですが重岡大毅さんの死んだような目の演技もかなりよく、入山法子さんの彩女さんは昔の日本人が想像する雪女っぽさが出てて良いです。序盤からかなり展開があって、今回は死ぬことや絶望感がさらに色濃くなった回だったと思います。北さんの彩女さんへの気持ちの変化や表情の変化が、好きになってきているなと伝わってきてよかったです。今後どうなるかみるのが憂鬱になりそうですが意外と面白かったので続けて試聴したいと思います。
第5話「」:8月5日放送の感想・一部ネタバレあり
せっかく北海道まで来たのに、言い争いになるなんて残念ですね。彩女からすれば一緒に死んでくれると思っていた北の存在。北としては彩女と出会ったおかげで生きる希望が見えてきた。二人のすれ違いがもどかしい気持ちになります。北は今回新たな女性と出会いましたが、その女性は過去の自分の反省から北に声をかけてきた人物。彩女とは正反対の女性と出会いどう感じ、この女性との出会いの意味とはなんでしょうか。彩女とはぐれてしまい、来週がどうなるのか気になります。
ようやく北海道に到着して、おいしいものもたくさんありそうなのに喧嘩のような雰囲気になってしまって悲しかったですね。でも「生きることに絶望」していたという共通点があったはずなのに北が彩女さんに出会うことで生きる希望を見出してしまったからだと思います。ホテルがわからなくなり、座り込んでいたところを警察官が声をかけていましたがさすがにかわいそうだなと思いました。北が出会った女性がおごってくれた餃子カレー気になりました。彩女さんに放置されてしまった北さんは大丈夫なのか心配です。
彩女と北ふたりの死に対する捉え方心構えが違うみたいで気持ちのすれ違いが生じてしまいましたね。長い時間一緒にいる事で彩女の事を更に知りたい北ともう死のうと言っているのにそんなの必要と言う彩女。確かに彩女にしたら私の事知ってもその先にはまだ生がちらほら見え隠れしている北が許せなかったんでしょうね。ホテルを勝手にチェックアウトしてしまった彩女。ホテルでふたりは入れ違いになってしまったけどこの先ふたりにまた接点は生まれるのか気になります。
彩女が北海道旅行を決めた理由が、たまたま見ていたテレビ番組に不倫旅行中の夫が映っていたからだったとしたら、自殺を考えるほどショックを受けた彼女が不憫すぎました。だからといって、それを知られたくないという理由だけで北を置き去りにした彩女も、ちょっと自分勝手だなと思ってしまいました。何より、一文無しで土地勘もない場所で迷子になってしまった北の心細さを想像すると、思わずゾクっとしてしまいました。せっかく損得感情抜きにして、北が彩女に興味を持ち始めたところだったのに、恋愛の可能性が断ち切られたようで、いたたまれない気持ちになりました。
彩女さんが北と一緒に死のうって決めた最後の決め手が、北海道中継のテレビで旦那が別の女といるところを見たことだと思うから、北海道についてからどんどん気持ちがふさぎこんでいるというか、旦那への恨みに近い何かの感情でいっぱいになってしまっているんじゃないかなって思います。それに対して北は、なんか凄く楽観的だけど、一緒に死のうって約束したからって、絶対に相手が約束を破らないとは限らないのに、天性のお人好しから、彩女さんが帰ってこない北にどう思ったかは気がつかないんだな。
第6話「」:8月12日放送の感想・一部ネタバレあり
北は彩女がいなくなってまた振り出しに戻った感じで、空腹も我慢できず死のうとしてましたね。また前回助けられたマリアと言う女性に助けられて一応は安心しました。お金がないのに蟹を注文したときはどうなるのかと心配しましたが一応は見逃してくれて良かったです。お腹が空くとマイナス思考になってしまうなもわかりますし、彩女の事も気になるのでしょう。マリアは北を助けたばかりか、家にまで招いて、死んだら会えない取り返しがつかないと北を励ましてくれましたが、それは自分の後悔の念からでしょう。彩女とマリアが知り合いになっているので、そのうち北と彩女は再会できそうな気がします。マリアが北の事をコタロウと言っているのも可愛いですし、マリアは北の事を本気で好きになった気がします。彩女は旦那さんの事がずっと忘れられないようで、今後どうなるのか意外な展開が待っているのでしょうか。。
