2022年7月11日(月)から始まった坂口健太郎さん、杏さんが主演を務める月9ドラマ『競争の番人』。 「凸凹バディのエンタメ・ミステリー」
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公正取引委員会が舞台のドラマって初めて観るから楽しみだよ
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目次
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「競争の番人」作品概要・放送日はいつから?
『競争の番人 』 放送局:フジテレビ系2022年7月11日〜9月19日 毎週月曜日 21:00〜21:54放送
『競争の番人』再放送情報
第1話再放送 7月15日(金)25:25〜 7月18日(月)14:45〜
「競争の番人」の作品紹介
公正取引委員会を舞台に、凸凹コンビが企業の不正を暴くエンタメ・ミステリー。刑事の白熊楓(杏)は犯人を取り逃がしてしまい、公正取引委員会への異動を命じられる。そこで、独特の視点や洞察力を持ち、自由奔放に行動する小勝負勉(坂口)と出会う。
引用元:https://thetv.jp/program/0001018690/
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「競争の番人」の出演者・キャスト
「競争の番人」の出演者・キャストをご紹介します。
坂口健太郎:小勝負 勉 杏:白熊 楓 小池 栄子:桃園千代子 大倉 孝二:風見 慎一 加藤清史郎:六角 洸介 小日向文世:藤堂 清正 黒羽麻璃央:大森 徹也 大西 礼芳:緑川 瑛子 石川 萌香:紺野 守里 寺島しのぶ:本庄 聡子 他
第1話ゲスト
山本耕史:天沢雲海 濱津隆之:長澤俊哉 赤ペン瀧川:碓井健司 勝矢:安藤正夫 春海四方:政岡一郎 武田航平:石田正樹 野村麻純:石田七瀬 長谷川朝晴:豊島浩平 服部樹咲:豊島美月
『競争の番人』の見どころ・感想
第1話「企業の不正を暴く、ニューヒーロー誕生‼︎」:7月11日放送の感想・一部ネタバレあり
どうして今まで公正取引委員会のドラマがほとんどなかったのか不思議なくらい大変な仕事ですね。複雑な案件を人が少ない中でやりこなさなければならない大変さを感じました。天沢グループの天沢は政治家の藤沢と繋がっているようで、公取としてはやりにくそうでした。どこからつついても微動だにしない権力が恐ろしく感じます。下請けいじめは本当に酷くて、内部告発して居場所がなくなった豊島のように自殺しかねません。公取が入ったから少しはおとなしくなるのかと思いきや、やりたい放題は変わりませんね。今度は下請けを加害者にするつもりのようですが、ウエディングカルテルの問題は自分で認めたも同然なのに、権力を振りかざして本当に許せません。公取の人達がどう巻き返せるのか来週が楽しみです。
楓が警察から出向してきたんだから、公取も警察なのかと思ったけど、残念ながらただの役人ってことなんですね。それなのに第六審査は警察まがいなことをして談合とか不正の証拠を調べているような感じがしたけど、そのへんが警察出身の楓にとっては線引が難しそうだなって思いました。それにしても小勝負さんは花屋さんへの提案といい、何かお父さんとかが会社の不正に騙されて、悲惨な目にあったつらい過去があるから公取になったんじゃないかな。
公正取引委員会をテーマにしたドラマということで、画面上の華やかさはないのですが、杏ちゃんの演じる白熊楓のおっちょこちょいってガサツな雰囲気と切れ物な小勝負とのコンビの掛け合いが面白かった。なぜこの時期なのに冬のコートを着て演じてるのかが不明だったので違和感がありました。ドラマの中で段々と公正取引委員会の仕事の内容がわかってきて面白かったです。天沢グループの社長の悪さ加減がハマりすぎていて逆に見入ってしまいました。来週からも継続して視聴します!
