世にも奇妙な物語2022夏の特別編｜見逃し配信・公式フル動画を無料で視聴する方法！

どう見ても人間なのに、「お金持ち」というカテゴリ化をしてペットとして受け入れてしまうところが、かなりシュールでした。その上、銀座で買ったものしか体が受け付けないとか、贅沢なのに無駄に繊細やな！と思わず突っ込んでしまいました。何より、捕まえる時は無料でも、後々莫大な維持費がかかるとか、そこらへんの高級車並のセレブだし、迂闊に小学生が手を出してはいけないものじゃないかと思ってしまいました。ひたすら無表情と無言を貫く有田さんが一番シュールでツボに入りました。

上京組の私としてはやっぱり銀座は憧れの街でした。ギンザの公園で銀座産の蜂蜜を塗って「日本産のお金持ち」を昆虫の様にを捕獲する。エサは銀座のものしか食べないとかお金が掛かりそうです。でも、本当のお金持ちは銀座より港区とか世田谷とか渋谷区松濤に住んでいる様な気がします。くりーむしちゅーの有田さんがその日本お金持ち役なのは何だか納得がいきません。成城に住んでいるのは小金持ちなんですね。お金持ちの飼育にはお金が掛かりそうと思ったら、凄い掛かってました。生き物を飼うには責任があります。お父さんが悪いですね。夜の街には捨てお金持ちが増えそうです。別れのシーンも全く涙はでませんでした。再会に感動とおもったら捕獲ったんですね。やっぱり怖い。

発想が凄すぎます。「ニホンオオカネモチ」という人間を採集し、自宅まで連れて来るという発想には驚き、少々口元が緩みました。この、捕まえて来た人物はペットのようで、まさにコメディーの展開に微笑ましく思いました。また、祐介とニホンオオカネモチの交流はほんのりと心温まるようで、微笑ましかったです。しかし、勇介の両親のおカネがかかる話を聞いてからの彼の様子の変化、気遣いも心温まるようでした。そして益々祐介と彼との絆が強まっている展開もグッときました。ペットを家族一員のように接している自分にとってはとても心に刺さりました。2人が湧かれる場面は辛かったですが、十数年の時を経て、2人が再会したシーンは感動ひとしおかと思いきや、オチは奈落の底に落とされたような驚きでした。

ニホンオオカネモチを飼育する変わったコメディでした。銀座のものしか食べないとか仕事やゴルフがいるとか中々厄介な生き物なのですが、作中の人類はこれが可愛くて仕方がないようです。ニホンオオカネモチだけでなくニホンアブクゼニなどという更に訳の分からない生き物までいるのは凄かったです。そしてお金がかかりすぎてニホンオオカネモチを捨てることになってからの最後のラストは怖さとシュールさが半々の不思議なものでした。

カブトムシのようにはちみつで「オカネモチ」を誘い出し、家でペットとして飼ってしまう、という驚きの世界が淡々と進んでいくところが面白かったです。一言も発せずに「オカネモチ」として銀座で買い物をしたりゴルフをしたり豪遊する有田哲平さんの表情もまた最高でした。たしかに「オカネモチ」を飼うのにはかなりコストがかかりそうでしたが、お父さんの仕事がなくなることがわかりもう飼えないので「野生に返してあげよう」と一言が笑えました。ゆうすけくんが大人になり、社会人になった後に「オカネモチ」と感動の再会！と思いきや今度は自分が捕獲されてしまう、というオチは世にも奇妙な物語ぽいなと思いました。

脳内にメロディが流れ、それに合わせた行動をしなければ、命の危険があるという症状、これを創り出した脚本家の発想に凄いなぁと素直に思いました。重要な場面で、頭の中に音楽が流れてしまいますが、プレゼンの場面で、社長が村野の提案を「検討するよ」というところは明るさを感じる良いシーンでした。進藤も同じ症状だと分かり、お互いが分かりあえる様子は心穏やかになるようでした。しかし症状が悪化しているようで落ち込む村野を、明るくさせてしまう進藤に、彼の大きな優しさを感じました。世界に3名しかいない脳内メロディ症候群の3人が一堂に会してからの展開は、どうなるのかと思っていましたが、優しいと思っていた進藤の行動には驚きでした。そして、医師が言っていた「このメロディを聞いたらすべてが終わる」というメロディが3人の脳内で流れ出し、どんな結末がと思っていましたが、視聴者の想像に任せるエンディングも凝っているなぁと思いました。

絶対音感の人が聞こえるものが何もかも頭の中で楽譜になると言っていました。とても苦しいそうです。世の中に3人しかいない奇病にかかってしまった3人が近くにいて、2人が恋に落ちて、1人が横恋慕して奇行に走る。聞こえて来るメロディーに合わせた行動をしないと酷い頭痛になって、トドメのメロディーが聴こえてしまったら死に至る病。3人しかかかっていないや病なのに、そこまでわかってる何て凄いです。まだまだ解明されていない奇病がたくさんありそうです。

いきなり、頭の中で音楽が流れてそれに沿うように動かないと死んでしまうメロディー症候群という病気なんて奇妙すぎると思いました。外で流れてるのか頭の中で流れてるのか分からなくなり絶対に鬱になって外出もしたくなくなると思いました。最後は音楽に合わせて殺してしまうなんて怖い病気というか物語すぎて壮絶な話だと驚いて見ていました。自分がこんな奇妙な病気になったらと考えると怖すぎると思うしおかしくなると思いました。

