2021年2月14日(日)から放送が始まった吉沢亮さん主演NHK大河ドラマ『青天を衝け』。ついに最終回となりました。
こちらの記事では『青天を衝け』の第1話〜全話(最終回)までの見逃し配信/フル動画を無料で視聴する方法を紹介していきます。
吉沢亮さんの渋沢栄一は爽快だったね
草彅剛さんの徳川慶喜もハマり役で最高だったね〜
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大河ドラマ『青天を衝け』見逃し配信/公式フル動画を視聴する方法
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大河ドラマ『青天を衝け』の出演者・キャスト
青天を衝けの出演者・キャストをご紹介します。
吉沢亮 (以下五十音順) 朝加真由美 朝倉あき 池内万作 池田成志 石丸幹二 泉澤祐希 イッセー尾形 磯村勇斗 板垣李光人 板橋駿谷 犬飼貴丈 内野謙太 大倉孝二 大島優子 大谷亮平 岡田健史 岡部たかし 岡森諦 奥田洋平 長村航希 忍成修吾 尾上寛之 尾上右近 小野莉奈 笠松将 金井勇太 要潤 上白石萌音 川栄李奈 神田伯山 菅野莉央 岸谷五朗 北大路欣也 木場勝己 木村佳乃 草彅剛 呉城久美 小池徹平 高良健吾 小林薫 小日向春平 小日向星一 駒井蓮 酒向芳 佐戸井けん太 志尊淳 菅原大吉 高木渉 武田真治 竹中直人 田中要次 田辺誠一 玉木宏 田村健太郎 津田寛治 堤真一 ディーン・フジオカ 手塚理美 手塚真生 遠山俊也 中島歩 中村靖日 波岡一喜 成海璃子 仁村紗和 博多華丸 萩原護 橋本愛 畑芽育 原日出子 平泉成 平田満 ヒロウエノ 深川麻衣 福士誠治 藤野涼子 藤松祥子 藤原季節 細田善彦 増田修一朗 町田啓太 愛希れいか 満島真之介 三浦誠己 水上竜士 峯村リエ みのすけ 美村里江 村川絵梨 モーリー・ロバートソン 安井順平 山内圭哉 山崎育三郎 山崎銀之丞 山中聡 山本浩司 吉幾三 和久井映見 渡辺いっけい 渡辺大知 |
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大河ドラマ『青天を衝け』の放送概要と再放送情報
青天を衝けの放送概要はこちら!
NHK大河ドラマ
『青天を衝け』
2021年2月14日〜12月26日
毎週日曜
総合:20:00〜20:45
BSプレミアム・BS4K:18:00〜18:45
公式HP>
公式Twitter>
公式Instagram>
wikipedia>
スタッフ
【作】
大森美香
【音楽】
佐藤直紀
【題字】
杉本博司
【語り】
守本奈実アナウンサー
再放送情報
再放送
NHK総合:毎週土曜日
午後1:05〜1:50(13:05〜13:50)
NHK BS4K:毎週日曜日
朝8:00〜8:45
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大河ドラマ『青天を衝け』の感想
民間人の渋沢栄一を主役とした大河ドラマなので興味があります。歴史が好きなので大河ドラマは毎回見ていますが、大河ドラマの主人公で、名前は有名なのにどこの出身なのかさえ知らなかったのは初めてです。攘夷志士から一橋家の家臣になり財政改革へ、そしてパリへ行っている間に大政奉還、大蔵省入り、全く知らないことだらけです。波乱万丈な人生でこれを大河でどう描いていくのかワクワクします。
【見どころ】
幕末から明治にかけて、攘夷の志士、一橋家の家臣、幕府の家臣、大蔵省の役人、民間へとめまぐるしく立場が変わっていく渋沢栄一の人生。その主役渋沢栄一の演じる吉沢亮の若々しさとパワーが見所なのでは、と思います。徳川慶喜を演じる草なぎ剛にも注目すべきです。彼が演じる徳川慶喜なら従来あるイメージの「鳥羽伏見の戦いから逃げ出した勝手な将軍」ではなく、優しさにあふれた「いい人」になるのではと期待が膨らみます。
50代女性
数々の偉業を成し遂げ、令和発行新紙幣になることが決まっている渋沢栄一の一生がとても興味深く、百姓の家にうまれた渋沢栄一が、どのようなきっかけで武士をめざし、どのような人に出会って政治に参加することになり、パリでどんなことを吸収し、どのような偉業を果たし、どんな人生を送ったのかなど、このドラマをみることで理解したいと思いました。
【見どころ】
主役の吉沢亮さんの演技に超期待しています。百姓から武士、政治家と変わっていく演技をどう表現していくのかとても楽しみです。また、草薙剛さんが大河ドラマに出演されるということも驚きで見てみたいポイントです。その他の共演者も素晴らしい俳優さんが出演されるので見どころあるドラマになると思いました。
50代女性
渋沢栄一の生涯の物語であるが、実は私は、あまり知らない人物で関心がありませんでした。3年前の春に家族で青森に旅行した時に、渋沢栄一の記念館なる建物を見て、子供に何をした人だ江と聞かれ、答えに窮したことを思い出します。この屈辱を果たすためにも、いつもは事前に本などを読んでから大河ドラマを見るのですが、今回は先入観を一切入れずに見て見たいと思っています。期待以上のドラマになる事だと思います。
【見どころ】
幕末から、明治維新を乗り越えて、世界に通用する日本国の創設に、力を注いだ人物像を、渋沢栄一を中心にドラマが進行し、明治時代の人間の意気込みと、世界情勢に対する分析と行動を詳細に知ることができるのがポイントだと思います。
60代以上男性
コロナの影響で年始から放送できなかった大河ドラマなので早く見たくてうずうずしています。
主人公の渋沢栄一を今をときめく吉沢亮君が演じるというのでこれまた楽しみでしかたがありません。吉沢亮君はドラマに映画にとたくさん出ているので見る機会か多かったのですが今年一年間、毎週吉沢亮君が見れると思うと胸がキュンキュンします。
【見どころ】
近代日本資本主の父と呼ばれた渋沢栄一さんの波乱万丈を描いた作品なので渋沢さんがどのようにして人の心を動かしていったのかまた、どのようにして近代日本資本主義の父と呼ばれるまでに上り詰めたのか知りたいです。
コロナの影響で開館は遅れるみたいですが埼玉と東京にあるドラマ館にも行ってみたいです。
30代女性
開始早々、ものすごく豪華な出演者の顔ぶれにわくわくしました。いいドラマには必ずと言っていいほど佐藤直紀さんの音楽が流れますがこの作品もまた、佐藤さんでした。「あさがきた」で歴史的な話を巧みに面白く描かれた大森さんの脚本で、一話目から面白そうな感じがビンビン伝わってきました。少し「龍馬伝」のような雰囲気もあり、初回からどんなふうに展開していくのかとても楽しみです。「あさがきた」でも出ていらした玉木宏さんがとても意味深な登場のしかたをされていたので、今後の展開にどう繋がっていくのかとても気になります。
30代女性(面白い)
畑を中心とした現地ロケの設定が凄いと思いました。その中で、渋沢栄一がわりと裕福な家庭の中に生まれ、家族から、そして皆から愛され、大切に育てられて来たのがよくわかりました。北大路欣也さんの語りの中、徳川家と関わりが深いと云うのも勉強になりました。配役スタッフも、この方が、こんな目立たない、チョッと役に出ているのかと思いながら、しかし、しっかりと存在感を示されている処も大河ドラマのスケールの大きさを感じました。渋沢栄一・あまり知らない人だけに、これからどんな体験を経験していき、成長して行くのだろうか?と次週が楽しみです。
60代男性(面白い)
最初、徳川家康が日本の歴史を辿っていくところから始まったのが意外でとても面白いと思いました。栄一がすごく寂しがりやで、親の行くところについていきたいと強情を張っている所は可愛いとおもいました。また、その後のシーンで隠れている所は親や姉、働いている人たちに迷惑をかけていましたが、見つかった時の栄一はとても可愛いと感じました。日親に抱きしめてもらったいた時は本当に可愛らしかったてます。また、親戚の女の子の髪飾りというかくしを自ら取りに危険なとこに行こうとしていたのはとても男らしくてかっこよかったです。
20代女性(少し面白い)
まず突然の「こんばんは、徳川家康です」で度肝を抜かれました。前週までの家康のイメージがあったので笑ってしまいました。いざ本編。吉沢亮演じる青年栄一と草彅剛演じる一橋慶喜の出会いを経て、幼少期のお話となります。剛情ながらも聡明さを感じさせる幼少期。吉沢亮の面影を感じさせる良い子役の演技でした。藍作りと養蚕を営む渋沢家と周りの人々の生活を描いていましたが、子供たちが元気でとても明るい雰囲気で良かったと思います。前作「麒麟がくる」はあまりにも有名な結末があることがわかっていたので、どこか物悲しさを感じていましたが、今作は明るく、爽やかに進んでいくであろうと期待しています。
30代男性(面白い)
この放送では子供時代の主人公が描かれていますが、いちばん印象的だったのは罪人が収監されてきる建物の中を見ようとして夜中に仲間と出かけてるシーンでした。そこで途中に犬にほえられて見張り番に追いかけられていた時は見つかってしまうのかなと思いまして一番ハラハラさせられました。一方で主人公以外の場面では竹中直人さんが演じる斉昭を見たときには一瞬また秀吉を演じているのかと錯覚するような感じになりました。そして吉幾三さんが徳川慶喜の父親役をやっていたのですが、予想とは全然違っていてずいぶんおとなしくて丸っこい性格だなと感じました。というのは予想では少々酒が入りこんで気の荒い性格を演じるのかなと思ったからです。
40代男性(面白い)
前回、栄一の恵まれた環境が強調されていましたが、やはりそこは被支配者層の農民、今回は支配者層の代官に農繁期に労役に駆り出される理不尽さが描かれていました。栄一の父親は農民の中では村役のような地位の高い人なんでしょうが、農民たちの中には小作もいただろうに「農民はみんな平等に農民」みたいな表現でちょっと不満でした。今の大河ドラマはの小作地主など農民の経済格差も扱えないんでしょうか? 栄一が成長して吉沢亮にバトンタッチとなりましたが、「二宮金次郎」像に似ていると思っていたら、本当に像のよう荷物を担いで本を読んでいて笑えました。溝に落ちるおまけ付きで本作品の栄一は三枚目なんですね。一橋慶喜も成長して演者が草なき剛になりました。能面を外すときの登場シーンぞくぞくしました。どんな慶喜像を演出してくるのかとても楽しみです。
50代女性(面白い)
昔の時代劇の中でよく見られていた悪代官という存在を久しぶりに見られた事に嬉しさと態度の悪さにイライラとさせられてと色々な思いを感じられた所が面白く、百姓という弱い立場でありながら市郎右衛門が代官に対して考えを伝える行動は危険極まりなく、命が危ういのではと怖さを感じましたが側で見ていた栄一が父は悪くないと強く思えた感情が後の躍進的な行動力になったのだろうなと思いました。悪代官の言い付け通りに昼は働きに出て、帰ってきて畑仕事と大人たちの苦労を癒そうとした栄一の獅子舞に父親の市郎右衛門が気持ちを理解して自身も踊るという、父と息子の競演部分は些細な出来事でしたがとても感動的で嬉し涙が出てしまい、立派な父の市郎右衛門がいたからこそ偉大な栄一が誕生したのだなと感じました。
30代男性(面白い)
第2話では、無邪気で好奇心旺盛な栄一が、大人の世界を垣間見てしまう場面が描かれていました。農民としても、商人としても成功者であり、村の皆から慕われている、栄一にとっては絶対的な存在である父が、お代官様の無理な命令に背けず、怒鳴られながらうなだれている様子を目の当たりにしてしまいます。なぜ父があんな奴(お代官)に頭を下げなきゃいけないのか?言い返せないのか?栄一は、世の中には理不尽な事がある事。覆せない身分の差がある事を学びます。この出来事が、のちの英一にどのような影響を与えるのか、今後がますます楽しみになりました。
50代女性(面白い)
渋沢家に代官所の役人が毎年接待を受けるために家を訪れ、歓待を受けていたが、今回は6月の繁忙期に村の男衆を100人を使役に出すようにとの命令が下された。栄一の父である市郎右衛門が、6月は藍の収穫期であり、短期間で仕事をしなければならない大事な時期であると丁寧に使役を断るが、役人には聞き入れてもらえない。この場面を見て、今までの一連の時代劇と同じで、代わり映えのないシナリオだと思っていました。ところが栄一の反骨精神がこの物語を面白くしています。世間に対する不条理を、お祭りの踊りを幼馴染の長七郎と披露することで村人を楽しませ「やる気にさせる」アイデアに、将来の栄一を見た気がする。 【単に世間に反発するだけではなく、問題を打開するために何をするべきか】を真剣に考えることができる少年時代を過ごしていたのが、将来を案じさせるシーンとなると思われます。
60代男性(面白い)
少し成長した栄一が見えたような気がしました。代官様の命令にて村の男たちが一日中働き通している状況の中で、何か楽しめるものをと中止となった五穀豊穣祭の舞いを踊ったシーンはみんなのことを考えた末の行動だったと思います。父上が代官様に頭を下げている姿は、後々栄一を動かすきっかけのひとつになる印象深い出来事になったのではないかと推測します。数年を経て少年から青年へと移り変わり、吉沢亮さんの登場でますます期待が高まりました。一方で、一橋家に入った慶喜も舞いを踊るシーンがあり、ふたりの対照的な立ち位置が比較される回だったように思います。草彅剛さんの圧倒的な存在感が強烈なインパクトを残し、慶喜の二面性を持った顔が見事に伝わってきました。また、初回に続き冒頭に家康がでてきて、時代背景を解説してくれましたが、今後も引き続き同様の登場になるのか気になっています。
30代女性(面白い)
渋沢栄一の青年期を描いた回でしたが、まだまだ子供のようなあどけなさが表現されていて、今後の展開におけるコントラストが楽しみになりました。また、出てくる俳優陣が豪華であることにとても驚きました。これからもどんどん若手、ベテランを問わず俳優さんたちの演技を見られると思うと見逃せない気持ちになります。最も印象的なのは、従兄弟との絡みでの温度差が如実に表現され、いつか違う方向に爆発するのではないかと気を向けさせられたところです。ともに大きくなって欲しいと思うとともに、どのような理由でどの方向に進むのであろうというストーリー展開も気になります。最後に、おっとー、おっかーの演技は温かみでいっぱいでジーンと来ちゃいました。
40代女性(少し面白い)
父親と共に初めて江戸にやってきた渋沢栄一。そこで目にした「江戸は商人で成り立っている」という光景に、自分自身の商売魂に火が付いた回でした。家業の藍葉の不作に伴い、栄一自らも買い付けに行ったシーンは商売が成功するヒントも。目先の利益に囚われず、見込みあり、と思った生産者には惜しみない先行投資で少々割高でも藍葉を買い付けたシーンは印象的でした。ハイライトはその後家に帰ってその買い付けた藍葉について栄一が父親に報告したシーン。父親は一瞬顔を歪めるも、最後は「良くやった」と栄一を褒めたたえました。満面の笑みで喜びを表現する息子栄一でしたが、いつの時代も子は親に褒められると嬉しいモノだと改めて思いました。この回は、全体的に明日への希望に繋がる内容だったので、見ていて元気になります。
40代男性(面白い)
藍染の時間がかかる大変な作業が改めてすごいなと思いました。栄一がお父さんと江戸に出向いて目をキラキラさせるところがすごく印象的でした。当時江戸に行くということはかなりインパクトある出来事だったんだろうなと思います。昔罪人だった高島さんが再度現れて栄一のことを覚えていたのはなんだかこちらも嬉しくなりました。玉木宏さんも前回とは打って変わってとてもかっこよかったです。栄一が父親に仕事を認められて喜ぶところはすごくかわいかったです。商売というものの面白さに芽生えた表情がいきいきとしていて印象的でした。慶喜の周辺もいろいろ騒がしく、徳川家の複雑さを感じさせました。
30代女性(面白い)
職人である市郎右衛門の側で明るく元気に働いている栄一という父親と息子の関係性の良さが素晴らしいという言葉がピッタリ所に先ず感動してしまい、その光景を母親のるゑが優しく見守る所も素敵でこんな家族が理想的だなと、テレビ画面の前で見ているだけでウキウキさせてくれて物語の本質的な内容を理解しなくても楽しめる斬新さに感心させられました。江戸に連れてってくれると話す栄一の全身から感じる喜びようが笑えてしまい、江戸の人の多さに祭りかと呟く面白さがまた良く、職人として商いを営む父親の市郎右衛門の仕事を誇りに思い尊敬していたからこそ、殿よりも商いをする者たちが世の中を繁栄させていると語る所がまた素晴らしく、声が大きいと注意する市郎右衛門ながらまんざらではない表情で聞いていた所も面白く、この親子の会話は楽しくてなりません。千代の世の中の事を知りたいと語り女性と区別するのはおかしいとハッキリと話した行動はあの時代だと珍しい場面に思われたものの、黒船という海外からの訪問者など時代が劇的に変わる時だけに先見の明のある人だったなと感じられ、兄も即座に理解し教え説こうとする考え方も素晴らしく、栄一の買い付け商いはベテランの市郎右衛門からして見ればまだまだながら初めてなのに上出来な結果となっていて、先の見えない今を生きる私たちに明るく希望を抱ける内容だったと思います。
30代男性(面白い)
第1話と2話で冒頭に登場していた北大路欣也さんが演じる徳川家康の登場がこの3話では冒頭にありませんでしたのでもう終了してしまったのかな、残念だなと思っていたところ少し時間がたってから登場したので嬉しかったです。というのもこのコーナーはこの時代の事をとてもわかりやすくコンパクトに説明してくれますので大変為になる大好きなコーナーだからです。なので今後もぜひ最後まで徳川家康の登場を願うばかりです。3話で最もインパクトがあったのが高島秋帆の再登場でした。初回は囚われの身、今回は馬上でとても格好良く颯爽と、ということであまりにも対照的でしたし、高島はその後どうなってしまったのかずっと気になっていただけに無事に釈放されてホッとしました。
50代男性(面白い)