公正取引委員会という名前は聞くけれど、仕事内容までは知らなかったので、今回少しずつ知れてよかったです。しかしこんなに立場が弱いとは思わず驚きました。警察の捜査令状みたいなものがあるわけでもないので、強制的にもできなくて、見ていてとてももどかしかったです。専門用語なんかも難しいですが、栃木土産をみんなでわいわい食べながら仕事する雰囲気がとても面白くて好きです。天沢雲海に言われっぱなしが嫌で言い返す桃園千代子や経産省などにぎゃふんと言わせたい風見慎一のキャラクターが特に面白いです。小勝負の記憶力にも驚きました。さすがハイスペックだなと思いました。天沢雲海が本当に姑息でイライラモヤモヤさせるので、何とかぎゃふんと言わせてほしいです。どう成敗するのか楽しみです。
これは面白いテンポも速くて、キャラが分かり易いドラマです。小池栄子さんが出演してて、大人しい役ながら、面白くて良いです。チームワークも良さそうで、失敗した白熊にも対しても責めずに違う方法で取り締まれないか工夫している姿は、見習いたいです。 思ったより公正取引委員会というのは、力ないのが分かりました。でも、だからこそ色々な方法を知っている。上手く使いこなしてほしいです。1話の花屋がいじめられてるのを観るのは辛かったですが、たぶんこんなことが多いのだと思います。2話で解決すれば良いと思いながら、次回を待ってます。
第2話「執念のリベンジなるか!」:7月18日放送の感想・一部ネタバレあり
天沢のように権力を振りかざして何でもやる人物は現実的にもたくさんいそうです。花屋への下請けいじめは更にひどくなっていたようで、フラワーショップ石田に対しては、脅すような事もしていました。なんとか天沢のいない間に緊急捜索にたどり着けて良かったですが、まさか天沢が戻ってくるとは。どんな対応をするのかと思ったら、臼井だけのせいですか。確かに偉い人は人のせいにしますからね。そこからなんとかウエディングカルテルにまで持って行ってほしいと思ったのですが、捜査に協力した長澤が最後裏切り小勝負と白熊は閉じ込められてしまいました。天沢はまた長澤に何か言ったのでしょう。天沢の周りは本当にヤミばかりで、倒そうとしても中々倒せない。2話だけでは倒せない大物なんですね。そんな大物をどう倒すのか、公取に今後も期待します。
雲海がそれだけ強敵なのかわからないけど、雲海の事件で結構引っ張るんですね。最後には味方になってくれたはずの長沢さんまで、また敵に回ってしまったし、決着がつくのはまだまだ先なのかな?それにしても花屋の取引先いじめがようやく証拠が出て、公平に取引ができるようになったから、ここから結婚式場の結託した売上価格の調整の証拠もゲット出来るかなって思ったのに、一度裏切った人間をまた買収するとは、本当に雲海は、汚いことには頭が回るな。
公正取引委員会の仕事が分かるこのドラマは、勧善懲悪でないところが面白いです。できれば弱者の味方なはずと思って観ていると、ちょっとイライラしてしまうのです。でも、タイトルにある番人だというのが、このドラマの良さです。立場が違うと被害者が加害者になってしまうことが、分かりやすく演出されていて、楽しいです。フラワーショップ石田に白熊が温情をかけますが、結局、自分に都合が良い方を選ぶのが、リアルに描かれているのも良いです。そして、今回で解決すると思っていた天沢の案件が、まさか次回に続いて、小勝負と白熊が閉じ込められるとは。この展開は意外で効果ありました。次回の2人がどうやって脱出できるのかが楽しみです。
杏さんはとても演技が上手くて大好きな女優さんなので杏さんのドラマは必ず見ます。小池栄子さんのリンとしながらも優しい雰囲気も大好きです。公正取引委員会について名前しか知らない程度で見ていますが、少し難しいです。強制立入調査の許可が降りてホテルの調査に入っても前回は雲海に拒否され、今回の回でも雲海がいたら拒否されていたかもしれないなど、明らかに怪しいのに調査が出来ないって公正取引についてはあまり国も力を入れていないというか、なんだか非常に難しい仕事だなと思いました。最後に雲海の企みで閉じ込められましたが、次回どのようにして雲海を追い込んでいくのか楽しみです。
刑事の戻りたくて仕方のない楓なのに、まさかあんな形で警察に行くことになるなんて胸が苦しくなりました。落ち込む楓にダイロクを辞めてもいいのではと声をかける徹也に、それでも刑事に戻りたいという楓の言葉を聞いて、余計に胸が苦しくなりました。そんな楓が思って退場にダイロクの仕事は難しくて厳しいものだというのも伝わる第2話でしたね。どこまでも人を踏みつけている悪の巣窟の天沢雲海をコテンパンにやっつけて欲しいです。
第3話「ついに決着!ダイロク不正を暴けるのか!?」:7月25日放送の感想・一部ネタバレあり
1話から続いてきた山本耕史さん演じる天沢雲海との決着がやっとついて、引っ張られた分爽快感がすごくてとても楽しめました。救いようのない悪役を山本耕史さんがスマートに、ちょうど共感できない雰囲気で演じていたのがこの爽快感につながっていたと思います。飄々としているのに根っこの部分がかなりアツそうな坂口健太郎さん演じる小勝負のキャラクターもすごくよかったですし、コメディの割合が絶妙だったのでシリアスなシーンも暗くならずに観れて楽しめました。