このシリーズを初めて見ましたが、主役の生田絵梨花さんが演技がかなり出来ることに驚きました。今回の話しは脳内にメロディが流れると、それに合ったことをしなくてはならない病気の話しでしたが、それ自体が珍しいなと思いました。主人公のかなみが何回か死にそうになるのですが、いつも難を逃れているので、強運だなと思いました。また、生田さんはピアノが上手なので、生田さんが音楽が得意という特性も生かせることが出来てよかったです。

宅配で人間を取り寄せられるという発想が斬新で、一方が移動すれば旅費が安く済むという使い方は、とても頭がいいなと思いました。とは言え、夫婦だと送料だけなのに、他人に頼もうとすると億単位のお金がかかってしまうところがまたリアルで、異空間から出るために離婚と再婚を繰り返すというぶっ飛んだ発想になるところが、完全に予想外でした。最後のオチだけは予想出来たのが少し物足りない感じはしましたが、幸不幸を繰り返す過程は、かなり楽しめました。

食べ物が頼んですぐ来るお届け物だけでも怖いのに、犬を生き返らせてお届けするとか余計怖そうです。それをまた便利だと自分たちの移動に使って不安はなかったのでしょうか。どうなるのかとシュミレーションしていたら、一度に押すとどうなるのかもやっていればよかったですね。結局夫婦は暗い所で生活するはめになりましたが、過去のゆかり優しさのおかげでお年寄りが２億を出してくれた所は驚きでした。タクヤもなんとか婚活頑張ればよかったのに、配達をする事で出られることができました。どうして女性の配達員が同じ人ばかりなのかは謎ですし、どういった原理なのかも全くわからないままで、スッキリしない感じでした。

仲の良かった夫婦もずっと一緒の空間にいて、どちらかの稼ぎしか無ければ崩れてしまうのでしょうか。今はインターネットで欲しい物がすぐ届けて貰えます。送料は安いに越したことはありません。でも、安いには何かしら訳があったりしますね。「誰の稼ぎで生きてる」はモラハラだし、手を挙げるのはDVです。妻の方にも問題がありますが、モラハラ夫は捨てられても仕様が無いですね。でも、妻はその「オトドケモノ」を使ってしまうと言う学習能力が無かったのも残念ですね。

注文して2秒で届くという「オトドケモノ」というアプリ、こんなのがあったら超便利だなぁと思わずにはいられませんでした。驚く山辺夫妻の気持ちは良く分かります。便利ゆえにガンガンアプリを使用して注文してしまったようですが、金銭的に大丈夫なのかなと疑問でした。届けに来る女性は毎回同じで、この女性は何者なのかと気になりました。過去からオトドケモノができる展開には目を見張りました。怖かったのは妻のゆかりが中毒のようになってしまったところでした。どんなシステムで一瞬にして移動するのかと興味が尽きませんでした。お互いのことをたまたま注文してしまってからの展開は不思議で興味深かったです。オチはどうなるのか、2人とも地獄なのかとの想像が過りましたが、結末はハッとするようでした。

しつこい男を撃退するために、父親に電話をする振りをする望でしたが、嘘だと見抜いたナンパ男が電話を替わると、父親に怒られたと言われ、望が「パパはこの世にいないんだから」と独り言ちる場面には、冒頭からグッと引き込まれました。父親の声が聞くことができるルールが分かり、母親に電話を渡してからの場面、さらに最後に望が父親と話すことができたシーンには心晴れやかになる感じでした。これで最後とのお別れには寂しいものがありましたが。いい話でのエンディングは非常に良かったと思います。

ナンパ男、気持ち悪いです。電話してるフリだったのに、架空のパパが電話に出て来ました。一体誰⁉︎電話をしてるふりをすると自分以外の人にはパパの声が聴こえる。怖いことなのに、パパと話したがっている。気持ちは分かります。自分とは話せないのに、ママとは話せる。この物語にのオチは必ず恐怖が待っています。このオチは何だろうと思って見ていました。ウェディングドレス姿でパパの遺影を持って笑顔で写真に映っているのぞみ。ハッピーエンドみたいですけど、のぞみも死んだの?とも思える最後でした。やっぱり怖い。

最初は電話してるふりで何してるのかな、と思ったのですが、だんだんと自分以外がお父さんと話せることがわかり嬉しい反面切なさもありました。最後お母さんが、お父さんと話せたのはよかったなと思いつつも、山本美月ちゃんはまた話せないのかな・・・と心配してると、今度はちゃんと話せたのは涙ものでした。とてもほっこりした気分になりました。ウエディングドレスとお父さんの写真はすごくよかったです。世にも奇妙な物語にもこういう感動系があるのは嬉しいです。

私は山本美月さんのファンなのですが、また山本さんのドラマがみられてよかったです。今回の話しはパパに電話を掛けているふりをしていたら、本当にパパと話すことが出来たという話しで、最初は本当なのかと思いました。でも、最後にパパが娘に「結婚おめでとう」と言うのが感動的でよかったです。また、最後の話しは娘のママがパパにお願いしたような気もしました。なぜかというとママから娘に電話が戻ってきたからです。こういう死んだひとから電話がかかってくる話しはNHKのドラマでもありましたが、怖い話しでなくてよかったです。

この作品は初め、オレオレ詐欺の電話を受けたおばあちゃんが引っ掛かったフリをして、実は息子を家で監禁しているという前振り映像から始まった。この映像から、亡くなったお父さんが電話に出るのは、実はお母さんがどこかにお父さんを隠しているからなのかなといった予想で見ていた。幼いころに亡くなってしまった父と話したい娘が、自分以外の人は話せるのに自分は話せないという状況で、ずっと電話するふりをし続けている姿にさみしさを覚えた。しかし、最後のシーンでお父さんの声を娘が利けた瞬間、感動で鳥肌が立った。すごく家族愛を考えさせられる作品だった。