外国人が異国の国からくることに驚きを隠せない日本人の心理をうまく表現されていたと感じました。恐怖のなかにもワクワクしたような感情が入り交じっていて興味深かったです。罪人として処罰されたかと思ったら、急に待遇がかわり、栄一の前に姿を表したときの表情が子供のときの姿とリンクして感動的でした。草なぎ剛さんの徳川慶喜の演技も素晴らしく、彼が主役のようなピンときりつめた空気をテレビ越しからも感じました。存在感がすごいです。優しい表情の中に嘘にたいする厳しさが言葉一つ一つに込められていました。涼しげな顔のなかにふつふつとわきあがる闘志のようなものを感じて次への展開が気になりました。
30代女性(面白い)
市郎右衛門が自分の名代として栄一を城に行かせようと決意したのは、段々と栄一のことを認めてきたのかなと思いました。近所の村人と一緒に城に行った栄一が、多額の御用金を各村人に軽々と言い渡していることに疑問を感じたと思いました。日々、百姓の生活ぶりをよくわかっていて、しかも父親の名代として城に行った栄一にとって、直ぐに承知できる金額ではないと思う気持ちがよくわかりました。なかなか頭を下げない栄一の目が力強く、吉沢亮さんの演技がはえた感じがしました。とってもかっこ良かったです。殿様から守ってもらっているとはわかっていても、百姓の生活ぶりは全くわかっていないんだと感じたと思いました。
50代女性
栄一さんの前向きな姿勢はいったいどこからエネルギーがわきあかるのかすごいなあと思いましたがメキメキと仕事に没頭しているところに男らしさとどこか古風な日本人のような熱い一面が感じられていて個人的には好感がもてました。ただただ言われたことをやるだけではなくて何らかに自分で考えていく形になっていく様相も面白く思えました。一方で開港に関わる部分や条約に関連性のある展開といった政治的な側面も刻々と垣間見えてきている中でのあらゆる人々の受け取り方や動向においても興味深い印象があって混沌とした雰囲気が記憶に残りました。
30代男性(少し面白い)
初回放送から出ていた徳川家康さんが今回は出てこないままに進むのかと残念な気持ちになった所で、こんばんはと登場してくれた時の嬉しさが堪らなく、制作者の上手い構成に翻弄されているなと感じました。藍の葉の買い付けを任されるようになった栄一が調子に乗ったように藍の生産を頑張った生産者を集めた会合を取り仕切りたいと言い出した時にはイヤな予感がしてしまい、ベテラン農家の角兵衛を前頭という微妙な立場において、まだ経験値の足らない権兵衛ながら良い出来だったと大関とするランキング付けには面白さがあった反面、父親の市郎右衛門にも相談なしにやってしまう所に驚き、角兵衛が立ち上がり動き出した姿に乱闘だなとヒヤヒヤしたのに、面白いと笑い出す角兵衛の器の大きさにも感心させられ、勝手な行動をした栄一ながら皆のヤル気を上げた事に父親の市郎右衛門が誇らしいようにやんわりと微笑むという父と息子の良好な関係性がとても良く、理想的な親子だなと今回も感じました。一方の旗本の息子である円四郎の御飯を御椀によそう事すら出来ない無能ぶりにはガッカリで、位が高すぎる慶喜が教えて上げるというアベコベな関係性に爆笑させられ、お坊っちゃまでもここまで違うのかと改めて認識させられたのが可笑しくてなりませんでした。
30代男性(面白い)
今回は、印象に残ったシーンが大きく3つありました。まず、渋沢栄一の姉、なかの為に用意したお祓い(修験者)達に対し、栄一が追い返したシーン。年号の矛盾という確かな理論で論破した処は、今週も頭脳明晰ぶりが遺憾なく発揮された印象です。そして、その様子を見ていた姉と畑仕事をしていた弟、栄一。姉の「ありがとね」の一言にどこか素直になれず、照れ隠しに姉弟でじゃれ合うシーン。何となくそうなる気持ち、分かります。最後に、江戸の大地震で徳川斉昭の側近、藤田東湖が亡くなったシーン。今週は震災から丁度10年でいろいろと震災関連に触れた週ですが、いつの時代も日本で生活しているからには、こういった事は胸に留めておかねば、と改めて思います。
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今日の第5話では、日本が黒船の来航、疫病の流行に大パニックになり、怪しげな迷信が横行するエピソードがありました。栄一が、詐欺まがいの祈祷師をやりこめる痛快なシーンがあるのですが、それが忠実だったとは驚きましたが、コロナで世界中が不安になっている今と共通するものがあり、時代が変わって一見文明が進化しているようでも、人の心の本質は変わらないものなのだな、と思いました。また、斉昭の最大の理解者の藤田東湖が地震で亡くなってしまったのはショックでした。いつも日の本の国を守ろうとする気持ちが先走りしがちな斉昭を、暖かく優しく導いてくれていた東湖。悲しむ斉昭を演じる竹中直人の迫真の演技を見て思わずうるうるしてしまいました。
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姉のなかの嫁入り話がおじゃんになって姉の様子が変になった時に、叔母が拝み屋の一行を連れて来た時の場面が面白いと思いました。昔はきっとあんな風に狐憑きだとかいって高い拝み料を取っていたのでしょう。でも、栄一はそんな叔母たちの迷信を信じる様子を一刀両断。そんなに凄い神様だったら何年前からのことか言い当ててみろと言いました。さらに、それは元号で何年になるのかと尋ねたのです。適当なことを言った拝み屋に、それは違っている本当に凄い神様だったらそんな嘘は言わないはずだと指摘した栄一。その場の人々はその言葉に目が覚めます。姉のなかはそんな栄一に笑顔で感謝するというシーンは姉弟の絆が感じられて良いシーンでした。
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今回の全体的な感想は前回と違って悪代官がいなかったのでイライラしないで見て居られたのが一番のよかったことでした。次は主人公のお姉さんが元気がなくて徘徊しているシーンがずっと描かれていますが、最終的におばさんが家に呼んできたお祓いが天皇の年号を間違えていたので、それを察知した主人公がなんで間違えるのかと問い詰めて胡散臭いと追い払い、それがきっかけでお姉さんの元気のなさが吹っ飛んで元に戻ったのが痛快でとても良かったです。そして主人公と同様に主人公の親父さんも迷信を信じないで終始行動していたところに頼もしさを感じました。
40代男性(少し面白い)
今週が栄一が祈祷師一行を追い払ったシーンが痛快で印象に残りました。突然おばが連れてきた祈祷師一行は現代の私たちから見れば怪しさしかない見た目や振る舞いですが、きっと当時の農村の人々は半信半疑ながらも祟りや呪いを恐れるあまりに言われるがままになってしまっていたのだろうなと思いました。初めに戸惑いながらも一応手を合わせて話を聞き入れている栄一の母の姿がリアルでした。栄一のはなから疑いをかけるのではなく、追加の質問でインチキであることの確証を得てからズカズカと啖呵を切って乗り込んでいくところがかっこよく痛快でスカッとしました。栄一自身の好感度が回を重ねるごとに上がっているので次回も楽しみです。
30代女性(面白い)
今回の放送は、渋沢栄一サイドも徳川慶喜サイドも今までより恋愛ドラマ色が強かったのが面白かったです!栄一は初心すぎて幼馴染への恋心を自覚しておらずモヤモヤしていたり、冷たい態度を取ってしまったりするところは少女漫画を読んでいるみたいでキュンとしました。慶喜の正室の美賀君は公家出身なのでおしとやかなキャラかと思えば、結婚に対しても事務的な冷めた対応しかしない慶喜に不満を持ったり嫉妬したりで大暴れするキャラだったのでびっくりしました。栄一サイドが少女漫画だとしたら、慶喜サイドはまるでメロドラマのよう。今後の展開がますます気になります!女性たちが幸せになれば良いなぁ、と思います。
30代女性(面白い)
千代がとっても初々しくて可愛かったです。昔は、女性から告白するなんて考えられない時代と思いますが、つい口から出てしまった感じで、心に秘めていた思いがとても伝わってきました。栄一の驚いていた顔も印象的で、初めて千代のことを女性だと認識したかなって思いました。千代から手を握られてたり、喜作が千代のことを嫁にしたいと思っていることを知った栄一が自分ではわからない気持ちで落ち着きがないところも面白かったです。慶喜の妻になった美賀君を演じた川栄李奈さんの演技が素晴らしかったです。暴れる様子や倒れるときの顔など真に迫った感じが忘れられない場面でした。
50代女性(少し面白い)
「栄一、胸騒ぎ」というタイトル通り、栄一が千代への恋心に気付いたところが新鮮で面白かったです。とくに胸がぐるぐるすると言ってその場から逃げ出してしまうシーンは、栄一自身もまだ分からないピュアな初恋の感情が伝わってきて、今後の二人の展開がますます楽しみです。また、正月に斉昭が慶喜ら息子たちに尊皇攘夷の精神を教え伝えているシーンは、普段の過激な言動や行動をする斉昭とは違い父親の威厳が感じられました。今後、慶喜が将軍となって活躍する根底の部分には、斉昭からの教えが根付いているのだと実感出来るシーンでした。
30代女性(面白い)
千代が栄一に思わず告白したシーンでは、初恋の清純さが伝わってきて、ほんわかしました。対する栄一は、少年から青年への過程の恋が肉体に与える影響を言葉を飾らず表現されていて、この二人の幸せを願わずにはいられませんでした。大親友との三角関係にも発展しそうな予感があり、今後の展開を身のがせないなという感じです。千代さんは当時の女性にしてはかなり勉強もされているようなので、栄一さんのパートナーとして良い影響を与えられるのだろうなと感じました。尊王攘夷の時代のドラマは今までよく見てきて、慶喜が最後の将軍になるという知識はあるのですが、慶喜の心の移り変わりを丁寧に描いておられるなと、慶喜サイドも楽しみです。
60代以上女性(面白い)
栄一との何気無い会話から千代が思わず告白をしてしまうという流れが心地よく、ハッと気付いて走り去る千代の純粋な心理が手に取るようにわかる可愛らしさが堪らなく、栄一は何かしら感じてはいるのにわからないという鈍感さの違いに爆笑させられ、大河ドラマなのをスッカリと忘れてしまった場面が面白く感じました。鈍感な栄一ながら道場破りでやって来た範之助が千代を見つめていたのを気にして来なくて言いと話しているのに、まだ栄一自身の千代への想いに気が付かないとはビックリで、手を拭いてくれた千代に触るなよとは何を言っているんだとイライラさせられてしまいました。喜作も千代が好きなのはわかっていましたが、剣術をアピールした姿に栄一が苦手なモノを選んだなと感じられた場面が面白く思いましたが、千代は剣術なんかよりも栄一という人柄が好きなんだよと教えたくなり、栄一も素直になってくれたならなと思いました。
30代男性(面白い)
今回は、千代が喜作と一緒になるのか、それとも栄一が千代に想いを伝えるのか、すごくドキドキしながら見ていました。そんな中で、印象に残ったのは、このドラマのタイトルである「青天を衝け」という文が書かれた詩を栄一が書いた場面でした。山の頂上で青々とした空を見上げ何かを感じとったような栄一の姿を見て、私自身もなにか希望のようなものが見えた気がしました。その後で、栄一が千代に会いに行く場面は恋愛ドラマを見ているかのようなドキドキ感でした。まだ、千代の告白の返事がわからないので、ドキドキしながら1週間を過ごすことになりそうです。もうひとつ、幕府の方では、井伊直弼が登場したことも印象的でした。日本史で習う有名な人物でもあるので、このドラマの中でどのような活躍をするのか楽しみです。
20代女性(面白い)
13代将軍の良き家臣として、井伊直弼が登場したのでいよいよ日本中が激動の時代に向かう時が来たと感じました。それにしても、13代将軍についてはあまりよく知らないので、今回は勉強するつもりで見たいと思いました。吉沢の今回の一番の見どころは、「青天を衝け」のタイトルを彷彿とさせる、天空に向かっての新しい吉沢の目覚めのようなものが見れてとても良かったです。彼が激動期の中で新たに掴もうとするものが漠然としながらも見えたような気がしました。そして帰宅すると、新しい世界に向かうための良き伴侶として、橋本に求愛しました。涙が出ました。本当に短いシーンですが胸が熱くなりました。
60代以上男性(面白い)
栄一が自然の中を歩き、険しい岩山を登る様子がとても印象的でした。父親に、途中で本を読んだり詩を詠んだりしないで、商いをきちんとやってこいと言われた栄一ですが、旅の道中、自分の目で見て感じたことを、美しい詩に残していきます。この詩の中に「晴天を衝く」という言葉があったことが明かされ、非常に見事にタイトル回収に感動しました。道中も頭をはたらかせ、詩を作る栄一の姿を見て、百姓の産まれといえども本を読み学びを得る姿勢を持ち、天性の売り買い投資の能力を自然とのばし続けた彼が、後に日本の経済を大きく変える人間になるというのは、納得行く話だと強く感じました。
20代女性(面白い)
今週も栄一と千代の恋愛はくすぶり続けていて、結果がどうなるか分かっていてもやきもきしました。千代と結婚したがっている従兄の喜作は、小さい頃から栄一と兄弟のように育ち、顔立ちもよく似ていて、優しい人柄の喜作の恋も応援したいので複雑な気持ちです。いずれ栄一と千代が結ばれることになっても、喜作との良い関係だけは壊れないでほしいと思いました。千代の弟平九郎が要所要所で栄一と千代のやり取りを見つめていて、全てを悟ったような顔をしているのが印象的でした。また栄一の妹ていが姉なかと強い雰囲気が似ていてこれからがますます楽しみになりました。
40代女性(少し面白い)
今回も毎度おなじみ徳川家康が登場しましたが、いつもとはちょっと違う登場の仕方で少し驚きましたし斬新な感じもしました。前回千代がうっかり栄一を好きだと言うことを言ってしまい、どちらもギクシャクした感じが続いていましたが、今回は栄一が千代を他の誰かに取られたくないという気持ちが増していたようで、自分ではない誰かのところにお嫁に行くのかと聞いていたりと心の変化なども感じられた回でした。なんだかんだ言いつつ千代は栄一とは一緒にならないと思っていたので、栄一が千代のもとへ走っていってお前が欲しいと直球で言ったのには驚きましたし、よく言った!という気持ちにもなりました。
30代女性(少し面白い)
突然の栄一からの告白に千代も安堵して涙する所が可愛らしく、お互いに想い合う2人だったからこそ上手くいったと思いますが、もし妹思いの優しい兄の長七郎がいなかったら結ばれる事なく人生が進んだと考えられ、千代と栄一の2人は感謝をしないといけないと思いました。喜作は千代を本当に好きで剣術の勝負にも勝ったものの、長七郎からの手紙で既に悟っていたと思われて、2人を結びつけて去っていく行動まではカッコ良かったものの道を1人で歩く姿が切なく、今後の栄一の関係性が危ないかなと思ったらよしという明るく元気な女性にすぐにトキメクとは軽い思考で良かったとホッとしました。
30代男性
栄一の想いが通じ、晴れて千代と結婚出来ることになり、良かったと思いました。喜作にも嫁が来て、良かったと思いました。一方、徳川家では、井伊大老による安政の大獄が始まり、斉昭や慶喜らが処分されてしまい、この先、行く末が見えなくなりました。13代家定が逝去してしまい、紀州の殿様が将軍になることが決まり、慶喜は将軍になることが出来なくなり、立場が危うくなりそうで心配になりました。井伊大老に反発する者も出てきて、歴史が変わろうとしていることを人々は感じていたのでしょうか?栄一を始めとする若者たちが国を変えようとしていてこれからが面白くなりそうです。
50代女性
今回は江戸での話が中心で、後の14代将軍徳川家茂誕生までの経緯と大老井伊直弼の安政の大獄が描かれていました。栄一のシーンは若干少なめでしたが、やはり印象に残ったのは栄一と千代の祝言までに至る話。従妹の間柄にあたる渋沢喜作も千代の事が好きで、どちらが相応しいか栄一に剣術で勝負に挑む訳ですが、両者一歩も譲らず鬼気迫る感じが伝わって来ました。ただ、喜作の方は、最初から千代を娶るのは諦めたというか、栄一の方が相応しいと悟ったかのような印象でした。負けず嫌いな反面、実直で情熱的な喜作らしさ全開で渋沢喜作という人物に益々興味が湧いた回でした。
40代男性
栄一と千代が気持ちが通いあってふたりで結婚の許しを得るところはふたりの一生懸命さを感じました。すごくストレートでいいですね。喜作が千代のことを好きなのに栄一と千代の気持ちをわかった上で譲ったところは男気を感じました。幕府では井伊直弼があれこれ騒がしくなり大変だなと思いました。井伊直弼は歴史の教科書では名前をききますが、実際にこんな感じで幕府の中で暗躍していたんだなと思いました。将軍を待望されながらそれを譲った慶喜の器の大きさを感じましたが、彼も穏やかではないようですね。今回は栄一よりも徳川家のあれこれが多かったので少し物足りなさを感じてしまいました。
30代女性
栄一と千代が結婚して、一夜明けて長七郎が栄一の前に現れて、江戸の様子を話始めると好奇心旺盛な栄一は、興味津々で聞いていて、江戸に行きたくなりはじめる。その江戸では、井伊大老による安政の大獄が始まり、たくさんの武士の処分が始まり、慶喜や斉昭も隠居させられてしまう。それがもとで水戸藩の脱藩衆たちが井伊の暗殺を目論む。桜田門外の変である。そして、心配をした斉昭は命を落としてしまい、慶喜は号泣する。歴史の流れは凄まじいものでこれを機に現代につながり、我々の生活の豊かさに繋がっていくんたなと改めて感じました。
50代女性
井伊大老が桜田門で殺害された。先週は小心者を演じていた井伊大老が、一転して安政の大獄を開始してしまった。私は小心者から、なぜ安政の大獄に至ったのかについて、このドラマで確認してみたかったが、すっきりしない形であっさり殺害されてしまった。残念ですがもう一度自分で勉強して確認してみたいと考えています。ところで栄一は、長七郎の攘夷論に感化されて江戸に行きたいことを父親に伝えたが、父親がどのような判断を下すのか来週が楽しみです。人生には紆余曲折がつきものですが、その時々で自分を導いてくれる重要な人物が必ずいるものと思っています。栄一の父親もその一人と思っていますので、父親の考えと決断の言葉を期待しています。