ついに雲海の悪事を証明して、世間に公表することができて本当に良かったです。もちろん雲海の口車に乗って、悪事に加担していた他社や同業者のみなさんも悪いと言えば悪いけれども、やっぱりそれだけ弱い立場だったっていうことだから、私はやっぱり小勝負ほど、その人たちを責めることはできないかなって思います。ただそんな弱い立場にある人たちを権力者から救うことができるのが、公取というものだと思うので、これからも楽しみです。
公正取引委員会を舞台にドラマにするというのがとても斬新だと思って見始めましたがとても面白く、公取がこういう仕事をやっているのか初めて知ることができて新鮮です。山本耕史さんがとても手ごわくなかなか落ちないと思っていたけれど、やっと落とすことができたので見ていてとてもスッキリしました。杏さんの毒入りどら焼きを食べたときに食べた瞬間に毒が入っているというのが分かったというのがすごい!と思ってしまいました笑
弱くても戦い方によっては強者に勝つことが出来るのを体現された第三話だったように思います。楓の空手の腕前もさることながら、小勝負の記憶力は凄まじいですね。本筋からは外れますが、桃園はどうやって政岡を落としたのか気になります。長澤も石田夫妻も、雲海と戦うことを選んでダイロクに協力してくれましたね。政岡も安藤も。逆に雲海は、どんどん味方を失っていきました。追い詰められた雲海の本性は、醜いものでしたね…。彼は彼なりに町を良くしようとしていたようですが手段が間違っていました。雲海のいろんな悪事を暴いたのは公取なのに、世間には、公正取引委員会の「こ」の字も出てこない。本当に弱い部署ですね…石田夫妻からのメッセージがせめてもの救いでしょうか。それでもいろんな足かせがある中での勧善懲悪が小気味良いので、新章も楽しみにしたいと思います。
1話から登場していた、ラスボスの山本耕史さんの牙城が崩れていく様がとても痛快でした。公正取引委員会は世間一般にはあまり馴染みがありませんが、わざとらしくない説明とわかりやすい展開で楽しめています。杏さんと坂口健太郎さんのお二人は最初は息がバラバラでしたが、徐々に息が合っていく様子も見れて、これからさらにいいコンビになることを期待しています。捜査対象が毎回ゲストだと楽しいので、次回も楽しみにしています。
第4話「新たな敵、新章が始まる!強盗殺人犯が下請けいじめ!?」:8月1日放送の感想・一部ネタバレあり
丸山さんが本当に優しすぎるし、昔の野球をやっていた時の思い出を引きずりすぎている嫌いがあったけど、そのおかげで他の下請けの人たちは今までずっと事業を続けてこられたんだろうから、やっぱり優しいですね。けど残念ながら、こっちの下請けが全員手を組んでアレスを訴えようとしている事がばれてしまったし、上層部からアレスへの調査をやめるように言われるとか、本当にアレス電機はどんな大物とつながっているんだろうか。
ダイロクの次の案件は、世界的大手企業アレス電機の優越的地位の濫用(下請けイジメ)を調査すること。しかもこの件の中心人物とされる柴野竜平は楓が捕り逃がした強盗殺人事件の容疑者。楓としては是が非でも今度こそ捕まえたいでしょうが、今は公取の人間。残念ながら楓に捜査権はありません。それにしても普段飄々としているようでいて、小勝負の洞察力は凄まじいものがありますね。アレス電機が下請けイジメをしていると思しき会社は30社。それにしては足並みが揃っている。小勝負はまとめ役がいるのでは?と推測し、丸川製作所の社長、丸川俊春が柴野と個人的な繋がりがあり、彼がまとめ役を担っていることまで見抜いたのですから、大したものです。その後、小勝負のある考えから丸川製作所の立ち入り実施され、その際に見つかった一枚の契約書をきっかけに、30社が一丸となって、アレス電機と戦うことを決意。なのに、これでアレス電機に立ち入り検査を行える!といったタイミングで、邪魔が入ります。楓たちにはぜひとも、見せしめや圧力に屈することなく、アレス電機の下請けイジメを証明してほしいものです。
警察や検事にまでも圧力をかけられる程の人物の不正を暴くという内容でした。目の前に取り逃がした犯人が現れたら熱くなるのも納得です。この目で見ているのに捕まえれないもどかしさのまま終わってますが、捕まえることができるのか。会社の不正をしっかり暴くことができるのか。等々来週が気になります。下請けの人たちの団結力、思いやりがあるのを見ていると、仕事でもプライベートでも「仲間」は大切だなと思える回でした。最後、一つの下請けが見せしめで契約切られちゃったのでどんな展開になるのか楽しみです。
まさか楓が取り逃がした容疑者があんなに人の目を気にせずにいることに驚きました。ちっとも悪びれていない様子に天沢雲海とはまた違う苛立ちを感じました。今回の優越的地位の占有も一筋縄ではいかないようですよね。大人の世界にもいじめってこんなカタチで存在するのだとわかったのがよかったです。悪どいいじめっ子の柴野を小勝負と楓がどう懲らしめてくれるのかが楽しみでたまりません。大好きな小池栄子さんが演じる桃園の衣装も密かに楽しみです!