彩女さんとはぐれてしまって、自暴自棄になった北だけど、ずっとお腹を空かせているから無一文なのかと思ったら、一応はお金持っていたんですね。だったら安いパンとか買ったらいいのに、死にたい衝動から飲まず食わずで、思考も混乱していて、お店の人にもヤバイ人認定されてて怖かったです。けれども、またマリアさんに出会えてよかったですね。再び再会して助けてくれるだけじゃなく、彩女さんがどこかで待っているかもって希望を与えてくれるとか、本当に天使みたいな存在だと思う。
彩女から一方的に捨てられてしまったような形になった北。もちろんお金だって大して持ってない訳で。でもそんな中でマリアには2度も命を助けて貰えましたね。道端に倒れてもう死にかけだったけど食事も与えてもらいまさか自宅にまでとは。マリアも過去に辛い経験をして救ってもらった経験があるだけに北の事を見て見ぬふりは出来なかったんでしょうね。でも偶然とは言え2度も助けてもらうなんて運命感じちゃいますね。と同時に北と彩女が交わる事はないんでしょうかね気になります。
彩女さんと先生との出会いが明かされましたが、勝村さんと女子高生のキスシーンは年の差がありすぎてハラハラしました!彩女さんにおいてかれて自暴自棄になってしまう北くんが本当にかわいそうでした。死を覚悟して蟹を注文したのにひとりで食べるもんじゃない!と出てきてしまうところは惨めではありました。重岡さんの追い詰められた演技がすごかったです。マリアさんに再会してなんとか命を助けられて本当によかったですね。彼女の懐の深さを感じました。
彩女が指輪を外さない理由、北海道に向かった訳。段々と分かってきたのは一騎への愛。盲目的で何にも代えがたいのだと痛感しました。彩女に置いて行かれ、どんどん自暴自棄になっていく北の哀れさ。料理店でのみっともなさには言葉もありません。けれど警察に通報もせず帰した料理店の懐の深さ。北を助けるマリアの情け深さと、キリスト教が教える隣人愛を強く感じます。死ぬつもりで北海道まで来たのに、彩女と旅をしたことで変わってきた北がこれからどうするのか。ラストにそれぞれの救済があればと願います。
第7話「」:8月19日放送の感想・一部ネタバレあり
マリアは生きているだけで幸せ、せっかく生かされてるのに体調が悪くなるなんて。と生きる事にこだわっているのはお腹の子を思っての事だと思います。そのマリアの前で俺は死ぬから働かないなんて、あまり言わないほうがいいですね。それでもちゃんと北にご飯を作ってあげて、マリアは北を気に入った様子。北よりもコタローの方があってます。生き甲斐は何かマリアに聞かれましたが、働いたり楽しくご飯食べたりと日常当たり前の事かもしれませんね。死にたいと言っていたコタローがマリアの命を助けることになり、コタローの気持ちも変化した気がします。彩女が北海道に来たのは旦那の後を追ってきたのもあると思います。でもまた他の男性と夜を過ごすのは、寂しさを紛らわす為でしょうか。
マリアさんが北の寝顔の写メを嬉しそうに撮っていただけではなくて、待受にしていた時点で好意はもうすでにあったんだろうけど、お客さんの奥さんに恨まれて死ぬかもしれないっていう目にあったときに、北が颯爽と助けに入ってくれた吊り橋効果の影響がダメ押しになって、ついにマリアと北がそういう関係になってしまいましたね。ここまで来ると本当にこのままマリアと生きていくって選択肢もありえそうだけど、北は彩女さんとマリアさんのどっちを選ぶんだろう。
突然現れた彩女の夫の編集者という人がとても怪しく見えてしまいました。北くんがマリアのお店のホールの代わりを頼まれた時に「働きたくないです」という言葉に「黄色い熊かよ」と返すマリアちゃんの会話に笑ってしまいました。お客の奥さんが現れて本当にヒヤヒヤしましたが、北くんの勇気ある行動で助かってほっとしました。北と彩女さんがお互いのことを忘れていないのに別の人と親密になってしまうシーンがとても意味深に描かれていて、本当に大人のドラマになっているなと思いました。