60代以上男性
なんといっても今回の醍醐味は桜田門外の変。井伊直弼がどのような経緯で安政の大獄をし、その結果暗殺されたのかというストーリーはこれまでの歴史もののなかでは異なっていると感じ、新しい井伊直弼像を見ることができた。暗殺される前日に徳川家茂に話したことはとくに印象に残っている。自分をあえて悪とすることでいまの世の中をまとめようとしていたという姿に、翌日の事件が起きてほしくなく、とても残念な気持ちになった。農民である渋沢栄一がどんどん攘夷に興味をもち、自分の身分に疑問をもち、考えがかわっていく姿に、当時の庶民の心象を垣間見、こうして時代は変わっていくのかと見せつけられた気がした。
30代女性
歴史にとても疎い自分…。大河ドラマさえあまり見てこなかったこともあり、桜田門外の変について久々に触れ、どんな事件だったのかを改めて学ぶことができました。おそらく中学辺りで学んだと思うのですが、やはり映像で再現されると背筋が凍りますね。襲撃された時の井伊直弼役の岸谷五朗さんの表情が頭から離れそうにもありません。更に軟禁状態の慶喜役の草彅剛さんも素晴らしい演技でした。これまではどこか飄々としていた慶喜が、井伊側への恨みを圧縮したかのような凄み!今週に限っては、主役の栄一はちょっと脇役。岸谷さん、草彅さんの演技を堪能する回でした。
40代女性
全体的な感想としたら尊王攘夷な輩が多くて物騒なイメージがますます増した感がするなかで、主人公の栄一が物騒な道場へ行って藁人形を無理やり不器用ながらも切ってるシーンが印象的でした。剣術は不器用だけど心は幕府に対しての不満が爆発した感を垣間見た気がしました。もう1つは京から幕府へ嫁ぐための一行が全国各地の宿へ移動する中で農民たちがそのおもてなしを総出でやらなければならないシーンが出てくるのですが、主人公がいる村をご一行の大行列が通過するのかと思いきや、そのシーンが全く出てこなかったのでなんで出で来なかったんだ?!と意表を突かれたというか拍子抜けしたというか唖然としました。
40代男性
いち農民の渋沢栄一たちが攘夷にあつくなっていく過程が面白くも、こう人の考えは洗脳、変化していくのかと怖くもあった。待望の江戸へ出て、自分の違和感が正しく世の中が間違っていると確信を持ったときに、長七郎が老中暗殺に指名されたと知り、そのまま突っ走らずそれは危険だと冷静に判断を下すことができた栄一には、やっぱりこの人は広く世の中を見て考えることができるんだなと感じることができた。世の中の仕組みに不信感をもっていても、実行に移すことができない自分はまだまだなんだ、小さなことでも自分にできることは実行していかないといけないんだなと痛感させられた気もした。
30代女性
栄一が志士になる!この言葉に自分の青春時代を思い出させる懐かしい言葉を思い出します。自分も昔、社会の仕組みに矛盾を感じ世の中で起こる現象について、支配する政府や官僚を批判し改革を唱えたものです。ただ栄一とは違い、心が躍る物の、その矛先を改革する意欲に向けることなく、酒におぼれてしまったことです。栄一は社会の仕組みを変えたいと切に思い、行動する所が素晴らしい。栄一の家庭環境は俗にいう普通の環境ではある物の、父親の一つ筋が通った考え方と、それを支える母親が栄一を見守ることとなるが、栄一が志士として社会を変革しなければならないという激しい考え方かあ考え方から、政府の一員で世の中を変えたいと思う瞬間の考え方と行動に変革できたのかについて興味深く観察しながら見ていたいと思います。
60代以上男性
時代が急激に動いている時代に、純粋な思いの若者が命を失っていくシーンには、胸が痛かったです。百姓は侍に虐げられていると感じる気持ちもわかるけれど、実際に世の中を動かそうと思って参加した先でも、一つの駒のような扱いを受けているようで虚しい気持ちになりました。千代のご懐妊は良かった~。控え目にしていてもあふれ出る喜びの表情にほっこりしました。懐妊前のまさ伯母さんの言葉は、きつかったけれど、あの時代はあれで普通だったのでしょうね。昔の女性は大変だ。あと和宮役の深川麻衣さんが、とてもかわいらしくお姫様にぴったりだなと思いました。悲しみの中での嫁入りでしたが、これから悲しみ以外の演技も見れると思うと楽しみ。
50代女性
つい最近栄一と千代が一緒になったと思ったら早くも子どもが生まれて早いなと思いましたが、コレラとはしかが流行ってしまい第一子が亡くなってしまうという展開は見ていて辛かったです。嘆き悲しむ千代を慰めるお義母さんとの女性同士のやり取りは良かったです。その悲しみをなんとか乗り越え第二子を無事に出産することができて、良かったと思いホッとして喜んでいましたが、栄一が家を出ていくと言い出して一気にまた悲しくなりました。自分の家庭の幸せだけではなく国全体の幸せを考えられる栄一は立派だと思いますが、夫や父親としてその選択をするのはどうなのだろうかと考えさせられました。
30代女性
栄一と千代の初めての子どもが生まれて、猛スピードで自宅に向けて駆けていく栄一と父親の市郎右衛門の嬉しそうな表情が面白く、抱っこして可愛がる姿に市郎右衛門が言っていた通りに攘夷を忘れていると思いましたが、売上金懐に入れた時の強張った表情と幕府が転覆すると笑みを浮かべた時の表情から、それとこれは別と考える思考を持っているのだなとクールな印象を受けました。長七郎の問題視をする人を斬るという手段を辞めさせた兄の惇忠ながら、異国の人の居留地に火を放つという行動も同等に恐ろしく、いつの間にか惇忠の表情も長七郎と同じように優しさが失われていた様子には切なくなりました。家茂の後見人になった慶喜に邪な思いを持った者が多くなるのが悲しく、賢く礼儀のある家茂も先見性のある慶喜の2人が手を取り合ったならば世の中を良く変えられる気がするだけに取り巻きが悪いと困った事になるものだなと思いました。旅立とうとする栄一を市郎右衛門が思うべき道を行けと話す所は粋だなと思いましたが、心の中は涙を流していただろうなと苦渋の発言だったと思います。
30代男性
渋沢家がメインの回だったので集中してみることができた。栄一の子が生まれた時の喜びから一転、病で亡くすというつらいシーンもあったが、千代の演技もさることながら母親役の和久井映見のセリフがとてもよかった。温かく励ますその姿に涙がこぼれそうになった。その後、長女が誕生した時の栄一の複雑な表情に吉沢亮の役者としての実力が見えた気がする。日本を変えるという志のもと、次の作戦に移ろうとした矢先に実子が誕生。これからというときに守るべき家族が増えたという素直に喜べない戸惑いが実にうまく表現されていたと思う。ここで子供のために計画を変更することなく、自分の志を貫こうと決意する栄一の決意が吉沢亮の演技力で見事に表現されていて見ごたえがあった。
50代女性
今週は幕府転覆計画を企てる事に加担する栄一と、謹慎を解かれ、将軍家茂の後見職に復帰した慶喜の話でした。ハイライトはラストのシーン。決死の覚悟を決め、天下の為に働きたいから父親に勘当してくれ、と栄一が頼み込むシーン。それは、家業である百姓の仕事を捨てて自分の道を生きて行くという並々ならぬ決意表明でしたが、主演吉沢亮さん、登場した当初は少し軽い感じの演技でしたが、ここに来て徐々に凄みが加わってきた印象です。そして、父親市郎右衛門はそれを認め、父子それぞれ別々の道を進む事になった時の小林薫さんの感慨深い表情、寂しさと子の成長を嬉しく思う何とも言えないシーンでした。
40代男性
淳忠を中心に栄一たちが尊王攘夷の旗揚げとして横浜焼き討ち計画を練っている様子が鮮明に描き出されていた回だと思います。淳忠はどうやって北武蔵で知れ渡り、若者からの敬意を集めるようになったのかをもっと説明してほしいところでした。計画を練っているのも結局淳忠と栄一のほかには喜作だけで、淳忠のもとには大勢の若者が集まっているのになんか家内制手工業みたいな尊王攘夷運動に見えて残念でした。栄一が「われら百姓だって」と言ったり、「田舎者」と言われて逆上したり、尊王攘夷の中にもまだまだ身分差別があるんだという現実を生々しく表現していたと感じます。演じる吉沢亮の表情もあって説得力がありました。
50代女性
今回は、尾高淳忠が中心となり、栄一も加わっていた横浜外国人居留地焼き討ち計画の未遂に関するストーリーでした。最も目を引いたのは満島真之介さん演じる尾高長七郎が命がけで焼き討ちの中止を訴えるシーン。京都で世の中の情勢の目まぐるしい変化を見てきた上での中止説得のシーンでしたが、自分の命と引き換えにしてでも説得するシーンは鬼気迫る感じで、画面釘付けでした。勇気ある撤退に拍手です。ただ単に剣術が上手く血気盛んなだけでなく、世の中の趨勢を冷静に見られる目も持ち合わせて居る尾高長七郎という人物に興味を持った回でした。
40代男性
前回横浜の焼き討ち計画をしていたことがわかり、びっくりしましたが、彼らなりに世の中を変えたいという強い思いがあったことはひしひしと伝わってきました。しかし、思いだけでは実現できないこと、現実にはとても状況は厳しいことを思い知らされた時の栄一の絶望を考えてると切なかったです。長七郎が決死の思いでみんなを止めてるシーンが印象的でした。そして栄一も生まれたばかりの子どもを再度抱いて、涙ながらにもう死ぬなんて言わない、と千代に話したところもかなりぐっときました。家族を持った栄一は自分の気持ちだけを突っ走るだけではいかない、という決意にも感じました。妻子と別れて京に行くのはさみしくなりますが、また新たな出会いや成長がありそうだなと思いました。
30代女性
栄一の世の中を変えたい一心ではあると知っていた父親の市郎右衛門ながら、横浜に火を放って城を奪い取るという事だとは思いもよらない表情に想像を遥かに越えていたとわかり、大成しようが滅びようと構わないと勘当するような厳しい言葉を投げ掛けつつもお金が必要であろうと手渡す行動に、市郎右衛門が成し遂げられなかった夢を確りと考え歩む栄一に託そうとしたのかなと思いました。物語を真剣にやろうとしていた栄一たちを救った長七郎は元のイイ人に戻ると考えていましたが、キツネが見えるという言葉にはゾッとさせられ、表情も以前の笑顔がある訳でもなく、攘夷と言っていた暗く鋭い表情でもない所が危なさしか感じず、今一番心理状態の危機に陥ったなと心配でなりません。
30代男性
この日の最大の予想外の展開と見どころは襲撃を計画していた栄一たちが捕まって、それで終わったかと思いきや、そこに平岡がいて武士になって仕えないかと誘ってきたことでした。当時の身分社会でそんなことができるんだと驚いたのですが、栄一よりも平岡の粋のいいしゃべりっぷりがこの日一番の好感度のようにも見えました。もう1つは栄一に対してその家族の心配ぶりが見ていて少々痛いようにも見えてしまいました。世の中をなんとか改革してぶっ潰したいという栄一に対して、ぶん殴って起こるのが当たり前の世間のおやじに対して、あきれながらもやってこいとエールを送り、さらに大金まで渡すので、栄一のおやじさんがこの日2番目の主人公のようにも見えました。そしてすでに子供と奥さんがいるのにそれをほったらかしてまた京へ行くのかと思いながらも、家族を大事にしろいと栄一に喝を言いたいような気もしていました。
40代男性
今回の主要なテーマは「尊皇攘夷」の扱いでした。渋沢栄一たちは攘夷思想に燃えて焼き討ち計画を立てました。渋沢栄一は農家出身なので幕末思想に関係ない人物だと思っていました。命を賭けて焼き討ち計画を実行するグループが計画を断念するところに主題がありました。農民たちが過激な攘夷を実行することは無謀だと思います。家族を残してまで実行することが不可能でることに気づく葛藤が描かれています。世間では攘夷派は各地で壊滅していることは歴史上重要な局面ですがもう少し詳しく世相を表現しても良かったのではないでしょうか?次回の栄一が上京するところに期待が持てます。
50代男性
栄一と喜作は京に行こうする気持ちは同じながら、その手段として家臣のいる立場の円四郎の力を家臣になるつもりが無いの利用しようとする栄一には藍玉作りをして生計を立てていた市郎右衛門の教えがちゃんと身に付いていた事がわかり、利用できるモノは全て使い世の中を変えていった栄一の片鱗を感じました。円四郎の独特で愉快な雰囲気は妻のやすも同等で、栄一と喜作に対して感じ取る印象はおかしいとキリッとの言葉で表現する感覚が面白く、夫婦揃って愉快に語りながらも2人が家臣となるのかと引き締める所はバシッと決めるという粋な言葉の使い方はカッコいい夫婦だなと思いました。世の中に尽くすために動き出した栄一と喜作の生き生きとした姿に対して、村に戻った長七郎のドンよりした雰囲気は見ているのが辛く、栄一からの手紙で京に旅立った時の嬉しそうな様子にキツネが見えるという感覚は消えてくれると考えていたのに道中で飛脚を斬ってしまうとはビックリ、惇忠は危険とわかっていただけに最悪な結果が悲しくてなりませんでした。
30代男性
長七郎さんの様子がおかしく、随分と不穏な空気が漂っているなと不安な気持ちになっていたのですが、見事にその空気感通りの結果になってしまいました。長七郎役の満島真之介さんが物凄く印象的で、こんなに演技が上手かったんだなぁと惚れ惚れしています。一方の栄一たちはいよいよ平岡さんとの再会を果たしましたが、このあたりの出来事はついてっきりフィクションなのかと思っていました。なんと、実話だったのですね。一農民が幕臣に上り詰めるなんて、シンデレラストーリーではないですか!改めて渋沢栄一の凄さというものを実感する回になりました。そりゃお札にもなるわけです。
40代女性
今回のストーリーは半分以上は渋沢に対してはなんで借金してまでずっと京都にいたんだといいたくなって少々いらだってました。おまけに長七郎は旅の途中で幻影に悩まされた挙句に殺したらしく捕まるわで、さらにいらだっていました。そんないらだっていたストーリーでしたが、やっと最後のほうでその苛立ちが抑えられたような気がしました。それは平岡が幕府をやっつけようと言い出していた渋沢たちの身元救済人になったからです。まさかその展開になるとは思ってもなかったのですが、俺の家来にならないかと言ってきた平岡の江戸弁のカッコよさにほれぼれする瞬間でした。ただ救済するならもっと早く会っとけよとも言いたくなるのでありました。
40代男性
今回から京都編が始まるということで、新しい登場人物が出てくるのを楽しみにしていました。まず、この時代の京都といえば欠かせない、新選組です。元々新選組が大好きなので、他の大河ドラマでも出てくる度に嬉しく思っていました。13話にして、ようやく新選組、そして土方歳三さんの登場!台詞は少なかったですが、鬼の副長、厳しい目付きがイメージにピッタリで大満足でした。そして今回、何より嬉しかったのは五代さんの登場です。朝ドラの『あさが来た』で五代さんの大ファンになっていたので、まさかの同じ俳優さんで五代さんを見られると思っておらず、とても嬉しい誤算でした。この後の話で、主人公の渋沢栄一さんと関わってきそうなので、今からドキドキが止まりません。
30代女性
8月18日の政変で、攘夷派の三条らが七卿落ちで京都から長州勢力と共に追放されると、京都での参預会議で島津久光が孝明天皇に働きかけ、松平春獄が徳川に征夷大将軍の返上を進言しますが慶喜は久光と対立しわずか3ケ月で参預会議が瓦解します。一方で水戸藩内で攘夷に真剣ではないと見られた慶喜が狙われているという不穏な動きがあり、藤田小四郎も長州と結託したというので、慶喜は難しい立場だったようです。慶喜は最初から、参預会議を潰すつもりだったと解釈します。久光と横浜港の閉鎖をめぐって対立して薩摩藩の力を排除することに成功し、会津、桑名藩と結び薩摩長州を排除し、会津、桑名藩中心の一会桑政権を築き、水戸藩とも協力したので、ここまでは成功だったようです。それでも、禁裏御守衛総督になった慶喜は1864年、長州の反逆による蛤御門の変では、馬にも乗らないで、獅子奮闘の活躍をするようです。慶喜は、まさに尊王と攘夷、開国といずれの勢力とも、弥次郎べえのように不安定な中で、うまく時代を駆け抜けたと思います。一方、長七郎も京都に向かう途中で捕まり、幕府に謀反を企んだ栄一らもピンチでしたが、心の寛大な円四郎に助けられるのが人生の分岐点だったようで、興味深いシーンでした。若かった頃の、無鉄砲な栄一には、ヒヤヒヤさせられます。すると、栄一が慶喜の家臣になり、蛤御門の変のあと、藤田小四郎が結成した天狗党の反乱の鎮圧に、慶喜と、栄一と喜作が参加して天狗党と敵対するのも歴史の皮肉です。
60代以上男性
先週はお休みしていたと自ら話してしまう徳川家康さんの語り方は楽しく、登場してくれることの有り難さに感動しました。円四郎から家臣の誘いに武士らしい一本気な事を考える喜作に対して、生きながらえて長七郎を牢から助け出すという策を思い付く栄一の賢さには感心させられ、喜作は栄一がワクワクと楽しんでいるとピッタリな言葉を言ったのに、栄一はそれを否定しつつ円四郎のおかしれえと言い替えていて安易に人の言葉には乗らずに自身の思いは独自性で表現したい考え方に感じました。慶喜と対面しての栄一の伝えたい考え方には意外にも斬新さは無かったのに、腹黒い久光に怒った慶喜の行動はまさに栄一の思惑通りなっていたのが可笑しく、栄一の意図的では無いにしろ凄い影響力がある発言に思えました。
30代男性
今回は、オープニングで放映した栄一と慶喜の初対面のシーンがありました。話を聞いて欲しい栄一とうるさがる慶喜のやりとりがとても新鮮に感じました。幕府の終わりが近いとの栄一の言葉に何かを察した慶喜は、栄一たちを城に招き、話を聞くことにした。そのはなしぶりを気に入った慶喜は、家臣にし、住まわせてくれた。栄一たちは侍になり、慣れない仕事も懸命に努力し、こなしていった。徳川幕府を終らせようとする栄一たちと幕府を終らせたくない栄一たちの懸命な叫びは届くのでしょうか?見物だと思いました。近代日本の経済の父と呼ばれた栄一の志は届くのでしょうか?