丸川社長、いい人だ。自分を犠牲に、チームをまとめる。キャプテンとしてはもってこいの人。こういう人は好きである。第二幕は電機・PCメーカーと下請けの問題で、中心人物の柴野さんは岡田義徳さん。今回も一流どころを持ってきて、ドラマへの力の入れ方がわかる。今回は前ストーリーの地方有力者ではなく、国を動かす大手企業、そして、白熊さんを左遷させた人。六角くんのお父さんも登場して、霞が関がらみの展開、話は前回より長くなりそうだし、厚みがでて、面白そうである。岡田さんはいつも、バカか天才、善人か悪人とはっきりした役どころが多いが、今回は天才で悪人のようだ。丸川俊春社長とは少年野球の幼馴染み、キャプテンの丸川さんとエースで4番の柴野さんという感じ。柴野さんは丸川さんへの温情で考え方が変わるのか?ただ、まずは、公正取引委員会が霞が関から抑え込まれそう。最終的にはぎゃふんと言わすのだろうが、絶対浮き沈みが繰り返され、長引くこと間違いない。そして、柴野さんは強盗の犯人なのか?も気になる。今回は下請け会社が団結し、小勝負さすが!という感じだったが、まだまだ序章も序章なのだろう。
第5話「情報漏洩!?公取内部に裏切り者が?下請けいじめ、ついに決着!!」:8月8日放送の感想・一部ネタバレあり
最初の雲海の事件がものすごく長かったと感じたので、今回はサクっと2話で問題が解決してよかったです。それにただ単純に横領の証拠が出てきたり、下請けいじめの証拠が出てきて、柴野さんが罰を受けるのではなく、実は下請けいじめにあっていたみなさんは、アレス電機が選び抜いた、凄い技術を持った会社だったんだって分かったのも、希望があってよかったです。一番の功労者はやっぱり丸川さんだけど、丸川さんの柴野と一緒に夢を叶えたいって思いが届いてよかった。
私も下請け側の人間だから、いろいろと考えさせられました。上の機嫌をとって、仕事を回してもらうためにお願いする立場に慣れ過ぎちゃうって怖い。実際は理想通りにはいかないにしても、確かに元請けがえらくて、下請けはえらくないって事もないですよね。どちらが欠けても、回っていかないんだから。公取の仲間のそれぞれの事情もだんだんとわかってきて、更に面白くなってきました。六角洸介が成長する姿も良かった。加藤清史郎君、もうすっかり大人の役が板についていて、小さい頃からみている者としては、その点もシミジミしちゃいました。小勝負は相変わらず頼りになるなあ。今回は、白熊があまり活躍しなくて、ちょっと残念でした。
今回は六角くんがキーパーソンの回だったなと思います。1番最初のシーンで公正取引委員会の説明みたいなのに六角くんが出ていたのでそうかなと思って見ていました。私は小池栄子さんが好きでこのドラマを見始めましたが、内容がしっかりしていて勉強にもなるし面白いです。いつも小勝負さんの観点が鍵となりますが、今回はそれに加えて公正取引委員会という仕事の大事さがわかりました。弱いものいじめをしている側にも何らかの理由があって、頑張ってきた過去があるというように悪い人と思っていた人も意外な一面で見方が変わるなと思いました。
アレス電機の下請けイジメ後編。立ち入り検査やブツヨミでは不正の証拠は一切見つからず、最後には柴野の情に訴えるという、とても現実的な解決だったように思います。柴野は悪人で往生際が悪かった雲海と違い、イジメを認めてもいますし、競合他社に勝ちたいあまり下請けイジメに走ってしまったのかもしれませんね…。それにしても、横領していたのは柴野の部下だったのですか…。強盗殺人事件の足掛かりにもならず終い…。次回には桃園がクローズアップされるエピソードのようですし、楽しみではありますけど、ドラマの大きな流れから外れた話になりそうなのは、ちょっと残念ですね。
頑張っても頑張っても解決の糸口が見えないアレス電機の”下請けいじめ”の実態に途方に暮れる白熊(杏)ですが、そこにさらにアレス電機をめぐる横領事件が発覚し、検察が介入して混迷の度合いを深めていったのです。いつもなら、小勝負(坂口健太郎)のチート的な能力が突破口を開く流れが期待されますが、今回はどちらかというと桃園(小池栄子)や風見(大倉孝二)といった”第六”のメンバーのスキルの高さが浮き彫りにされていく展開で、チームとしての安定感が見えてきました。そして次第に姿を現していく、さらなる”巨悪”の存在…地味なお役所に見える公正取引委員会のお仕事はもっと評価されるべきだし、応援したい、と思わせてくれますね。
第6話「怒涛の後半戦、開幕!着物業界の女帝が私的独占?過去の因縁に決着」:8月15日放送の感想・一部ネタバレあり