オープニングに流れる「星の雨」に毎回切ない思いでいっぱいになります。マリアの悲しい恋の思い出。保険証も持たない生き方の不安定さ。けれど店の仲間に支えられ、とにかく生きようとする強さに胸を打たれます。死のうとし、彩女との旅で再び生きようとし、別れでまた死のうと考える北がマリアの力で変わってくるのか。熊が飼いたかったというマリアの名付けた「コタロー」という呼び名が似あう重岡大毅。明日を望まない北の揺れる心情を見事に見せてくれます。どこまでも夫を追い続ける彩女の深い愛。彼女の旅の結末に徐々に悲劇の予感が強まり、ますます先が気になります。
マリア本当危機一髪でしたね。田辺と言う男の奥さんがマリアを襲ったみたいだけどマリア誤解されていたのかな。北もケガを負ったけどよくぞ助けましたね。格好良かった。彩女も北と別れてからどんな行動をするのかと思ったら編集者の男と恋仲に。えっまさかと思ったけどと言う事は北と彩女って以前のような関係に戻るって事はこれで完全に無くなったと言うなんですかね。たまに北の脳裏には彩女が現れるけどこれも風前の灯なのかな。
第8話「」:8月26日放送の感想・一部ネタバレあり
マリアの仲間達が、マリアを悲しませるなと言ってたので、マリアの告白に応えるのかと思ってました。でもマリアだからこそ、コタローは過去の冤罪や彩女との事を話せたんだと思います。彩女に自殺を意識させたからと言ってましたが、マリアも子供をおろした辛い過去がある女性。そんな辛い思いをしたのに、コタローの事大好きなのに、コタローが死なないと話した後で、彩女の居場所を教えるマリアの心情を考えると胸が痛くなります。彩女の死を止めて、北がまたコタローとしてマリアのもとへ戻ってくることを願っています。
マリアのおかげでなんとか彩女さんと再会する目処が立ったけど、今の北は彩女さんと一緒に心中するのではなく、一緒に生きたいって気持ちに変わってしまっているので、再会できても、また想いはすれ違ったままになってしまいそうで心配です。北がマリアに出会ったことで、生きることの意味や希望をもらえたように、彩女さんも北や誰かに出会うことで、もう少し頑張って生きてみようかなって思えるような希望が見つかるといいですね。
マリアのヒーロー登場を心から喜ぶ同僚たちにホロリ。マリアの境遇を知ったうえで丸ごと受け入れてくれる仲間達。彼らの存在こそマリアの宝物でもあると感じます。マリアこと久保田紗友の黒いドレス姿のセクシーなこと。コタローを引き留める、その表情から伝わる深い悲しみと愛情に感動が止まりませんでした。マリアに会い生きがいを知ったという北。一緒に死のうから一緒に生きように変わり、これから彩女とどんな結末を迎えることになるのか。今後語られそうな彩女と一騎の日々も見逃せません。
彩女さんと話している中でまりあが彼女が探しているのはコタローだと気づくところはすごいシーンでした。きっと彩女も気づいていたんでしょうね。大切にしていた斜陽の本を渡すあたり、彼女のことを信頼していたんだなと思いました。まりあが自分のお店でコタローをもてなすシーンはとても豪華な雰囲気でしたね。北君もつらい過去を抱えていましたが、まりあも妊娠中に子供をおろすということが追い詰められるほどのつらい過去だったんだなと思いました。
マリアは完全にコタローと将来の事考えてましたね。普通はコタローもマリアに散々世話になり良くしてもらったからついうんと言ってしまいがちだけどまだ心の中では彩女の事が気になっていたんですね。彩女に自殺を決心させてしまった事がずっと引っかかっていて自分だけ幸せに生きるって事が許せなかったんでしょうね。でも彩女がマリアに北の事を待ち人として話したのはちょっと意外でした。もう完全に北の事は吹っ切れたと思っていたから。
第9話「」:9月2日放送の感想・一部ネタバレあり