50代女性
今回は、渋沢栄一と喜作が慶喜を主君とする一橋家へ仕官する話でした。印象に残っているシーンは、遂に慶喜との対面を果たした栄一ですが、そこで、事もあろうか暴論にも近いような世間の情勢に関する思いをぶちまける場面。「立て板に水」の栄一に対して「柳に風」の慶喜といった印象ですが、自分も若い頃会社で自分の意見などを上司に発言して同じような事があったな、などと思い出しました。やがて、栄一と喜作は一橋家に仕官して働き始める訳ですが、状況は会社に入ったばかりの新入社員そのものといった感じで、やがて世の中を動かす事になる大人物でも、最初は皆一緒だと改めて思う回でした。
40代男性
栄一と喜作が慶喜との拝謁にこぎつけるまでの努力にちょっと笑ってしまいました。慶喜が馬でかけている時に飛び出し、走って追いかけるなんて原始的です。今ならストーカーとして捕まりそうです。武士ではない栄一たちが士官するのはやっぱり大変なんですね。ようやく慶喜と拝謁した栄一が慶喜の前で熱弁をふるいますが、「幕府を転覆させる」という過激な意見だった割に慶喜の感想は「さして目新しい意見もない」って慶喜の感想で、慶喜は日夜どんな過酷な状況に置かれているかをうかがわせるシーンになっていました。慶喜の平岡の「「初めての飯の盛り方」のほうがびっくりした」とは、慶喜の平岡をからかういつものネタなんでしょうかね。
50代女性
栄一と喜作が京都で攘夷論者との接待を続けているうちに金が無くなり、挙句の果てに長七郎は人を切り牢獄に、そのあおりを受けて栄一と喜作は幕府から追われる事態に。この最悪の状態を救ったのが,慶喜の家来である円四郎である。ところが栄一と喜作は青春の青臭い考えから慶喜に会って建白書を提出したいと言い出す。栄一と喜作のこのような態度に青臭いが大志を抱いている姿に自分の過去を重ねて、気恥ずかしい思いをしたと同時に、自分もこのような青春時代があったことを思い出します。それにもまして円四郎の人を見る目と、腹の決まった物事の考え方に感動した。今の時代にこのような度量の大きさと、若者を育てようとする人間が少なくなっている事を考えると、円四郎の人を見る目と若者を育てる姿ににエールを送りたい。
60代以上男性
第15話では薩摩の西郷吉之助(西郷隆盛)が登場しますが、なんと博多華丸・大吉の華丸さんが西郷役をやっているではありませんか!これまで大河ではあらゆる方が西郷隆盛を演じでこられましたが、この配役には驚きました。まだ15話では少ししか登場致しませんが、これからどういった西郷隆盛を演じられるか…とても楽しみで期待をしております。また… 徳井優さん演じられる薩摩藩士・折田要蔵もとてもコミカルな役で、これは徳井優さんだからできる技だなと感心致しました。何はともあれ薩摩との間に今後どういった事が起き、どう展開してゆき、主人公の栄一が何を感じ何をするのか…とても楽しみです。
30代男性
先週あたりから面白要素が増えたなと思っていましたが、今週はストーリーの半分くらいが非常にコミカルで楽しかったです。やはり平岡さんのキャラクターは面白いし(堤真一さんの演技が上手い!)、初登場の折田要蔵さんのくだりはまるでコントのネタのようでした(笑)。半分くらいまでは笑いながら見ていたのですが、西郷さんの登場以降その存在感に、自分の背筋もピンとするような気持ちになり。そしてどんどん次回に向けての不穏な空気が立ち込めてきたうえに、予告からその内容が想像できたので、まだ見てもいないのに泣きそうな状態になっています。
40代女性
今週は渋沢篤太夫と改名した栄一が一橋家の家臣として奮闘する話でした。今の会社で言うと新人の駆け出しのような身分の栄一ですが、上司にあたる平岡円四郎から仕事の指示を受け、密偵として薩摩藩の動きを探る仕事へ。この仕事の指示内容が的確かつ分かり易く、円四郎のあの人柄からも、この上司は好かれるタイプだと感じます。ハイライトシーンは渋沢と薩摩の英雄、西郷吉之助との対面シーン。豚鍋をつつきつつの対面でしたが、西郷どんの博多華丸さん、眼力からも西郷そのものの感じが出ていてついニヤッとする感じです。最後「先の読める優秀な人材ほど非業の最期を遂げる」と西郷が言い放つシーン。次回への伏線となる一言で、戦慄が走ります。
40代男性
栄一の名前が篤太夫になり、お年寄りのようだと困っていましたが、平岡は、栄一の話が人を惹きつけることを感じて、つけたのかなと思いました。薩摩藩邸に入って探る仕事についたことに心配しましたが、篤太夫は、わかりにくい薩摩言葉を訳したノートを作りました。人のために役立つことを見つけてさすがだと思いました。西郷隆盛に会い、島津久光が指導者として力がないことや、慶喜が頑固だと素直に意見を言ったことで、一目置かれました。こうして、人脈を広げるのが篤太夫の力だと感心しました。先を読む人物は人から憎まれて長生きできないという西郷の言葉が、ドラマの伏線のようだと感じました。
60代以上女性
今回は渋沢栄一がメインで、こんなにも頼もしい男であったのかと思ってびっくりしました。平岡の依頼である隠密の仕事を平然とやってのける胆力に感心しました。しかも、薩摩藩の人間たちに睨まれるなかでも、臆病なところをひとつも見せずに任務をやり遂げるところをみると、やはり元々大物なのかなと納得しました。西郷隆盛とも、親しく話しをしているシーンは、まさに時代を動かす人間とも渡り合える器を持った人間だとも思いました。しかし、西郷隆盛が平岡について語るあたりは、とても変な予感がしました。平岡が次回に何かありそうな気がして心配です。
60代以上男性
一番は平岡が斬り殺されるところが本当に辛かったです。慶喜と永久に戦おうと誓ったのに、水戸藩の血気盛んな武士に斬られるとは、悲しすぎて泣きました。歴史を変えることはできませんが、彼が生きていたら慶喜の生き方はもっと素晴らしい着地で終えていたかも知れません。しかも、最後の言葉は愛しい妻の名前でした。一橋の親族が亡くなった時も、キスをして亡くなったのですが、脚本家の家族愛が光っておりました。平岡が亡くなったことで渋沢栄一たちの将来も大きな影響を受けるでしょうが、彼らの生命力あふれる活躍を心から期待します。
60代以上男性
時代の動きに取り残された人は悲しいと思いました。水戸の浪士は幕府に攘夷をさせるために挙兵しました。実際に外国の力を知った慶喜たちは、今は攘夷はできないと思い、国を強くするために動き始めていました。でも、攘夷派にはそれが裏切りに思えたのです。慶喜に期待していただけにその思いが強く、ついに平岡が殺されてしまいました。時代を見通す力や人を見る目が優れ、慶喜が素直に話せる大切な存在だったのでとても残念です。平岡の無念さと慶喜の悲しみが伝わってきて苦しくなりました。篤太夫も平岡に会っていなければ、攘夷に突き進んでいたかもしれません。平岡を失ったことで時代が足踏みしそうですが、篤太夫たちがしっかり受け継いで欲しいです。
60代以上女性
今回の題名からして円四郎との別れの時が近づいている雰囲気が漂い寂しさが高まっていく演出には冒頭からドキドキさせられました。江戸に旅立つ篤太夫たちの元にワザワザ円四郎がやって来て世の中が成り立っているのは武士ではないと、栄一だった篤太夫の先見性を遠回しに褒めて生きる方向性を示していた粋な口調が江戸っ子らしく、慶喜の自身がごく普通の人であると話す事に対して円四郎が色男の話す言葉と言い、徳川家康に似ていると話して生涯を尽くし着いていくと上手く心を癒す素晴らしさなど、多くの人に目を向け諭していく優秀さに感動しました。ただ、屋敷を出た円四郎の一瞬の隙を斬られてしまう一転しての別れの時の訪れが悲しくてならず、円四郎とついさっき会話を交わしたばかりなのに命尽きた姿で言葉を一言も交わせない対面をする事になる慶喜の悲しさは計り知れず、やっと物事が動き出し始めたばかりなので心配でなりません。篤太夫たちが一橋家の家臣となったのを今頃になってしった渋沢家の千代たち家族の喜びようと、江戸で志のある人を集めて京に帰る篤太夫が約束した相手である円四郎の亡くなった事を知るのが半月後という、連絡する手段が手紙しかない時代背景を二通りの感情で示していた所は上手な構成だなと思いました。
30代男性
史実を知らず予告も見ていなかったので、平岡円四郎が斬られたのが衝撃でした。前回、栄一が薩摩藩で西郷に言われて気にしていたことがこんなに急に現実になり驚きました。堤真一さんの役が面白かったなと思っていたところだったので、もう見られないのはすごく残念です。今回は戦いのシーンが多くてハラハラしました。栄一が真田範之助に見損なったと言われるシーンも、斬りかかる寸前の緊迫感があってドキドキしました。新撰組が好きなので、一瞬だけれど池田屋襲撃の場面があって土方さんが再び出てきたり、沖田総司らしき人もいたのは嬉しかったです。
30代女性
今週は一橋家の有能家臣、平岡円四郎の暗殺の話でした。先週の段階から既に所々伏線が張られており、こうなるという心の準備をしながらの視聴でした。ハイライトは円四郎が最後に妻の名を呟いて力尽きるシーン。切なすぎます。この時代は、様々な思想の人間がうごめいているので、円四郎のように先見の明があり聡明な人間はどこか煙たがれてしまうものだ、と思うと同時に、坂本龍馬が近江屋で暗殺された事も思い出しました。このような有能な人物が明治時代の新政権まで存命だったら、日本はどのような世の中になっていただとう、と思いをいろいろ巡らせる回でした。
40代男性
篤太夫にとって恩人の平岡が殺されてしまい、つらかったと思います。淳忠たちも篤太夫たちが一橋家に仕えたために牢に入れられたようなもので、自分の道を行くことに迷いが生じても仕方がないと感じました。ましてその信じている道まで「天狗党」の蜂起に対して、どっちに行けばいいのかまで迷っている始末でしたし。血洗島に「錦をかざる」つもりだったのにそれもかなわない、随分と幕藩体制というものは頭の固い世界なんですね。慶喜は「攘夷」を呪いと言い放っていましたが、それが彼の肩にどこまでものしかかってきて大変だと思います。天狗党はその先の破滅へと向かうことがわかっているだけに、視ていて悲しいものがありました。
50代女性
今回の放送のいちばん最大のよかったと思えたところは37分ごろに渋沢たちが岡部藩領内を脱出しようとしたところで岡部藩の連中に連行されようとした場面でした。そこで窮地に陥って終わりかと思いきや、同行していた一橋藩に仕えていたスタッフが前に出て援護をしたことで無事に脱出できたので、それが一番頼もしいなと思えたのでした。もう1つ気になったのは、その岡部藩の近くでひそかに奥さんと出会っていたシーンで、子供が必要だから仕込もうみたいなセリフがあった場面でした。なんでさらに子供が必要なのかはわかりませんでしたが、実際の渋沢はかなりのスケベだったようなので、それをほんのかすかに思い出させるような感じがしました。
40代男性
先週暗殺された、平岡が無くなった事を知った栄一を思うと思わず胸が痛くなりました。また平岡が妻のやすに宛てた手紙を発見した場面も感動しました。良かった場面は、栄一が久しぶりに千代と子供と再会できた場面です。話したい事があるはずのに話せない、千代が愛らしく感じました。また一緒に暮らしたい、と言われた千代はどれほど嬉しかっただろうかと思います。そして‘’尊王攘夷‘’という言葉でたくさんの人の人生が変わっていった事を感じました。来週は慶喜にとっては生まれ故郷、栄一にとっても切磋琢磨してきた仲間と戦わなければならない。涙なしでは見られない予感がしています。
20代女性
NHK大河ドラマ「青天を衝け」第17話では、主人公の栄一等が江戸へ戻った後、京へ行く道中までが描かれます。その道中で印象に残ったのは、江戸へ戻った際に円四郎の死を告げられ戸惑うシーンから京へ向かう道中、栄一が昔苦しめられた岡部藩代官と鉢合わせし、栄一等を岡部に返せと云われるが、一橋家家臣が突っぱねるというシーンまでが、とても印象的で最後に栄一は「この気持ちを平岡様に伝えたい」と言い残し幕引きとなるのですが、「平岡円四郎」がいかに栄一にとって素晴らしい人物だったのかというのが見て取れて、なんとも言えない気持ちになりました。また、京へ向かう道中に久方ぶりに妻である千代と子どもと再会するシーンもあったのですが…何とも心温まるシーンでした。ここのシーンで「俺はいま、ここがまっさかぐるぐるしておる。」という言葉が出るのですが、何とも聞き馴染みがないのにしっくりくる言葉で、とても印象的だなと感じました。栄一はこういった言葉を「青天を衝け」では多用しており、とても印象的な言葉が多いように感じます。今後も栄一の言葉には注目しています。
30代男性
円四郎が妻に残した手紙には、慶喜がこの混乱を収める人だと確信し、一緒に新しい世を見たいという思いが書かれていました。水戸の浪士に討たれて無念だったと思います。尊王攘夷を言い続けた水戸は慶喜に期待したのに、思うように動かないのでいらだち、それを円四郎に向けたのです。一番悔しいのは慶喜だと思いました。水戸の浪士は、攘夷の考えは、もう通用しないと感じながらも、考えを変えることができないのが悲しいです。長州藩は攘夷をあきらめたのに、天狗党は京都を目指しています。慶喜はもう迷わなずに抑えると思います。篤太夫も戦うことになりそうです。無事に切り抜けてほしいです。
60代以上女性
攘夷を目指していた天狗党が慶喜のいる京都に行こうと指揮を執っていた耕雲斎が話していただけに旅の資金はちゃんと用意していると思えていましたが、密書を届ける任務についた成一郎の見た光景にはビックリ、これが事実の戦いの現状なんだろうと感じた演出がリアルで、飢えに苦しむ家臣とは対照的に耕雲斎と小四郎はまだまだ元気であるという食料と身に付ける甲冑や衣類など、篤太夫の嫌う身分制度がある時代背景を表現していたと思いました。小四郎が決起した理由に栄一だった篤太夫の煽った行動も含まれていたとは思いましたが、世の中の流れを確りと見ていた篤太夫と、燻るように攘夷という言葉だけに取りつかれていた小四郎という違いがこの結末に至った気がしました。円四郎が亡くなってから慶喜の表情が強張ったままだったのが気になっていましたが篤太夫との会話で笑い出す姿にホッとさせられ、偶然の事とはいえ円四郎が篤太夫を雇った事が危機ばかりが迫る慶喜にも癒しを与えてくれたのが素晴らしく、円四郎は本当に優れていたのだなと改めて感じました。
30代男性
篤太夫が百姓たちを集めて自分の志を声高に訴えるシーンが現代社会にも当てはまると思い、とても面白かった。会社の古いスローガンをしつこく言い続けても今の社員たちのモチベーションがあがらない。しかし、言い方や内容を少しずつ変えることで徐々に百姓たちの中から興味を持つ人たちが現れる。そして集めた文を持って一ツ橋公に直訴し、融資を受けるというというあたりがまさに企業家としての渋沢栄一の始まりのような感じがした。百姓で人生を終わると考えている人たちを動かす、栄一の熱意あふれる演技と、時々見せる三枚目の表情が素晴らしかった。また、それを面白いやつだと認めた円史郎と一ツ橋公は、現代日本においてとても重要な人物だったということがわかる素晴らしいドラマだと思う。
50代女性
今週は疲弊しきった水戸藩の兵士達の話から尊王攘夷の終焉、そして、栄一が一橋家における重要任務を手掛けていく回でした。ヒト、モノ、カネといった今でも言われる経済の三要素、これを集めるべく奮闘する訳ですが、特に難しいと感じるのが人集め。人心を掴むと言うのはいつの時代も難しい作業だという事を改めて痛感するシーンでした。ハイライトは栄一が商才を発揮するシーン。播磨国や備中国を見てきてそこでお金になるモノに目を付け、思った事を一気に慶喜に進言するシーン。栄一が何でもかんでもハッキリと言い切ってしまうシーンは面白くもあり、幼い頃から培った商才で今後どのようにして一橋家の懐具合を豊かにしていくか楽しみです。
40代男性
慶喜の手紙を見て、耕雲斎は京都に行くことを諦めました。やっと攘夷は終わったと気づいたのだと思います。天狗党には多くの優秀な人がいましたが、全員処刑されました。残念です。篤太夫は、また兵を集めることになりましたが、駆け引きが上手になったと思います。邪魔をしていた代官を脅かしたのは愉快でした。そしていよいよ一橋家の経済を立て直すことにしました。兵を集めながら、良い米が作られていることや、硝石が取れることを見つけてきたのです。以前、良い藍を高く買い上げた経験があるので、それを生かしてきっと成功すると思います。フランスが幕府に近づいているのが気になります。
60代以上女性
渋沢栄一がどんどん偉くなって行くのにびっくりします。慶喜の命令で岡山に兵隊を集めに行きますが、そこの代官が渋沢を馬鹿にして全然協力しません。しかし、渋沢は地元でも兵隊になりたいという人がいることを確認して、代官に直接迫ります。その捌き方はさすがとしか言えません。もともと渋沢は秀でた人間なのでしょうか。これからの活躍が楽しみで仕方がありません。一方、慶喜はそんな渋沢のちょっぴり破天荒ななんでもズバズバいうところを全く気にしない懐の深さを見せます。それはきっと平岡の残した人材に対しての絶大な信頼があるからでしょう。観ていて本当に嬉しくなります。慶喜役の草彅がますます貫禄が出てきてこちらも楽しみです。
60代以上男性