7年越しの因縁の相手だし、態度や行動が怪しかったので、赤羽千尋が悪者だと勝手に決めつけて見ていました。そういった個人的な感情や先入観で物事を見ては解決できないことがよくわかりました。立ち入り検査しても何も出なかったのは本当に違法行為などしていなかったからで、それをきちんと謝りに行った桃園千代子はえらいなと思いました。だから赤羽千尋も素直に助けを求めることができたんだと思いました。赤羽千尋の行動や態度の裏には、弟子である井手香澄を守っていたんだと知り感動しました。厳しかったのも期待していたからで、そういうことをきちんと言葉にすることも大切だなと思いました。100件以上の予約のお客様を助けてくれた赤羽千尋や業界のためにも、本当は自分が一番になりたくて汚い真似をしてしまったことは反省して出直してほしいなと思いました。
赤羽屋は、そこまで悪いのか私的独占をしているととても思えませんでした。井出が赤羽屋から喧嘩するように独立した事で、何か裏があると思ってましたので、桃園がやる気を出していた時に、先走った気もしてました。井出は赤羽屋を敵視しすぎていて、公取に嘘を言っていたのに加え、合成繊維の反物だったなんてかなり酷いことしていたのは井出だったんですね。しかも赤羽屋の店主は井出の事を愛弟子だと思って色んな職人さんや問屋さんに井出の事をお願いしていて、すごくいい人でした。それが桃園の7年前の言葉にあったなんて素敵な話で、ほっこりしました。
絶対に今回の千尋社長は悪い奴側の人間だと思ったし、そんな風格があったけど、終わってみればめっちゃ良い人だし、着物業界のことを愛しているんだなって感じました。けどそんな千尋社長が今みたいになれたのは、過去に桃園さんが今のままじゃダメだって教えてくれたからなんですよね。桃園さんの肩入れする姿勢も決して悪くなかったんじゃないかなって思うし、着物もあの2人によって、もっと良い方向に広がっていくかもしれませんね。
初めての一話完結。シンプルで、見やすい回でした。赤羽屋の社長役の真飛聖さん。宝塚トップだっただけあって、シュっとして着物姿も粋でした。今回は彼女の独り舞台。お話としては真飛 vs 小池の感じでしたが、小池さんこと、桃園さん、やられちゃいました。ただ、彼女の「競争のない世界は・・」はとてもカッコよかったし、結局、この言葉がキーワードになったので、負けて悔いなし。ハッピー・エンドな感じで、スッキリしました。そのおかげで、小勝負・白熊ペアはあまり目立ちませんでしたが、こんな展開も必要だと思います。そして、今回は本庄聡子審査長が出張、欠席でしたが、何かの伏線、それとも大人の事情でしょうか、藤堂事務次官の存在も謎が隠されているようだし、後半というのに、まだ、謎が多いドラマです。今後の展開に期待です。
今回の件を通して、因縁の関係である桃園さんと赤羽社長がお互いに真の関係を構築できたこと、本当に良かったと思います。赤羽屋から不正の原因となるものが何も出てこなかった時、赤羽社長は桃園さんに公正取引委員会を辞職することを訴えるかと思ったのですが、厳しい姿の裏にある愛情は、井出社長に対しても、桃園さんに対しても変わらないということがよくわかりました。赤羽社長が桃園さんに感謝を述べるシーンは心が熱くなりました。
第7話「ランキング操作が発覚!?ファッション通販サイトの不正に挑め!!」:8月22日放送の感想・一部ネタバレあり
正直前回の着物屋さんの件があったので、今回ももしかしたら販売価格の指定の件で味をしめた、若いデザイナーの子が、ランキングも操作しているって言ってきているのかもって思ったけど、あの子は本当に真面目にデザイナーとして戦っている子でしたね。ああ言う人を守るのも公取の仕事のうちだって思うと、結構やりがいがあるのかも。そして小勝負のお父さんの事件に室長が関わっている予感はしていたけど、本当に関わっていたとは、これは厄介なことになりそう。
今週は、白熊さんメインの回、本庄聡子審査長は先週に引き続き欠席、小勝負さんもほとんど顔を出さず、風見キャップはそれなりに、サポートしていたが、他の2人もほとんど出番なしで、杏さん以外の出演者を期待して見ている人にはちょっと残念な気持ちになったかもしれない。ストーリーとしては、ネット販売の裏事情的で、面白かったから全体的にはOKだったが、一人での捜査だったし、資料集めは量が少ないし、相手の三ツ星マーケットとのやり取りもあっさり終わって、これまでの調査に比べ、公取の仕事としてはちょっと物足りない展開だった。ネット販売の売れ筋ランキングやおすすめは鵜吞みにしてはいけないと思っているが、今の人は自分の好みより口コミを重視する人も多い気がする。ただ、そういうネット上の捜査が、優秀な企業やブランドを潰す可能性があるというところまでは、考えていなかった。
白熊さんが一人で案件を担当し、見ているこちらも大丈夫かな頑張れと応援しながら見ていました。専門用語なども多く出てきますが、視聴者に分かりやすく説明されていて公正取引委員会の仕事を少し理解することができます。またチームワークがとてもよく、風見キャップや桃園さんや六角君の白熊さんを見守るシーンもジーンと来ました。今回の話は小勝負さんの出番は少なかったですが、終盤で少し小勝負さんの過去の話が出てきました。最終的な黒幕は誰なのか、何があったのか、最終回まで目が離せません。