またあやめさんと再会できてよかったです。この間何をしていたのか詳しく聞かないところがあやめさんらしく、また北さんが自分から女の人もいたことを話すのも北さんらしいなと思いました。北さんの目的が死ぬことからあやめさんの自殺を止めることに変わっていったのがリアルで、結局人はお金があれば死にたいと思わないのかなあと思いました。旦那さんも結局は妻のことを愛しているし、寂しくても死ぬ必要はないのでしょう。2人が結ばれることはなさそうですがきっと2人とも生きる選択をするのではないかと思います。
旦那の小説を自分の体を売ってまで応援してきた彩女は、どんな気持ちで北に抱かれているのか、ちょっと捉えづらいですが、やはり不倫をしていた旦那への復讐なんでしょうか。彩女の日記から小説にした蝉時雨の最後は、妻が夫を刺すという展開のようですが、確かにそこまでして旦那を支えていたのなら、彩女は旦那を殺してから死のうと思ってるかもしれませんね。北とマリアといい雰囲気だっただけに、彩女と仲良くしていると、マリアがチラつきます。彩女を止めてマリアのもとに帰ってほしいです。
ようやく教会で北さんと彩女さんが再会できましたが、どこか違ってしまった雰囲気の二人の姿が切なかったです。もともと高校教師と生徒だった雪枝夫婦の過去もわかりましたが、彩女が献身的に夫のことを支えて小説を書かせていたんだなと思いました。その愛が重く戸惑っていたようにも思いましたが、旦那さんもちゃんと妻のことを愛していたことがわかり少し複雑な気持ちになりました。過去がわかってもなお、彩女さんが何を考えているのかまったくわかりません…。
再び出会えた北と彩女。ずっと白かった彩女の服が、ここにきて黒に変わったことにハッとしました。彼女が死に向かっているのがはっきりしたように感じます。それは目の表情にも表れているようで、きつく感情の感じられないまさに雪女のよう。出会いから結婚後の貧乏な日々まで、追い詰められていくような彩女と一騎の日々。彩女の献身さは、愛される喜びよりも息の詰まりそうな重さを一騎に与えたように思えます。どこまでも死を描きながら一騎を追っていく彩女。北がどうやって彩女に生きたいと思わせるのか。目が離せない思いです。
恩人のマリアとの関係を断ち切り、やっと再会できた北と彩女。しかし、彩女は北と会えない間、彼がどこで何をしていたか等を全く問わない。聞きたくても聞けないのか、本当に関心がないのか、その表情からは全く読めなかった。北海道の旅を北と共に楽しむ余裕はなく、稚内にいる旦那への復讐の事だけで、頭が一杯なのだと感じた。蝉時雨のクライマックスの通り、彼女は本当に旦那を殺害するのだとしたら、北を巻き添えにするメリットはあるのか。考えられるのは、自分にも愛人(北)がいるのだと、最後に旦那に見せつけたいという理由ぐらいである。本当に最後まで全く読めないドラマである。
第10話「」:9月9日放送の感想・一部ネタバレあり
とうとう最果の稚内にきて彩女は蟹を食べて人生を終わりにしようとするのか、北は死を回避したいようですが、どうするのでしょうか。ホテルで見た結婚式を見て、彩女は結婚式のウエデイングドレスを着ていないと言うのが意外でした。北がホテルの従業員に閉店間際に花嫁ドレスをこれから死ぬ彩女に着せて欲しいと頼むのが優しいです。北の無理が通って従業員は、北と彩女が恋人で、2人の愛情に感心したのが皮肉です。彩女のウエデイング姿はまぶしい位に輝いていて、とても死を決意しているように見えません。北が涙をこらえて世界で一番白が似合うと言ってキスしようとしハグします。彩女は、この年でウエデイングが似合わないと言いながらも、嬉しそうです。彩女が夜空の、かに座を探し、かに座の由来が、カルキノスが友達をたすけようとして潰されて、かわいそうに思った女神が星座にしたと言います。北はトリは飛ばねばならぬ、人は生きなければならぬという詩が胸に響いたようです。彩女は北を部屋から出して死のうと思ったようですが、北は彩女を、いつくしむ様に抱きますが彩女は、どこか冷めているようです。北は彩女にどうして死のうとしているのと言うと、彩女は答えず、北ガ好きだから明日、蟹を食べて一緒に死ぬのと思い詰めた顔をします。北の愛が彩女の心を動かせるのか見物です。