今は亡き円四郎さんに篤太夫、成一郎という名を貰った渋沢栄一さんと喜作さんが志一つに一橋家を支えようとしていましたが、今回方向性のずれから別々の道を歩むべく、喜作さんが出ていったことにぽっかり穴が開きました。先ず、円四郎さんは心が広く、気さくで大好きな方だったので暗殺されるシーンには涙こぼしました。雨宿りの最中、江幡広光と林忠五郎に斬られ、天を仰ぎながら死にたくねえなと呟いたあのシーンは泣けるとともに今でも胸が張り裂けます。そんな円四郎さん亡き後、しっかり遺志を受け継いで一橋家に忠誠尽くしてる栄一さんと喜作さんが、勘定方と武士道精神で意見が分かれ、たもとを分かつシーンは鬼気迫りました。内容よりも喜作さんの剣幕が怖く汗が噴き出てきたのを覚えています。喜作さんは長七郎を行かせるべきだったとまで言い出す始末で、死んだら駄目だという栄一さんのご意見がごもっともな私としましては何か釈然としないものを覚えました。勘定方で、木綿の売買のための銀札を百姓に熱弁し、猛反対を食らいながらも持ち前の心と話術で皆の心を掴み、疲れてる慶喜さんの前で銀札談議を披露し、中身が入ってこなかったと言われたシーンは傑作でした。しかし今回のテーマは栄一さんと喜作さんの勘定か生命をかけての戦いかで真っ二つに意見が割れてしまった場面です。戦いで、鼻息荒い喜作さんが死なずに戻ることを心から祈るばかりです。
30代女性
紙幣という金の流通を考え付いた篤太夫とアメリカの産業を直に見てきた勘定奉行の小栗忠順、ヨーロッパに行き貿易を開始した五代才助という先見性のある血気盛んな優秀な人ばかりが溢れているだけに見ているとワクワクしてくる雰囲気が楽しくてなりませんでしたが、世の常なのか別々の場所にいて動き回る状況がもどかしく激動の時代とはわかっているものの、この3人が手を組み国のためを思って行動を起こしたならば劇的に全体が潤い始めて外国と対抗できるのにと思えてしまい、もったいないなと残念でならない気持ちになりました。篤太夫は勘定組頭、成一郎も軍制所調役組頭と共に出世している順風満帆さにはビックリ、仲がイイだけにこれからも協力していくと予想していたのに、軍制にいる成一郎だけに考え方も命をかけると言葉で発するまでに変わってしまったのが残念で、同じ方向を見ている環境でも変わって行くものだなと思いました。
30代男性
江戸時代まではお金といえば金貨や貨幣をひもに通して持ち歩いていたが、貿易が始まっていても紙幣が流通していなかったことに驚いた。紙きれをお金と流通させるために、一ツ橋公を説得し、「信用」を得るために交換所を設け、庶民の信用を得るところから始めるという紙幣の始まりを知ることができてとても面白かった。篤太夫が一ツ橋公に熱弁をふるう中、一ツ橋公は内容よりも篤太夫の顔にくぎ付けになっていたところが面白い演出だったと思う。紙幣を流通させることで日本の経済が大きく変わろうとしていることがわかり、とてもわくわくした。
50代女性
今週は渋沢篤太夫が仕えている一橋家において勘定奉行にまで出世するお話でした。そこまで上がって行くための成功体験が秀逸で、商才が遺憾なく発揮されていくシーンが納得の行くものでした。例えば、木綿をまとめて買ってまとめて売ろうとするシーン。「信用」の売り買いのようなキーワードが出てきましたが、これが所謂今でいう「ブランド品」だなと。確かに、我々も同じ商品を買う場合、ここの商品ならば、と多少割高でもブランド品を買う事があるので、それに通ずるなという印象です。ハイライトは銀札を慶喜に提案するシーン。民が潤うための紙幣ですが、これが「皆が潤うのが一番の幸せ」と幼少期に学んだ事に通じています。一橋家を会社、篤太夫が携わる仕事を会社の経理部門という念頭に見て行くと物凄く面白いです。
40代男性
篤太夫が一橋家の経済を立て直すために考えた方法は、父と藍を売買していた時と同じでした。良いものを高い値段で買って、なるべく安く売って信用を得るとたくさん売れてみんなが潤うのです。銀と交換できる紙幣も発行して、お金を扱いやすくしたのも良い方法です。慶喜が自由にやらせてくれるのも良かったです。篤太夫は、本領が発揮できて生き生きしていると思いました。慶喜は、幕府と朝廷の間で苦心していました。邪魔をする公家や老中などに鋭い言葉で迫り迫力がありました。でも、薩摩と長州が幕府を倒そうとしています。さらに苦しい立場になりますが、調整力と知性で乗り切ってほしいです。
60代以上女性
渋沢栄一と土方歳三のシーンが印象的でした。初めは二人の距離感を感じましたが、その後、お互いの出身が近いことがわかって一気に打ち解けたところが良かったです。実際に二人はどんな会話をしたのかわかりませんが、同世代だし、日本のことを一緒に語っていたらいいな、と思いました。二人ともかっこよく、見とれてしまうシーンでした。また、土方が刀で敵と戦うところは新選組らしくて迫力があり、見ごたえがありました。最後の方で、土方が栄一のいとこの喜作と出会い、もう一人渋沢がいることに驚いていましたが、のちのちまた顔を合わせたらおもしろいなと思いました。
40代女性
戦いの無い世界で生きてきた徳川家の子孫たちだけに戦の陣頭指揮を執っていた優しさのあるイイ人であった家茂には辛い事に感じられ、最後に話せた慶喜との対面で見せた言葉が全てを物語っていたなと思いました。将軍になると厄介事しかないと慶喜に説得を試みた栄一の言葉通りに腹黒い者たちが動き出すのは予想していましたが、家茂の妻となった和宮が慶喜に苦しめばいいと気持ちを露にしたのが恐ろしく、家茂と慶喜の繋がりの真実を知らない和宮だけに悲しい思いになりました。慶喜が将軍となったことで密に繋がっていた一橋家の人々もバラバラになる寂しく、新撰組の土方と栄一の元は百姓という身分という部分でグッと繋がりが新たにできたことは良かったものの、土方の人生は残り少ないなと思うと切ない気持ちになりました。
30代男性
家茂が亡くなり、慶喜がついに将軍に!いよいよ来ました。新撰組と渋沢篤太夫の対面があったとは!土方歳三役の町田啓太さんがカッコ良すぎて、画面に釘付けでした。劇団EXILEの所属の俳優さんとは初めて知りました。殺陣のシーンも華麗で、さらに人気急上昇するでしょうね。篤太夫と土方がふたりで語るシーンが良かったです。お互い百姓の出で日の本を守るという信念があるものの、突き進む土方と迷い悩み流されてきた篤太夫との対比。気持ちが腐りかけていた篤太夫がふたたび己の初心にかえって、これから未来が開いていくのかもしれません。次週はパリへ?!篤太夫の活躍が楽しみです。
40代女性
幕末の動乱期がつぶさに分かりとても素晴らしい展開でした。14代将軍が戦いの中で倒れたと言う歴史が良く分かり無念であったろうと涙が出ました。あとつぎとしての15代に一橋が推挙されますが、こんな幕府を引き継いでも何にも良いことがない、と進言する渋沢栄一のストレートな感情は良くわかります。時代は確実に動いていることを渋沢栄一は熟知していたのでしょう。幕府の家臣となり働く渋沢栄一はやる気を失っています。捕縛を命じられても命を粗末にしそうになります。そんな時に素晴らしい出会いがあり、心が和みました。新撰組副隊長とのさわやかな出会いに感動です。
60代以上男性
とうとう篤太夫が直参の御家人になりましたね。大出世だというのに本人も家族も誰も喜ばないという状態で、確かに尊王攘夷の志士篤太夫が幕府の家来になってしまうのは皮肉な話です。篤太夫は慶喜が将軍になったことによって、もう直に話すことのできない遠い存在になったことを嘆いていますね。それ以前に斜陽の幕府の将軍になってはダメだと主張しまくっていましたが、先輩家臣たちが言うようにこんな失礼な家臣はなかなかいないのかもしれません。幕府の家臣たちにも「変わり者で気が強い」認定されていたのはおかしかったです。土方歳三とはお互い気があったようで、二人とも本音を明かしあっていてなんだか嬉しかったです。
50代女性
栄一と慶喜が二条城で対面するシーンには驚きました。頭を下げたまま待つ栄一の前に慶喜が現れ、面を上げた瞬間、そこには、フランス軍服姿の慶喜が。ブーツから手袋、腰には刀まであり格好いいです。軍服は、ナポレオン3世から慶喜に贈られたもののようですが、髷姿なのにりりしくてなかなか様になっています。46才にしてこの体型をキープしている草彅剛さん。さすがです。慶喜は自分に万が一のことがあったときのことも含め、昭武のことを栄一に託していることから、栄一への信頼度が伝わるアツイシーンでした。ちょっと一息できたのは、喜作との再会のシーン。いくらブランクがあってもすぐに打ち解けられる。微笑ましくて、ほっとさせられました。
40代女性
今週は将軍徳川慶喜の弟、昭武をフランスの物産会へ派遣するのに伴い、篤太夫も会計や水戸侍の見張りの仕事をすべく同行する話でした。将軍直々の命とはいえ、一介の農民だった篤太夫が、外国の使節団の一員に選抜されるという出世ぶりと、いかに慶喜が篤太夫の事を買っている事が伺えます。また、この外国使節団のメンバーを見ると、この時点では慶喜が先の10年、20年の日本の事を考えた上での判断であるとも考えられます。ハイライトは喜作とバッタリ江戸で会い、見立て養子の事や将来について語り合うシーン。先が見えない世の中でも、お互いの想いや決意を語り合うシーンは、我々にも明日への生きる糧を与えてくれるシーンでした。
40代男性
慶喜は将軍になっても篤太夫を気にかけ、パリの博覧会に行く弟の昭武一行に加えました。きっと何か新しいことをつかんでくると期待したのだと思います。昭武にも、そのままパリに残って勉強するように言いました。昭武が世界に通じる能力を身につけて帰り、次の将軍になって欲しかったのです。慶喜は地位を得ても、つなぎ役をしようとしていました。篤太夫は、パリに行く決心をがよくできたと思います。何十日もかけて船で行くのは命がけで、家の後継ぎを決めるほどです。それでも、進んだ文明に触れて、日本のために役立てようと考えました。素晴らしい意欲と行動力だと思います。
60代以上女性
徳川慶喜がフランスで行なわれる博覧会に渋沢栄一を同行者に選んだことに、栄一への信頼感を感じました。異国に行くということを悩みもせず快諾する栄一の凄さも感じました。生きて日本に戻れるかもわからない時代なのに誰にも相談せずに快諾する栄一が慶喜の役に立ちたいと思っている事や異国に対する興味の強さを感じ、新しいことを受け入れることに不安より色んなことを知りたい気持ちの方が強い感じを受けました。でも、手紙を受け取った千代の心情を考えるとやるせない感じもしました。栄一の志を応援しているけど、突然、フランスにいくと言われても困惑しているだろうと思いました。
50代女性
ナポレオン3世の謁見式に顔を出した慶喜の弟の風格、俳優は童顔ながらとても堂々としていました。まさに日本の侍の凄さが表れているような気がしました。渋沢たちはフランスの食文化に触れ、戸惑いつつもどんどん平らげていく様をみると、日本の経済復興はこういうバイタリティーのある人たちが先頭を切っていたから成し遂げられたのだと感動しました。元々渋沢という男は、未知の分野に対して貪欲な性格だったらしく、そのおかげで博覧会を見ても学び尽くそうとしている姿勢は微笑ましいものでした。そして、金策で手腕を発揮する渋沢はさすがだと思いました。
60代以上男性
凱旋門から見えるパリの都がとても鮮やかでしたが、これCGで作ったんですよね。見事なものでした。今回は篤太夫が目を丸くしてパリの都やエレベーターなどのいろんな技術に驚いていましたね。あれだけ篤太夫に喜ばれたら万博の主催者たちも満足でしょう。万博には薩摩も出品していて幕府は薩摩にしてやられた結果になっていましたね。日本が連邦国家だと思われれてしまうことは日本国としてはマイナスだなと感じるのですが、薩摩は自分が幕府と同等だと世界に認識されればそれで満足だったということですよね。なんだか自分勝手な話です。
50代女性
日本の武士たちが異文化に触れるシーンが面白く描かれていた。ちょんまげ姿で軍服を着る一ツ橋公には笑えたが、やはりそれを見た篤太夫も違和感を感じて笑いをこらえたような表情がとてもよかった。昭武とともにパリに向かった篤太夫たちが、凱旋門の上からパリの街を眺めるシーンはCGとはいえ圧巻だった。また当時のパリの風景を今のフランスを大切に維持しているのかと思うとそれも感慨深い。新しいことに興味津々な篤太夫のキラキラした瞳と、幕府の重責を背負った昭武の落ち着いた演技は素晴らしかった。日本もこのころのように若者が興味を持てる社会に変化するときが来ているのだと思った。
50代女性
栄一が慶喜の命でフランスに行くことになり、博覧会で蒸気機関やエレベーターを見て体感し、当時の日本とのあまりの差に驚き、まいった!と言ったシーンが印象的でした。フランス訪問はその後の栄一の活躍につながる大きなきっかけとなったと思います。栄一自身にとってはまさに人生の中での大きなターニングポイントの一つだったのではないかと思います。栄一にフランス行きを命じた慶喜の人を見る目もすごいと思う。この出来事がなければ日本の発展は遅れていたかもしれない。また、当時海外に行くということは簡単に行える事ではなく、勇気も必要だったと思う。それを決断して実行した栄一の行動力がすごいと感じた。
40代男性
第23話は篤太夫が訪問しているフランスからの借款消滅と、将軍徳川慶喜の大政奉還の話が軸でした。借款消滅で篤太夫が参加している使節団の滞在費用が窮する状況になってしまい、代わりに諸外国からの資金調達やら滞在費用の削減に走る様子は正に会社の資金繰りに奔走する様子そのものでした。篤太夫と仲良かった勘定奉行の杉浦が途中帰国を命ぜられたのも、滞在費用の関係から、というのもあったかもしれません。ハイライトはやはり大政奉還のシーン。徳川慶喜の究極の選択、決断のシーンですが、それまでの葛藤や様々な人の想いなどがあった末の結論で、老中達に打ち明けるシーンはとても印象的でした。
40代男性
今までこんな徳川慶喜を描いたドラマがあったでしょうか。 今回、ついに幕府が朝廷に政権を返す大政奉還の回です。 慶喜が京都の二条城で政権を返す発言をした時の家康の表情が何とも言えない程良い味を出しています。 慶喜は戦をしたくないのに戦をしようとする薩摩側の思惑と行動。 慶喜の側近が暗殺され、部下からは薩摩を打つべしと声が上がり、慶喜の思いとは逆の方向に歴史が進んでしまう事への悲しさが痛い程辛い回でした。 一方、主人公渋沢篤太夫がいるパリでは幕府一行はみんな和装から洋装になります。 髷を切る時の水戸侍達のシーンがコミカルに描かれていました。 当時の日本では髪を切る行為は犯罪者である証だったと思うのでプライドが高い水戸侍達にとっては屈辱的だったでしょう。でも、彼らの反応が一々面白くて笑ってしまいました。 渋沢は柔軟に洋装を受け入れていました。 そして、渋沢が人生の目的を知る回でもありました。 次回が8月なので今後の展開が気かがりで仕方ないです。
20代女性
見どころの多い回だったが、圧巻は慶喜の二条城での大政奉還の宣言のシーン。暗闇を最後に照らし出す光の様に、苦悩と孤独の中から最善手を打った慶喜の悟りきった表情が凄かった。構成も見事で、「こんばんは、徳川家康です」のパートが実に見事にはまり込んで、草なぎ剛と北王子欣也の演技力と存在感が際立つ回だった。パリ組は基本的にはコメディー担当。水戸藩士グループが終わりを迎えた激動の時代から、周回遅れなのが哀しくも滑稽。(辞世の句を詠みながら切腹するのかと思ったら、髷を落としていた。半端に伸びた月代が切ない…)パリ編のバックボーンは当時の国際政治で、伝統的に不仲な英仏、統一を目指す独諸侯、南下を目指す露、ヨーロッパに一線を引く米といった当時の外交の水面下が描かれ、なかなか渋い。
40代女性
初っ端から衝撃の展開で慶喜の周りから人が次々と居なくなってしまう。しかも本来は慶喜を支えるべき身内とも言える水戸の者たちの手によってそれが行われたとすれば、慶喜はなお孤独になってしまうだろう。その中で大政奉還というまさに徳川300年を背負う決断をし、慶喜と家康が時を超えて結ばれる様を草彅剛と北大路欣也がその表情だけで見事表現していた。ただ慶喜の側からの描き方としても、岩倉や薩摩の描き方に極端な差があるように感じた。しかし今回は栄一がパリで今後の生き方を見つけ、それと絡んでいくことを思うと薩摩や幕府といった違いはどうでもよくなっていくように感じたので、あえてそういう描き方をしたのかとも思う。髷を落とす水戸藩の人々のあの切腹でもするかのような決断はこれから時代が動いていく兆しをまざまざと感じさせ、オリンピック中断前最後の放送としては、この後の展開に興味を抱かせる演出であった。
40代男性
大河ドラマの放送再開をとても楽しみにしていました。何度見てもパリの風景のリアリティが素晴らしいですね!CGだと知ってはいても、現地で撮影してきたのではないかと思わされる雄大な映像につい魅入ってしまいました。今回は、日本の一新をパリで伝え聞いた篤大夫たち、篤大夫の西洋化をホトグラフで見た千代の動揺がひしひしと伝わってくる回でした。どちらも到底受け入れられず、気持ちを乱しましたが、それぞれの変化の背景には根拠のある強い意志が関係していました。今でもある物事を齟齬なく伝えることは難しいですが、今より伝達ツールが発達していなかった時代、誤った解釈によって失われた人間関係がたくさんあったのではないかと感じました。大政奉還と篤大夫の渡仏があったからこそ今の日本の姿があります。日本人の多くはそのことに感謝せずにはいられないと思いますが、ただ「良い出来事」としてではなく当時の周りの人々のリアルまで描いたドラマのつくりに感動しました。この先、いよいよ資本主義の父として活躍を始める篤大夫の躍進を楽しみにしています。