今回は、楓がダイロクの審査官として成長するのに必要不可欠な回でしたね。初の単独任務。初めて風見がキャップらしく見えました。機嫌がいい緑川を初めて見ました。彼女、やっぱり小勝負のことが好きなんですね。道理で、楓を敵視するわけです。黒崎美佐子を演じる、雛形あきこさんを久しぶりに見ました。役のせいか、何かずいぶん感じが変わった気がしましたね。再販売価格維持の件はスムーズに解決したものの、ランキングの不正操作の立証は困難を極め。それでも、黒崎の聴取までこぎつけた楓。ダイロクのみんなが見守る中での初の単独聴取はお見事でした。どこか小勝負っぽい感じがしましたが、コンビを組んでいただけあって、多少なりとも影響を受けていたようですね。楓が審査官として独り立ちして、劇中の時は流れて半年後。ついに、小勝負の過去が絡んだ話になるようで、否が応でも期待が高まります。楽しみです。
今回のゲストの雛形あきこさんはドラマの「僕の大好きな妻!」に主人公の上司役で出ていたので、その時と髪型が同じだと思いました。また、雛形さんはいくつになっても美しいです。今回はネットランキングの操作が問題になっていましたが、低評価が非表示されているのは驚きました。主人公の白熊がコツコツと情報を集め、自ら取り調べをして、悪事を暴いていったのは刑事の経験が生かされているのではないかと思いました。最後の場面で何か見つかったのが気になりました。
第8話「最終章!最大の敵と激突!知られざる小勝負の過去が明らかに!!」:8月29日放送の感想・一部ネタバレあり
本庄さんが小勝負くんに、藤堂事務次官と関わらないように忠告したのは、父親のように小勝負くんも藤堂事務次官によって辛い思いをさせられることを避けるためだったのではないかと思いました。本当は、本庄さんも小勝負くんの父親のことを一度も忘れたことがなく、ずっと心に秘めて現在の地位までのしあがってきたのではと感じています。これから最終決戦に向かうにあたって、本庄さんの真意も明らかになってくると思いますが、どうか、小勝負くんはじめ本庄さんなど傷ついてきた人たちの気持ちが救われるようなラストになることを願います。
小勝負がどんなに弱い立場でも、談合とか強い立場の人に屈することなく、公平に戦うことにこだわっていたのは、お父さんが談合に参加したことで、人生が狂ってしまったからなんですね。談合の密告をしたことで、あれだけ小勝負建設が誹謗中傷を受けるんだから、よっぽど色んな人がその恩恵を受けていたんだろうけど、そんなにみんなで儲けたいならば、一部の人で談合していないで、建設業者全員で恩恵を受けないと、やっぱり卑怯だよ。
小勝負の父親は、家族のため従業員の為にどうしようもなく談合に加わり、自責の念で本庄に内部告発しました。そのあたり小勝負は父親に似てますね。そのせいで嫌がらせに合い、自殺してしまいましたが、そもそも談合がなければよかったこと。藤堂を恨む気持ちもわかりますし、父親が亡くなっても一人死んでも変わらないと言っていた話を聞いていたらなおさら恨みますよね。そんな藤堂と合っていた本庄は、何か作戦でもあるのかと思っていました。あちら側に協力すると見せかけて暴こうとしていた気がします。だからこそ、小勝負が危ない時に庇ったのではないでしょうか。
公共工事の入札談合疑惑。小勝負さんの父親が建設業を営んでいた。談合に加われば順番に美味しい案件を回してもらえてビジネスになる。談合に加担していない会社は仕事を回してもらえず、他の企業にも圧力をかけて取引先がなくなっていく。公取委は守ってくれない。談合の元締めは殆どが政治家と太いパイプを持っている一部の企業。今、小勝負は父親の敵を取る為に東堂を追いかけている。毎年1000社の中小建設業者が潰れているとは。立ち入り検査に入ったのに、中止の指示が出た。官僚の圧力の巨大な権力に群がる人達。日本の悪しき文化の継承だろう。
談合をしているとわかっている中でも会社を守るために仕方なく仕事をお願いする社長さんの葛藤する気持ちに心打たれました。しかし、公安委員会の仕事であるため談合の立ち入り調査をして真実を暴くことによって下請け会社が会社を畳まなくてはいけなくなったり、社長が命をたったりしてしまうということにモヤモヤとしました。公安委員会はきっちりと真実を掴むまで不正を暴き、親会社が子会社に対して弱いものいじめにならないような対応をしてほしい、この後過去の談合の件の真実を暴いて小勝負さんの無念な思いを晴らしてほしいと思いました。
第9話「最終決戦!立ち上がるHEROたち!恐るべき脅威の連続!」:9月5日放送の感想・一部ネタバレあり