蟹を食べたら本当に死ぬ気なのか、旦那をその前に殺す気なのかはわかりませんが、これだけ北に優しくされて気持ちは変わらないものなんでしょうか。ウエディングドレスを着た彩女はなんだか嬉しそうで、死のうとする人だとはとても思えません。なんとか彩女が死ぬのを引き止めたい北ですが、その前の蟹の味は果たして美味しく味わえるのでしょうか。どんなときも彩女の心配、もともとは北自身が蟹を食べて死にたいと思った事が、こんな展開になるなんて自分の責任だと思っていますが、彩女の本当の考えがわかりません。旦那のせいで死のうとしている彩女の事をすぐ抱く北の心情は、私は理解し難いです。
いよいよカニを食べてしまったら、二人の旅も終わりを迎えてしまうんですね。北はこの旅やマリアとの出会いで、完全に死ぬことへの恐怖や後悔が生まれてしまったけれども、これは二人の立場の違いが余計にすれ違わせているのかもしれませんね。北の場合は生きたいって思えばやり直せるけれど、彩女さんの場合はご主人がいるから、逆に生きたいって思ってしまうことが辛いのかもしれないなって思います。北は止められるのか、一緒に死ぬかの二択しかないのか。
死のうとしていた北が彩女と出会い、少しずつ生きる喜びを感じてきたのが皮肉なように感じました。ウェディングドレスを着て少し希望が見いだせるのかなと思ったのに、彼女はまだ蟹を食べてから死のうとしているのが切なくて仕方ありませんでした。「彼女もうすぐ死ぬんで」とウェディングドレスを着せるのをお願いする北さんもすごいなと思いましたが、あながち間違っていないところがきいていて切なかったです。かに座の話をしながら蟹に思いを馳せるところはちょっと面白いと思いました。
ウエディングドレスの前に立ち止まってしまう彩女。前撮りでドレス姿の女性を見て微かに微笑みが浮かぶ彼女の心中に何が浮かんでいるのか。死を前に緊張の高まりを感じる表情が緩む瞬間がある。強引に試着を決めた北は、そこに彩女の決意を変えるきっかけがあると思ったのではないでしょうか。死とは何か、真剣に向かい合い生きる方向に舵を切った北。最北の地・稚内のホテルから見える風景は荒涼としていて胸を打ちます。「鳥は飛ばねばならぬ。人は生きねばならぬ」。ロビーにかかった書からは、北が感じたように壁にぶつかった多くの人がここに来たのを推測させます。生き続けて欲しいと願う北の思いは叶うのか。ギリギリの2人の救いが見える次回になることを願います。
第11話「」:9月16日放送の感想・一部ネタバレあり
まさか、彩女が一人で死ぬとは想定できませんでした。明日、蟹を食べて一緒に死ぬという彩女に、北は浮かない顔をすると、旅の間は笑顔でいると約束したでしょと言うと、無理に笑顔を作る北が可笑しいです。北は死にたい彩女をどう救うのかわからなくて、自分が、死のうと思った時に、どう救われたかったのか忘れたくらい、今は彩女に救われたと気づきます。長生きはしたくないけれど、夏の続きが見たいと思うのです。偶然、運命でもなく彩女のお陰で、女神のように優しくて、救って貰ったのに、蟹をほじったくらいじゃ償えていないと思うのも当然です。彩女が、そろそろ行きましょうかと、あれほど楽しそうな顔をしていたのに、悲しそうな眼で言うのが、悲しいです。誰にも迷惑が掛からない方法にすると言って海岸に行きます。子供の頃のようなワクワクする夏は来ないと言います。彩女は北と抱き合ったときに心地が良かったし、今も心地がいいと言って寄り添います。北は彩女に、まだ行っていない場所もやっていないこともあると言います。北は泣きながら何でもすると言い、これから人生やり直せるから、彩女の本当の幸せの為、自分と生きて下さいと手を握ります。ところが、彩女は、バカね、北に恩を売った記憶はない、斜陽という小説のように、北に会って、面白い題材が出来て、それが夫の小説の題材が出来たと言うのが驚きです。夫が彩女を憎んでいても、彩女は夫を日本一の小説家にすると言います。北は、なぜ、彩女が死ぬのかと言っても、彩女は北には判らないと言って海に向かいます。北が何故、夫の為にというと、彩女は、それしか存在意義がないと言います。有難う楽しかったと言います。北に明日、ホテルに読んだから渡してと言います。来ないでと言ったでしょと言って彩女に、北は、言えなかったことがあると言って、俺は彩女がと言うと、彩女は生まれ変わったら北のような人になりたいと言ったのは、北への最大の皮肉です。北の願いも、かなわなかったようです。自分を裏切った夫に捧げる彩女の自虐的な人生は理解に苦しみます。