20代女性
印象に残ったシーンは、渋沢栄一から送られてきた、髷をおろした栄一の写真に、千代がみっともない、はしたないと感じた場面です。千代にとって栄一は海外に行ってしまった大切な夫です。侍姿のかっこいい姿でいてほしいと同時に、一緒にいたときと姿が変わり、より遠くに感じてしまったのではないか、と思いました。しかし、栄一に送った手紙からは、髷をおろした姿に対して戒める文言が入りつつも、千代の優しさを感じる手紙と、それを読んで笑う栄一の姿にほっこりしました。演出上ではあるのでしょうけど、手紙の文字が思ったより達筆で感心しました。
30代男性
パリの篤太夫たちの元に、大政奉還や鳥羽伏見の戦い、さらに慶喜が江戸に戻って、謹慎している知らせが次々に届きました。帰るところがなくなってしまうと不安だったと思います。そんな中でも、篤太夫は、費用を工面していました。証券取引所で債権を買って利子がついたことには驚きました。先を見通す力があると思います。みんなが幸せになる方法、資本主義の考えを知ることができたのは、篤太夫にとって最大のことだったと思います。昭武は、次の将軍ではなく、水戸家を継ぐことになります。帰国後のことが心配です。留学していた人たちの側から幕末を知ることが、初めてできてよかったです。
60代以上女性
フランスの篤太夫たちの新年を祝ってワインで乾杯する穏やかな一時と、政を返上した激変した日本という同じ時間を過ごしているのに環境が全く違うという構成と、当時は情報を得る手段が手紙しかない事で篤太夫たちがもどかしい気持ちでいる表現は面白く感じました。どうなるか全くわからない中でも篤太夫は冷静に資金を倹約しようと直ぐに動き出す素晴らしさに感心させられ、文句ばかりの留学生たちにはハッキリと一喝するカッコ良さに惹き付けられてと見応え十分でした。篤太夫は困難な中でも着実に新しい知識を得て成長する目覚ましさがある一方で、以前は血気盛んでカッコ良かった長七郎は精気を失いドンより、慶喜は篤太夫の知っている人ではなくなったような動きをしているなど、混沌とした世の中に影響された不甲斐なさにガッカリしました。篤太夫の欲しくて堪らなかった妻の千代からの手紙でしたが、マゲが失く洋装姿にあさましきと何度も呟いていたのを手紙にも記しているのが可笑しく、それを読んだ篤太夫なのに言葉には全く気にせず、千代に会いたいというゾッコンに惚れている呟きに爆笑させられ、篤太夫はこんな性格だからどんな事が起ころうとも前に突き進めるのだろうと思いました。
30代男性
これまでで一番、胸が痛む内容でした。東湖や斉昭、そして円四郎の死も辛かったのですが、25話は亡くなった人も多いうえに、平九郎の最期があまりにも壮絶で言葉を失いました。先週はさらりとスルーされてしまった上野戦争の一部を詳しく取り上げてくれたため、勉強にはなったのですが、改めて争いの愚かさを実感たものです。瀕死状態で逃げようとしていた平九郎たった一人に対し、多勢の敵が銃を向ける姿を見て、情けなさまで感じてしまいました。例え”逃げた”と咎められようとも、争いを選ばなかった慶喜や篤太夫こそ、真っ当な心意気だったのではないでしょうか。
40代女性
今回の放送を聞いて気になったのが徳川慶喜を護衛していた兵士たちのなかに平九郎と尾高ともう1人の渋沢がいたけど、平九郎が死んだのはいたたまれないと感じたと同時に、尾高が故郷に無事に戻れて新政府に追われずに平穏に暮らしてるのが気になりました。その一方でもう1人の渋沢が箱館で土方たちと戦っていて、それで主人公の渋沢と絶縁状態になってしまったのであのまま死んでしまうのかと思うと次回の放送を見るのがつらくなるかと感じてしまいました。けど最後の最後でイッセー尾形さんの商人の戦いはこれからだといったときのニヤッとした顔が次の楽しみ化とも同時に思いました。
40代男性
フランスから帰国した栄一が様変わりした日本に戸惑うところが印象的でした。まげをとって着物を来てもかっこよかったです。特に平九郎の最期をきいて涙を流す栄一の姿にぐっときました。最期の最期まで武士としてプライドを持って闘ったことが伝わってきて切なくなりました。彼には幸せになってほしかったので残念で仕方ありませんでした。土方さんの函館での最期の闘いも描かれていましたが、土方様は相変わらずイケメンでした。喜作もその闘いに参戦しており、もしかしたら栄一とはもう二度と会えないかもしれない、という文の文章が胸に響きました。あんなに仲良かったのに別の道を選んだんですね。
30代女性
渋沢栄一が無事日本に帰ってきましたので本当に安心しました。しかし、自分の代理として実家に残した平九郎は、武士として駆り出されます。官軍には勝てるはずがないのに戦う姿がとても印象に残りました。明らかに形勢不利だったら慶喜のように戦場から逃げてもよかったと思うのに、堂々と戦い死んでいきました。まさに無念です。喜作にしても土方歳三などと函館に向かいます。明らかに負け戦であるのに、その運命をから逃げずに生きている彼らは、その人生を全うしているとはいえ可哀想でなりませんでした。渋沢はその後の日本を立て直すためには死ぬわけには行きません。彼は戦乱から逃れることができたという意味では強運なのでしょう。
60代以上男性
久しぶりの放送を楽しみにしていました。篤太夫が故郷の血洗島に帰ってきて家族と再会するシーンはグッときました。篤太夫の帰郷はめでたいものの、尾高の家では不幸が重なり遺族や生き残った篤太夫の気持ちを思うと胸が痛いとも感じました。長七郎が登場したシーンで、初めはてっきり本当に元気になって篤太夫を迎えに来てくれたのかと思ってしまったのですが、後にそれは夢であり現実ではすでに亡くなっていることがわかり大きな衝撃を受けました。慶喜と篤太夫が対話するシーンは、初め部屋の暗さや慶喜の生気のない顔が重苦しかったのですが、篤太夫の臨場感抜群の語りによって次第に明るくなっていく演出が印象に残りました。
20代女性
ドン底の精神となっていた長七郎が爽やかかイケメンとなって栄一の前に現れたことでホッとしたのに、夢の中の長七郎とはなんだか怪しい流れだなと思っていたら、亡くなるというフラグだったとは見ているこちらがドン底に落とされ、これからの世の中を説いていた惇忠も心の落ち込みの深さが切なく、ていの平九郎を想うあまりに栄一に恨み節を言ってしまうなど、栄一と惇忠たちは同じ方向を向いていたのに渋沢家と尾高家の落差の激しさは、世の中の変化は多くの人を犠牲にするという表現だったと思いました。栄一の事を誇りに思う父親の市郎右衛門ながらずっと渋沢家で尽くしてくれていた千代を思っていて、感謝と共に栄一から貰ったお金を渡すという行動が素晴らしく、よく考えると栄一は視野は広がったもののまだ何事も成し遂げておらず、家庭も顧みないという部分においては現代社会の父親としてはロクデナシだったなと見えてしまい、これからは家族のためにも生きて欲しいなと思いました。
30代男性
久しぶりの地元に帰り家族に再会できて一安心でしたね。うたちゃんがちゃんと抱きついてくれて嬉しかったですね。千代はまげをとった姿になんだか複雑そうな気持ちを感じました。長七郎もまさか早くに亡くなってしまったのが悲しかったです。平九郎のことを責められるところは胸が苦しくなりました。いろんな身近な人たちの変化を栄一がしっかりと受け止めて新たな時代を作る決意をしたように感じました。慶喜との再会も感慨深いものがありましたね。思わずパリでの様子を感情的に話す栄一も冷静に受け止める慶喜の懐の深さを改めて感じさせました。
30代女性
第26話は帰国した篤太夫が久々に故郷血洗島に凱旋した話でした。家族との再会を喜ぶ一方で、平九郎を失った悲しみ、そして長七郎の死という尾高家に起こった悲しい出来事が描かれ、再開初回としては静かなスタートでした。ただ、その中にもハイライトシーンはあり、その悲しみを乗り越え「生きていれば新しい世の中のために出来る事はある」と篤太夫が決意するシーン。今の世の中へ向けたメッセージに感じます。そして、箱館戦争に参戦せずに駿府へ赴き慶喜に謁見するシーン。異国での経験を活き活きと話す様子は次回以降、新しい世の中へ向けた篤太夫の動きを期待させてくれます。
40代男性
放送中で一番興味をひいたのは市場での主人公と薩摩の五代との会話で、五代が渋沢に話しかけたシーンでした。これは視聴者の自分から言わせればあえて五代が渋沢のほうへ接近して探りを入れたのかと思いました。そのあと最後のシーンで新政府たちが五代と会話している最中に渋沢の話題になって、渋沢が4万両の利益を出したと聞いて五代も一緒に面食らっていたのが面白かったです。あとは箱館でもう1人の渋沢と土方が最後のバトルで別れてしまいましたが、なんで一緒に行動しようとしなかったのかと思いました。土方がもう1人の渋沢に生き延びろみたいなことを言ってももう遅すぎるわ、だったらバトルなんかとっくの昔にやめちまえとも言いたくなりました。
40代男性
渋沢が駿府で仕事をしていたのは意外でした。コンパニーという新しい発想を提案しましたが、すぐにはやはりなかなか受け入れてはもらえないんですね。五代様がいよいよ栄一に本格的に絡んできて嬉しかったです!あさがきたの時とあまり変わっておらずすごいなと思いました。千代とうたは駿府に一緒に住むことになったんですね。長く離れていたので良かった反面、地元を離れるのはさみしいですね。千代に対してお世話になりました、と頭を下げる両親がすごいなと思いました。士農工商だった時代から商人も武士も何も上下はない、ということを受け入れることは当時の方々としては難しかったでしょうが、新しい考えを切り開くことで成長していくんだなと思いました。
30代女性
慶喜の台所を潤わせるため、静岡でカンパニーを立ち上げた時、お互いに反目しあう武士と商人を説得しようと、栄一が目を見開いて言葉をぶつけたのが良かった。だからこそ、武士も商人も一つになってドンチャン騒ぎをしてカンパニーが成功したのです。お金を交換した三井の番頭も、栄一を将来のライバルと認め、障子の穴からじっと観察していたのもその表れでした。栄一の静岡での成功は、明治政府にも届く、大隈重信や伊藤博文や、実事家の五代と、そうそうたる顔ぶれが栄一の名前を連呼していて、これから栄一とどう絡んで行くのか楽しみです。あと、もう一人の渋沢、喜作生きて栄一と再会して欲しいです。
50代男性
埼玉県出身で渋沢栄一に親近感が湧き見始めました。今回は明治維新はとても複雑で難しい中、主人公の吉沢亮は趣味ではないのですが小林薫はじめとする俳優陣が良いので、つい魅入ってしまいます。フランスで学んできたことを日本にも導入する株式会社の始まりや、紙幣の発行などとても功績を残した人なのだと改めて思いました。この時代は江戸時代から明治時代に変わる転換点を武士と農民の観点から描かれているので今までの明治維新ドラマとは少し違っていて趣があります。今回の放送で江戸の武士、徳川家が終わりを告げ、日本の経済がどう変わるのかが楽しみです。
40代女性
またまた栄一は新しいことを始めるんですね。奥さんは大変だろうとそればかり考えてしまいました。しかしおめでただそうで、二人の仲は良いことがよくわかります。今度は静岡から東京へ行く栄一。しょっぱなから恥ずかしい失敗を犯してしまい、でもこのことで名が売れましたね。一方慶喜とはもう会うことはあまりなくなりそうですね。寂しいです。しかし彼もまた彼の人生を歩んでいるようで、静かな余生を送ってほしいと感じました。喜作は生きていたようでホッとしました。しかし打ち首になるかもしれず、彼が釈放されることを願ってやまないです。
30代女性
最初に痛快だと思ったのは新政府に呼ばれて、大隈に攻撃的な口調で攻めてる場面でした。それに対して俺は知らんと防御一方の大隈の情けない姿が少し面白かったですが、大隈がそれでも日本はこのざまだから優秀な人材を集めなければならないと説得してそれに折れた渋沢の2人の場面が少し感動しました。もう1つの面白かった場面は最後のシーンで岩倉とか大久保のいる目の前で新政府のやってることを公然批判してるシーンでしたが、そこへ伊藤か大隈かどちらかがうやってきて、ここは大蔵省ではないと言われて渋沢が急に謝って退散しているところでした。まるでコントかと思いました。
40代男性
栄一はとうとう新政府からも注目されて仕事の打診が来ましたね。静岡の財政を立て直した手腕を買われましたね。しかし、断りに行った先で会った大隈に言い負かされました。大隈は魅力的な人物でしたね。日本を良くしたいという信念を持って働いている姿に栄一も惹かれたのでしょう。栄一にとっても、何もない状態から国を作り上げていくのは魅力的ですよね。慶喜もそんな栄一の気持ちに気がついて、快く送り出してくれました。この2人の主従関係は本当に素敵です。お互いに認め合って信頼しているのがよくわかります。慶喜もそんな栄一を手放したくはなかったでしょう。しかし、日本の未来のための決断はさすがに元君主ですね。
40代女性
渋沢栄一が新政府に呼び出され大隈重信と面接をした時の栄一の心境の変化が手に取るように伝わり興味深かった。その後静岡に帰り慶喜と面会するのですが、その場で慶喜に心の変化について図星で言い当てられ見事に撃沈してしまいました。栄一の本心は徳川幕府でも明治新政府でも無くどちらでも良かったのではないか。自分の力が存分に発揮できる場を元々求めてたので、むしろすっきりした気持ちで政府の役人になったと思っています。又、新政府への初出社で大蔵省へではなく、新政府の会議中に乗り込んで、自分の新政府に対する気持ちと財政改革について滔々と意見を述べたことに痛快さを感じる。栄一の今後の活躍を象徴するような場面であったと思います。
60代以上男性
新政府は、薩摩、長州、公家などの寄せ集めで、様々な人がいます。大隈重信や伊藤博文は改革を必要として、幕臣だった栄一に協力的でした。でも、大久保を始め大半は封建的でした。栄一に嫉妬して、悪く言うのはひどいです。西郷も薩摩に帰ったきりです。岩倉がこのままでは新政府が潰れると言ったのが、真実だと思いました。でも、栄一や留学経験者や若手は、藩を超えて、新しい国を作ろうとしているのが素晴らしいと思いました。郵便や養蚕などがどのように整ったのかがわかり、ワクワクしてきました。従兄も、過去にこだわらずに、日本のために頑張る決意をしました。これから、さらに栄一の考えが広まっていくのが楽しみです。
60代以上女性
栄一の従兄弟の尾高が、地元で生糸の生産の猛勉強を始めていた。尾高は明治維新では負け組の部類に入り、弟2人は明治政府と戦をして命をなくしている。一方、栄一は明治政府の大蔵省に召し抱えられ重要な任務について、明治政府の財務の手助ける重要な仕事を行っていた。この両者が過去の遺恨を忘れて手を取り合って日本のために働こうと決意して手を組んで、動き始めたことに感動しています。尾高は元々勤勉家なので生糸の生産について誰よりも知識に精通していた。尾高は外国の生糸と渡り合うには十分すぎる器量を持ち始めていた。栄一の実行力と尾高の知識で外国に負けない生糸の生産に邁進する姿に富岡製紙工場の稼働と成功をダブつかせながら興味を持ってみていたいと思います。
60代以上男性
明治の改革が始まっていく様子にワクワクしました。また、みんなが短髪の洋装姿なのもいいです!志尊くんが爽やかで素敵ですね。郵便制度も今では当たり前ではありますが、このときにできたんですね。前島密さんのお名前はきいたことがあったので、こんな感じだったんだなと思いました。千代にまた二人目のお子さんができて家族で喜んでいるところがほっこりしました。惇忠のお兄さんが抱っこしてる時はちょっとびっくりしました。まだ平九郎の悲しみを背負ってるところが切なかったです。群馬の出身なので富岡製糸場のことはよく知っていたので、富岡製糸場を作ったブリュナさんが登場した時はおお!と思いました。
30代女性
渋沢栄一の腹の座った生き方はまわりの人間たちをどんどん変えていきます。いろいろな仕事にかつての徳川の家来たちを採用して能力を発揮させますが、それこそ今の日本を支えている基盤の事業ばかりです。手作りで、最初の基礎を作った人たちに感謝の気持ちが湧き上がります。今では正確な配達でわたしたちの生活を支える郵便事業も、彼らの熱意のなかで作られたかと思うと、感慨深いものがあります。渋沢栄一のただ日本の未来のためにつくしたいと言う気持ちに感動しかありません。屋敷に訪れた父の感激が胸に沁みます。我が子が誇らしいと言う感情に涙が出ました。
60代以上男性
みんなが会議をしている時に栄一と杉浦さんでこそこそ話しているところがかわいかったです。いつの時代もそういうことをしてるんですね。西郷隆盛さんが戦が足りん、といった一言を話しているのが印象的でした。少し怖いですね。そうではなく明治政府として廃藩置県を行ったことは良かったと思います。戦を行わせないようにという心意気があったことが知れて良かったです。栄一のお父さんの最期はとても清々しい気持ちで見れました。渋沢栄一の父という誇りを持って亡くなられたんですね。雨の中かけつける栄一もかっこよかったなと思いました。