やっと藤堂が談合している現場を取り押さえることができたって思ったのに、全部最初から読まれていましたか。小勝負が真っ向から、藤堂に宣戦布告しているから、あれから娘さんの周辺も含めて、きっと警戒されていたんだろうし、娘さんが急に実家に来るっていうのも怪しかったんだろうから、わざと情報を流して、檜山をスケープゴートに使ったって事ですね。これは本庄さんが、何十年もかけて藤堂のしっぽを掴もうと苦労したわけだ。
大津の奥さんが藤堂の娘さんだったことに驚きです。白熊が娘さんのところに通ったおかけで、藤堂の部屋まで上がることができましたが、あんなにうまく隠れることができるのかとは思いました。まさか藤堂はそれを知って、檜山を切るためにあの喫茶店を小勝負に見つけさせていたなんて藤堂はやはり手強いですね。檜山が手下に殺人もさせて、本庄を刺し小勝負も襲わせたと言われていますが、藤堂がそのタイミングで警察に逮捕させたのはそのタイミングで檜山を逮捕させたのは談合のため。その犯罪も藤堂は関わっていなんでしょうか。藤堂としては談合を隠すために檜山を犠牲にしたってことですね。今回は藤堂のプロジェクトではなかったですが、大津建設が談合に関わっていました。談合をもとから解決しないと、同仕様もなく談合をしてしまう会社がどんどん出てしまいますね。そんな連鎖を公取で止めていただきたいです。
本庄が刺されたことや、2つの事件が繋がっているとうすうす気づいた展開に、冒頭からググっと興味惹かれました。本庄が藤堂に接触しているので、小勝負は彼女が怪しいと思っているようでしたが、彼女が藤堂の懐に飛び込んで、一矢報いる機会を狙っていたという展開は予想できたものの、面白いと感じました。今まで小勝負たちが手掛けていた案件は、本庄が意図的に藤堂の悪事を明るみに出すためのものだと分かった時にはハッとする驚きがありました。証拠を見つけるため、藤堂の娘を説得する白熊のしつこさに感動でした。張り込みをしているところに風見キャップたちが現れるシーンも彼らの絆を強く感じる良いシーンでした。
本庄さんが小勝負をかばって刺され、本庄さんは藤堂の不正を暴くため近づき、公正取引委員会に藤堂に関する仕事をまわしていたとわかり、これまで案件がすべて藤堂に繋がっていたのはすごく面白い展開だなと思った。小勝負は単独で行動をするが、白熊や桃園など仲間が手伝いにくる場面は、今回こそ談合の場面を抑えられるのではないかとわくわくしました。しかし談合の場面は最活発プロジェクトとは違い、結局は藤堂には近づけず、藤堂の思い通りになっているように感じ、まだまだ藤堂には近づいていないと感じた。これから藤堂の不正がどう暴かれていくのか楽しみ。
どこまでも先回りしている東堂には、心から腹が立ってしまいました。でも絶対に諦めない小勝負だから、きっと東堂の尻尾を掴んでくれると信じています。1人で突っ走る小勝負をこっそり手伝う楓が楓らしくてよかったです。あんなにソワソワする楓を見たら、桃園やキャップじゃなくても気づきますよね。察して駆けつけてくれるダイロクのチーム力が素晴らしくて胸が熱くなりました。ここからの展開が全く見えないから楽しみでたまりません!
第10話「宿命の戦い、ついに完結!」:9月12日放送の感想・一部ネタバレあり
小日向文世さんは、これまでにいろいろな役を演じてきましたが、どちらかというと、いわゆる“いい人”役が多いので、今回のように、“悪人”を演じると、より怖さが増すなと思いました。そして、坂口健太郎さんは、ちょっと頼りない見かけとは違って、とても計算高く、少しのスキをついて、突破口を開くというのがとてもうまいと思いました。小日向文世さんの言葉の端をついて、本当のことを話させるという手法には感心しました。寺島しのぶさんが言っていたように、“ダイロク”は本当い良いチームになったなと思いました。それぞれが、自分の役割をしっかりと果たして、補い合っていると思います。
最終回と思わせるほど内容がまとまっていてとても見応えもあり面白かったです。藤堂が談合を進めるようになった経緯やダイロクがチームとして活躍する姿が見られました。小日向さんが悪い役をするのを久しぶりに拝見しましたが、さすがでした。談合についても良い点や悪い点など考えさせられる内容で、今現在近くで起きている話なのかなと考えさせられました。公正取引委員会という職についてもっと知ってもらえるドラマになっていたと思います。
今回の話は、藤堂の不正を如何にして見つけて追求するのかに尽きると思いました。特に藤堂が仕掛けた罠にも諦めずにいた第六審査のメンバーが印象的でした。そんな中で小津建設の小津と環は、談合に関係している事が分かってからの、仕事がキャンセルされたり周囲の当たりがきついシーンは考えさせられる所がありました。そして証拠を見つけ出して藤堂を追い詰めていた場面が印象的でした。中でも検察との協力があったやり取りと、テレビで公正取引委員会の働きが取り上げていたシーンが良かったです。最終回の展開に期待しています。