彩女のおかげで自分の死など考えられなくなり、助けられたと北は言っていましたが、目の前で本当に死にたい人がいるから、相手の心配でそれどころじゃなかっただけな気がします。ずっと彩女と一緒にいたならまだわかりますが、マリアの存在は何だったのかと思ってしまいます。蟹をコースで食べることは思い出にも残り美味しく楽しいひと時。でもその後に死がなるのなら私だったら美味しくは食べられません。誰にも迷惑かけないようにと言ってましたが、北に迷惑かけてますよね。ここまで北が止めてくれたのに夫の小説の為に死ぬとか、北は彩女にとって何だったんでしょうか。目の前で大切な人が死んでしまうのを見てみぬふりなんてできませんよね。北役の重岡さんの演技は迫真に迫るものでした。
北が彩女が死の決意を何とかして変えようと奮闘していた姿が印象的でした。そんな中で二人で蟹を食べているシーンは、それぞれの心の感情が色濃く出ていたのが面白かったです。同時に二人の距離感が、蟹がきっかけで近くなっていたのが見ていて良かったです。そして二人で車から降りて雲を見ていた場面が印象的でした。そんな中で北が涙ながらに彩女を説得していた場面は、凄く考えさせられる所がありました。最後の彩女が海の中に向かって行ったシーンは衝撃的でした。今回の話は、二人の心の中が上手く描かれていたのが印象的でした。
どこまでが彩女さんの本音で、どこからが嘘かわからないけれども、北がとにかく彩女さんで心の中がいっぱいになっている今でも、彩女さんは旦那さんの小説のことしか考えていなかったんですね。旦那さんの小説が売れる前に、何かをしてお金を作ってきたように、また旦那さんが最高の小説を書いてくれるならば、そのためならば命さえ投げ出すとは、本当に彩女さんの人生は旦那さんの小説だったんだなって思います。北が好きでも、その気持ちだけは譲れなかったんでしょうね。
すべては夫・一騎のために。彩女の決めた物語の結末に胸が張り裂けそうでした。自分の命を投げ出すことに何のためらいもなく海に沈んでいく彩女。何を言っても海に向かっていくのを止めることが出来ない北が歯がゆくてなりませんでした。予定通り最後の食事となった蟹料理の豪華さと、本当に美味しそうな二人。タラバガニに目を輝かす彩女に、この後の悲劇は起きないかと一瞬期待してよりつらかったラストシーン。彩女との旅でいつの間にか癒されていたことに気づいた北が前向きに歩みだすことが出来るのか。最終話で描かれるのが希望であることを願います。
第12話「」:9月23日放送の感想・一部ネタバレあり
彩女の日記を灰にした一騎には、びっくりでした。北が海で溺れる彩女を救い出し、病院に搬送させ、日記を見ると、おとなの夏休みをしようと北に行って、この人と死ぬと思うと可哀そうだと書いてあります。激しく抱かれながら一人で死のうと決めたが、本心を言えば北が傍にいてくれないから隠していたと、最後までいてくれて有難うという言葉のページを破り捨てたのは、北は泣いたのは、彩女の本音が判らなかった自分が情けなかったのかもしれないです。北が一騎を海岸に連れて行き、海を指さし彩女が亡くなったと言い、全部、あんたのせいだと言い、北は、どうして冷静でいられるのか、あんたの小説の為に命を懸けていたのを知っていたのかというと、彩女の過剰な期待で潰されそうだと言い訳するのが醜いです。彩女から電話があって、あなたの為に日記を書いたから題材に小説を書いてと言われ、あいつの日記を使えば純文学が書ける、世に出す責任があるといいます。北が涙一つ流さないあんたに日記を渡さないと不倫男の一騎をののしる気持ちがわかります。