30代女性
大久保利光が、こんなに物分かりがなく独裁的に描かれている物語を見たのは初めてです。特に明治維新を成し遂げた薩摩、長州、一部の公家をテロ集団と見立てた筋書きにびっくりしています。そのような気持ちで見ていると大久保のワンマン政治も理解できてくるから不思議です。逆に西郷隆盛が、不憫に感じるのは私だけでしょうか?渋沢栄一の人物像を中心に物語を書くとこの様な物語になることに、改めて時代を違う視点で考えると全然違う人物になる事に不思議な感動を感じました。私は今まで大久保や西郷、坂本、桂、などの志士を日本の近代の夜明けの英雄として観ていたのですが、今後はもう少し視点を変えて歴史について考えてみたいと思うようになりました。
60代以上男性
今回は日本国内の郵便の始まりの場面が印象的でした。郵便という名称もこういう経緯でついたことも興味深かったです。そして試しに出してみた文書が届くと心配をする場面を見た時にはこういう始まりがあって、今現在はそんな心配もすることなく当たり前に郵便扱っていることに感謝。当たり前のことって、当然のようにあったことではなく、必ず発想して膨らませて実行して育てていった人達がいたからこそなのだと改めて思いました。と同時に普段からなにも考えずに生活していた自分を省みると恥ずかしい思いでいっぱいになりました。これからドラマはますます今現在へ繋がる「当たり前」になっていることがどんどん出てくると思うので楽しみにしています。
50代女性
渋沢栄一さんがいなければ、表舞台に出てこなければ、今の日本はとてつもなく不便でまだ侍の国だったのではないかと本気で不安になりました。多種多様な固定概念を持つ人たちの意見を汲み取って、持ち前の統率力で次々と形にしていく様子は本当に尊敬に値すると思いました。やり抜く決意の強さなどは、父親から学んだものなのだったのかもしれません。男女の区別なく勉強する機会を差しのべたり、妥協せずに養蚕をより良いものにしようと奮闘したりと先進的な姿勢を行動で示し続けた市郎右衛門さんの魅力についても新たに認識を深めることが出来ました。多くの人に心的な影響を与えたであろう市郎右衛門さんの存在が、彼亡き後もどのように力を及ぼしてきたのか、今後も描いてくれたら嬉しいなと思います。
20代女性
栄一が、大阪で浮気をし子供を作ってしまった。浮気相手の大内くにが身重の状態で、栄一に家に!ここで大立ち回りになるかと思いきや妻の千代が、毅然とした態度で「家族として一緒にこの家ですごしましょう」と寛大に受け入れてくれた。、物語の中だと自分に言い聞かせてはいますが、千代の心の度量の大きさに感動しました、千代のこのような気持ちにさせた栄一もさすが立派な人間で妻との信頼関係があったればこその千代の態度ではなかったのかと思います。何事も人を動かして一流の人物になる条件として、人を信じ込ませる人間に(あまり浮気は称賛されないと思いますが)成れる人だからこそ国の大事を成し遂げられる人間に成れることを改めて感じました。
60代以上男性
栄一の浮気相手がまさかの妊娠で、どうなるのかと心配しました。するとちよが、「お前さんの子なら一緒に育てましょう」と表情を一切変えず言ったことには腰を抜かしました。修羅場になるはずのシーンが、まさかの感動のシーンになるとは恐れ入ります。昔の女性はあんなふうだったのかとビックリです。そして栄一はまたまた職場を変えるようです。タイトルも「栄一の変身」とあったので何のことかと疑問に思っていたら、そういうことですか!次はいったいどんな職業に就くのか気になります。長男も生まれて、仕事も順風満帆にいっていたのにまたまた大波乱がありそうです。
30代女性
渋沢栄一が、後世にその名を残す「日本資本主義の父」と呼ばれるようになるスタートを切った重要な回でした。その引き金になったのは、渋沢が三野村利左衛門から言われた「徳川の世と何も変わっていない」の一言だったと思います。渋沢自身が幼い時から思い続けてきた「武士中心」の理不尽な世。徳川幕府が倒れても、世の中の権力構造は同じでした。三野村は「幕府が新政府に変わっただけ」と言いましたが、その新政府に渋沢自身が身を置き、若き頃に軽蔑していた幕府の役人と同じことをしていたのに気が付いたのです。そこで渋沢は、自分が居るべき場所は新政府ではなく、三野村と同じ在野の側であるべきと悟ります。渋沢栄一が理想とする「民の力」を自身が体現する時がやって来ました。次週以降の渋沢の活躍が楽しみです。また、次週予告でいよいよ岩崎弥太郎が登場することが分かりました。後に強大な好敵手となる岩崎と渋沢の対決にも注目しましょう。
50代男性
栄一がまさかの不貞行為により、子どもまでできてしまいとてもびっくりしました。そして千代はその事を栄一から知らされてもそれを受け止め、まさかの一緒に育てていこうと言った所が千代の人間性の素晴らしさを知った所でした。千代がいたから渋沢栄一が仕事に精一杯になれたんだと思いました。喜作と再会し共に今生きている事の大切さをかたりあっていて、現代人にも命の大切さを伝えているようにも感じました。あの時代を生きていた人にしかわからない辛さも同時に感じました。毎回栄一の行動力に羨ましさと、凄さを感じています。来週からも楽しみです。
40代女性
今回は栄一が野に下り、銀行設立へ動き出すも母を失う悲しい回でもありました。しかし何よりも岩崎弥太郎の登場で今後が楽しみになってきました。渋沢栄一、五代友厚、岩崎弥太郎の日本経済の礎を築いた3人が今後どのように活躍するのかが見処です。今までは明治維新のドラマでは描かれなかったことばかりなのでとても勉強になります。渋沢栄一の名前ぐらいしか知りませんでしたがこれまで知らなかった明治維新の様々な側面をしるにはもってこいの作品です。また維新後の慶喜公もあまり知られていないと思うので今後も作品に登場してくれると慶喜公のことを知る機会になるので期待します。
40代男性
大蔵省はいっぺんに栄一と井上薫に退職されて大変ですね。栄一の再就職先が第一国立銀行って、今でいえば「天下り」じゃないですか。彼の場合、優秀だしまだ若い身だし銀行側はありがたいことでしょうけれど。第一回の放送を視ていた時、恵まれた生い立ちの栄一と貧しい生まれの岩崎弥太郎を知らず知らずのうちに比べていましたが、その弥太郎が満を持しての登場で感無量です。なんだか貫禄十分な弥太郎ですね。これから栄一とどのようなライバル関係を築くのか楽しみです。ドラマ序盤で算盤術が登場しましたが算盤の達人は算盤なしでも計算できるので、これもやってみせて外国人講師を感嘆させてほしかったです。
50代女性
栄一とその母親の最後のお別れのシーンがとてもじーんときて思わずこみ上げてくるものがありました。母親の栄一への最後の言葉がまるでまだ小学生の息子に話しているような内容でしたので、立派に成人した息子だと言うのに最後の最後にまで本当に母親だったのだなとぐっときました。これまで大きな存在感を示してきた小林薫さんと和久井映見さんが2週続きでドラマの中から去って行った事自体もとても喪失感で一杯です。2週続けて親を亡くした事もでしたが官の仕事を辞めて銀行を立ち上げた点でも栄一にとっての大きな人生の展開期になったという印象でしたし、江戸時代が終わって間もない頃には本当に急激に様々な改革が行われていたのだと改めて知る事ができ歴史の勉強はこういう形で修得すれば本当に楽しく面白く学べると思いました。
50代男性
政府をやめて銀行を立ち上げるという大がかりなことをやってきた栄一は本当にすごいなと思います。千代と妾のくにの同居についても描かれていましたが、やはりすごい時代ですよね。千代さんの心労は絶えなかったろうなと思いました。いつも優しかったおかあさんが亡くなってしまい悲しかったです。栄一に対する気持ちもあったと思いますが、千代に対してもとても本当の娘さんのように大切に思っていたんだなということが最期のシーンで伝わってきました。栄一が好き勝手してるので千代への申し訳なさがあったように思います。帰国した喜作もとってもかっこよくて素敵でした。
30代女性
西郷隆盛がナレーションで死んだのでちょっと残念でした。また大久保利通が渋沢栄一に力を貸してくれと歩み寄ってきたところに感動しましたが、あっけなく亡くなってしまったこともとても残念でした。物語の中では、三菱や三井や小野組など錚々たる企業が登場しますが、その成長過程に渋沢がいかに関与していたかと思うととても感慨深いものがあります。腹黒い人間かと思うと、三井のトップのように苦労して成り上がった人間の違った側面も見られて本当に面白かったです。また、外国人が操ろうとしていた蚕の紙を焼くシーンも見事でした。そうやって乗り越えてきたんですね。素晴らしい。
60代以上男性
栄一と慶喜との再会が感慨深いものでした。かなり慶喜がかっこよくて素敵でした。どんな服装も着こなしてしまいますね。10年越しの横浜焼き討ちだといって炊き上げながら長七郎や平九郎を思って見上げるところにグッときました。明治の世の中になり、今まで栄一とかかわってきた人たちが彼を助けてくれるところは彼の人望が伝わってくるシーンでした。銀行ができることで経済は回っていきますが、お金中心の世の中になってきている、という三井さんの言葉が心に残りました。また、戦争にお金が使われていくという時代になっていくこともすごく悲しくなりました。
30代女性
私はこの作品を単なるキャストらの演技やセリフなどに着目して観てはおらず、あくまで日本がたどってきた歴史の通過点を描いた作品として観ています。その中で今回の33話では明治初頭の日本の資本主義経済が輸入超過であることが描かれていましたが、諸外国が日本の養蚕業の値崩れを狙っていることに対して早急な対応をするために主人公である渋沢栄一が大久保に呼びだされ、その任を受けるシーンがこの回の中心でした。栄一の対応は横浜の生糸商人に蚕卵紙を買い上げさせ、それを燃やし続けさらには新聞を利用して外国人商人の購入を促すという圧巻なものでした。この回では西南戦争や大久保利通の暗殺等、歴史的に重要な部分も描かれていましたが、渋沢栄一が主人公である以上彼が若いころに読んでいた論語を銀行の頭取になったことで読み直すというシーンが非常に重要である風に思える。
10代男性
国立第一銀行を守るために小野組を犠牲にしたり、三井に乗っ取られないように西洋式銀行監査を行い頭取に収まったりと、ドラマ冒頭だけで随分と栄一が活躍していましたね。今度は大久保利通に頼まれて諸外国が値を下げようと全く買おうとしない蚕卵紙をあえて売らずに集めて燃やしてしまうし。栄一は「10年越しの焼き討ちだ!」と淳忠、喜作とともに聖火台に点灯するように蚕卵紙に火をつけていましたが、「お蚕様に何をする!」と非難する人はいなかったのでしょうか? 新聞でも大々的に取り上げられたし、世間の評価が気になります。
50代女性
渋沢栄一の慈善活動を扱っていましたね。療養所にしても孤児院にしても男性スタッフが高圧的に対応していたことに驚きました。栄一自身は「親もいなかった子にそんな態度ではなく優しく」とスタッフをたしなめていましたが女性を雇うことは考えなかったんでしょうか? 栄一が自分を「恵まれた環境で育った」とわが身を振り返っていましたが、今頃実感したのかよと突っ込みたくなりましたよ。栄一は自宅に書生を何人か置いていましたが、書生たちが「暴漢が襲ってきたら警察を呼びに行く」という考え方では千代も説教したくなりますよね。戊辰戦争を知らない年でもあるまいし、富国強兵は程遠いと感じました。
50代女性
最初は、渋沢栄一について、それほど興味を持っていなかったので、よく見ていなかったのですが、父が見ていて、ながらで見たら、面白くてハマってしまいました。岩崎弥太郎役の歌舞伎役者さんもとてもいい味だしていました。銀行を作り、「合本」で新しい世の中を作ろうとする渋沢栄一がかっこいいです。伍代様役のディーンフジオカもかっこいい!そして、渋沢栄一の奥さん役の橋本愛も、芯の強いやまとなでしこといったかんじで、見ていて気持ちがいいです。新しい日本がこんなふうにしてできていったのかと、知らないことばかりだった自分に驚きました。次回も楽しみです。
30代女性
今回は東京商工会議所を作った話でした。20年前に結ばれた不平等条約の改正をイギリスのハリー大使に求めましたが「日本は民の意見というが、その世論をまとめるところも無いのにどうやって民の声がわかるのか」と嘲笑されたことがきっかけだそうです。養育院にも妻の千代と通い、力を注いでいたのが分かりました。千代の「痛かったら泣いてもいい」の言葉は心に刺さりました。子供達と笑顔で裁縫をする千代がイキイキしていて良かったです。それにしても岩崎弥太郎役の中村芝翫さんが、想像どおりの岩崎弥太郎で最高です。見た目も喋り方もまさに岩崎弥太郎。歌舞伎役者はやはりすごい。
40代女性
商工会議所がどうやってできたのか、興味深い回でした。民の声を聞いているのかと、イギリス公司という外国人から言われたのがきっかけだったとは。しかしそれを好機ととらえるのが栄一の視点の広さ。やがて大阪にも出来、現在まで続く仕組みとなるのですから一人の人間の見識を侮れません。久しぶりに家康が登場したのも嬉しく見ました。徳川時代を語るには欠かせない演出です。千代の立派さがよく分かったエピソードも印象的でした。書生たちを諫めたスピーチにはその賢さに驚きました。栄一を陰から支えるだけでなく彼女自身の見識を育んでいた様子に、いつもしっかり目を開いて生きてきたのが分かります。外国人たちを歓迎する任務をどのようにやり遂げるか、次回が楽しみです。
60代以上女性
アメリカの将軍一行をもてなす為に栄一夫婦が奮闘する場面ですが、栄一の妻のお千代さんの、もてなしの覚悟と対応に感動しました。特に外国のしきたりも知らず、一から勉強し努力をして当日を迎えるのですが、当然ながら英語は勿論表面上しかわからない状態で臨んだと思いますが、彼女はもてなしの本当の心「できる範囲で、心から湧き出る人を思いやる気持ちを素直に相手に伝える」を如実に知らしめてくれています。特に将軍の奥さんが 足を虫に刺され痛がっていた所を英語が話せないのに、自然体で近づいてやさしく微笑んでお世話したことに本当のもてなしを見たような気がします。来週のお千代さんにも期待します。
60代以上男性
グラント将軍がアメリカ大統領だったなんて知りませんでした。元大統領をもてなす意義は確かに政治的には微妙ですね。でも、このグラント将軍、「西洋人はアジア人や国を平等に扱う気がない」という見解を注意を栄一に与えてくれました。さすがは南北戦争の北軍将軍だけあります。人種差別なんてありえないと思っているんでしょうね。栄一がお千代に「フランスでもてなされて一番うれしかったのはポトフ」と言っていて、お千代はグラント将軍一行にどんな郷土料理をふるまうのかとワクワクしていたら「煮ぼうとう」でしたね。小麦粉で出来ているし、味噌は西洋人の口に合いそうだしナイスです。将軍夫人が「アメリカにもヌードルという似た料理がある」と作り方を紹介していたのが印象的でした。カップヌードルがアメリカでヒットしたわけだと納得した瞬間でした。
50代女性
渋沢栄一はアメリカの元大統領をもてなします。見た目は小さくて、本当に日本人のためになるのかわかりません。それでも最大限もてなしですから、彼の人間性には頭が下がります。面白いのは政府要人たちの妻や渋沢栄一の妻がものすごく頑張ってもてなしをすることです。女性の明るさ屈託のないさまは万国共通な気がしました。前向きで一生懸命な姿に改めて女性を尊敬します。ただ少しだけ賑やかすぎるのには閉口してしまいますが。それにしても渋沢栄一の妻のなんとイキイキとした振る舞いはとても素晴らしいです。めざまし働きをして褒められたところは感動しました。
60代以上男性
アメリカの前大統領グラント将軍が来日するため盛大にもてなすため、いままで表舞台に出る事のなかった女性陣もおもてなしに加わることになりとても現代に近くなってきたなとかんじました。千代たちは、ヨーロッパで暮らしたことのある婦人から、おもてなしの極意を教えてもらうことにことになり、千代が今までにないくらい目を輝かせとぶ澤ても前向きで生き生きした千代を見ることができた。日本を作り上げたのは渋沢栄一だが、この偉大な渋沢を支えたのはもっとも素晴らしい妻、千代が居たから渋沢は色々な事にチャレンジし素晴らしい日本の始まりを作り上げられたのではないかと思った。
40代女性
岩崎弥太郎率いる三菱の独占を許すまいと東京風帆船会社を設立する渋沢栄一であるが、岩崎の方が上手でメディアなどを駆使して栄一を窮地に陥らせることから始まる岩崎・大隈陣営VS渋沢・五代ら陣営との経済の面での戦いは見応えのある内容の一つだった。また、東京府会でも渋沢栄一が力を入れえている養育院への拠出および事業規模の縮小を迫られて、栄一が段々と追い詰められるようになると、今後の目を見張るような打開策を実行していくのかもしれないとの期待感があった。千代との永遠の別れの最後のシーンは辛いところ。また栄一の身内の者が息を引き取ると寂寥感が大きく漂うようだった。
50代男性