元々は談合なんて絶対に反対だった藤堂が、どうして談合に手を染めてしまったのかを知ったときは、ちょっと気の毒だって思ったけれども、それってきっとごく一部で、ほとんどの企業はきちんと正々堂々と勝負していたんだろうから、やっぱり勝負の妨げになる談合は、どんな理由であれどやってはいけないですよね。藤堂には談合ではなくて、金額を下げるために欠陥住宅を建てる企業をきちんと罰する方法を考えてもらいたかったなって思います。
藤堂が談合を正当化したいのも、わかりますが、それは小勝負が言うように奥さんへの復讐のためだけ。しっかりした会社がちゃんとした値段で請け負うから談合がいいという理論なら、建設会社の倒産が続いてしまいたったり、絶望して自殺する人が増えるばかりです。小勝負が必死に話していたのに結局折れず、公取の策にまんまとハマってしまった藤堂の最後はあっけなかったです。娘さんが自殺未遂したときにもう少し動揺してほしかったです。この本庄が集めたダイロクというメンバー誰もがかさずに活躍出来て、誰もが欠けてはいけないと思ったのもつかの間、小勝負が転勤で残念です。それでも白熊があとをついでくれるでしょう。ちょうどいい終わり方で今回が最終回でいいと思ってしまいました。
第11話最終回「ダイロク最後のチーム戦!」:9月19日放送の感想・一部ネタバレあり
最初は、杏さんの空回りっぷりが目立っていて、ちょっときついと感じることもありましたが、“ダイロク”がチームとしてまとまってくるに従って、本当のチームワークが出来てきたように見えました。それは、寺嶋しのぶさんや、小池栄子さんという姐御気質の2人の力が大きいのではないかと思いました。坂口健太郎さんが、四国に異動になってしまったのは残念でしたが、自ら人質になってメディアをうまく利用して、“ダイロク”を動かすというのは、上手いやり方だと思いました。
小勝負が第六審査から離れて別の場所から話が始まり、いつもとは違った展開になったのが面白かったです。中でもスーパーに立て籠る事になるのですが、そのスーパーでおこなわれていた不正を調べる展開になった事に驚きました。そして猟銃を持った男にも、自身の店の客がスーパーに奪われてしまうと言う理由があった所には考えさせられる所がありました。そして白熊に小勝負から連絡が入った事と、テレビ中継から様子を見ていて第六審査のメンバーが状況を察知したのは流石だなと思いました。最後のシーンでは、小勝負が猟銃を持っていた男を説得していた場面が凄く良かったです。
小勝負の宿敵だった藤堂の悪業を暴き終わったのに最終回にこれ以上、何が起きるのかとても不思議な感じがしていました。小勝負は左遷された愛媛でスーパーに恨みを持つ犯人の人質になってしまう展開にとても驚きました。しかし冷静沈着にスーパー内部の不正を暴いていく小勝負は凄いです。そして不正が本部からの指示であると突き止めるため東京の第六のメンバーが嫌だ嫌だと言いながらも張り切って調査する姿に素敵な仲間意識を感じ頼もしかったです。事件解決する後、小勝負が赴任先の事務所に顔を出した時の皆の驚く顔がとても爽快でした。とても素敵な終わり方だと思いました。
公正取引委員会の仕事や独占禁止法など、普段身近にはないイメージのテーマを最終回では視聴者の日常にもある、激安スーパーマーケットという誰でも想像しやすい場所が舞台。猟銃を持った男が起こす立てこもり事件へと発展し、緊張感を持たせつつも普段我々の身近にあるあまりにも激安な商品は不当廉売という独占禁止法に抵触する可能性のある行為によるものだと理解出来る内容でした。最後は勉と楓のお互いを信頼する気持ちとダイロクのメンバーのチームワークで無事解決。刑事ドラマではおなじみの終わり方ですがお堅い人たちの集まりという先入観の強い公正取引委員会の職員にも熱い人たちがいるんだと思わせる内容でした。
正直お店はもう潰れてしまったんだから、エースマートの社長の不正が暴かれたとしても、今更もう遅いって話を聞いてくれないのが現実だと思うけれども、不当廉売の講義もきちんと聞いてくれるし、電話も許してくれるし、なんだかんだで犯人が良い人でよかったですね。小勝負の社長の不正を暴く方法が、中継越しのダイロクへの調査依頼だったのに驚いたけれども、色々と不正不満を言いつつも、すぐに動いてくれるみんなとの絆が素敵でした。
「競争の番人」の原作情報
ドラマ『競争の番人』は前作の月9ドラマである『元彼の遺言状』の原作者で、ミステリー作家・新川帆立の同名小説が原作です。
5月9日(月)に書籍化された待望の最新刊『競争の番人』。
新川帆立さんの2022年5月8日発売の最新作「競争の番人」はこちら