一騎が、なぐってもいいと土下座するのも演技かも知れないです。それが彩女の最後の望だと判っているだろうと言います。北は何でも言うことを聞くなら離婚しろと言います。彩女を、あんたの呪縛から解き放せと言います。こんな男より、北は彩女を幸せにする覚悟ができ奈たのかも知れません。一騎は彩女が生きていてよかったと漸く、泣きます。北は包丁を砂に刺し、唯一の思い出だと言ったと言います。一騎からの感謝の贈り物でした。日記を渡された一騎は、それを握りしめます。北が誕生祝に渡すはずの指輪を意識のない彩女の指にはめるのが、せつないです。すると思いが伝わったのか彩女さんと叫ぶと彩女ガメを覚ますのは感動的です。巡は、赤裸々な心理描写で一騎は純文学者として賞賛されるが、彩女の呪縛に縛られるから自分で新作を書かなければいけないと言って日記を燃やしたのは驚きです。何という傲慢なプライドの高さでしょう。彩女の思いは潰されました。彩女は北に離婚届を書いたと言うのは意外です。愛していたと言いながら泣きますが、どうしてか意識がない間、北との旅の思い出を夢に見ていたというので、北は嬉しそうです。北が彩女を花が咲きほこる景色を見せて毎年見ようと言い、キスするのが感動的です。一騎が雪女を愛した男という盗作のような本を出したのは笑えます。
彩女は北に救われましたね。一緒に死んでくれなくても助けてくれて旦那のもとまで会いに行ってくれました。北が一騎に彩女の日記を渡したのは、彩女の事を心配したからじゃないでしょうか。彩女は自殺未遂をはかり、切り替えができたのかもしれませんね。知らず知らずのうちに北の事を忘れられない存在になり、北と結ばれて北の願いがかなって本当に良かったです。一騎も彩女から離れ自分の小説も人気になったり、北と彩女もいい顔になりました。
彩女が海に入った事から様々な方向に話が展開したのが印象的でした。特に北は彩女が残した日記を見て、今まで知らなかった事実が分かった事から、尚更北は彩女への思いが強くなっていたのが伝わってきました。そんな中で北は、彩女の夫一騎に会いに行って海に連れていたシーンがあって気になりました。特にお互いが彩女について話していた場面は、双方の彩女に対する思いが良く伝わってきました。中でも彩女が一騎に日記の事を電話で話していたシーンが印象的でした。そして最後のシーンでは、北と彩女がお互いの気持ちが通じ合った場面は見ていて凄く良かったです。
彩女に頼まれた手帳を開き、北が読み始めると、彼女の心の移り変わり、さらには北自身の心の移り変わりが描写されていて、その内容には何とも言いようのない寂しさを感じました。一緒に過ごせば過ごすほど、北は生きる気力に満ちて行き、彩女は一人で死ぬことを最終的に選んだという現実は心に残ります。彩女が取っていた行動のすべては小説家たる夫のため、そして北はそんな彼女のため、夫は小説のためという内情には心苦しい切なさを感じました。それでも最後は北と彩女の心が通じ、新しく生き直すだろうと思われる最後のシーンは印象的でした。
今期一押しのドラマでした。あやめが海へ消えていくシーンで前回終わり今回どうなるかと思っていたが北があやめを抱き抱えて出てきたシーンで一気に涙が溢れた。病院へ行き、あやめが目を覚ます前にあやめの旦那に包丁と手帳を渡すシーンはあやめに託されたことを全うしたんだなと思った。あやめが病院で目を覚さずにいた時にそっと指輪をはめるシーンには北の決意が感じ取れた。目を覚まして二人で旅の最後に一面の花を見てこれからのことを誓いあうシーンを見て二人共が救われてよかったと感じた。絶望を感じはじめた旅だったが二人で生きると言う道に選び人生やり直しができた結末にホッとすると同時にとても考えさせられるドラマでした。重たい生死に関わるドラマだったが映画を見ているような二人が救われてよかったと思った。
雪女と蟹を食う
見逃し配信はこちら
紹介している作品は、2022年9月時点の情報です。現在は配信終了している場合もありますので、詳細は各動画配信公式ホームページにてご確認ください。