今回は「祝言」と「お葬式」、いっぺんに出てきましたね。しかもどっちも栄一の家の話というジェットコースターぶりで。栄一の娘の歌子が栄一に似てて、お見合いでひとりペラペラしゃべりまくっていたのがおかしかったです。でもそのおしゃべりを楽しんでくれる相手と結婚できで良かったですね。お千代は歌子の祝言と幸せそうな新婚生活を見届けることが出来て安心して旅立ったかもしれません。コロナに罹患したため死の間際にそばにいたのが栄一だけだったのは寂しかったですが、栄一はお千代のそばを離れなかったのだから偉いと思います。栄一はお千代が理解ある妻だったから思う存分好き勝手が出来たのだろうし、栄一自身すごく自覚していましたね。
50代女性
うたが祝言をあげた後、栄一と千代が会話するシーン。栄一は自分は正しいと思うことをしたいが為に正しいかも分からない方へ向かう欲の深い汚い大人になってしまったと嘆くが、千代はお前さんは正しいと思えば故郷や妻も投げ売ってどこへでも行ってしまったり、己の信念の為ならば敵にも平気で仕官したりと昔から欲深い人だったと返す。妻目線のチクリと棘のある厳しさもありつつ、芯は若い頃から何も変わっていないではないですかと愛のある励まし方に思えて心に刺さった。千代の聡明さや度量の広さを感じられるシーンでもあり、こういう少し視点を変えると見方も変わることに気付かせてくれる描写が好み。
40代男性
大隈さんが失脚してしまい、なんだか雰囲気が変わったように感じました。岩崎弥太郎の勢力が本当に不気味ですね。伍代さんが「渋沢と弥太郎は似ている」といったのが印象的でした。似ているから反発するのかもしれませんね。うたの結婚も決まり、本当に幸せそうだった渋沢家だったのに、千代が病になってしまい、しかも流行り病で子供たちに会えないという状況が本当につらかったです。いつでも辛抱強く栄一を支えてきた千代の死は本当に大きなショックだったろうなと思います。「お前がいないと生きていけない」とまで言ってもらえたのは妻冥利につきますね。最後の最後まで橋本さんの演技がとても素晴らしくて泣けました。
30代女性
今回のクライマックスとも言える千代が亡くなるシーンで栄一と一緒に泣きました。これまでのことを振り返ると我慢や他人への気遣いばかりで、娘のうた子がコレラに罹患したことに納得がいかなかったのと同じ様に、虚しさややるせなさで一杯になりました。また、小さい頃に千代に片想いしていた喜作の表情も何とも言えませんでした。控えめながらも華のあった千代の存在の大きさを感じたと同時に、未成年の頃から母親までを見事に演じ切った橋本愛さんも凄いなと思いました。大河ドラマが終盤を迎えるこの季節は毎回しみじみしますが、千代がいなくなったことで今回はいつもより早く寂しくなりそうです。
20代女性
岩崎弥太郎について、認識を新にした思いがしました。弥太郎は、政治に全く関心がなく、もっぱら自分の欲を満たすために商売をしているというイメージで物語を見ていたのですが、今回のシーンでは「日本が世界と競争する為に三菱を大きくする」の言葉がやたらと多く出てきていることが気に成っていたのですが、突然弥太郎が死んでしまった。栄一は五代の仲裁で三菱と共同経営をする事に調印する。その時の五代が言った言葉「弥太郎は日本を世界で通用する国にしたいために頑張っていた」で栄一を諭した。私はこの言葉を聞いた瞬間に、弥太郎の考えている奥深さに気づかされました。弥太郎は常に日本が世界で生きる為にどうあるべきか?を考えていた人物だったことに改めて思いを馳せ、明治の人達の豪快な生き方に感動しました。
60代以上男性
栄一が案外すぐに後妻をもらったことが意外でした。一緒に住んでた愛人さんは複雑だったろうなと思いますが‥。会社の合併劇はお互い複雑な心境がからみあうのがよくわかりました。伍代さんも最期までかっこよくて素敵でした。いよいよ伊藤博文が総理大臣となり、また新たな時代を作っていくんだなという雰囲気が出てきましたね。山崎育三郎さんのひげもとても似合って来たと思います。兼子から離縁を切り出された時にはもう終わりなのか?と思いましたが、踏みとどまってくれてよかったです。ああいう時にちゃんと頭を下げられるかどうかは男の技量を感じますね。
30代女性
千代を亡くした栄一と渋沢家の子供たちが不憫でならない。栄一特有のプラスのエネルギーを一刻も早く取り戻してほしいと思った。すぐに後妻を迎えるということにもビジネスマンとしての現実を感じた。慶喜と栄一の二人のシーンがあって和んだ。今は立場は変わってしまったが、かつての上様と家臣という間柄はずっと根底では続く。親しい人をどんどん亡くしていく栄一にとって、大正の初めまで生きることになる慶喜の存在は貴重だと思う。千代を亡くした栄一に対する慶喜の優しい心遣いにも涙した。岩倉具視のシーンはいつもの通りコミカルに書かれており、とても面白かった。
30代女性
栄一の船便の適正を価格帯を目指していた事から、いつの間にか打倒三菱の弥太郎という考え方に変わっていたのが恐ろしく、倒すためならば政府の力も借りようと考えてしまう思考はサイコパスとしか思えましたでしたが、五代に伊藤が仲間意識が高いものの間違っていることは許さないと解き諭すことがあったのが良かったのだなと感じました。ただ、栄一が考え方を改めるキッカケが五代の余命僅かである所だったと、商人としては五代が遥かに上をいき栄一は目の前しか見えないままだったのは残念でした。栄一の妻となった兼子がハッキリと気持ちを伝える性格と苦しい生活の人を助ける東京養老院の運営に理解を示して高官たちを相手にしたバザーを開催するなど、イイ人を嫁とすることができたなと思いました。強欲の弥太郎が他界して、イケメン五代も他界するという重要な人たちが次々とこの世を旅立つのは物語とはいえ寂しくなります。
30代男性
渋沢栄一の嫡男としてのプレッシャーが篤ニくんの顔から伝わってきました。結構真面目そうな雰囲気なのに学校クビになった理由がひどくてなんだかな‥と。。そういうところはお父さんに似ないでほしいですね。慶喜が久しぶりに出てきて嬉しかったです。草なぎ剛さんの栄一を見る目が優しくて胸を打たれました。彼なりに明治の世の中に対して思うところがあったんだろうなと思いました。伊藤博文のビジュアルがかなり寄せてきていて山崎育三郎さんの面影がなくなってきているところがすごいですね。栄一が襲われそうになったシーンもぞっとしました。そういう事態になってもおかしくない時代ですね。
30代女性
栄一が経済界で大きく羽ばたいている上、渋沢家でも明るい話題に事欠かないような状況は朗らかな感じがした。特に東京開市三百年祭でのバザーの場面での栄一は大物感があった。自ら高値で品物を買うことで、財界の他の参加者たちにも大枚をはたかざるを得ない状況に持っていくとは何という策士なのだろうかと感じた。しかし、その反面「暗」の部分の不安要素も垣間見えた。栄一の嫡男の篤二は偉大な父の跡取りとしてのプレッシャーからか愚行を。彼の気持ちも分からないでもない。また、馬車で移動中の栄一のもとに刀を持った暴漢が襲いかかるシーンには驚きだった。
50代男性
栄一の妻となった兼子の考えたバザーの盛況である様子には驚かされ、栄一と同等の商売上手な所を見ていると夫婦関係というよりもビジネスパートナーに感じてしまうのが面白く、栄一や井上たちがバザーで購入してしまう場面では、わざわざ物品を購入しないでそのまま寄付したらいいのにと感じてしまうのが人の不思議さだなと思いました。栄一の近代国家への改革で様々なことをしてきた業績があるため息子の篤ニには精神的に重圧ばかりが掛かっていたとは思いますが、奔放過ぎる行動には呆れてしまい、栄一も妾がいただけにダメな部分の大半を受け継いでしまったなと残念でならず、姉妹たちの婿が栄一の仕事を引き継ぐしかないなと感じました。
30代男性
栄一の長男が女癖が悪いんですね…。血は争えない。しかし父親は立派だからいいけど、あんたは違う!とはっきり姉から言われていました。栄一は次の奥さんとの間に三人の男の子をもうけており、正直長男がどうなったところで後継ぎはたくさんいます。でもやっぱり娘のムコより自分の血を継ぐ長男に立派になってほしいのでしょう。次回も長男は何かしでかしそうで怖いです。そろそろ「青天を衝け」も終わりに近づいている様子で、栄一もだいぶ年を取りました。徳川慶喜もかなりおじいさんになっており、若かった二人が駆け抜けた時代もだいぶ変わったとしみじみと感じました。
30代女性
淳忠がだいぶ老けて登場したと思ったら、亡くなってしまいましたね。彼は慶喜と拝謁することが出来たし、「日本は夷敵より強くなった」と確信できたしで、思い残すことは無かったでしょう。栄一は政府が「富国強兵」の「強兵」ばかりに力を注いでいて「富国」に手が回っていないとおかんむりでしたね。でも日露戦争には協力せざるを得ず、内心はかんり複雑だったでしょう。彼は「死の商人」ではないんですね。慶喜がいい感じに年を重ねていると感じました。慶喜が瀕死の栄一に「何でも話すから」と約束し、京都在中からその後の行動をとった心中を旧幕臣を前に語りましたが、これは草なぎ剛ではないと演じられないシーンだと感じました。「人は好む好まざるにかかわらず運命の導くままに引きずられていく」と静かに語る慶喜は、草なぎ剛だからこそ説得力があるのだと考えます。
50代女性
草彅 剛さん演じる徳川慶喜は、着物姿も洋装姿もいずれも品があって素晴らしかった。そして、まるで悟りを開いた僧侶のような佇まいには非常に感銘を受けた。慶喜が兄ぃこと尾高惇忠にねぎらいの言葉をかけてくれたシーンには非常に感動した。また、惇忠が慶喜の幼少期の姿を垣間見ていたという回想シーンには胸が熱くなった。栄一が病に倒れたことで深く動揺した篤二が慶喜に暴言を吐いたシーンには憤慨した。彼は、その不安定な精神と覚悟のなさによって視聴者を心配させてきたと思うが、ドラマの終了までに彼の物語がどうなるか気になるのも事実である。
30代女性
栄一が倒れて、今日が最終回じゃないよな…と何度も確認しました。この人の生命線は長そうで、死の淵から蘇って本当にすごい人です。しかし長男がかなり精神的に追いやられていますね。栄一の息子というだけでも周りからの目があるのに、後を継ぐなんてもってのほかなのでしょう。いつかは栄一は亡くなります。その時に長男がちゃんと跡を継げるのか気になるところです。戦争が色濃くなる中、慶喜がついに自分の人生について語りだしました。彼の「人は産まれ持っての役割がある」の言葉には深く感動し、彼はそう思って生きてきたのだと尊敬する物語でした。
30代女性
大詰めなので展開が非常に早くなってきたという印象を受けた。やんちゃだった篤二が結構しっかりとした人物になっているのは少々驚いた。印象的だったのは「富国強兵」と言っておきながら経済をないがしろにしている軍部、これに不本意ながら従わざるを得ない栄一の辛い立場は同情する。さらに国民に「義のための戦争」と焚きつけると、国民が盛り上がるが、それを目にした栄一の表情および篤二の表情は非常に心に残るシーンだった。病床での篤二への言葉「あとは頼んだぞ」と栄一が篤二に全てを託す発言は心に刺さった。一度は亡くなるのかと思うような場面があったが、復活するのは驚いた。いよいよ次回は最後の大仕事かと期待させてくれる。
50代男性
まず、何人もの偉人がこの回で亡くなってしまう寂しさを感じました。江戸時代から明治時代を切り拓いた人たちの活躍があってこそ現代があると思うと尚更感銘を受けます。また、徳川慶喜については15代で徳川の世を終わらせて新時代を始めるきっかけを作った1人の人物であり、本当の意味でこの世の中を変えたいという思いが感じられました。明治大正とあの徳川幕府の1人が生きていたとなると、現在の令和から見てそう遠くない歴史だなと思い返すことができます。渋沢栄一たちが主張するように戦争をして領土を広げるより、戦争ではなくビジネスを通して発展していくという考えがここにあるって事に胸を打たれました。終戦がまだ先の話となるとこの理論がなかなか理解を示せず、気づかないまま犠牲者が増えていったのだと思われます。来週を踏まえて、残りの生涯をしっかり目に焼き付けたいと思います。
20代男性
アメリカで歓迎されている栄一がとても頼もしく感じました。このときはまだ交流があったんですね。いよいよ主要な登場人物が亡くなり終わりを感じさせました。今回のいちばんの衝撃は篤ニを廃嫡という決断をしたことです。栄一にとっても苦渋の決断だったんだろうと予想しますが、ちょっと厳しいかなと思いました。篤ニもめちゃくちゃプレッシャーがあったんでしょうね。。孫の敬三くんと息子の役者さんの実年齢が近すぎて違和感がありました。生物が好きなのにおじいちゃんから頭を下げられて戸惑うところが少しかわいそうでした。まだまだ家の血筋を大切にする時代なんでしょうね。
30代女性
いつまでも渋沢の雰囲気が若いままで少々違和感を覚えていたのですが40話ではかなり実年齢と雰囲気や喋り方が追いついてきた感がありそのもやもやが取れてすっきりしました。次々に表示された渋沢が辞めた会社の多さには絶句しましたし録画で見たのですがこの場面で一時停止をしてどういう会社なのかをじっくりと見てみて現在でも名前がそのまま残っている会社を見つけると大変親近感が湧きました。今回最も驚いたのが伊藤博文のハルビンでの悲報でこの事は全く知らなかったのでまさか日本の初代総理がこのような形で人生を終わらせていたとは絶句です。
50代男性
最終回まであと残すところ一話となり、どんどん栄一のまわりから人が去っていきます。みなさん一緒に戦った人ばかりで、これからは天国で栄一のことを見守ってあげてほしいです。そして嫌なことが起こりました。栄一と千代の長男が勘当され、孫へと栄一は次をたくすようです。しかしその孫は本当は生物学に興味があり、これもまた問題が起こりそうな予感がしました。栄一の息子だと周りからプレッシャーなどがあったでしょう。辛かったかもしれませんが、それでもいい年をして女を作って出ていくとは、何とも情けない最後だったと思います。栄一は息子の気持ちをわかってやれなかったと後悔していましたが、どんな形であれ息子はきっとダメ人間だったのだと私は思います。次回は最終回。どんな終わり方を迎えるのか見逃せないです。
30代女性
栄一は、死ぬ間際まで、戦争ではなく、民同士が仲良くなることが大事だと信念を持って行動してきたのが良く伝わってきました。アメリカにも何度も渡り、日本人移民とアメリカ人が融和する様に働きかけ、政府では出来ないことをやってきた熱い人でした。中国の水害への義援金を集めるために、ヨボヨボになっても、しっかりした声で、ラジオで伝えようとする姿に、考える前に、行動に移す人だと感心し、そうだからこと、皆さんに響いたのだと思いました。最後は、親子の縁を切った息子と再会できたし、孫が後を継いでくれるのを見送れて幸せだったと言えます。
50代男性
栄一は昭和まで長生きするのですから「スペイン風邪」に「大正大震災」と経験するのは当たり前ですが、実際に再現されたら「天保時代の人が罹災するのか」となんだか感慨深かったです。孫たちに「土方歳三は友だった」と言ったら「かっこ良かった?」と聞かれていましたね。「かっこ良かった」と言ってあげましょうよと思ってしまいました。栄一はいつまでも若かったですね。80歳過ぎても渡米、しかも鉄道で大陸を横断したのですから並大抵の胆力と体力ではないですよね。「年をとってもこうありたい」と思った壮年の視聴者が多かったと予想します。栄一がずっと平和と世界が人種と国籍をこえて助け合うことを願っていたんだと強く訴えかけてきた最終回だったと感じました。
50代女性
一言でいうと日本の為に身を削って現代の産業に関して大きくその概念を作り上げ、晩年のギリギリまで日本に尽くした天晴れな生涯だった。ドラマの最終回は孫にあたる敬三がストーリーを語っていたが、本人が言うように日本産業の父というイメージよりも1人の人間、渋沢栄一の人柄や気持ちが非常にこもったドラマであったと言える。様々な時代を行き、多くの著名人と共に時代を作った渋沢栄一を日本人誰もが知るべきであると感じた。現代により近い時間軸での大河ドラマであったが、それはより今の時代に近くよりリアルな描写で描かれていたので視聴者の心に刺さるものが多かったのではないかと思った。
20代男性
栄一の孫の敬三によるナレーションや彼に焦点を当てる演出はとてもよいと思った。過去に登場してきた今は亡き人物達が、回想場面で次々と出てきたことが涙を誘った。栄一の常に前に進み続ける生き方が、あれだけ多くの素晴らしい人達と出会い、そして人生の一時を分かち合うことを可能にしたのだと思った。最終回はどんな終わり方をするのかと気になっていたが、栄一が血洗島にいた時の若い姿形に戻って、息を切らしながらずっと走り続けているのが印象的だった。このイメージ通りに、渋沢栄一という人物の魂はずっと生きて、私達に影響を与え続けるのだと思った。江戸、明治、大正、昭和を生きた渋沢栄一という人物について、この大河ドラマを通して知ることができて本当によかったと思った。数年後に新1万円札を手にした時は、心して使おうと思った。
30代女性
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本ページの情報は2021年12月時点のものです。
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